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三章 切れ者少女、ゴースに立つ
十九話
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執事は屋敷の中でいろいろ雑務に追われていたが、僕たちの来訪に気づくと快く迎えてくれた。多少驚きはしたようだが。子爵に用事があると伝えると
「ノース様なら今は公務中でございます。」
とのことで、留守だった。そうだ、彼も首長であることを忘れていた。ゴース官庁の首長室にいるだろうと執事が言うので、僕らはそちらに向かうことにした。
ゴース官庁は屋敷のほぼ隣にあるので、そのまま建物の中に入った。また受付嬢に聞くと、首長室は十階だそう。
エレベーターを登っていき、すぐに十階に到着した。廊下に出ると、床にはえんじ色の華々しいカーペットが敷かれてあり、壁には絵画や彫像が並んでいた。子爵の趣味が全開に出ている。
屋敷の大部屋に劣らないほどの豪華な扉が待ち構えていた。ピオーネがノックしようとしたそのときだった。部屋の中から声が聞こえてきた。声の主は二人。片方は子爵だったが、もう片方は分からない。
「……だから共に進もうじゃないか。確かに俺とお前は犬猿の仲だがね。しかし君も馬鹿じゃないはずだ。いつまでこんな町の首長に収まってるつもりかね。」
「そう口だけは達者だからわしは貴様が嫌いなんだ。そもそもニフラインが他の大都市に勝てると本気で思っているのかい? 」
ああ、話が見えてきた。見えてはきたが、そんな馬鹿なことがあるのか。タイミングが良すぎるだろう。渦中の人間がよりによって僕たちがゴースに滞在しているときに訪れるだなんて。……中にいるもう一人の人間はニフライン首長、ワイド伯爵だ!
まさか黒幕が現れるとは。隣のピオーネもとっくに気づいているらしく息を呑んでいた。
「ここで殺してしまったらどうなの? 」
ひそひそ声でピオーネにそう伝えた。我ながら物騒な提案だと思う。けれど、ここでワイド伯を殺してしまえば全て早々に解決するような気がした。
「ダメですよ。それじゃあこっちが反逆者になります。他の全都市をホルンメランの敵にまわすつもりですか! 」
そりゃそうだ。僕が浅はかだった。しかしこの状況で何もしないのか。
「今は静かに我慢して中の会話を聞いておきましょう。」
そう言ってピオーネはまた扉に聞き耳を立てた。
部屋の中の会話はやや興奮気味に続いた。
「やれるとも。俺はそのためだけにこの十年準備を重ねたんだ。歩兵八万、騎馬二万二千騎。これだけあれば勝てる! そう確信しているのだよ。」
「兵の数だけじゃ戦の勝ち負けは決まらんよ。そもそもどういう計画を立てているのだ、貴様は。」
「お前に教えてやる義理はないが、まあいいだろう。まずはホルンメランだ。あそこは攻めにくいが地道に囲えば落ちるだろう。それが済めば次は東方のエルマンテだ。あそこは海があるから栄えているだけの都市だ。軍事的には敵ではない。そこを足がかりに最後にシャラトーゼを陥落させてやるさ。」
ワイド伯爵は雄弁に語った。やはり彼は真っ先にホルンメランを狙うつもりらしい。
「馬鹿げている。夢物語だ。」
「好きに言え。二度と醒めない夢にしてやる。」
「もういい、勝手にしろ。」
「ふん、お前がシャラトーゼを攻めてくれれば手っ取り早かったんだがな。俺がシャラパナを取っても文句言うなよ。」
それを最後に会話は途絶えた。
部屋の中から足音が聞こえてきた。
「まずい、部屋から出てきますよ。」
ピオーネは僕を引っ張って彫像の陰に身を隠した。
扉が勢いよく開き、中から男が五人でてきた。先頭がワイド伯爵か。赤毛の髪をガチガチに固めていて、服もカッチリしていた。ラフな子爵とソリが合わないのも頷ける。彼は子爵をそそのかすことに失敗したせいか、ひどく不機嫌だった。
後ろから続く男四人はどうやらワイド伯の側近のようだった。全員が軍人である。物々しさに息が詰まりそうだったが、幸い彼らは僕たちを見つけることなく帰っていった。
ワイド伯一行が帰ってしまったあとで僕たちはようやく首長室に入ることができた。ノックすると中から
「今度は誰だね? 」
と子爵の不機嫌な声が返ってきた。
「ホルンメランの二人ですが。」
と返すと、「入れ」とだけ言われたので僕たちは中に入った。
子爵は苦々しい表情で僕たちを見つめていた。
「今の話、聞いたかい? 」
「ええ、まあ。」
「あいつは馬鹿者だ。自分の器というものがまるで分かっていない。それで自分の矮小な才能を過大評価している。今まさに歴史の中に何度も出てきては消えていった反逆者の末席に名前を加えようとしているのだ。あの男はもう誰にも止められないんだよ。」
「いえ、私たちが止めてみせましょう。」
低く、されど力強く宣言したのはピオーネ。彼女は上着のポケットから黒い手のひらサイズの手帳を取り出した。
「先程の会話はこの魔法式記録帳に記録しました。これを提出すればシャラトーゼのセルギアン公からワイド伯爵追討の許可が下りるでしょう。」
元の世界式に言うと録音したということか。……いやいやいや、魔法なんて初耳なんだが。そんなものこの世界にあるのか。
にしてもやはりこのピオーネ、どこまでも抜かりがない。僕は息を殺すことに夢中でとても会話を記録してやろうなんて思えなかった。
「あとはノース首長閣下にご証言いただけたら大変心強いのですが。」
「容赦のない子だ。」
子爵は呆れたように笑った。
「まあ証言してやってもいいが、それじゃあわしが一方的に与えているだろう。なあタイセイくん。」
「はい? 」
「この間の歌い鳥の件、忘れたわけではあるまい? 」
このタイミングでその話するのかよ。そんなにあの鳥が大事なのか。いや、まあ途中で凄い光景に出くわしたから忘れそうになっているが、事実そのために来ている。
「ええ、そのためにお伺いしました。」
「では証言の話はその後にしよう。さあ今日の公務はもう終わりだ。屋敷へ戻ろう。」
子爵は僕たち二人を連れて屋敷に戻った。またあの大部屋に三人になると、子爵は鳥カゴを並べた。
「それで、コイツらが歌わなくなった原因は分かったのかい? 」
互いに背を向けてしまっている歌い鳥たちを見て僕はなおさら確信を持った。
「そりが合わないんだと思います。」
「そりが合わない? 」
そう、この鳥たち、同じカゴの中に入れられているくせにどう見ても仲が良さそうではないのである。
子爵は釈然としていないようだった。
「しかしな、鳥が仲悪いってあり得るのか? 」
「動物にだって感情はあるのだから、好き嫌いだってもちろんあります。ただ、一応一緒に歌おうとはしてみるところを見ると、お互いそのものが嫌いというわけではなさそうです。」
毎晩一瞬は歌おうとしているのは、彼らなりに歩み寄ろうとしている証だ。ただそれが出来ない理由があった。ただ子爵はますます分からなくなっているようだ。
「じゃあ何が気に入らんのだよ。」
「音楽性の違い、というやつですかね。」
「は? 」
子爵は意味が分からないというふうだったが、僕は別にふざけているわけじゃない。
さっきの二人組のヒャッハーたちを見ていてこれに気づくことができた。彼らは受ける依頼の性質の違いで揉めていた。本来は相容れない部類の争いである。ピオーネが止めていなければ、最悪仲違いしてしまうなんて結末もあっただろう。
この鳥たちもまた方向性が違う。だけどそれは悪いことじゃないし、無理矢理一緒にすることもない。どうしても分かり合えないやつくらい誰にだっているから。
「音楽性が違う」の意味を説明するために僕は子爵に九匹全てを分けるための追加のカゴ七つを要求した。
「全員を一羽にしましょう。」
僕はそれぞれのカゴに一羽ずつ入れ直した。
子爵曰く、鳥たちは夜に子爵の顔をみると歌い出すらしい。なのでカゴを一つずつ順番に子爵の顔の前に出した。
最初のカゴを出した。中の鳥は子爵の顔を見ると、予想通り歌い出した。
「♪~♪♪♪! ~♪~♪♪~!! 」
歌ったのは歌ったのだが……どう考えても心休まる歌ではなかった。鳥が歌っているのは激しめのロックなのだ。窓の外からヒャッハーたちが見えて影響されてしまったのかしら?
二番目のカゴを取り出してくると、中の鳥は一羽目とは全然違う歌を歌い始めた。
「♪~~~~~♪~~~~」
今度はオペラだった。翼を全力で広げて懸命に高音ボイスを出す姿は結構愛らしい。
しかし、方向性が違うと言っても、流石に極端すぎるだろ。ジャンルを思いっきりまたいでいるじゃないか。ロックからのオペラは予想できなかった。
次は一体何が来るのだろうとだんだん期待し始めながら、僕は三つ目のカゴを取り出した。
「ノース様なら今は公務中でございます。」
とのことで、留守だった。そうだ、彼も首長であることを忘れていた。ゴース官庁の首長室にいるだろうと執事が言うので、僕らはそちらに向かうことにした。
ゴース官庁は屋敷のほぼ隣にあるので、そのまま建物の中に入った。また受付嬢に聞くと、首長室は十階だそう。
エレベーターを登っていき、すぐに十階に到着した。廊下に出ると、床にはえんじ色の華々しいカーペットが敷かれてあり、壁には絵画や彫像が並んでいた。子爵の趣味が全開に出ている。
屋敷の大部屋に劣らないほどの豪華な扉が待ち構えていた。ピオーネがノックしようとしたそのときだった。部屋の中から声が聞こえてきた。声の主は二人。片方は子爵だったが、もう片方は分からない。
「……だから共に進もうじゃないか。確かに俺とお前は犬猿の仲だがね。しかし君も馬鹿じゃないはずだ。いつまでこんな町の首長に収まってるつもりかね。」
「そう口だけは達者だからわしは貴様が嫌いなんだ。そもそもニフラインが他の大都市に勝てると本気で思っているのかい? 」
ああ、話が見えてきた。見えてはきたが、そんな馬鹿なことがあるのか。タイミングが良すぎるだろう。渦中の人間がよりによって僕たちがゴースに滞在しているときに訪れるだなんて。……中にいるもう一人の人間はニフライン首長、ワイド伯爵だ!
まさか黒幕が現れるとは。隣のピオーネもとっくに気づいているらしく息を呑んでいた。
「ここで殺してしまったらどうなの? 」
ひそひそ声でピオーネにそう伝えた。我ながら物騒な提案だと思う。けれど、ここでワイド伯を殺してしまえば全て早々に解決するような気がした。
「ダメですよ。それじゃあこっちが反逆者になります。他の全都市をホルンメランの敵にまわすつもりですか! 」
そりゃそうだ。僕が浅はかだった。しかしこの状況で何もしないのか。
「今は静かに我慢して中の会話を聞いておきましょう。」
そう言ってピオーネはまた扉に聞き耳を立てた。
部屋の中の会話はやや興奮気味に続いた。
「やれるとも。俺はそのためだけにこの十年準備を重ねたんだ。歩兵八万、騎馬二万二千騎。これだけあれば勝てる! そう確信しているのだよ。」
「兵の数だけじゃ戦の勝ち負けは決まらんよ。そもそもどういう計画を立てているのだ、貴様は。」
「お前に教えてやる義理はないが、まあいいだろう。まずはホルンメランだ。あそこは攻めにくいが地道に囲えば落ちるだろう。それが済めば次は東方のエルマンテだ。あそこは海があるから栄えているだけの都市だ。軍事的には敵ではない。そこを足がかりに最後にシャラトーゼを陥落させてやるさ。」
ワイド伯爵は雄弁に語った。やはり彼は真っ先にホルンメランを狙うつもりらしい。
「馬鹿げている。夢物語だ。」
「好きに言え。二度と醒めない夢にしてやる。」
「もういい、勝手にしろ。」
「ふん、お前がシャラトーゼを攻めてくれれば手っ取り早かったんだがな。俺がシャラパナを取っても文句言うなよ。」
それを最後に会話は途絶えた。
部屋の中から足音が聞こえてきた。
「まずい、部屋から出てきますよ。」
ピオーネは僕を引っ張って彫像の陰に身を隠した。
扉が勢いよく開き、中から男が五人でてきた。先頭がワイド伯爵か。赤毛の髪をガチガチに固めていて、服もカッチリしていた。ラフな子爵とソリが合わないのも頷ける。彼は子爵をそそのかすことに失敗したせいか、ひどく不機嫌だった。
後ろから続く男四人はどうやらワイド伯の側近のようだった。全員が軍人である。物々しさに息が詰まりそうだったが、幸い彼らは僕たちを見つけることなく帰っていった。
ワイド伯一行が帰ってしまったあとで僕たちはようやく首長室に入ることができた。ノックすると中から
「今度は誰だね? 」
と子爵の不機嫌な声が返ってきた。
「ホルンメランの二人ですが。」
と返すと、「入れ」とだけ言われたので僕たちは中に入った。
子爵は苦々しい表情で僕たちを見つめていた。
「今の話、聞いたかい? 」
「ええ、まあ。」
「あいつは馬鹿者だ。自分の器というものがまるで分かっていない。それで自分の矮小な才能を過大評価している。今まさに歴史の中に何度も出てきては消えていった反逆者の末席に名前を加えようとしているのだ。あの男はもう誰にも止められないんだよ。」
「いえ、私たちが止めてみせましょう。」
低く、されど力強く宣言したのはピオーネ。彼女は上着のポケットから黒い手のひらサイズの手帳を取り出した。
「先程の会話はこの魔法式記録帳に記録しました。これを提出すればシャラトーゼのセルギアン公からワイド伯爵追討の許可が下りるでしょう。」
元の世界式に言うと録音したということか。……いやいやいや、魔法なんて初耳なんだが。そんなものこの世界にあるのか。
にしてもやはりこのピオーネ、どこまでも抜かりがない。僕は息を殺すことに夢中でとても会話を記録してやろうなんて思えなかった。
「あとはノース首長閣下にご証言いただけたら大変心強いのですが。」
「容赦のない子だ。」
子爵は呆れたように笑った。
「まあ証言してやってもいいが、それじゃあわしが一方的に与えているだろう。なあタイセイくん。」
「はい? 」
「この間の歌い鳥の件、忘れたわけではあるまい? 」
このタイミングでその話するのかよ。そんなにあの鳥が大事なのか。いや、まあ途中で凄い光景に出くわしたから忘れそうになっているが、事実そのために来ている。
「ええ、そのためにお伺いしました。」
「では証言の話はその後にしよう。さあ今日の公務はもう終わりだ。屋敷へ戻ろう。」
子爵は僕たち二人を連れて屋敷に戻った。またあの大部屋に三人になると、子爵は鳥カゴを並べた。
「それで、コイツらが歌わなくなった原因は分かったのかい? 」
互いに背を向けてしまっている歌い鳥たちを見て僕はなおさら確信を持った。
「そりが合わないんだと思います。」
「そりが合わない? 」
そう、この鳥たち、同じカゴの中に入れられているくせにどう見ても仲が良さそうではないのである。
子爵は釈然としていないようだった。
「しかしな、鳥が仲悪いってあり得るのか? 」
「動物にだって感情はあるのだから、好き嫌いだってもちろんあります。ただ、一応一緒に歌おうとはしてみるところを見ると、お互いそのものが嫌いというわけではなさそうです。」
毎晩一瞬は歌おうとしているのは、彼らなりに歩み寄ろうとしている証だ。ただそれが出来ない理由があった。ただ子爵はますます分からなくなっているようだ。
「じゃあ何が気に入らんのだよ。」
「音楽性の違い、というやつですかね。」
「は? 」
子爵は意味が分からないというふうだったが、僕は別にふざけているわけじゃない。
さっきの二人組のヒャッハーたちを見ていてこれに気づくことができた。彼らは受ける依頼の性質の違いで揉めていた。本来は相容れない部類の争いである。ピオーネが止めていなければ、最悪仲違いしてしまうなんて結末もあっただろう。
この鳥たちもまた方向性が違う。だけどそれは悪いことじゃないし、無理矢理一緒にすることもない。どうしても分かり合えないやつくらい誰にだっているから。
「音楽性が違う」の意味を説明するために僕は子爵に九匹全てを分けるための追加のカゴ七つを要求した。
「全員を一羽にしましょう。」
僕はそれぞれのカゴに一羽ずつ入れ直した。
子爵曰く、鳥たちは夜に子爵の顔をみると歌い出すらしい。なのでカゴを一つずつ順番に子爵の顔の前に出した。
最初のカゴを出した。中の鳥は子爵の顔を見ると、予想通り歌い出した。
「♪~♪♪♪! ~♪~♪♪~!! 」
歌ったのは歌ったのだが……どう考えても心休まる歌ではなかった。鳥が歌っているのは激しめのロックなのだ。窓の外からヒャッハーたちが見えて影響されてしまったのかしら?
二番目のカゴを取り出してくると、中の鳥は一羽目とは全然違う歌を歌い始めた。
「♪~~~~~♪~~~~」
今度はオペラだった。翼を全力で広げて懸命に高音ボイスを出す姿は結構愛らしい。
しかし、方向性が違うと言っても、流石に極端すぎるだろ。ジャンルを思いっきりまたいでいるじゃないか。ロックからのオペラは予想できなかった。
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