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あれから急いで部屋に戻って適当に机の奥にいれてた日本語のアレを取り出し、いつだったかに買って貰った宝箱の中の下のとこに入れた。
鍵は机の引き出しを取り出して下のとこに置いた。


まさか、お姉様が転生者だったなんて…………。


しかも自分を悪役令嬢と間違えてる!!!



確かに流行りものだったし、まさか自分が主人公だとは思ってもないだろう…将来の王妃様なのに!!!!!!

やばい、どうにかして悪役令嬢ではないと伝えないと!!!!!!



「…………ふぅ」


あまりの衝撃に部屋の中をウロウロしてしまった。落ち着こう。


最悪…苦渋の策だが、正直に言おう……。



トントンッーーー


おっと、来客!

「どうぞー」




「ミランっっ!!!!!」


「?あれ、お父様…?お仕事は大丈夫なんですか」


急な来客、お父様にびっくりする。お父様は人払いのされた部屋に急いで入ってきた。
入ってきただけでなく私を抱き締める。

「大丈夫かい?なにかされてないか??病み上がりだというのにお茶に誘いやがって……」


おおう?
口調が乱れて雲行きが怪しくなってるお父様をなだめる。


「お、お父様…私は大丈夫ですよ?何もされてないわ……」

「人払いをさせてるのには何か訳があるのだろう?いじめられたのかい?ミランを泣かせたら例え血縁者であろうと……」

「おおお落ち着いて、お父様!!!」


人払いをさせてたのは宝箱の鍵とかそういう理由だ………。
というかお父様って私以外に厳しい人だったの……?
あれ…?お母様に似てるから私に甘いんじゃ………


「泣いてないのかい?本当かい?見せてごらん……」


顔を大切そうにすっと手で包みこまれる。お父様の綺麗で吸い込まれるような琥珀色の瞳に見とれてしまう。

「良かった……泣いてなさそうだ………ミランに何かあったら俺は……」

口調がまた乱れてる。この人実のお父様といえど無駄に色気がすごいわ、年齢は若いし、やたらめったら甘いのでおかしくなりそうだ。

「本当は…もっと待つつもりだったが………」

ぼそっと何かしゃべるお父様。
?なんだろ聞こえなかった。


「ミラン、口を開けてごらん。」

「?はい」


チュッーーー

口を開けたまま、キスをされる。あまりのことにビックリして仰け反ると、しっかりと抱き締められる。
逃げ場がなくなって、あたふたしてるとお父様の舌が私の舌を絡めとった。ツツツーと口の中の歯を、頬の裏側をとお父様の舌が暴れまわる。



「んっ…あっ…はぁっ……おとっさまぁ」



こ、これは………まさか………デ、ディ、…ディープキスというやつでは???!
12歳で、む、娘だぞ!!!!何してるんだお父様???!!


「ミラン……愛してるよ」


とは思いつつも、時折愛を囁くお父様に、キスの上手さに…腰が、力が抜けていく。

くちゃくちゃともうどちらのかわからない唾液をペロペロ舐めとるお父様。
酸素が足りないのか、この状況にドキドキしてるのか、どんどん頭がぼーっとしてくる。



「はぁっ…ま、っ…まって、…おと…さっ」

「ふふ、ミラン……かわいいなぁ…ああミラン……」



ちゅ、ちゅ、っと角度を変えてキスをされたり舌を吸われたり…かわいい、愛してると言われていると、じわっと下半身が濡れていくのがわかった。…恥ずかしい。

どのくらい時間が経ったか…。

自分では立てなくなってしまい、身体をお父様に預けた。お父様は嬉しそうにぎゅっと抱き締め…キスはしたまま、お姫様抱っこされる。


ふわりと壊れ物を扱うかのようにベッドへと降ろされた。
やっと唇が離され、さっきまで激しいキスをしていたのがわかるように唇と唇が糸を引いて繋がる。



「ミラン……おまたをモゾモゾさせて……かわいい」



や、やばい。
と頭ではわかっていてもさっきの余韻とお父様の美形な色気を前に動けない。



「ミランはそこ、おしっこの出るとこ触ったことある?」

「ふぇ…」



お父様は眼鏡をカチャリと音を立て掛け直す。さっきまでずっと触れあっていた唇が艶やかに光って、ペロリと舌なめずりしているのをドキドキと見つめる。

な、なんて言えば……前世の記憶が戻る前なら分かっていなかったであろう、けど今は………その……
いや、こ、この状況はマズイ。慎重に返事を………


「わ、わかんない……」



とにかくこれ!こう言えばもうやめてくれるかも!!







「ふふ、そうだよね。」


失敗した!!!!!!
ここはあるだったか!!?いやそんな恥ずかしいこと言えないっどっちにしろヤバかった!!


「そこ、おしっこ以外にも役割があるんだ。」


部屋用の洋服、簡易ドレスの上からそこを、スリスリと撫でられる。

「あっ…や!汚いから……」

咄嗟に身動ぎをするが、お父様が腰を掴んで身動ぎ出来なくなる。

「汚くないよ、ミラン。ミランはすべて綺麗なんだ!もっと自信をつけなきゃ…今度、ココのこと、教えてあげるね?」

スリスリと洋服越しではあるが、お父様の硬い大人の手に気持ちよくなっていく。


「んっ……お父様…………」

「ふふ、ミラン…。今度って言ってるのに…ずいぶん湿ってるなぁ、服の上からも分かるよ。でも大丈夫、これはお漏らしじゃないからね」


愛しそうなお父様の視線とこの気持ちよさに何も考えられなくなっていく。


「ミラン、あと3日間ぐらいお父様とずっと一緒にいよっか?いろいろ教えてあげる。仕事も一段落したし…あの女…アニエスとあの男にある程度任せれば大丈夫だろう。ああっごめんねミラン。他の女の話をしてしまった…許しておくれ、ミランが1番だからね」


あの、女……?

あの男………??


と思考が固まるがお父様の手はスリスリとソコを撫で、また唇にキスを落とされ、初めて感じる快楽に溺れてく。


「ミラン…腰が動いて………ふふ、立派な女の子だね。かわいい…。気持ちいい?ミラン。」

「あっ……ふっ……はずかし……おとうさま……」



気持ちいいかと聞かれ急激に恥ずかしくなってく。さっきよりも顔にかぁっと熱が集まり、真っ赤になった。


「ミラン…ミランっっああっミランなんて可愛いんだ!!世界一可愛い…お父様、我慢できなくなっちゃうよ……はぁ…やっぱり閉じ込めたい……あんな女たちに取られるくらいなら………」


ちゅ、ちゅと額に瞼に、どこにもかしこにもキスの雨が降らされ、スリスリと撫でられていたソコにまで服越しにキスをされる。

「あっっ!まっ…おとうさまぁっ」

じゅくっと溢れるのがわかる。お父様の綺麗な唇が布越しにソコに口付けてる。その事実にソコがヒクヒクするのがわかった。


「ふふふ、ははっ……えっちだな…ミランは。これなら俺から離れるなんて言わなそうだ…いや、これからしっかり教えなきゃな」


独り言のように呟いた、口調の砕けたお父様にぞくりとする。そしてその言葉に、今日のタガのはずれたお父様の行動の意味がわかった。


「また来るよ、ミラン。病み上がりだからしっかり寝とくんだよ?家族にはアイリーンとのお茶で疲れたから休んでるって言っとくからね。晩御飯はメイドに持ってこさせるよ。」

 
お父様の行為で疲れ、肩で息を吸ってると、まるでアイリーンとのお茶会に行ったからこうなったのだというような言葉にびくりとした。
…実際そうなのだと思う。こうなるとは思わなかった。朝の絶望的なお父様の顔に反応しとけばよかった…。


「あ、あと。ソコ。ミランのおしっこが出るとこ、自分で触ったらダメだよ?触りたくなったらお父様が触ってあげるからね。そういうものなんだ。でもミランだけ。特別なんだよ。」




………お父様……。


………………ヘンタイです。





「返事は??」

「ハイっ」





あんなに甘やかしてたのに有無を言わさないような態度に反射的に返事をしてしまう。
……終わった……これはゲームとかでいったらお父様エンドですね…。決定的な瞬間です…。



「ふふっいい子だ………愛してるよミラン。」


ちゅ、と触れるだけのキスを唇に落として、お父様は部屋を去っていった。
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