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苦しいのは R
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「あ…あう…ぅ……ひぃっ…ああっやあっ…」
ポタリ…とまた一滴垂らされた媚薬に身体が跳ねて自身を苦しめてしまう。
持たされたグラスの中身が揺れて慌てて肘掛けに腕を乗せた。
僕は今、グラスを片手に肘掛け椅子に…いや正確には椅子に設置された張り型の上にペニスをリボンで縛られて座っている。
下半身を見なければ、ヴィクと向かい合ってお酒を楽しんでいるようにも見える。
「こら、殿下から頂いた酒をこぼす気か」
「ひっ…っ~~~…」
またポタリと媚薬が垂らされ当たった箇所から焼けるような快感が脳に伝わる。
破裂しそうなほどパンパンになった真っ赤なペニスを飾り立てるリボンは、お姫様を飾るのにこそ相応しいビロウドに繊細なレースをフリルにして縫い付けた桃色の豪華で可愛らしい品で、それが一層のこと惨めで滑稽だった。
媚薬を受けてビクリビクリと震えるソレを向かいに座って酒を楽しむヴィクが嘲笑う。
「ははっリボンが一緒になってゆらゆら震えて愉快だぞ。いっそ每日それを付けて生活するか?はははっ」
酷い事を言われているのに、ヴィクの笑った顔を見られるのが嬉しい。
いつか見た、太陽みたいな笑顔じゃなくて嘲笑するような意地悪な顔だけど…それでも。
「う…ふふ」
「は…何を笑っている?余裕そうだな…。それでは足りないか。あれを持て」
「ひっ違っ…いやっ…ごめんなさいっ許して!!」
ごとり。ごとり。
涙を流す僕の目の前に大きさの違う張型が次々と置かれる。
まるで本物のような色と形のもの。
工芸品のような美しいクリスタル製のもの。
媚薬と香油を何ヶ月も染み込ませたという木製の張型を挿れられた時は気が狂いそうになった。
「ふむ、これを使うか。尻を向けろ」
それは直径1センチ程の細いクリスタル製のもので、括れや装飾が無い分僕の中身がよく見える…らしい。
「う…ん…く…」
「ふん、一本じゃ余裕だな」
「ひぃっぐりぐりしないれぇっ」
張型で穴を拡げるように掻き回され、縛られたペニスがビンッと跳ねてじわりと濁った雫を滴らせる。
「これだけでイったのか?流石淫乱だな。さて、何本入るか」
「いや…やめて…」
「ほら、まだ入るぞ」
「あっあっ…や…苦し…もう…限界…あぅっ」
もう、何本挿れられたんだろう…。
苦しい。気持ちぃ。ペニスが破裂しそう…。
「く…苦し…ひゃああんっイっちゃ…っっ!!」
ず…と押し込まれた張型が前立線を擦り、また射精出来ない絶頂が襲いかかる。
「ほら、出すな!」
「きひぃぃっっ!!」
絶頂で腸が収縮したせいで飛び出しそうになる張型をぐりりっと押し込まれる。
拡がりきった肛門は締め付けるのも難しかった。
「は…はく…はっ…」
「はははっお前…ペニスを上下に振って…まるで犬の尻尾じゃないか!」
はははは。
はははは。
彼と側近の嘲笑する声が遠くに聞こえる。
出せない苦しみで頭に靄がかったようになってる。
「あ…また出そうとしているな。おい、一旦押さえとけ」
目の前に来たヴィクが赤黒く腫れた僕のペニスをやんわりと撫でる。
「ひぃいっっ」
もう僕のソコはもう限界で、それだけで射精出来ない絶頂をした。
「ひぃっ…やっ…イってるの…苦しい…から…も…触ったら…やっ、やぁぁ…ふぐ…うええんっ…も…やだぁ…ひぐっ…」
イってもイっても出せない苦しみに、身も世もなく泣いてしまう。
出したい出したい出したい出したい。
「ははは、そんなに泣くほど出したいのか」
「ふぇえ…出したいっっ出したいっ射精したいぃ~」
「ふん。いいだろう。出させてやる。但し、張型を一本でも落としたら仕置だ」
「へ…しょんなの…むっひにゃっっやめっ…いくいくいぐ~っ」
痛いほどに腫れ上がり限界を超えたペニスをこしゅこしゅと扱かれ、気が狂いそうな程感じでしまう。
そして次の瞬間、僕は真っ白い世界にいた。
「い゛っ~~~~~~~~~っ!!!」
リボンを解かれた瞬間、僕は白目を剥いていたらしい。
射精の快感と放出の脱力感のなか、遠くでカラカラと何かが転がる音を聞いた。
ポタリ…とまた一滴垂らされた媚薬に身体が跳ねて自身を苦しめてしまう。
持たされたグラスの中身が揺れて慌てて肘掛けに腕を乗せた。
僕は今、グラスを片手に肘掛け椅子に…いや正確には椅子に設置された張り型の上にペニスをリボンで縛られて座っている。
下半身を見なければ、ヴィクと向かい合ってお酒を楽しんでいるようにも見える。
「こら、殿下から頂いた酒をこぼす気か」
「ひっ…っ~~~…」
またポタリと媚薬が垂らされ当たった箇所から焼けるような快感が脳に伝わる。
破裂しそうなほどパンパンになった真っ赤なペニスを飾り立てるリボンは、お姫様を飾るのにこそ相応しいビロウドに繊細なレースをフリルにして縫い付けた桃色の豪華で可愛らしい品で、それが一層のこと惨めで滑稽だった。
媚薬を受けてビクリビクリと震えるソレを向かいに座って酒を楽しむヴィクが嘲笑う。
「ははっリボンが一緒になってゆらゆら震えて愉快だぞ。いっそ每日それを付けて生活するか?はははっ」
酷い事を言われているのに、ヴィクの笑った顔を見られるのが嬉しい。
いつか見た、太陽みたいな笑顔じゃなくて嘲笑するような意地悪な顔だけど…それでも。
「う…ふふ」
「は…何を笑っている?余裕そうだな…。それでは足りないか。あれを持て」
「ひっ違っ…いやっ…ごめんなさいっ許して!!」
ごとり。ごとり。
涙を流す僕の目の前に大きさの違う張型が次々と置かれる。
まるで本物のような色と形のもの。
工芸品のような美しいクリスタル製のもの。
媚薬と香油を何ヶ月も染み込ませたという木製の張型を挿れられた時は気が狂いそうになった。
「ふむ、これを使うか。尻を向けろ」
それは直径1センチ程の細いクリスタル製のもので、括れや装飾が無い分僕の中身がよく見える…らしい。
「う…ん…く…」
「ふん、一本じゃ余裕だな」
「ひぃっぐりぐりしないれぇっ」
張型で穴を拡げるように掻き回され、縛られたペニスがビンッと跳ねてじわりと濁った雫を滴らせる。
「これだけでイったのか?流石淫乱だな。さて、何本入るか」
「いや…やめて…」
「ほら、まだ入るぞ」
「あっあっ…や…苦し…もう…限界…あぅっ」
もう、何本挿れられたんだろう…。
苦しい。気持ちぃ。ペニスが破裂しそう…。
「く…苦し…ひゃああんっイっちゃ…っっ!!」
ず…と押し込まれた張型が前立線を擦り、また射精出来ない絶頂が襲いかかる。
「ほら、出すな!」
「きひぃぃっっ!!」
絶頂で腸が収縮したせいで飛び出しそうになる張型をぐりりっと押し込まれる。
拡がりきった肛門は締め付けるのも難しかった。
「は…はく…はっ…」
「はははっお前…ペニスを上下に振って…まるで犬の尻尾じゃないか!」
はははは。
はははは。
彼と側近の嘲笑する声が遠くに聞こえる。
出せない苦しみで頭に靄がかったようになってる。
「あ…また出そうとしているな。おい、一旦押さえとけ」
目の前に来たヴィクが赤黒く腫れた僕のペニスをやんわりと撫でる。
「ひぃいっっ」
もう僕のソコはもう限界で、それだけで射精出来ない絶頂をした。
「ひぃっ…やっ…イってるの…苦しい…から…も…触ったら…やっ、やぁぁ…ふぐ…うええんっ…も…やだぁ…ひぐっ…」
イってもイっても出せない苦しみに、身も世もなく泣いてしまう。
出したい出したい出したい出したい。
「ははは、そんなに泣くほど出したいのか」
「ふぇえ…出したいっっ出したいっ射精したいぃ~」
「ふん。いいだろう。出させてやる。但し、張型を一本でも落としたら仕置だ」
「へ…しょんなの…むっひにゃっっやめっ…いくいくいぐ~っ」
痛いほどに腫れ上がり限界を超えたペニスをこしゅこしゅと扱かれ、気が狂いそうな程感じでしまう。
そして次の瞬間、僕は真っ白い世界にいた。
「い゛っ~~~~~~~~~っ!!!」
リボンを解かれた瞬間、僕は白目を剥いていたらしい。
射精の快感と放出の脱力感のなか、遠くでカラカラと何かが転がる音を聞いた。
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