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王子達と巻き込まれる
21話 出発
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来訪当日。
高ランク兵士と中ランク兵士、各国に100人ずつ貸し与えた。その7カ国には10日前に既に送ってあるので、今頃国境の所まで護衛しながら来ている頃だろう。朝日が昇る前に兵士達は国境へ迎えに行く王子達の為の馬車と護衛する兵士とモンスター討伐する兵士合わせて50人を付けることとなった。
指揮官はシュオナ。その他は指示に従い動くことになった。
「護衛は僕を入れた5人。高ランク3人、中ランク2人。護衛の4人にはもう既に声をかけてある。他の者は馬車の周りに展開しながら護衛。モンスターが出しだい協力しながら討伐。10人以内で討伐できない場合は僕に報告。モンスターの種類を見て細かな指示を下す。他に質問がある者はいるか?」
周りを見渡し確認する。誰も文句や質問はないらしい。
「それでは各自時間が来るまで待機。いつでも出発できるようにしとけよ?」
シュオナは外で集まった所から離れてコルグ総隊長とサーナ副隊長の元へと向かう。
「指揮官になった気持ちはどうですか?」
「コルグ総隊長。…少し不安ですね。僕などに務まるのでしょうか?ましてや、兵士なりたての僕は先輩方から嫌な目で見られませんかね?」
「大丈夫よ!シューちゃんの強さはもう皆に伝えたから!!私の可愛い妹は立派です!!」
会う事にサーナはシュオナに抱きついてくるので慣れきってしまったシュオナ。
「サーナねぇ、ありがとうございます」
「道中気おつけるんだよ?今回の護衛達の中ではSSランクはシュオナ以外いないのだから。私たちSSSランクは戦争とか大きな問題が起きない限りと首都から出れないですから。シュオナには多才な才能があります。それに貴女は誰でも親しくなり仲良くなるのですからきっと大丈夫ですよ」
「コルグ総隊長も心配して下さりありがとうございます。お二人の期待に答えられるよう全力を尽くします」
「それと昨日王子達に釘を指してくれてありがとう。おかげで昨日はメイドを自分の部屋に連れ込まなかったらしいですよ?国王も喜んでおりました」
昨日は?ということは毎晩連れ込んでたのか!あのアホ王子達いずれ刺し殺されてもおかしくないぞ?
「そうでしたか。王子達に殺気を向けるなど、本来は首が飛んでもおかしくはなかったというのに…。国王は本当に寛大な方だ」
唯一、救いなのが国王がちゃんとした人だということだ。
「そろそろ僕は王子達を迎えに行きます。日が昇り始めましたのでそろそろ出発しないと国境から帰ってくるのが夕方になってしまいますから」
一礼して小走りで城へと向かう。
コルグとサーナはその後ろ姿を見えなくなるまで見守った。
王子達がいる城の一室に入り王子達を誘導して馬車に乗せて、兵士達に指示をだし国境へ向けて出発をした。
高ランク兵士と中ランク兵士、各国に100人ずつ貸し与えた。その7カ国には10日前に既に送ってあるので、今頃国境の所まで護衛しながら来ている頃だろう。朝日が昇る前に兵士達は国境へ迎えに行く王子達の為の馬車と護衛する兵士とモンスター討伐する兵士合わせて50人を付けることとなった。
指揮官はシュオナ。その他は指示に従い動くことになった。
「護衛は僕を入れた5人。高ランク3人、中ランク2人。護衛の4人にはもう既に声をかけてある。他の者は馬車の周りに展開しながら護衛。モンスターが出しだい協力しながら討伐。10人以内で討伐できない場合は僕に報告。モンスターの種類を見て細かな指示を下す。他に質問がある者はいるか?」
周りを見渡し確認する。誰も文句や質問はないらしい。
「それでは各自時間が来るまで待機。いつでも出発できるようにしとけよ?」
シュオナは外で集まった所から離れてコルグ総隊長とサーナ副隊長の元へと向かう。
「指揮官になった気持ちはどうですか?」
「コルグ総隊長。…少し不安ですね。僕などに務まるのでしょうか?ましてや、兵士なりたての僕は先輩方から嫌な目で見られませんかね?」
「大丈夫よ!シューちゃんの強さはもう皆に伝えたから!!私の可愛い妹は立派です!!」
会う事にサーナはシュオナに抱きついてくるので慣れきってしまったシュオナ。
「サーナねぇ、ありがとうございます」
「道中気おつけるんだよ?今回の護衛達の中ではSSランクはシュオナ以外いないのだから。私たちSSSランクは戦争とか大きな問題が起きない限りと首都から出れないですから。シュオナには多才な才能があります。それに貴女は誰でも親しくなり仲良くなるのですからきっと大丈夫ですよ」
「コルグ総隊長も心配して下さりありがとうございます。お二人の期待に答えられるよう全力を尽くします」
「それと昨日王子達に釘を指してくれてありがとう。おかげで昨日はメイドを自分の部屋に連れ込まなかったらしいですよ?国王も喜んでおりました」
昨日は?ということは毎晩連れ込んでたのか!あのアホ王子達いずれ刺し殺されてもおかしくないぞ?
「そうでしたか。王子達に殺気を向けるなど、本来は首が飛んでもおかしくはなかったというのに…。国王は本当に寛大な方だ」
唯一、救いなのが国王がちゃんとした人だということだ。
「そろそろ僕は王子達を迎えに行きます。日が昇り始めましたのでそろそろ出発しないと国境から帰ってくるのが夕方になってしまいますから」
一礼して小走りで城へと向かう。
コルグとサーナはその後ろ姿を見えなくなるまで見守った。
王子達がいる城の一室に入り王子達を誘導して馬車に乗せて、兵士達に指示をだし国境へ向けて出発をした。
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