意味が分かると怖い話 考察

⑧覆面男

覆面男

私は風呂でシャワーを浴びているとき
リビングの方から一つの悲鳴が聞こえた。
私はすぐに風呂から上がり、素っ裸でリビングに向かう。

するとそこには、覆面を被った男と
体から血を流した父と母と妹の死体が床に横たわっていた。
覆面の男は私を見た途端、すぐさま窓から逃げ出し
私は顔を真っ青に染めながらその場に座り込んだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　考察

これは最初に読んだ時に意味が分からなかったですね。「私」が風呂に入ってるうちに強盗が入り、父と母、そして妹が殺された話だと思ったのですが。

「１つの悲鳴」ってのがあるので、この悲鳴は、「覆面を被った男」のものだったのですね。

要するに、「私」が母と父、そして妹を殺した後に風呂に入っている時にたまたま強盗が入って、死体が見つかってしまい、絶望して座り込んでしまったという事ですね。

「1つの悲鳴」ってのが入っている事で、全然違う話に出来てしまうのはすごいですね。

おしまい。