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五章 開戦前夜
三十二話
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それから三日間、僕はずっと練習だった。その間ずっと中将は僕につきっきりでいてくれたから、ありがたいのと申し訳ないのが半々だった。
乗馬といっても、途中からは体幹トレーニングがメインだった。ヒカルゲンジは少しも暴れることなく、おまけに操縦性がすこぶる高いので、彼のせいで僕が落ちることはまずない。
つまりは、僕が勝手に落ちないようにすれば大丈夫なのだ。というわけで筋トレみたいな感じの体幹トレーニングをしていた。
「これじゃあ間に合わないな。」
エデルハン中将が脇でそんなこと言うから、焦ってしまった。ただその言葉を口にした中将はそうでもない様子。
「ちょっと別の方法を試してみましょうかね。」
「別の方法……ですか? 」
連れていかれたのは、なんと医務室だった。
「どうしてここへ? 」
「これを使うためですよ。」
中将は奥にいた医者らしき女性に何やら言うと、吸盤がいくつものびた機械を持ってきた。整骨院にある機械にとてもよく似ている。
「なんです? それ。」
「電気を流すんですよ。タイセイさんの体にね。」
朗らかな彼の笑顔が逆に怖い。
中将は僕を上裸にすると、ベッドに仰向けに寝かせた。医療用のベッドは硬いのか柔らかいのか分からない感触だ。
そのまま彼は僕の主に腹回りを中心に吸盤をくっつけていった。最初の一、二個は冷たくて驚いたが、三個目からはもう慣れてしまった。最終的には僕の体には八つの吸盤がくっついた。
そして中将は機械のところまで行った。
「どうして中将はこんなことできるんです? 」
と、聞いてみると彼は軍服の内ポケットから若草色の手帳を取り出して僕に見せた。シャラパナ公国発行の医師手帳だった。
「私はね、たしかに職業軍人だけど、医師でもあるんだ。もともとは軍医として入隊したしね。」
まあ言われてみれば医者にも見える。軍服を着ていなければ、「この人の職業は? 」と聞かれて医者だと答えてしまいそうなくらいに。
中将は機械の電源を入れた。
「ヴヴゥ! 」
電気が流れてきた。これは……すごい衝撃だ。痛い、いや、いわゆる痛いではないのだけれど、腹の中の方がこねくり回されるような、不思議な感覚だ。整骨院でつけられるような、表面がビリビリする感じの機械とはちがう。
「いつもはちょっとずつ段階を上げていくんですけどね。今は時間がないですから、一気に行きますよ。」
中将は調節ネジのようなのを、一気にひねった。
機械は唸りをあげて、一層強烈に電気を流しはじめた。たまらず僕は逃げ出そうとしたけれど、中将が僕の四肢をおさえてしまった。僕より全然年寄りでも、さすがに軍人だ。到底敵わないほどの剛力。
「ウワアア! ちょっと! キツすぎますよ、これ! 」
「そんなこと言ったって、やらなきゃしょうがないでしょう。」
結局僕はそのまま十分程度耐え続けた。人間はやはり慣れていくものらしく、最後の二分あたりは他のことを考える余裕があった。
終わってから二時間ほどは休憩した。腹がジンジンと痛んだけれど、不思議と体に一本芯が通った感覚があった。
また調教場に戻ると、ヒカルゲンジは静かに佇んでいた。僕が跨っても、まるで何も感じないように動かない。
さっきまでと違ったのは、僕の方だ。今回は乗ってみても、グラグラするような感覚がない。ずっと安定している。
僕が手綱を左右に動かすと、馬もその通りの方向に進んでいくのだけれど、それでも馬上の僕の体はぶれなかった。
不思議だ。電気を流しただけなのに。そりゃあとんでもなくしんどくはあったのだけど、それにしてもおかしい。
「これは一体? 魔法ですか? 」
中将は笑った。
「いやいや、何でも不思議なことを魔法だと済ますのは危険ですよ、タイセイさん。あなたの体幹がしっかりしただけです。」
魔法じゃないなら、それはそれで恐ろしい技術だ。魔法だったほうが納得がいくなんて、僕も随分この世界に毒されてしまったらしい。
何はともかく、僕とヒカルゲンジは走れるくらいにはなった。僕の体幹が強くなっただけで、こんなにも変わるのかというほど、走れるようになった。自動車で走ってるくらいの感覚だ。
「人馬一体ってのは、こういうことなんですね。」
「ハハハ、それはちょっと調子に乗りすぎですよ、タイセイさん。ですが、もうこれで問題は無さそうですね。思ってた以上によくできてましたよ。」
ヒカルゲンジはリズム良く馬体を弾ませていた。
訓練が終わった後で、僕は軍施設の中の中将の部屋に招かれて、そこで休憩させてもらった。
「そういえばですけど。」
「なにかい? 」
「中将は今回の征討軍には参加されないんですか? 」
中将はコーヒーのようなものを淹れてきてくれた。この世界にコーヒー豆自体があるのか不明だから、これがコーヒーなのかは不明だ。
「もう私の出番はないですな。いや、役目ならある。」
「役目? 」
「この町を守ることですよ。この老兵の一番の大仕事です。」
豆が潰れて重なった中将の手が、柔らかいレースのカーテンをたくし上げると、奥にホルンメランの町並みが見えた。
「この町は私の生まれ故郷というわけじゃない。けれどここの司令官になってから、私はこの町に多すぎるほどのものをもらいました。」
彼がレースを下ろすと、また部屋はほのりと暗くなった。
「だからね、この町は決して、誰にも落とさせませんよ。少なくとも私が生きてるうちはね。」
中将はソファに座った僕の方を向いた。
「まだ若い君たちのような人にとっては、これはある意味呪いのようになってしまうかも知れませんけどね。けれどあえて言っておきましょう。もしも今回君たちが負けたとしても、ホルンメランは絶対に落ちない。」
彼の目が鋭く光った。
翌日、例の巨大馬車が完成していた。実物を見ると、本当に大きい。僕が見に来たときにはすでに機材一式の搬入が始まっていた。
一番の要である配合マシンは特に細心の注意のもとで運び込まれていた。これがなければ僕たち三人は手足がもがれたも同然になってしまうから、馬車の中でも衝撃吸収材に包まれている。
これらの監督はすべてピオーネがしていた。
「大丈夫かどうか、乗ってみてください。」
と言われて、三人で乗ってみると、馬車であることを忘れてしまいそうなくらいの安定感だった。
「僕、ここで暮らせますよ。ほんとに。」
「確かにここまで快適だと逆に申し訳なくなってきますね。」
元の世界で例えるのなら、高級リムジン、いや、キャンピングカーか。とにかく、秘密基地のようなワクワク感がそこにはあった。
外にはメイデン少将もいた。彼は今回僕たちの護衛にまわってくれるという。一将官を僕たちの護衛なんかに割いちゃっていいのかと思ってしまうけれど、僕らとしてはすごく頼もしい。
ピオーネの元に伝令がきた。
「パゴスキー少将、シャラトーゼ本団のフリージア司令官より伝令です。」
「どうした? 」
「シャラトーゼ本団6万4000は今日の未明にシャラトーゼを出発。五日後にニフライン管轄内に到達するとのことです。それと……」
「それと? 」
「それがですね……。」
「なんだ? いいから彼の言葉をそのまま伝えてくれ。」
「……『貴軍は田舎のためより敵地に近いので、我が軍を待たずして先にニフラインへ入られたし。』とのこと。」
連携する気さらさらないじゃんか。大丈夫か? 戦闘前から仲間割れ起こしそうなんだが。しかし案外ピオーネは冷静だった。
「分かった。では貴軍の半日前にニフラインへ侵入を開始すると伝えてくれ。」
ピオーネはどこかへ行ってしまった。
その夜、ホルンメラン分団のニフライン征討軍5万1000が正門前に集結した。皆の前にはピオーネを中心に各将官、それとアイラが立っていた。
まずアイラが紙を掲げた。
「兵士諸君、これが分かるか? 宣戦布告だ。同じものをつい先程ニフラインに送った。いいか諸君、もう戦いは始まっているんだ。あとには引けない。覚悟を決めろ、生きる覚悟だ。守る覚悟だ。いいか! 」
呼応して兵士の塊から、地鳴りのような声が響いた。
「私は諸君についていくことができない。しかし、諸君がホルンメランの兵士として勇敢に戦い、そして必ず勝ってくれることを私は信じている。」
アイラは後ろに下がった。入れ替わるようにピオーネが前に出た。
「今回の征討はシャラトーゼ本団と合同で行う。だが彼らは遠方より来る。したがって最初に敵と交戦するのは我らだと心得よ。」
ピオーネは場を引き締めると、これ以上余計な言葉は要らないとばかりに馬に跨った。
「全軍、進軍を開始せよ。」
ピオーネの号令を受けて、軍はゆったりと動き始めた。
僕たちが乗る巨大馬車もゆっくりと動き出した。窓から見えた外には、うんと静かな月が山から顔を出していた。
乗馬といっても、途中からは体幹トレーニングがメインだった。ヒカルゲンジは少しも暴れることなく、おまけに操縦性がすこぶる高いので、彼のせいで僕が落ちることはまずない。
つまりは、僕が勝手に落ちないようにすれば大丈夫なのだ。というわけで筋トレみたいな感じの体幹トレーニングをしていた。
「これじゃあ間に合わないな。」
エデルハン中将が脇でそんなこと言うから、焦ってしまった。ただその言葉を口にした中将はそうでもない様子。
「ちょっと別の方法を試してみましょうかね。」
「別の方法……ですか? 」
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「どうしてここへ? 」
「これを使うためですよ。」
中将は奥にいた医者らしき女性に何やら言うと、吸盤がいくつものびた機械を持ってきた。整骨院にある機械にとてもよく似ている。
「なんです? それ。」
「電気を流すんですよ。タイセイさんの体にね。」
朗らかな彼の笑顔が逆に怖い。
中将は僕を上裸にすると、ベッドに仰向けに寝かせた。医療用のベッドは硬いのか柔らかいのか分からない感触だ。
そのまま彼は僕の主に腹回りを中心に吸盤をくっつけていった。最初の一、二個は冷たくて驚いたが、三個目からはもう慣れてしまった。最終的には僕の体には八つの吸盤がくっついた。
そして中将は機械のところまで行った。
「どうして中将はこんなことできるんです? 」
と、聞いてみると彼は軍服の内ポケットから若草色の手帳を取り出して僕に見せた。シャラパナ公国発行の医師手帳だった。
「私はね、たしかに職業軍人だけど、医師でもあるんだ。もともとは軍医として入隊したしね。」
まあ言われてみれば医者にも見える。軍服を着ていなければ、「この人の職業は? 」と聞かれて医者だと答えてしまいそうなくらいに。
中将は機械の電源を入れた。
「ヴヴゥ! 」
電気が流れてきた。これは……すごい衝撃だ。痛い、いや、いわゆる痛いではないのだけれど、腹の中の方がこねくり回されるような、不思議な感覚だ。整骨院でつけられるような、表面がビリビリする感じの機械とはちがう。
「いつもはちょっとずつ段階を上げていくんですけどね。今は時間がないですから、一気に行きますよ。」
中将は調節ネジのようなのを、一気にひねった。
機械は唸りをあげて、一層強烈に電気を流しはじめた。たまらず僕は逃げ出そうとしたけれど、中将が僕の四肢をおさえてしまった。僕より全然年寄りでも、さすがに軍人だ。到底敵わないほどの剛力。
「ウワアア! ちょっと! キツすぎますよ、これ! 」
「そんなこと言ったって、やらなきゃしょうがないでしょう。」
結局僕はそのまま十分程度耐え続けた。人間はやはり慣れていくものらしく、最後の二分あたりは他のことを考える余裕があった。
終わってから二時間ほどは休憩した。腹がジンジンと痛んだけれど、不思議と体に一本芯が通った感覚があった。
また調教場に戻ると、ヒカルゲンジは静かに佇んでいた。僕が跨っても、まるで何も感じないように動かない。
さっきまでと違ったのは、僕の方だ。今回は乗ってみても、グラグラするような感覚がない。ずっと安定している。
僕が手綱を左右に動かすと、馬もその通りの方向に進んでいくのだけれど、それでも馬上の僕の体はぶれなかった。
不思議だ。電気を流しただけなのに。そりゃあとんでもなくしんどくはあったのだけど、それにしてもおかしい。
「これは一体? 魔法ですか? 」
中将は笑った。
「いやいや、何でも不思議なことを魔法だと済ますのは危険ですよ、タイセイさん。あなたの体幹がしっかりしただけです。」
魔法じゃないなら、それはそれで恐ろしい技術だ。魔法だったほうが納得がいくなんて、僕も随分この世界に毒されてしまったらしい。
何はともかく、僕とヒカルゲンジは走れるくらいにはなった。僕の体幹が強くなっただけで、こんなにも変わるのかというほど、走れるようになった。自動車で走ってるくらいの感覚だ。
「人馬一体ってのは、こういうことなんですね。」
「ハハハ、それはちょっと調子に乗りすぎですよ、タイセイさん。ですが、もうこれで問題は無さそうですね。思ってた以上によくできてましたよ。」
ヒカルゲンジはリズム良く馬体を弾ませていた。
訓練が終わった後で、僕は軍施設の中の中将の部屋に招かれて、そこで休憩させてもらった。
「そういえばですけど。」
「なにかい? 」
「中将は今回の征討軍には参加されないんですか? 」
中将はコーヒーのようなものを淹れてきてくれた。この世界にコーヒー豆自体があるのか不明だから、これがコーヒーなのかは不明だ。
「もう私の出番はないですな。いや、役目ならある。」
「役目? 」
「この町を守ることですよ。この老兵の一番の大仕事です。」
豆が潰れて重なった中将の手が、柔らかいレースのカーテンをたくし上げると、奥にホルンメランの町並みが見えた。
「この町は私の生まれ故郷というわけじゃない。けれどここの司令官になってから、私はこの町に多すぎるほどのものをもらいました。」
彼がレースを下ろすと、また部屋はほのりと暗くなった。
「だからね、この町は決して、誰にも落とさせませんよ。少なくとも私が生きてるうちはね。」
中将はソファに座った僕の方を向いた。
「まだ若い君たちのような人にとっては、これはある意味呪いのようになってしまうかも知れませんけどね。けれどあえて言っておきましょう。もしも今回君たちが負けたとしても、ホルンメランは絶対に落ちない。」
彼の目が鋭く光った。
翌日、例の巨大馬車が完成していた。実物を見ると、本当に大きい。僕が見に来たときにはすでに機材一式の搬入が始まっていた。
一番の要である配合マシンは特に細心の注意のもとで運び込まれていた。これがなければ僕たち三人は手足がもがれたも同然になってしまうから、馬車の中でも衝撃吸収材に包まれている。
これらの監督はすべてピオーネがしていた。
「大丈夫かどうか、乗ってみてください。」
と言われて、三人で乗ってみると、馬車であることを忘れてしまいそうなくらいの安定感だった。
「僕、ここで暮らせますよ。ほんとに。」
「確かにここまで快適だと逆に申し訳なくなってきますね。」
元の世界で例えるのなら、高級リムジン、いや、キャンピングカーか。とにかく、秘密基地のようなワクワク感がそこにはあった。
外にはメイデン少将もいた。彼は今回僕たちの護衛にまわってくれるという。一将官を僕たちの護衛なんかに割いちゃっていいのかと思ってしまうけれど、僕らとしてはすごく頼もしい。
ピオーネの元に伝令がきた。
「パゴスキー少将、シャラトーゼ本団のフリージア司令官より伝令です。」
「どうした? 」
「シャラトーゼ本団6万4000は今日の未明にシャラトーゼを出発。五日後にニフライン管轄内に到達するとのことです。それと……」
「それと? 」
「それがですね……。」
「なんだ? いいから彼の言葉をそのまま伝えてくれ。」
「……『貴軍は田舎のためより敵地に近いので、我が軍を待たずして先にニフラインへ入られたし。』とのこと。」
連携する気さらさらないじゃんか。大丈夫か? 戦闘前から仲間割れ起こしそうなんだが。しかし案外ピオーネは冷静だった。
「分かった。では貴軍の半日前にニフラインへ侵入を開始すると伝えてくれ。」
ピオーネはどこかへ行ってしまった。
その夜、ホルンメラン分団のニフライン征討軍5万1000が正門前に集結した。皆の前にはピオーネを中心に各将官、それとアイラが立っていた。
まずアイラが紙を掲げた。
「兵士諸君、これが分かるか? 宣戦布告だ。同じものをつい先程ニフラインに送った。いいか諸君、もう戦いは始まっているんだ。あとには引けない。覚悟を決めろ、生きる覚悟だ。守る覚悟だ。いいか! 」
呼応して兵士の塊から、地鳴りのような声が響いた。
「私は諸君についていくことができない。しかし、諸君がホルンメランの兵士として勇敢に戦い、そして必ず勝ってくれることを私は信じている。」
アイラは後ろに下がった。入れ替わるようにピオーネが前に出た。
「今回の征討はシャラトーゼ本団と合同で行う。だが彼らは遠方より来る。したがって最初に敵と交戦するのは我らだと心得よ。」
ピオーネは場を引き締めると、これ以上余計な言葉は要らないとばかりに馬に跨った。
「全軍、進軍を開始せよ。」
ピオーネの号令を受けて、軍はゆったりと動き始めた。
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