1 / 1
これからもずっと一緒に
しおりを挟む
夫は靴箱を支えにし、靴ベラを使って靴を履いた。夫が靴を履き終わったことを確認し、私はカバンを渡した。夫はカバンを受け取ると私の頬にキスをした。
「行ってくるよ」
「行ってらっしゃい、あなた」
夫を見送った後、私はすぐに寝室に戻り、バスローブに着替えた。夫の前では一度も着たことがない。私がバスローブを持っていることさえ知らないだろう。
私はリビングで最愛の人が来るのを待った。
今でも夫は最愛の人だが、私には他にも最愛の人がいる。夫は私にはもったいないくらいに優しくてステキな人だ。しかし、あまりにも優しすぎて刺激が足りないのだ。夜の営みの時も私が痛がらないようにしてくれている。でも、私としてはもっと激しくしてほしい。夫との営みはつまらない。
ドキドキしながら待っているとインターホンが鳴った。私は小躍りしながらドアを開けた。
「やあ、義姉さん」
「秀くん、いらっしゃい」
秀くんはドアを閉めると、いきなり私を抱きしめた。驚いていると、ディープキスをされた。秀くんの舌が私の舌に絡みついてくる。なんだか興奮してきて私は秀くんの唾液を啜った。
「今日はいつもより積極的だね、秀くん」
「積極的にもなるさ。昨日まで兄さんは休みだったからね。三日間も義姉さんに会えなくて寂しかったよ」
「ふふ、私も寂しかったよ」
私は秀くんの腕に絡みつき、一緒にリビングに向かった。秀くんは夫の弟であり、私の不倫相手だ。
半年前にあまりの物足りなさに自分で慰めているところを秀くんに見られたのだ。そのことがきっかけで私と秀くんは不倫の関係になった。秀くんに見られて本当に良かった。刺激的な日々を過ごせるのだから。
この半年の間でお互いの体について知り尽くしている。私はどこを攻めれば秀くんが気持ちよくなるのかを知っている。秀くんもどこを攻めれば私が気持ちよくなるのかを知っている。お互いの性感帯を把握しているのだ。
私はこの三日間で溜まりに溜まった性欲を秀くんにぶつけた。秀くんとの営みは心の底から楽しむことができる。夫では感じられない気持ちよさがある。
気付けば夕方になっていた。半日間も事に及んでいたのだ。
そろそろ夫が帰ってくる時間だ。私は着替えて急いで夕飯の支度をした。
秀くんと一緒にテレビを観ながら待っていると、夫が帰ってきた。
「来てたのか、秀」
「やあ、兄さん。お仕事お疲れ様」
「今日は泊まってくんだろ?」
「うん、そのつもりだよ」
夫は秀くんに会えて嬉しそうだった。
食事をテーブルに並べる間、夫と秀くんは来月に旅行に出かけようかと話している。本当に仲の良い兄弟だ。大好きな秀くんと夫との旅行はきっと楽しいだろう。夫との営みはつまらないが、心の底から愛しているのだ。
私は食事中に左足を夫の足に、右足を秀くんの足に絡ませた。二人の温もりを感じたかったからだ。その瞬間、二人とも微笑んでくれたのが嬉しかった。
――これからもずっと三人でいようね。
「行ってくるよ」
「行ってらっしゃい、あなた」
夫を見送った後、私はすぐに寝室に戻り、バスローブに着替えた。夫の前では一度も着たことがない。私がバスローブを持っていることさえ知らないだろう。
私はリビングで最愛の人が来るのを待った。
今でも夫は最愛の人だが、私には他にも最愛の人がいる。夫は私にはもったいないくらいに優しくてステキな人だ。しかし、あまりにも優しすぎて刺激が足りないのだ。夜の営みの時も私が痛がらないようにしてくれている。でも、私としてはもっと激しくしてほしい。夫との営みはつまらない。
ドキドキしながら待っているとインターホンが鳴った。私は小躍りしながらドアを開けた。
「やあ、義姉さん」
「秀くん、いらっしゃい」
秀くんはドアを閉めると、いきなり私を抱きしめた。驚いていると、ディープキスをされた。秀くんの舌が私の舌に絡みついてくる。なんだか興奮してきて私は秀くんの唾液を啜った。
「今日はいつもより積極的だね、秀くん」
「積極的にもなるさ。昨日まで兄さんは休みだったからね。三日間も義姉さんに会えなくて寂しかったよ」
「ふふ、私も寂しかったよ」
私は秀くんの腕に絡みつき、一緒にリビングに向かった。秀くんは夫の弟であり、私の不倫相手だ。
半年前にあまりの物足りなさに自分で慰めているところを秀くんに見られたのだ。そのことがきっかけで私と秀くんは不倫の関係になった。秀くんに見られて本当に良かった。刺激的な日々を過ごせるのだから。
この半年の間でお互いの体について知り尽くしている。私はどこを攻めれば秀くんが気持ちよくなるのかを知っている。秀くんもどこを攻めれば私が気持ちよくなるのかを知っている。お互いの性感帯を把握しているのだ。
私はこの三日間で溜まりに溜まった性欲を秀くんにぶつけた。秀くんとの営みは心の底から楽しむことができる。夫では感じられない気持ちよさがある。
気付けば夕方になっていた。半日間も事に及んでいたのだ。
そろそろ夫が帰ってくる時間だ。私は着替えて急いで夕飯の支度をした。
秀くんと一緒にテレビを観ながら待っていると、夫が帰ってきた。
「来てたのか、秀」
「やあ、兄さん。お仕事お疲れ様」
「今日は泊まってくんだろ?」
「うん、そのつもりだよ」
夫は秀くんに会えて嬉しそうだった。
食事をテーブルに並べる間、夫と秀くんは来月に旅行に出かけようかと話している。本当に仲の良い兄弟だ。大好きな秀くんと夫との旅行はきっと楽しいだろう。夫との営みはつまらないが、心の底から愛しているのだ。
私は食事中に左足を夫の足に、右足を秀くんの足に絡ませた。二人の温もりを感じたかったからだ。その瞬間、二人とも微笑んでくれたのが嬉しかった。
――これからもずっと三人でいようね。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。




会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる