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第一章
ハイトはティファのご飯が食べたい
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僕はハイト。
ここ、サウジスカル帝国の騎士です。
つい先日、隣の国の最強騎士と言われる人物を預かる事になりました。
何故そんな事になったのかと言いますと、その騎士何の気まぐれか、我が国の皇帝陛下の親友の魔術師様を助けていたのです。
その行いから温情をかけられ、行く当てのないその人物を何故か、僕達の宿舎で預かる事になりました。
いい迷惑です本当に。何考えてんだあのバ・・・げふげふ。
でも、問題はそこじゃありません。
僕、てっきりその騎士は男性だと思ってました。
でもギャドとやって来たのはスラリと背の高い、綺麗な女性だったんです。え?なんで?
「えーと、じゃあハイト!暫くコイツに付いて色々教えてやってくれ!頼んだぞ?」
ギャド。殺す。
お前はいつも面倒ごと持って来ては僕に押し付けて。
いつか痛い目見せて・・・コホン。
「よろしくお願いします。ハイトさん」
「・・・よろしく、したくない」
おっと!心の声が出てしまいました。
聞こえてましたよね?あれ?聞こえない振りですか?
そうですか。
そんなやり取りがありまして、僕は彼女と共に行動する事が多くなったのですが。
「おい!ハイト!お前最近余り外で見かけなくなったけど大丈夫なのか?たまには俺が監視変わってやろうか?」
同僚のフィクスが心配そうに僕に話しかけてくれました。
有難う友よ。だが、断る。
「いや?大変じゃないから大丈夫だよ。ティファも大人しくしてるから」
そう。何度その素性を疑った事か。
だって。普通の女の子なんですよ。至って普通。
確かにだいぶ抜けてる感じはするんですが、目指したのが料理人なのに気付いたら最強騎士ってなんなんだろ。
「そうか?いつでも声かけろよ?俺飯行ってくるわ」
はい。さっさと行ってください。
人が居なくならないと、彼女のご飯が食べられませんから。
そうなんです。
僕、すっかり彼女の作るご飯に夢中なんです。
実はこの国の料理、基本的に余り美味しくありません。
シンプルな味付けが多い上、味が濃いか薄いかしかない!
僕の両親は料理が得意だったので、僕はその味付けが恋しくて恋しくて、覇気が出ないくらいでした。
でも、ティファが作る料理を食べて僕は最近絶好調です!
「皆んな行った?」
「はい。じゃあ私達も食べましょうか?」
ティファが来てから宿舎はとても綺麗になりました。
樹海だった氷冷庫もスッキリして、管理がだいぶ楽になったみたいです。
「鶏肉が好きだと言っていたので今日はチキンのハーブ焼きとクリームスープ。あ、パンは好きなだけ取って下さい。チーズのせます?」
ここは、天国でしょうか?最高です。
「ティファ。美味しい。今日も絶品だね」
「そんな~褒めても何もでないですよ?」
いや、これはマジです。
お願いだからずっとここにいてご飯を作って欲しい。
切実に。
「でも、隠れてご飯を食べるの、大変じゃありません?たまには外で食べて来ても・・・・」
「いや、僕は大丈夫。ティファが大変じゃなければ一緒に作って欲しい」
あっぶな!!
外でご飯なんか食べたらせっかくのティファのご飯が食べられなくなっちゃうじゃないか!!断固拒否です!!
「いや~実はハイトさん、いつも美味しそうに食べてくれるから調子に乗っちゃって。もしかして無理に合わせてくれてるのかなー?なんて」
いや。本気でないから、やめて欲しいその発想。
どうしたら伝わるんだろう。
「実は僕、ティファの料理のファンなんだ。だから、出来ればずっと君の料理が食べたいな」
ガシャーン
あれ?今、横で不穏な音が聞こえました。
僕とても嫌な予感がします。
「ハ、ハ、ハ、ハ、ハイト。お前、まさか、その女に・・・・・」
なんでお前がそこにいる?
全員いなくなったのを確かに確認したはずですが?
あ、彼はあれです、ティファがここに来た時ギャンギャン喚いてた単細胞。ヨシュアです。
「おかしいと思ってたんだ。最近俺達が誘っても全然来ねぇし、仕事と寝る時以外はその女に付きっきりだしよ!」
そうでしたっけ?
確かに朝昼晩のご飯時は大事ですからね?監視は怠りませんよ?君のような邪魔が入ってティファがご飯を作らなくなったらどうしてくれるんです?僕のご飯!!!
「何を言っているのか分からないですが、誤解してます?」
ティファが困った顔をしているじゃないですか!
これでご飯作ってくれなくなったらどうしてくれるんです!
「うるせえ!お前は黙ってろ!なぁハイト、目を覚ませよ?お前はこんな奴に騙される様な奴じゃなかっただろ?まだ、間に合う。今からでも監視を別の奴に代わってもらってそいつから離れるんだ」
ティファカラハナレル?(ご飯が食べられなくなる)ブチリ
「・・・・ヨシュア。君はさっきから何を言っているのかな?」
「え?」
「まさか僕が敵国の騎士に惑わされたなんて言うんじゃないよね?僕一応、君の上官だよ?」
一つ上なだけだけどな!!
ここで力を使わなければどこで使うというのか!!
「ハ、ハイト」
「君、ちょっと騒ぎを大きくする傾向があるよね?彼女は一応皇帝陛下から預かっている人物なんだ。もう少し慎重に扱って貰わないと困るんだけど?」
僕は知ってます。
いつも何も言わない僕が、本気で怒るとヨシュアはいつも黙るんです。だから、ここぞという時にしか使いません。
「彼女に危害を加えたら許さないよ?」
僕のささやかな至福の時を奪う奴は例え仲間であろうと容赦しません!
ここ、サウジスカル帝国の騎士です。
つい先日、隣の国の最強騎士と言われる人物を預かる事になりました。
何故そんな事になったのかと言いますと、その騎士何の気まぐれか、我が国の皇帝陛下の親友の魔術師様を助けていたのです。
その行いから温情をかけられ、行く当てのないその人物を何故か、僕達の宿舎で預かる事になりました。
いい迷惑です本当に。何考えてんだあのバ・・・げふげふ。
でも、問題はそこじゃありません。
僕、てっきりその騎士は男性だと思ってました。
でもギャドとやって来たのはスラリと背の高い、綺麗な女性だったんです。え?なんで?
「えーと、じゃあハイト!暫くコイツに付いて色々教えてやってくれ!頼んだぞ?」
ギャド。殺す。
お前はいつも面倒ごと持って来ては僕に押し付けて。
いつか痛い目見せて・・・コホン。
「よろしくお願いします。ハイトさん」
「・・・よろしく、したくない」
おっと!心の声が出てしまいました。
聞こえてましたよね?あれ?聞こえない振りですか?
そうですか。
そんなやり取りがありまして、僕は彼女と共に行動する事が多くなったのですが。
「おい!ハイト!お前最近余り外で見かけなくなったけど大丈夫なのか?たまには俺が監視変わってやろうか?」
同僚のフィクスが心配そうに僕に話しかけてくれました。
有難う友よ。だが、断る。
「いや?大変じゃないから大丈夫だよ。ティファも大人しくしてるから」
そう。何度その素性を疑った事か。
だって。普通の女の子なんですよ。至って普通。
確かにだいぶ抜けてる感じはするんですが、目指したのが料理人なのに気付いたら最強騎士ってなんなんだろ。
「そうか?いつでも声かけろよ?俺飯行ってくるわ」
はい。さっさと行ってください。
人が居なくならないと、彼女のご飯が食べられませんから。
そうなんです。
僕、すっかり彼女の作るご飯に夢中なんです。
実はこの国の料理、基本的に余り美味しくありません。
シンプルな味付けが多い上、味が濃いか薄いかしかない!
僕の両親は料理が得意だったので、僕はその味付けが恋しくて恋しくて、覇気が出ないくらいでした。
でも、ティファが作る料理を食べて僕は最近絶好調です!
「皆んな行った?」
「はい。じゃあ私達も食べましょうか?」
ティファが来てから宿舎はとても綺麗になりました。
樹海だった氷冷庫もスッキリして、管理がだいぶ楽になったみたいです。
「鶏肉が好きだと言っていたので今日はチキンのハーブ焼きとクリームスープ。あ、パンは好きなだけ取って下さい。チーズのせます?」
ここは、天国でしょうか?最高です。
「ティファ。美味しい。今日も絶品だね」
「そんな~褒めても何もでないですよ?」
いや、これはマジです。
お願いだからずっとここにいてご飯を作って欲しい。
切実に。
「でも、隠れてご飯を食べるの、大変じゃありません?たまには外で食べて来ても・・・・」
「いや、僕は大丈夫。ティファが大変じゃなければ一緒に作って欲しい」
あっぶな!!
外でご飯なんか食べたらせっかくのティファのご飯が食べられなくなっちゃうじゃないか!!断固拒否です!!
「いや~実はハイトさん、いつも美味しそうに食べてくれるから調子に乗っちゃって。もしかして無理に合わせてくれてるのかなー?なんて」
いや。本気でないから、やめて欲しいその発想。
どうしたら伝わるんだろう。
「実は僕、ティファの料理のファンなんだ。だから、出来ればずっと君の料理が食べたいな」
ガシャーン
あれ?今、横で不穏な音が聞こえました。
僕とても嫌な予感がします。
「ハ、ハ、ハ、ハ、ハイト。お前、まさか、その女に・・・・・」
なんでお前がそこにいる?
全員いなくなったのを確かに確認したはずですが?
あ、彼はあれです、ティファがここに来た時ギャンギャン喚いてた単細胞。ヨシュアです。
「おかしいと思ってたんだ。最近俺達が誘っても全然来ねぇし、仕事と寝る時以外はその女に付きっきりだしよ!」
そうでしたっけ?
確かに朝昼晩のご飯時は大事ですからね?監視は怠りませんよ?君のような邪魔が入ってティファがご飯を作らなくなったらどうしてくれるんです?僕のご飯!!!
「何を言っているのか分からないですが、誤解してます?」
ティファが困った顔をしているじゃないですか!
これでご飯作ってくれなくなったらどうしてくれるんです!
「うるせえ!お前は黙ってろ!なぁハイト、目を覚ませよ?お前はこんな奴に騙される様な奴じゃなかっただろ?まだ、間に合う。今からでも監視を別の奴に代わってもらってそいつから離れるんだ」
ティファカラハナレル?(ご飯が食べられなくなる)ブチリ
「・・・・ヨシュア。君はさっきから何を言っているのかな?」
「え?」
「まさか僕が敵国の騎士に惑わされたなんて言うんじゃないよね?僕一応、君の上官だよ?」
一つ上なだけだけどな!!
ここで力を使わなければどこで使うというのか!!
「ハ、ハイト」
「君、ちょっと騒ぎを大きくする傾向があるよね?彼女は一応皇帝陛下から預かっている人物なんだ。もう少し慎重に扱って貰わないと困るんだけど?」
僕は知ってます。
いつも何も言わない僕が、本気で怒るとヨシュアはいつも黙るんです。だから、ここぞという時にしか使いません。
「彼女に危害を加えたら許さないよ?」
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