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ひょんなことから外界にくることもある
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神一郎は、見知らぬ天井を眺めていた。目を3回ほど瞬いたあと、神一郎は勢いよく体を起き上がらせる。自分は見知らぬ寝室にいた。あたりを見渡すと、高級そうな家具が置いてあり、漫画の中の貴族が住みそうな部屋だった。
ここは天国…?天国ってこんなにも豪華なの?こんなの転生漫画でしか見たことない世界線だよ。てか、俺ほんとにあの男の子に撃たれたのか…?
頭が混乱して、何を考えてもいい結論は導き出せない気がする。神一郎は、後頭部をポリポリと掻く。そして、自分が眼鏡をかけてないことに気づいて、眼鏡を探す。
見つけた。
机にそっと置いてあった。それを手に取り、顔に装着する。
その時、ドアノブをひねる音がした。誰かこの部屋に入ってくる。神一郎はとっさに近くにあった花瓶を手に取った。キーっとドアが開かれて、人が入ってくる。入ってきたのは、スーツを身にまとった男だった。見るからに、フットマンだろう。
「失礼します、お客さ…」
男は、神一郎を見て一旦動きが止まった。驚いているようにも見える。それもそのはず、神一郎は花瓶をもって、ベットの後ろから顔を覗かせている。他人から見たら、変な人だと思われても仕方がない。
「ご、ごめんなさい。花瓶は置きます置きます!!」
「いえ、大丈夫でございます…」
神一郎は、半泣き状態で男を見上げた。神一郎の目にあるものが映る。それは、彼の赤色に輝く瞳だった。赤い目なんてカラコンとかでしか見たことない。
こんな真面目そうな人がカラコンするはずないし、ほんとに赤い目をしているのだろうか。
神一郎は目を瞬きつつ、フットマンの目を食い入るように見つめた。
「ゴッホん…、お客様、ジル様がお呼びです」
「え…、あ、はい!えーと……ジルさまって誰ですか?あの…ここってまずどこですか?」
「何も聞かされてないのですか…?」
「はい…」
これは夢なのかな。けど、リアルだし…。いや、アニメの見過ぎかな。男の子に銃で撃たれて、その衝撃で自分は今、気絶しているんじゃないかな。それで、夢見ちゃってるとか。まず、男の子に撃たれてる以前でやばいよな。夢よ夢。
そんな想像をしてる中、ドアの向こうから勢いよく誰かが入ってきた。
「目覚めたか少年!」
出てきたのは、和服姿のすらっとした男だった。
「え、だれ」
神一郎は、思わず思ったことが口に出てしまった。気づいて手を口に当てたがもう遅い。その男は神一郎の顔を見て、一気に青ざめていった。
え、急になんでそんな顔青ざめてるの?え、知り合いだったっけ?ごめん知り合いならごめん、覚えてないよ。ごめんて。
神一郎は、背中に変な汗をかいていた。すると、男の口がゆっくりと開かれる。
「おい、少年まさか…」
「え…なに…?」
男の顔がどんどん険しくなってゆく。神一郎は、この状況が全く理解できないが、良い話でないことはわかるので、目に涙が溢れてきた。それを必死に止めつつ、神一郎は息を呑んだ。
「少年………なんで白なのであるか!」
「……え。しろ?なにが?」
「少年の目の色である!なんで、よりにもよって無能な白であるか!」
神一郎は、男の言ってる意味が理解できない。
俺、生まれつき目の色黒なんですけど…。純日本人なんですけど…。白のときなんて、極限まで遊んで疲れて白目むいて眠ちゃうときくらいしか、白目と言える状態になったことないよ。何言ってるのこの人は!
キョトン顔の神一郎に、後ろにいたフットマンが鏡を持ってきてくれた。それを見ると、眼鏡の奥に見える目は、たしかに白というか、銀色というか、そんな色になっていた。
うん、わけがわからん。知らない場所で寝てて、恥をかいて、あげくに自分の目の色が白になってる?もう、理解しろって言われても無理に決まってる。もう、頭パンク、パリーピーポーだよ。
「吾輩はてっきり、少年があの遺言書に書かれた死神だと思ったのであるが…。全くもって見当違いであった…」
遺言書…?それに、死神?新たな要素、これ以上増やさないでくれない?お願い…。
「ふむ……。おい、少年。なぜ少年はあの男に死神とよばれていたのだ?」
これは、俺のあだ名について言ってるのかな。
「答えぬか少年!」
「あ…すいません。死神と呼ばれているのは確かですけど、それはあだ名であって、物語とかで出てくる死神とは何ら関係ないです。だって、俺泣き虫だし、物騒な鎌なんて振り回さないし…」
男は、がっかりしたような表情を浮かべる。
いや、勝手に期待して勝手に落ち込まれても困るんだけど。な、なんかごめんね、伝説かなんかの死神じゃなくて。
「あの、ちゃんと状況を説明してもらえますか?まず、貴方だれですか?」
男の目がこちらを向く。禍々しい紫色の瞳が、背筋をゾワッとさせた。
「仕方がない、説明してやろう。まず、吾輩の名はジル・ネライダである。吾輩はこの世界の危機を回避するため、初代死神が残した遺言書に書かれた死神を探しておったのである」
ジルによると、この世界は俺らの世界とは別の裏の世界というものらしい。彼らは俺らの世界を自界、この世界を外界と呼んでいるみたいだ。その外界では、自界からやってくる死んだ人たちの亡霊や、怨念などがノクスという化け物になって襲ってくる。そのノクスに対抗するためにできた組織がエクエスだ。エクエスは7つの隊にわかれており、年に一度その選抜試験が行われる。そして、その選抜試験に参加できる資格がある人とない人が存在する。その区別は、目の色だ。黒、紫、青、緑、黄、オレンジ、赤の順に力が強いとされている。そして、それぞれ色によって、使える魔術が異なるらしいが、今は教えてくれなかった。
「つまり、少年は白で色がないから、なんの能力も持ち合わせていないのだ。無能だ無能」
いや、勝手に連れてきて、勝手に無能扱いしないでほしいんだけど、泣くよ?
「ん、待って、ジルさんが死神を探していたんだったら、あの男の子は誰だったんですか?」
「あ、あれは吾輩である」
「え…?」
ちょっと待てい。あのときの男の子が、目の前にいる男!?確かに面影あるけども、なんで大人になってるの~!?
「なんで子供の姿だったか、聞きたいようであるな。それはだな、外界から自界に行くには莫大な魔力を消費するんだ。少しでも、その消費を少なくするために、子供の姿になっておったのだ」
ジルは、あからさまにドヤ顔をしている。
つまりは、それをやる人はすごいのだろうか。よくわからんが、拍手しておこう。
「じゃあ、外界から自界に行くのに莫大な魔力がいるなら、その逆も然りですよね?俺はどうやって通って来たんですか?」
「少年の魔力を使ったのだ。しかし、人間の場合、自界と外界を移動するには魂を取り出して、魔力を引き出す必要がある。そこで、魂を引き出すために、少年を撃ったのだ。しかし、魔力が少ないと魂が壊れノクスに変貌してしまうのだが、よく生きてたであるな」
神一郎の口が大きく開かれる。
「え、じゃあ下手したら死んでたの!?」
「そうである」
えー、何この人!平気ですごいこと言うじゃん。怖いよ、なんでそんなのに俺を巻き込んだの!!!?待てよ、さっき遺言書とか言ってたよな。そこに俺に似たようなやつのことが書いてあったってことかな。
「あのー、ジルさん」
「なんだ」
「死神の遺言書には、なんて書かれてたんですかね…?」
ジルの顔がまた険しくなる。神一郎は、嫌な汗が額を通っていく。
「まぁ、仕方がないな。一部なら教えてやろう」
嫌々ながらも、ジルは遺言書について教えてくれた。まず、それを書いた人物はエクエス騎士団を結成したとされ、『枯れぬ死神』と呼ばれていた。その名の通り、死を物ともせずノクスを倒す姿はとても美しかったと歴史書に綴られている。しかし、その死神がいつしか遺言書を残し消えてしまった。その遺言書を確認すると、そこには不可解な内容が示されていた。その内容の一部に「赤き月のぼるとき、自界にて強き魂を持った死神現る」と、予言のようなものが書かれていたという。それで、ジルは死神を探しに自界へと足を運んだのだ。
神一郎は、今の状況を頭の中で整理した。
ジルは、予言の通り死神を探していたが、間違えて死神ってあだ名の自分を外界に連れてきたということになる。で、外界の人には魔力的な何かで戦う手段があり、俺は魔力が少ないので何もできない。つまりは…?俺、確実に殺されるくね?
神一郎は急に大量の汗を掻き始めた。
死神の手を借りたいとかそういう状況なわけでしょ?そこに、部外者を連れてきた上に、俺は無能なわけだ。これはもう、終わったとしか言いようがない。なんとかして、殺されずに家に帰る方法はないのか…?
頭をフル回転させて、策を考える。しかし、一向に死なずにこの状況を打破する方法を考えつかない。神一郎の中で、チーンと何かが終わった音がした。そんな神一郎の前に、ある黒い物体が飛び込んできた。それはフサフサの黒い毛をもち、琥珀色の瞳をこちらに向けていた。
「水無月!?」
そこには、神一郎を見上げて尻尾を振る水無月の姿があった。
ここは天国…?天国ってこんなにも豪華なの?こんなの転生漫画でしか見たことない世界線だよ。てか、俺ほんとにあの男の子に撃たれたのか…?
頭が混乱して、何を考えてもいい結論は導き出せない気がする。神一郎は、後頭部をポリポリと掻く。そして、自分が眼鏡をかけてないことに気づいて、眼鏡を探す。
見つけた。
机にそっと置いてあった。それを手に取り、顔に装着する。
その時、ドアノブをひねる音がした。誰かこの部屋に入ってくる。神一郎はとっさに近くにあった花瓶を手に取った。キーっとドアが開かれて、人が入ってくる。入ってきたのは、スーツを身にまとった男だった。見るからに、フットマンだろう。
「失礼します、お客さ…」
男は、神一郎を見て一旦動きが止まった。驚いているようにも見える。それもそのはず、神一郎は花瓶をもって、ベットの後ろから顔を覗かせている。他人から見たら、変な人だと思われても仕方がない。
「ご、ごめんなさい。花瓶は置きます置きます!!」
「いえ、大丈夫でございます…」
神一郎は、半泣き状態で男を見上げた。神一郎の目にあるものが映る。それは、彼の赤色に輝く瞳だった。赤い目なんてカラコンとかでしか見たことない。
こんな真面目そうな人がカラコンするはずないし、ほんとに赤い目をしているのだろうか。
神一郎は目を瞬きつつ、フットマンの目を食い入るように見つめた。
「ゴッホん…、お客様、ジル様がお呼びです」
「え…、あ、はい!えーと……ジルさまって誰ですか?あの…ここってまずどこですか?」
「何も聞かされてないのですか…?」
「はい…」
これは夢なのかな。けど、リアルだし…。いや、アニメの見過ぎかな。男の子に銃で撃たれて、その衝撃で自分は今、気絶しているんじゃないかな。それで、夢見ちゃってるとか。まず、男の子に撃たれてる以前でやばいよな。夢よ夢。
そんな想像をしてる中、ドアの向こうから勢いよく誰かが入ってきた。
「目覚めたか少年!」
出てきたのは、和服姿のすらっとした男だった。
「え、だれ」
神一郎は、思わず思ったことが口に出てしまった。気づいて手を口に当てたがもう遅い。その男は神一郎の顔を見て、一気に青ざめていった。
え、急になんでそんな顔青ざめてるの?え、知り合いだったっけ?ごめん知り合いならごめん、覚えてないよ。ごめんて。
神一郎は、背中に変な汗をかいていた。すると、男の口がゆっくりと開かれる。
「おい、少年まさか…」
「え…なに…?」
男の顔がどんどん険しくなってゆく。神一郎は、この状況が全く理解できないが、良い話でないことはわかるので、目に涙が溢れてきた。それを必死に止めつつ、神一郎は息を呑んだ。
「少年………なんで白なのであるか!」
「……え。しろ?なにが?」
「少年の目の色である!なんで、よりにもよって無能な白であるか!」
神一郎は、男の言ってる意味が理解できない。
俺、生まれつき目の色黒なんですけど…。純日本人なんですけど…。白のときなんて、極限まで遊んで疲れて白目むいて眠ちゃうときくらいしか、白目と言える状態になったことないよ。何言ってるのこの人は!
キョトン顔の神一郎に、後ろにいたフットマンが鏡を持ってきてくれた。それを見ると、眼鏡の奥に見える目は、たしかに白というか、銀色というか、そんな色になっていた。
うん、わけがわからん。知らない場所で寝てて、恥をかいて、あげくに自分の目の色が白になってる?もう、理解しろって言われても無理に決まってる。もう、頭パンク、パリーピーポーだよ。
「吾輩はてっきり、少年があの遺言書に書かれた死神だと思ったのであるが…。全くもって見当違いであった…」
遺言書…?それに、死神?新たな要素、これ以上増やさないでくれない?お願い…。
「ふむ……。おい、少年。なぜ少年はあの男に死神とよばれていたのだ?」
これは、俺のあだ名について言ってるのかな。
「答えぬか少年!」
「あ…すいません。死神と呼ばれているのは確かですけど、それはあだ名であって、物語とかで出てくる死神とは何ら関係ないです。だって、俺泣き虫だし、物騒な鎌なんて振り回さないし…」
男は、がっかりしたような表情を浮かべる。
いや、勝手に期待して勝手に落ち込まれても困るんだけど。な、なんかごめんね、伝説かなんかの死神じゃなくて。
「あの、ちゃんと状況を説明してもらえますか?まず、貴方だれですか?」
男の目がこちらを向く。禍々しい紫色の瞳が、背筋をゾワッとさせた。
「仕方がない、説明してやろう。まず、吾輩の名はジル・ネライダである。吾輩はこの世界の危機を回避するため、初代死神が残した遺言書に書かれた死神を探しておったのである」
ジルによると、この世界は俺らの世界とは別の裏の世界というものらしい。彼らは俺らの世界を自界、この世界を外界と呼んでいるみたいだ。その外界では、自界からやってくる死んだ人たちの亡霊や、怨念などがノクスという化け物になって襲ってくる。そのノクスに対抗するためにできた組織がエクエスだ。エクエスは7つの隊にわかれており、年に一度その選抜試験が行われる。そして、その選抜試験に参加できる資格がある人とない人が存在する。その区別は、目の色だ。黒、紫、青、緑、黄、オレンジ、赤の順に力が強いとされている。そして、それぞれ色によって、使える魔術が異なるらしいが、今は教えてくれなかった。
「つまり、少年は白で色がないから、なんの能力も持ち合わせていないのだ。無能だ無能」
いや、勝手に連れてきて、勝手に無能扱いしないでほしいんだけど、泣くよ?
「ん、待って、ジルさんが死神を探していたんだったら、あの男の子は誰だったんですか?」
「あ、あれは吾輩である」
「え…?」
ちょっと待てい。あのときの男の子が、目の前にいる男!?確かに面影あるけども、なんで大人になってるの~!?
「なんで子供の姿だったか、聞きたいようであるな。それはだな、外界から自界に行くには莫大な魔力を消費するんだ。少しでも、その消費を少なくするために、子供の姿になっておったのだ」
ジルは、あからさまにドヤ顔をしている。
つまりは、それをやる人はすごいのだろうか。よくわからんが、拍手しておこう。
「じゃあ、外界から自界に行くのに莫大な魔力がいるなら、その逆も然りですよね?俺はどうやって通って来たんですか?」
「少年の魔力を使ったのだ。しかし、人間の場合、自界と外界を移動するには魂を取り出して、魔力を引き出す必要がある。そこで、魂を引き出すために、少年を撃ったのだ。しかし、魔力が少ないと魂が壊れノクスに変貌してしまうのだが、よく生きてたであるな」
神一郎の口が大きく開かれる。
「え、じゃあ下手したら死んでたの!?」
「そうである」
えー、何この人!平気ですごいこと言うじゃん。怖いよ、なんでそんなのに俺を巻き込んだの!!!?待てよ、さっき遺言書とか言ってたよな。そこに俺に似たようなやつのことが書いてあったってことかな。
「あのー、ジルさん」
「なんだ」
「死神の遺言書には、なんて書かれてたんですかね…?」
ジルの顔がまた険しくなる。神一郎は、嫌な汗が額を通っていく。
「まぁ、仕方がないな。一部なら教えてやろう」
嫌々ながらも、ジルは遺言書について教えてくれた。まず、それを書いた人物はエクエス騎士団を結成したとされ、『枯れぬ死神』と呼ばれていた。その名の通り、死を物ともせずノクスを倒す姿はとても美しかったと歴史書に綴られている。しかし、その死神がいつしか遺言書を残し消えてしまった。その遺言書を確認すると、そこには不可解な内容が示されていた。その内容の一部に「赤き月のぼるとき、自界にて強き魂を持った死神現る」と、予言のようなものが書かれていたという。それで、ジルは死神を探しに自界へと足を運んだのだ。
神一郎は、今の状況を頭の中で整理した。
ジルは、予言の通り死神を探していたが、間違えて死神ってあだ名の自分を外界に連れてきたということになる。で、外界の人には魔力的な何かで戦う手段があり、俺は魔力が少ないので何もできない。つまりは…?俺、確実に殺されるくね?
神一郎は急に大量の汗を掻き始めた。
死神の手を借りたいとかそういう状況なわけでしょ?そこに、部外者を連れてきた上に、俺は無能なわけだ。これはもう、終わったとしか言いようがない。なんとかして、殺されずに家に帰る方法はないのか…?
頭をフル回転させて、策を考える。しかし、一向に死なずにこの状況を打破する方法を考えつかない。神一郎の中で、チーンと何かが終わった音がした。そんな神一郎の前に、ある黒い物体が飛び込んできた。それはフサフサの黒い毛をもち、琥珀色の瞳をこちらに向けていた。
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