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決戦④
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「嬉しいです。本当は私達、ずっとエドワード様を切り裂いてみたかったんです」
「エレナ姫そっくりな美しいお顔を爪や牙でずたずたにしたら、ヴィダルス様は一体どんな反応をするだろうって」
「醜く死んでください」
「無惨に死んでください」
「「そうしたら、きっともっともっと愉しくなる!」」
「ーーお断りだ! サイコ双子!」
父親以上の速さで連携して飛びかかって来る双子のジャガーを剣でいなし、魔法陣で広範囲攻撃の雷魔法を展開する。
森で火魔法は危険過ぎるし、水や氷や風は身体強化で防がれる可能性が高い。土魔法による攻撃は、簡単に回避されるだろう。そう思っての選択だったが、揃って強力な身体強化持ちなのか、直撃していた者も大して効いていない。
……ヒュールデリドの兵なんかは、水魔法の弱体化と拳による物理攻撃で十分だったのに、さすが精鋭と言ったところか。
すぐに雷魔法には魔力譲渡効果も追加して、剣で斬りつける際も同時に魔力譲渡を行えるよう、剣にも付与魔法をかける。
「あら、命のやり取りの最中に求婚なんて、いけない御方ですね」
「ヴィダルス様に、嫉妬されてしまいます」
双子がクスクス笑いながら揶揄して来たが、恐らく俺の目的を知っていて敢えて言っているだろうから、無視する。こいつらのおふざけに構っている余裕はない。
双子に気を取られている隙を狙ったかのように、後ろから飛びかかって来た獣人を、振り返ることなく斬り捨てる。
「……まずは、一体」
きちんと止めをさせたか確かめてはいないが、手応えはあった。
ああ。……獣の姿なら、獣人も魔物も、斬り捨てる感覚はほとんど変わらないな。
おかげで対人間以上に、躊躇なく殺すことができそうだ。
左手で身体強化を弱める魔力譲渡効果付与の雷撃の魔法陣を紡ぎながら、右手で剣を振る。
血と脂で切りにくくなった剣を、呪文を詠唱することで浄化しながら、四方から襲い掛かってくる獣を次々に切り捨てた。
幼い頃から美しいと讃えられていたウェーブがかった金色の髪が、返り血で赤く染まっていくのがわかる。髪だけではない。顔も、体もどこもかしこが血まみれだ。剣を握る真っ赤な人の形の塊の中に、唯一空のように青い瞳が浮かんでいる姿は、さぞ不気味だろうなんて、明後日な思考が脳裏を過る。
「っ化け物……」
愉悦の笑みを浮かべていたはずの双子のどちらかから、恐怖交じりの声が漏れたのと、その腹を剣で貫くのは同時だった。
「あっ……」
「っ姉さん!」
あぁ、そうか。こっちが姉で、反対から飛びかかってきてる方が弟か。
でも、どちらがどちらでも、今の俺には関係ないことだ。
「くっ……」
剣を引抜いた反動のままに、今度は弟の方の腹を貫いた。
すぐ近くに崩れ落ちた二体のジャガーが、何やらドラマや漫画の一幕のようなやり取りをしているが、俺にそれに構う余裕はない。
これで一体何体斬り捨てた? 後、何体残ってる?
少し離れた場所で、ヴィダルスがそんな俺を愉しげに観察しているのが見える。……くそったれ。自分も参戦しなかったことを、すぐに後悔させてやる。
再び血塗れの剣を構え直した、その時だった。
「ーーっ!」
慣れ親しんだ魔力が接近する気配と共に、血濡れた戦場に遠吠えが響き渡った。途端、俺の周りを囲っていた獣たちが動きを止め、頭上を見上げる。
崖の上から、こちらを見下ろすのは一匹の白銀の狼。
狼は金色の鋭い双眸でこちらを睨みつけると、人の足では到底降りることができない絶壁を難なく駆け降り、宙を舞った。
会いたかった。
でも、会いたくなかった。
今のお前が、俺が知るお前のままの保証は、どこにもなかったから。
「っアストルディア……」
地響きと共に、俺の目の前でその巨躯を地に着けた狼は、不機嫌そうに鼻の付け根に皺を寄せてその身を震わせた。
次の瞬間、その狼の姿は見覚えがあり過ぎるたくましい体躯の偉丈夫へと変わる。
……ふん。フルチン降臨でもなお、絵面が間抜けに見えないあたり、相変わらず嫌味なくらい美しい奴だ。
現実逃避からか、そんな場違いな考えが頭に過った。
人型に変じたアストルディアは、長い白銀の髪を靡かせて立ち上がった。鋼のような筋肉の下では当然ご立派な局部も丸出しなのだが、本人は一切気にする様子もないし、この場でそれが気になるのは、人間である俺ただ一人だろう。
とはいっても、互いの裸身なぞ見慣れているのだから、乙女のように恥じらい目を伏せる必要はないのだが。……いや、そもそも男同士だから恥じらうという考えがある時点で間違っているか。大概俺もこいつに毒されちまったな。
元ノンケ、いや、今でも精神的にノンケだと思っている俺としては実に遺憾である。すっかりアストルディアに惚れてしまった時点で、精神的ノンケも何もないかもだが。
「……エディ」
アストルディアが、聞き慣れた俺の愛称を呼ぶ。他人行儀にエドワードと呼ばれなかったことに、少しだけ安堵した。
アストルディアの表情は、感情が表に出ない鉄仮面のままだったが、掠れた声には、哀願のような感情が滲んでいる気がした。……アストルディアは最近表情豊かになって来たことを考えれば、それも全て俺の願望かもしれないが。
震えそうになる体を抑え込み、俺は不敵に笑って剣を掲げた。
「――我が名は、エドワード・ネルドゥース。ネルドゥース辺境伯家嫡男にして、国境の守護者。我が民を守る為ならば、喜んでこの命を捧げよう」
それが俺が生まれた意味で、俺が生きる指針だから。たとえお前であっても、譲ってやれないみたいだわ。アスティ。
だからさ。もしお前が運命に飲まれて俺に敵対するなら、俺は命を賭けて抗うよ。勝つ為ではなくて、お前に元のお前に戻ってもらう為に。その為なら、俺は命だって捨てる。正気に戻ったお前が、その結果どれだけ苦しむことになったとしても。
……でもさ、本当は、生きたいんだ。
お前と腹の子と、生きて幸せになりたいんだよ。アスティ。
「アスティ……俺は選んだぞ。ギリギリまで足掻いて、運命に逆らって。そのうえで俺は今、獣人の血に塗れてここに立っている。今度はお前が選ぶ番だ」
選んでくれ。どうか、どうか、俺の望みを叶えてくれ。
物語のヒーローではなく、俺の唯一として。
たとえそれが――運命に逆らうことであったとしても。
「俺とここで殺しあうか。俺と……腹の子と共に生きるか選んでくれ」
かつての親友にして、番で……本来の物語では殺しあう運命にある男に向けたその笑みは、きっと泣きそうに歪んでいたことだろう。
「エレナ姫そっくりな美しいお顔を爪や牙でずたずたにしたら、ヴィダルス様は一体どんな反応をするだろうって」
「醜く死んでください」
「無惨に死んでください」
「「そうしたら、きっともっともっと愉しくなる!」」
「ーーお断りだ! サイコ双子!」
父親以上の速さで連携して飛びかかって来る双子のジャガーを剣でいなし、魔法陣で広範囲攻撃の雷魔法を展開する。
森で火魔法は危険過ぎるし、水や氷や風は身体強化で防がれる可能性が高い。土魔法による攻撃は、簡単に回避されるだろう。そう思っての選択だったが、揃って強力な身体強化持ちなのか、直撃していた者も大して効いていない。
……ヒュールデリドの兵なんかは、水魔法の弱体化と拳による物理攻撃で十分だったのに、さすが精鋭と言ったところか。
すぐに雷魔法には魔力譲渡効果も追加して、剣で斬りつける際も同時に魔力譲渡を行えるよう、剣にも付与魔法をかける。
「あら、命のやり取りの最中に求婚なんて、いけない御方ですね」
「ヴィダルス様に、嫉妬されてしまいます」
双子がクスクス笑いながら揶揄して来たが、恐らく俺の目的を知っていて敢えて言っているだろうから、無視する。こいつらのおふざけに構っている余裕はない。
双子に気を取られている隙を狙ったかのように、後ろから飛びかかって来た獣人を、振り返ることなく斬り捨てる。
「……まずは、一体」
きちんと止めをさせたか確かめてはいないが、手応えはあった。
ああ。……獣の姿なら、獣人も魔物も、斬り捨てる感覚はほとんど変わらないな。
おかげで対人間以上に、躊躇なく殺すことができそうだ。
左手で身体強化を弱める魔力譲渡効果付与の雷撃の魔法陣を紡ぎながら、右手で剣を振る。
血と脂で切りにくくなった剣を、呪文を詠唱することで浄化しながら、四方から襲い掛かってくる獣を次々に切り捨てた。
幼い頃から美しいと讃えられていたウェーブがかった金色の髪が、返り血で赤く染まっていくのがわかる。髪だけではない。顔も、体もどこもかしこが血まみれだ。剣を握る真っ赤な人の形の塊の中に、唯一空のように青い瞳が浮かんでいる姿は、さぞ不気味だろうなんて、明後日な思考が脳裏を過る。
「っ化け物……」
愉悦の笑みを浮かべていたはずの双子のどちらかから、恐怖交じりの声が漏れたのと、その腹を剣で貫くのは同時だった。
「あっ……」
「っ姉さん!」
あぁ、そうか。こっちが姉で、反対から飛びかかってきてる方が弟か。
でも、どちらがどちらでも、今の俺には関係ないことだ。
「くっ……」
剣を引抜いた反動のままに、今度は弟の方の腹を貫いた。
すぐ近くに崩れ落ちた二体のジャガーが、何やらドラマや漫画の一幕のようなやり取りをしているが、俺にそれに構う余裕はない。
これで一体何体斬り捨てた? 後、何体残ってる?
少し離れた場所で、ヴィダルスがそんな俺を愉しげに観察しているのが見える。……くそったれ。自分も参戦しなかったことを、すぐに後悔させてやる。
再び血塗れの剣を構え直した、その時だった。
「ーーっ!」
慣れ親しんだ魔力が接近する気配と共に、血濡れた戦場に遠吠えが響き渡った。途端、俺の周りを囲っていた獣たちが動きを止め、頭上を見上げる。
崖の上から、こちらを見下ろすのは一匹の白銀の狼。
狼は金色の鋭い双眸でこちらを睨みつけると、人の足では到底降りることができない絶壁を難なく駆け降り、宙を舞った。
会いたかった。
でも、会いたくなかった。
今のお前が、俺が知るお前のままの保証は、どこにもなかったから。
「っアストルディア……」
地響きと共に、俺の目の前でその巨躯を地に着けた狼は、不機嫌そうに鼻の付け根に皺を寄せてその身を震わせた。
次の瞬間、その狼の姿は見覚えがあり過ぎるたくましい体躯の偉丈夫へと変わる。
……ふん。フルチン降臨でもなお、絵面が間抜けに見えないあたり、相変わらず嫌味なくらい美しい奴だ。
現実逃避からか、そんな場違いな考えが頭に過った。
人型に変じたアストルディアは、長い白銀の髪を靡かせて立ち上がった。鋼のような筋肉の下では当然ご立派な局部も丸出しなのだが、本人は一切気にする様子もないし、この場でそれが気になるのは、人間である俺ただ一人だろう。
とはいっても、互いの裸身なぞ見慣れているのだから、乙女のように恥じらい目を伏せる必要はないのだが。……いや、そもそも男同士だから恥じらうという考えがある時点で間違っているか。大概俺もこいつに毒されちまったな。
元ノンケ、いや、今でも精神的にノンケだと思っている俺としては実に遺憾である。すっかりアストルディアに惚れてしまった時点で、精神的ノンケも何もないかもだが。
「……エディ」
アストルディアが、聞き慣れた俺の愛称を呼ぶ。他人行儀にエドワードと呼ばれなかったことに、少しだけ安堵した。
アストルディアの表情は、感情が表に出ない鉄仮面のままだったが、掠れた声には、哀願のような感情が滲んでいる気がした。……アストルディアは最近表情豊かになって来たことを考えれば、それも全て俺の願望かもしれないが。
震えそうになる体を抑え込み、俺は不敵に笑って剣を掲げた。
「――我が名は、エドワード・ネルドゥース。ネルドゥース辺境伯家嫡男にして、国境の守護者。我が民を守る為ならば、喜んでこの命を捧げよう」
それが俺が生まれた意味で、俺が生きる指針だから。たとえお前であっても、譲ってやれないみたいだわ。アスティ。
だからさ。もしお前が運命に飲まれて俺に敵対するなら、俺は命を賭けて抗うよ。勝つ為ではなくて、お前に元のお前に戻ってもらう為に。その為なら、俺は命だって捨てる。正気に戻ったお前が、その結果どれだけ苦しむことになったとしても。
……でもさ、本当は、生きたいんだ。
お前と腹の子と、生きて幸せになりたいんだよ。アスティ。
「アスティ……俺は選んだぞ。ギリギリまで足掻いて、運命に逆らって。そのうえで俺は今、獣人の血に塗れてここに立っている。今度はお前が選ぶ番だ」
選んでくれ。どうか、どうか、俺の望みを叶えてくれ。
物語のヒーローではなく、俺の唯一として。
たとえそれが――運命に逆らうことであったとしても。
「俺とここで殺しあうか。俺と……腹の子と共に生きるか選んでくれ」
かつての親友にして、番で……本来の物語では殺しあう運命にある男に向けたその笑みは、きっと泣きそうに歪んでいたことだろう。
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