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## 15 女王陛下とルナ
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「ご主人様ー!大丈夫ですかー!?」
ルナの大きな声が謁見の間に響き渡った。勢いよく開いた扉の向こうには、心配そうにこちらを見つめるルナ、イザベラ、そしてフローラの姿があった。三人の視線が、床に倒れ込み、ハルと密着している俺の姿に注がれる。
ルナの表情がみるみるうちに曇っていった。唇を噛みしめ、目に涙を浮かべながら、彼女は震える声で言った。
「ご、ご主人様……その女の人と……何をしているんですか?」
普段はおねしょのこと以外では滅多に感情を表に出さないルナが、ここまで嫉妬を露わにするのは珍しい。俺は慌てて状況を説明しようとした。
「ち、違うんだルナ!これは……」
しかし、イザベラが口を挟んだ。
「あらあら、これはこれは。坊や、随分と大胆なことをしているわね♡」
彼女は扇子で口元を隠し、面白そうに俺たちを見ている。フローラは顔を真っ赤にして、視線を彷徨わせていた。
「ご、ご主人……まさか、女王様と……そんな……」
フローラはショックを受けた様子で呟いた。
「違うって!ハルが転んで、それを支えようとしただけなんだ!」
俺は必死に弁明したが、三人の疑念は晴れない様子だった。特にルナは、まだ怒りが収まらないようで、プイッと横を向いてしまった。
「陛下、申し訳ありません。勝手に入ってはいけないと止めたのですがこの者たちが言うことを聞かず……」
三人に少し遅れて、後ろから侍女長と思しき中年女性が追従してきた。落ち着いた物腰と、厳格そうな表情から、地位の高い人物であることが伺える。
俺はため息をつきながら、ハルの方を見た。彼女は顔を真っ赤にして俯いている。
「ハル、大丈夫か?」
「は、はい……」
ハルは小さく頷いた。そして、ゆっくりと立ち上がり、ルナの方を向いた。
「あ、あの……私はハル・ローゼンブルク。この国の女王です」
ハルが自己紹介すると、ルナの表情がさらに険しくなった。
「女王様だからって、ご主人様に何をするんですか!」
ルナは、まるで小さな猛獣のようにハルを睨みつけた。その剣幕に、さすがのハルもたじろぐ。
「な、何をって……私はただ……」
ハルは言い淀み、顔を赤らめた。ルナの嫉妬心に火がついたのは明らかだった。
「ご主人様は私のものです!誰にも渡しません!」
ルナは小さな体でハルの前に立ちふさがり、まるで自分の所有物を守るように両手を広げた。その姿は、普段のおっとりとしたルナからは想像もつかないほど勇ましい。
ハルのオレンジ色の瞳が、ルナの青い瞳を射抜く。
「あなたのもの?何を根拠にそんなことを言うの?私だって……」
ハルは言葉を詰まらせた。ルナへの反論を考えながらも、同時に言いようのない既視感を覚えていた。
「だって……だって……」
ルナは言葉を繰り返すばかりで、明確な理由を述べることができない。ただ、本能的にハルをライバル視し、自分の立場を守ろうとしていた。
そんな二人の様子を、イザベラは面白そうに眺めていた。
「あらあら、これはこれは。修羅場ね♡」
彼女は扇子で口元を隠し、クスクスと笑いをこらえている。フローラは二人の間に割って入ろうとした。
「お二人とも、落ち着いて……」
しかし、ルナとハルは聞く耳を持たない。
「ご主人様は、私と一緒にご飯を食べて、一緒に遊んで、一緒に寝るんです!だから、私のものなんです!」
ルナは精一杯の主張をした。ハルはハッとした表情でルナを見つめた。
「一緒にご飯を食べて……一緒に遊んで……一緒に寝る……?」
ハルは呟くように言葉を繰り返した。そして、ルナの顔を見つめ、息を呑んだ。
「それに、一緒におしっこの付いたパンツを洗ったことだってあるんです!」
ルナの爆弾発言に、場の空気が一瞬にして凍り付いた。ハルの顔からは血の気が引き、文字通りドン引きしている。
フローラは目を輝かせ、まるで興味津々な子供のように「え?パンツ?おしっこ?どういうことですか?」と質問攻めにしようとするのを、俺は慌てて手で制した。
俺は、顔面蒼白だ。冷や汗が滝のように流れ、心臓がバクバクと音を立てている。よりによって、この場で、このタイミングで、そんなことを告白するとは……。ルナ、お前は一体何を考えているんだ……。
唯一平常心を保っているのはイザベラだけだった。彼女はニヤニヤと笑いながら、まるで他人事のように言った。
「そんなことよりさ」
彼女は扇子で口元を隠し、含み笑う。
「私は、どっちかって言うとルナちゃんの爆弾発言より、ルナちゃんと女王様がそっくりなことに驚いてるんだけど」
その言葉で、ハルとルナはお互いにハッとしたように自分の姿と相手の姿を見比べた。
「本当だ……髪と目の色以外は、瓜二つです……」
フローラも目を丸くしている。
イザベラが鋭い視線でハルを見つめながら言う。
「女王様は一人っ子?実は生き別れの双子の妹とか居たりしない?」
「……いません。私は先代の王である父と、その妻である母の一人娘です」
ハルはきっぱりと首を横に振った。
「お二人は確かにそっくりですけど、目の色も髪の色もまったく違いますよね。普通姉妹って、むしろそういう所が似るものじゃありませんか?」
確かに、ここまで瓜二つでありながら、髪と目の色だけが正反対というのは奇妙だ。
二人の似方の方向性は、俺が知っている一般的な兄弟姉妹のそれとは少し違う。
侍女長が口を開いた。
「故王太后陛下の出産には私が立ち会いました。双子ではなく間違いなくお一人でございました。王太后陛下は現在の女王陛下にそっくりな美しい金髪と太陽のようなオレンジ色の瞳を持つ女性でした」
「父親が銀髪で青い瞳だったりとかは?」
「いいえ。先王陛下もやはり金髪にオレンジの瞳でした。お二人は血縁上は叔母と甥の関係でもありましたので」
(サラッと近親婚について触れるなあ。まあこの世界の王族にしてみたらそもそもタブーでもなんでもないのか。俺が居た世界でも中世のヨーロッパとかでは普通だったもんな)
侍女長は続ける。
「王太后陛下の入内前の処女膜は私が確認しました。以来王太后陛下は一切の男性と接触していませんから、姉も妹も存在することはありえません」
(処女膜検査とはエグいな……。まあ封建時代の王族ならそれくらいやるか……。でも俺の分析スキルならそんな非人道的なことしなくてもチェックできるな)
俺は内心で呟いた。すると、イザベラが鋭い視線で俺を睨んだ。
「坊や、なんか気持ち悪いこと考えてるわね」
「心を読むな魔女め」
俺は反射的に答えた。
「いや、顔に出てるだけよ。私、読心の魔法とか使えないわよ」
イザベラは呆れたように言った。
フローラも頷いた。
「ご主人がろくでもない事考えてる時の顔は私にもわかります」
「そんな……」
俺は肩を落とした。どうやら、自分の考えは周りに筒抜けらしい。
侍女長は、二人の酷似した容姿について、考え込むように顎に手を当てた。
「確かに、ここまで似ているとは……まるで鏡写しのようですね……。それなのに色だけが決定的に異なる」
「もしかして、血統的なものではなく魔法的な何かが関係しているのかもしれないわね」
俺は『分析』スキルでハルの状態を確認しようとしたが、改めて見返しても先ほど見た以外の情報は得られなかった。
ルナは依然としてハルを睨みつけていたが、さすがに少し落ち着いてきた様子だった。
「あの……女王様。ご主人様は、とても優しい人です。もし、あなたがご主人様を困らせるようなことをしたら……私が許しません!」
ルナは小さな体で精一杯の威嚇をした。ハルは苦笑しながら答えた。
「ご心配なく。私は『分析』の冒険者様に、固有スキルについて相談したかっただけです」
ハルは俺の方を向き、真剣な表情で言った。その後、話の内容が分析の依頼に留まらず求婚騒ぎに発展していたことに触れなかったのは懸命だろう。
「話を本来お呼びした目的の方に戻しましょう。『分析』の冒険者様、私の固有スキルを分析していただけますね?」
俺はハルの真剣な眼差しに、改めて決意を固めた。
「はい、もちろんです。全力を尽くします」
正直に言えば、難しいかもしれないし、やっぱりダメでしたとなれば何を言われるかもわからないという不安があり、乗り気ではなかったハルに対する分析。
だが、ハルの詳細な分析を行えばルナの過去についても何か手がかりが得られるかもしれない。
ルナの大きな声が謁見の間に響き渡った。勢いよく開いた扉の向こうには、心配そうにこちらを見つめるルナ、イザベラ、そしてフローラの姿があった。三人の視線が、床に倒れ込み、ハルと密着している俺の姿に注がれる。
ルナの表情がみるみるうちに曇っていった。唇を噛みしめ、目に涙を浮かべながら、彼女は震える声で言った。
「ご、ご主人様……その女の人と……何をしているんですか?」
普段はおねしょのこと以外では滅多に感情を表に出さないルナが、ここまで嫉妬を露わにするのは珍しい。俺は慌てて状況を説明しようとした。
「ち、違うんだルナ!これは……」
しかし、イザベラが口を挟んだ。
「あらあら、これはこれは。坊や、随分と大胆なことをしているわね♡」
彼女は扇子で口元を隠し、面白そうに俺たちを見ている。フローラは顔を真っ赤にして、視線を彷徨わせていた。
「ご、ご主人……まさか、女王様と……そんな……」
フローラはショックを受けた様子で呟いた。
「違うって!ハルが転んで、それを支えようとしただけなんだ!」
俺は必死に弁明したが、三人の疑念は晴れない様子だった。特にルナは、まだ怒りが収まらないようで、プイッと横を向いてしまった。
「陛下、申し訳ありません。勝手に入ってはいけないと止めたのですがこの者たちが言うことを聞かず……」
三人に少し遅れて、後ろから侍女長と思しき中年女性が追従してきた。落ち着いた物腰と、厳格そうな表情から、地位の高い人物であることが伺える。
俺はため息をつきながら、ハルの方を見た。彼女は顔を真っ赤にして俯いている。
「ハル、大丈夫か?」
「は、はい……」
ハルは小さく頷いた。そして、ゆっくりと立ち上がり、ルナの方を向いた。
「あ、あの……私はハル・ローゼンブルク。この国の女王です」
ハルが自己紹介すると、ルナの表情がさらに険しくなった。
「女王様だからって、ご主人様に何をするんですか!」
ルナは、まるで小さな猛獣のようにハルを睨みつけた。その剣幕に、さすがのハルもたじろぐ。
「な、何をって……私はただ……」
ハルは言い淀み、顔を赤らめた。ルナの嫉妬心に火がついたのは明らかだった。
「ご主人様は私のものです!誰にも渡しません!」
ルナは小さな体でハルの前に立ちふさがり、まるで自分の所有物を守るように両手を広げた。その姿は、普段のおっとりとしたルナからは想像もつかないほど勇ましい。
ハルのオレンジ色の瞳が、ルナの青い瞳を射抜く。
「あなたのもの?何を根拠にそんなことを言うの?私だって……」
ハルは言葉を詰まらせた。ルナへの反論を考えながらも、同時に言いようのない既視感を覚えていた。
「だって……だって……」
ルナは言葉を繰り返すばかりで、明確な理由を述べることができない。ただ、本能的にハルをライバル視し、自分の立場を守ろうとしていた。
そんな二人の様子を、イザベラは面白そうに眺めていた。
「あらあら、これはこれは。修羅場ね♡」
彼女は扇子で口元を隠し、クスクスと笑いをこらえている。フローラは二人の間に割って入ろうとした。
「お二人とも、落ち着いて……」
しかし、ルナとハルは聞く耳を持たない。
「ご主人様は、私と一緒にご飯を食べて、一緒に遊んで、一緒に寝るんです!だから、私のものなんです!」
ルナは精一杯の主張をした。ハルはハッとした表情でルナを見つめた。
「一緒にご飯を食べて……一緒に遊んで……一緒に寝る……?」
ハルは呟くように言葉を繰り返した。そして、ルナの顔を見つめ、息を呑んだ。
「それに、一緒におしっこの付いたパンツを洗ったことだってあるんです!」
ルナの爆弾発言に、場の空気が一瞬にして凍り付いた。ハルの顔からは血の気が引き、文字通りドン引きしている。
フローラは目を輝かせ、まるで興味津々な子供のように「え?パンツ?おしっこ?どういうことですか?」と質問攻めにしようとするのを、俺は慌てて手で制した。
俺は、顔面蒼白だ。冷や汗が滝のように流れ、心臓がバクバクと音を立てている。よりによって、この場で、このタイミングで、そんなことを告白するとは……。ルナ、お前は一体何を考えているんだ……。
唯一平常心を保っているのはイザベラだけだった。彼女はニヤニヤと笑いながら、まるで他人事のように言った。
「そんなことよりさ」
彼女は扇子で口元を隠し、含み笑う。
「私は、どっちかって言うとルナちゃんの爆弾発言より、ルナちゃんと女王様がそっくりなことに驚いてるんだけど」
その言葉で、ハルとルナはお互いにハッとしたように自分の姿と相手の姿を見比べた。
「本当だ……髪と目の色以外は、瓜二つです……」
フローラも目を丸くしている。
イザベラが鋭い視線でハルを見つめながら言う。
「女王様は一人っ子?実は生き別れの双子の妹とか居たりしない?」
「……いません。私は先代の王である父と、その妻である母の一人娘です」
ハルはきっぱりと首を横に振った。
「お二人は確かにそっくりですけど、目の色も髪の色もまったく違いますよね。普通姉妹って、むしろそういう所が似るものじゃありませんか?」
確かに、ここまで瓜二つでありながら、髪と目の色だけが正反対というのは奇妙だ。
二人の似方の方向性は、俺が知っている一般的な兄弟姉妹のそれとは少し違う。
侍女長が口を開いた。
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「父親が銀髪で青い瞳だったりとかは?」
「いいえ。先王陛下もやはり金髪にオレンジの瞳でした。お二人は血縁上は叔母と甥の関係でもありましたので」
(サラッと近親婚について触れるなあ。まあこの世界の王族にしてみたらそもそもタブーでもなんでもないのか。俺が居た世界でも中世のヨーロッパとかでは普通だったもんな)
侍女長は続ける。
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(処女膜検査とはエグいな……。まあ封建時代の王族ならそれくらいやるか……。でも俺の分析スキルならそんな非人道的なことしなくてもチェックできるな)
俺は内心で呟いた。すると、イザベラが鋭い視線で俺を睨んだ。
「坊や、なんか気持ち悪いこと考えてるわね」
「心を読むな魔女め」
俺は反射的に答えた。
「いや、顔に出てるだけよ。私、読心の魔法とか使えないわよ」
イザベラは呆れたように言った。
フローラも頷いた。
「ご主人がろくでもない事考えてる時の顔は私にもわかります」
「そんな……」
俺は肩を落とした。どうやら、自分の考えは周りに筒抜けらしい。
侍女長は、二人の酷似した容姿について、考え込むように顎に手を当てた。
「確かに、ここまで似ているとは……まるで鏡写しのようですね……。それなのに色だけが決定的に異なる」
「もしかして、血統的なものではなく魔法的な何かが関係しているのかもしれないわね」
俺は『分析』スキルでハルの状態を確認しようとしたが、改めて見返しても先ほど見た以外の情報は得られなかった。
ルナは依然としてハルを睨みつけていたが、さすがに少し落ち着いてきた様子だった。
「あの……女王様。ご主人様は、とても優しい人です。もし、あなたがご主人様を困らせるようなことをしたら……私が許しません!」
ルナは小さな体で精一杯の威嚇をした。ハルは苦笑しながら答えた。
「ご心配なく。私は『分析』の冒険者様に、固有スキルについて相談したかっただけです」
ハルは俺の方を向き、真剣な表情で言った。その後、話の内容が分析の依頼に留まらず求婚騒ぎに発展していたことに触れなかったのは懸命だろう。
「話を本来お呼びした目的の方に戻しましょう。『分析』の冒険者様、私の固有スキルを分析していただけますね?」
俺はハルの真剣な眼差しに、改めて決意を固めた。
「はい、もちろんです。全力を尽くします」
正直に言えば、難しいかもしれないし、やっぱりダメでしたとなれば何を言われるかもわからないという不安があり、乗り気ではなかったハルに対する分析。
だが、ハルの詳細な分析を行えばルナの過去についても何か手がかりが得られるかもしれない。
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