103 / 144
第二章
ティファ二人を見送る
しおりを挟む
「よろしくティファ。女騎士同士仲良くしましょ?」
「はぁ。どうも」
ベロニカと再会した時、とても驚きました。
瀕死の状態だった彼女がたった一年でピンピンしていたので、ちょっと不安にもなったんですよ?あの薬やっぱヤバいやつだったんでしょうか?でも、観察していても特に異常は見られなかったので問題なかったんだって私ホッとしました!それよりも、その時の問題はベロニカが私を追ってこんな所まで来てしまった事でした。ここ凄く危険なのに・・・・。
だから、私ベロニカを無理を承知で私の部下にして側に置いたんです。でも彼女、キツイ筈なのに歯を食いしばりながら私についてくるんですよ?なんだか、可哀想になってきました。なんとか騎士を辞めさせる方法はないのでしょうか?
あ!そうですね?ベロニカも一緒に逃げればいいんですよ!!そうしましょう?それで一緒に料理店開きましょう?
「何で、見捨てて逃げなかった?あんたなら逃げられた筈でしょ?」
「うーーーん。でも、そうしたらベロニカ殺されちゃいますし」
「私も騎士の端くれよ。そんな簡単に殺されたりしない」
一緒に逃げなければ意味がないじゃないですか?
私の野望とベロニカの安全確保の為にもここは二人で脱出しなければ!
「え?ベロニカはか弱い女の子でしょ?ちょっと夢見がち過ぎてドン引きですけど?騎士なんて向いてないです!」
そうですよ!ベロニカは可愛い服を着て美味しい料理を運んでいる方がお似合いですから!!
私と一緒にお店を開きましょう?絶対騎士なんかよりそっちの方が・・・・・。
「うっさい馬鹿女!!死んどけ!」
「ふぇ?」
「な!?おい!お前何を・・・・」
崖から落ちながら、私、結構自惚れていたんだと思いました。ベロニカ私の事を嫌がっている風でしたが、本気で嫌われてるとは思わなかったんです。私、本当に鈍いんですかね?ちょっと、かなり、ショック。
サンチコアの宿舎でベロニカに再会した時はホッとしたのと同時に、もう私はベロニカに構わない方がいいのかなとか、色々考えました。でも、ベロニカ一人になろうとするんですよ?ここに来てまで、そんなの駄目ですよ?ここの人達皆優しいです!美味しいもの食べて皆で楽しく暮らしましょう?
[可哀想に、あんなに可愛いレディなのに、命の灯火が消えかかっているね?あの子は一度死んだのだね?]
私、なんでもっとちゃんと考えなかったんでしょう。
あんなに、しつこくメリルに注意されたのに。
私がした事ってもしかしてベロニカを苦しめただけなんでしょうか?私って最低です?
「ティファ!ベロニカ宿舎に戻ったって!フィクスが医療所に連れて行った!」
「・・・・そうですか。」
「ティファーーーー!!!」
「「え?」」
ドスーン!!何か飛び込んできましたが?ん?デズロさんと・・・・ありゃ?陛下?
「良かった!まだ国を出てなくてぇぇ!!僕慌てて宮廷を飛び出して来ちゃったよーーー?」
あ、そういえばラット、話だけ聞いてサッサとそちらへ向かってましたね?どうしましょうか?今それどころではない事態発生中ですが?ドッキリ中止ですかね?
「それで?今はベロニカを追いかけてたの?僕の娘を迎えに行ってたの?」
「・・・ベロニカを。すみません、まだ、連れて来れてないんです」
「・・・・そんな事しなくてもいいよ?後、ベロニカの事だけど。ここの医療機関じゃ治せないよ?」
はい。分かってます。原因も分かってますから。
「実は僕、知り合いになんとか出来そうな人知ってるんだよね?ちょっとその人連れて来るから待っててくれる?」
「はい?デズロ様この国から出られないのでは?」
そうですよ?それにさっきから何気なく隣にいる陛下がとても気になります!!この人何故こんな所に?こんな所に居て大丈夫なんです?
「大丈夫だよ。エルハドも一緒だから!息子に帝位を譲ったから僕達二人は晴れて自由の身だよ?」
「え?そんな簡単なんですか?普通もっと色々ありません?」
「あるよ。正式に国民に報せる行事や式典が沢山、まさか、全部投げ出して行くつもりですか?」
「私は今日から身体を悪くして伏せっている!だから表には出て行かない!」
いやいや、バリバリ元気ですよね?
寧ろ生命力溢れまくりです。いつもより何故か元気ですよ?
「あの?でも、多分あの子の身体があんな風になったのは、私の妹の薬のせいで・・・・」
「うん?だから、その子とその子の父親に会ってくるよ?それで特効薬か、若しくは本人達を掻っ攫ってくる!」
ええええええ!!そ、それは無理です!やめて下さい!
「あ、あ、あ、あの?お父さんは結構頑固で・・・簡単には来てくれないと思います。それにメリルもです。ここに連れて来るのは難しいかも知れないですが?」
「そう?じゃあその時はベロニカをあちらに連れて行くよ。ティファはそれまでここで待ってて?」
え?ちょ?何故デズロ様と陛下が?カスバール敵国ですよ?危ないんですけど?
「お二人共。ただ遊びに行きたいからじゃ、ないでしょうね?」
「・・・・・そんな事はないぞ?ちゃんとした目的があるからな?」
んん?怪しいです。そのウキウキした顔は絶対旅行気分ですね?真面目に取り組んで頂けますか?
「ティファー!暫く会えなくて寂しいだろうからハグしてあげようか?ほらほら!」
「・・・・・・・・・・」
デズロさん。お父さんに会いに行くんですね?
実はもう二度と会えないとか思ってませんでした?私とも?
じゃあ、是非会って来て下さい!!えい!!
「え?ティ、ティファ?どうしたの?」
そういえば私。お父さんやお母さんに抱っこされた覚えがありません。多分本当に小さい頃しか・・・・。
こんな感じなんですね?
「兄弟喧嘩、しないで下さいね?お父さんすぐ怒るから。でも、悪い人じゃないんです」
「・・・・・うん。そうなんだね?分かった、頑張る!ティファそれまで皆を宜しくね?」
気付いてませんね?私もう分かってるんですけど?
「はい!!お父さんが帰って来るのちゃんと待ってます!!行ってらっしゃい!」
「うん!・・・ん?今、なんて・・・・」
「じゃあ私ベロニカを叱らなくてはいけないので!気をつけて行って来て下さいね!」
まだ少し恥ずかしいので、このまま私はベロニカの所へ直行します!!では!御機嫌よう!!
「エルハド様!羽目を外し過ぎないようにして下さい。後処理が面倒なので!!失礼します!」
「ま、待ってティファ!今僕の事・・・・・・」
「あれは、言い逃げされたな。お前、ティファに気付かれてたんだな?・・・成る程。やはりお前に似ている」
次です!帰って来たら思いっきり泣かせますので!!
今日はこのくらいで勘弁してあげますから!!
「はぁ。どうも」
ベロニカと再会した時、とても驚きました。
瀕死の状態だった彼女がたった一年でピンピンしていたので、ちょっと不安にもなったんですよ?あの薬やっぱヤバいやつだったんでしょうか?でも、観察していても特に異常は見られなかったので問題なかったんだって私ホッとしました!それよりも、その時の問題はベロニカが私を追ってこんな所まで来てしまった事でした。ここ凄く危険なのに・・・・。
だから、私ベロニカを無理を承知で私の部下にして側に置いたんです。でも彼女、キツイ筈なのに歯を食いしばりながら私についてくるんですよ?なんだか、可哀想になってきました。なんとか騎士を辞めさせる方法はないのでしょうか?
あ!そうですね?ベロニカも一緒に逃げればいいんですよ!!そうしましょう?それで一緒に料理店開きましょう?
「何で、見捨てて逃げなかった?あんたなら逃げられた筈でしょ?」
「うーーーん。でも、そうしたらベロニカ殺されちゃいますし」
「私も騎士の端くれよ。そんな簡単に殺されたりしない」
一緒に逃げなければ意味がないじゃないですか?
私の野望とベロニカの安全確保の為にもここは二人で脱出しなければ!
「え?ベロニカはか弱い女の子でしょ?ちょっと夢見がち過ぎてドン引きですけど?騎士なんて向いてないです!」
そうですよ!ベロニカは可愛い服を着て美味しい料理を運んでいる方がお似合いですから!!
私と一緒にお店を開きましょう?絶対騎士なんかよりそっちの方が・・・・・。
「うっさい馬鹿女!!死んどけ!」
「ふぇ?」
「な!?おい!お前何を・・・・」
崖から落ちながら、私、結構自惚れていたんだと思いました。ベロニカ私の事を嫌がっている風でしたが、本気で嫌われてるとは思わなかったんです。私、本当に鈍いんですかね?ちょっと、かなり、ショック。
サンチコアの宿舎でベロニカに再会した時はホッとしたのと同時に、もう私はベロニカに構わない方がいいのかなとか、色々考えました。でも、ベロニカ一人になろうとするんですよ?ここに来てまで、そんなの駄目ですよ?ここの人達皆優しいです!美味しいもの食べて皆で楽しく暮らしましょう?
[可哀想に、あんなに可愛いレディなのに、命の灯火が消えかかっているね?あの子は一度死んだのだね?]
私、なんでもっとちゃんと考えなかったんでしょう。
あんなに、しつこくメリルに注意されたのに。
私がした事ってもしかしてベロニカを苦しめただけなんでしょうか?私って最低です?
「ティファ!ベロニカ宿舎に戻ったって!フィクスが医療所に連れて行った!」
「・・・・そうですか。」
「ティファーーーー!!!」
「「え?」」
ドスーン!!何か飛び込んできましたが?ん?デズロさんと・・・・ありゃ?陛下?
「良かった!まだ国を出てなくてぇぇ!!僕慌てて宮廷を飛び出して来ちゃったよーーー?」
あ、そういえばラット、話だけ聞いてサッサとそちらへ向かってましたね?どうしましょうか?今それどころではない事態発生中ですが?ドッキリ中止ですかね?
「それで?今はベロニカを追いかけてたの?僕の娘を迎えに行ってたの?」
「・・・ベロニカを。すみません、まだ、連れて来れてないんです」
「・・・・そんな事しなくてもいいよ?後、ベロニカの事だけど。ここの医療機関じゃ治せないよ?」
はい。分かってます。原因も分かってますから。
「実は僕、知り合いになんとか出来そうな人知ってるんだよね?ちょっとその人連れて来るから待っててくれる?」
「はい?デズロ様この国から出られないのでは?」
そうですよ?それにさっきから何気なく隣にいる陛下がとても気になります!!この人何故こんな所に?こんな所に居て大丈夫なんです?
「大丈夫だよ。エルハドも一緒だから!息子に帝位を譲ったから僕達二人は晴れて自由の身だよ?」
「え?そんな簡単なんですか?普通もっと色々ありません?」
「あるよ。正式に国民に報せる行事や式典が沢山、まさか、全部投げ出して行くつもりですか?」
「私は今日から身体を悪くして伏せっている!だから表には出て行かない!」
いやいや、バリバリ元気ですよね?
寧ろ生命力溢れまくりです。いつもより何故か元気ですよ?
「あの?でも、多分あの子の身体があんな風になったのは、私の妹の薬のせいで・・・・」
「うん?だから、その子とその子の父親に会ってくるよ?それで特効薬か、若しくは本人達を掻っ攫ってくる!」
ええええええ!!そ、それは無理です!やめて下さい!
「あ、あ、あ、あの?お父さんは結構頑固で・・・簡単には来てくれないと思います。それにメリルもです。ここに連れて来るのは難しいかも知れないですが?」
「そう?じゃあその時はベロニカをあちらに連れて行くよ。ティファはそれまでここで待ってて?」
え?ちょ?何故デズロ様と陛下が?カスバール敵国ですよ?危ないんですけど?
「お二人共。ただ遊びに行きたいからじゃ、ないでしょうね?」
「・・・・・そんな事はないぞ?ちゃんとした目的があるからな?」
んん?怪しいです。そのウキウキした顔は絶対旅行気分ですね?真面目に取り組んで頂けますか?
「ティファー!暫く会えなくて寂しいだろうからハグしてあげようか?ほらほら!」
「・・・・・・・・・・」
デズロさん。お父さんに会いに行くんですね?
実はもう二度と会えないとか思ってませんでした?私とも?
じゃあ、是非会って来て下さい!!えい!!
「え?ティ、ティファ?どうしたの?」
そういえば私。お父さんやお母さんに抱っこされた覚えがありません。多分本当に小さい頃しか・・・・。
こんな感じなんですね?
「兄弟喧嘩、しないで下さいね?お父さんすぐ怒るから。でも、悪い人じゃないんです」
「・・・・・うん。そうなんだね?分かった、頑張る!ティファそれまで皆を宜しくね?」
気付いてませんね?私もう分かってるんですけど?
「はい!!お父さんが帰って来るのちゃんと待ってます!!行ってらっしゃい!」
「うん!・・・ん?今、なんて・・・・」
「じゃあ私ベロニカを叱らなくてはいけないので!気をつけて行って来て下さいね!」
まだ少し恥ずかしいので、このまま私はベロニカの所へ直行します!!では!御機嫌よう!!
「エルハド様!羽目を外し過ぎないようにして下さい。後処理が面倒なので!!失礼します!」
「ま、待ってティファ!今僕の事・・・・・・」
「あれは、言い逃げされたな。お前、ティファに気付かれてたんだな?・・・成る程。やはりお前に似ている」
次です!帰って来たら思いっきり泣かせますので!!
今日はこのくらいで勘弁してあげますから!!
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
好きでした、さようなら
豆狸
恋愛
「……すまない」
初夜の床で、彼は言いました。
「君ではない。私が欲しかった辺境伯令嬢のアンリエット殿は君ではなかったんだ」
悲しげに俯く姿を見て、私の心は二度目の死を迎えたのです。
なろう様でも公開中です。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
公爵家の半端者~悪役令嬢なんてやるよりも、隣国で冒険する方がいい~
石動なつめ
ファンタジー
半端者の公爵令嬢ベリル・ミスリルハンドは、王立学院の休日を利用して隣国のダンジョンに潜ったりと冒険者生活を満喫していた。
しかしある日、王様から『悪役令嬢役』を押し付けられる。何でも王妃様が最近悪役令嬢を主人公とした小説にはまっているのだとか。
冗談ではないと断りたいが権力には逆らえず、残念な演技力と棒読みで悪役令嬢役をこなしていく。
自分からは率先して何もする気はないベリルだったが、その『役』のせいでだんだんとおかしな状況になっていき……。
※小説家になろうにも掲載しています。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
刷り込みで竜の母親になった私は、国の運命を預かることになりました。繁栄も滅亡も、私の導き次第で決まるようです。
木山楽斗
ファンタジー
宿屋で働くフェリナは、ある日森で卵を見つけた。
その卵からかえったのは、彼女が見たことがない生物だった。その生物は、生まれて初めて見たフェリナのことを母親だと思ったらしく、彼女にとても懐いていた。
本物の母親も見当たらず、見捨てることも忍びないことから、フェリナは謎の生物を育てることにした。
リルフと名付けられた生物と、フェリナはしばらく平和な日常を過ごしていた。
しかし、ある日彼女達の元に国王から通達があった。
なんでも、リルフは竜という生物であり、国を繁栄にも破滅にも導く特別な存在であるようだ。
竜がどちらの道を辿るかは、その母親にかかっているらしい。知らない内に、フェリナは国の運命を握っていたのだ。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
※2021/09/03 改題しました。(旧題:刷り込みで竜の母親になった私は、国の運命を預かることになりました。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる