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48話・通り魔少年殺害事件の犯人との遭遇
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ようやく骨髄移植のドナーも決まり、その入院日も確定した。
その為、元気な姿で美波と会える日も限られている。
今日は、蹴栄公園で待ち合わせてデートをする事になった。予定としては美波の見たい映画を見て、美波の好きな店で洋服を買って、最後に俺の好きなラーメン屋で終わる予定だ。最後は好きな事をして好きなモノを食べようと、俺のエゴを通させてもらった。
洋服を買う時に、美波へのプレゼントとして髪留めを買ってやろうと考えていた。基本的に美波は学校では髪留めをしてるから、ほぼ週五日は髪留めは一日使う。だから一つぐらい増えても問題無いだろう。
「それに、学園でそれを見たら何か優越感出るし……」
そんな事を呟き、俺は十分ほど早く着いた蹴栄公園のベンチで座っていた。
日曜日の蹴栄公園は家族連れや、ランナーなどがおり、ブランコや滑り台で子供が遊んでいる。
(平和だなぁ……)
穏やかな公園の風景を眺めながら俺はそう思う。
風は冷たいは人は暖かく、もうすぐ花も芽吹くだろう。
そう、春になれば花はまた芽吹く。
(俺はまた芽吹くのかな?)
そんな事を思いながら、冬の公園のベンチで美波を待つ。
「もうすぐ待ち合わせ時間だな。だいたい三分前ぐらいに美波は到着するから、もう来てもいい頃だな」
数分が経ち午後一時を回っているが、まだ美波は現れない。
スマホを見るが特に連絡も無い。
ベンチから立ち上がって、少し周囲を見回す。
(子供連れの親子や、ランナー……あの公園内をほとんど歩いてるランナーは汗もかいてないのに汗を拭いてやがるな。後はチョロチョロしてる小学生で高校生ぐらいの女は見当たらないな……)
まさか、最近起こった通り魔事件とかじゃないよな? あの通り魔殺人事件は被害者が小学生だ。未遂なども全て小学生だから美波のような高校生を狙わないだろ……いや、今回もそうとは限らない……。
この蹴栄公園で孤独を感じる俺は焦り出す。不安や焦燥感が胸を苦しめ出し、呼吸が荒くなる。暗い、暗い池の沼に引きずり込まれるような錯覚を覚えた――。
「ゴメン! 遅れた! ゴメン!」
と、俺の心に光が射した。背後には美波が現れ、手を合わせごめんなさいポーズをしている。白いコートに黒のニットに黒のスカート。そして足元はブーツを履いていて、バッグは薄いピンクのバッグを持っていた。
「……美波。無事で良かった」
「出かける時につけようとしたネックレスが、いつもの机の中に無くて出るのが遅れた! 走れば間に合うと思ったけど、間に合わなかった……」
「はは。ネックレスなんて気にしなくても良かったのに。とにかく無事について良かったよ。走って来たなら少し休憩しよう」
少し息が切れている美波をベンチに座らせた。
そして、いつも通り俺がプレゼントしたリングネックレスをする美波は話し出す。
「いや……プレゼントをいつもの場所にしまっておかないで無くした! と思ったから連絡出来なくてね。灯台下暗しで机の一番奥にあったから良かったけど」
「確かにそれじゃわからなくなるわ。近くにあるもの程、見えないのはある事だから。特に高校二年で俺はそれに気付いた」
「お! 京也君の良い話が聞けたね。これからは寝る時にもネックレスして寝るね」
「プレゼントが無くなるより、美波がいなくなるほうが寂しいよ」
すると、いきなりメチャクチャ密着する美波は顔を赤らめつつ俺の脇をつついて来る。
「何だ何だ。この程度の待ち時間でも寂しいのかね君は? かわいい奴め、かわいい奴め!」
「当たり前だろ……」
顔を美波の顔に近付けてキスをした。
公園内の時間が止まるような瞬間を感じた。
そして、少し雑談をしてからデートコースを確認してベンチから立とうとすると、また野球帽のウインドブレーカーを着たランナーらしき男がほとんど走ってないのに汗を拭いている素ぶりをしている。
「待て、美波。あの野球帽の男の様子がおかしくないか?」
「え? 何が?」
「さっきも見かけたが、坂の登りは歩いていて下りは走っていた。来る時にも見かけている。何をしてるんだ奴は?」
「それって普通じゃない? 登りは辛いから歩いて、下りは走れるのは普通だよ。別におかしくないでしょ?」
「それだけなら普通だ。ウインドブレーカーを着て運動してる割には汗もかいていない。そして、無駄にキョロキョロしてる面がある。ランナーは基本的に前を見てればいいしキョロキョロはしない」
「確かにそうだね。サッカーの試合中ならキョロキョロしなきゃだけど、ランナーは前か多少左右見るぐらいでキョロキョロしてたら誰かとぶつかる可能性もあるね」
「少しサッカーに詳しくなったな美波。それに汗をかいていないのにタオルで拭くフリをして、しっかり子供の顔を見ていた。サッカーの試合中に鍛えた俺の目は誤魔化せないぞ」
「それで、あの男が通り魔という確証はあるの?」
「いや、通り魔という確証ほどは無いがなにか引っかかる。最近も年明けあたりに小学生通り魔未遂が起きてる。犯人は前回で殺人未遂なら今はストレスが溜まってる可能性もあるな。事件を起こすなら今が危険だ」
「……そっか」
やはり俺は気になってしまった事には白黒付けたい。少し溜息をつく美波は半分諦めたような顔をする。
今の俺としては、あの怪しげな野球帽の上下ウインドブレーカーのオッサンが通り魔事件の犯人の可能性を感じたので警戒する事にしたい。何もないならデートを楽しめばいいが、何かあってからじゃ遅いからだ。
「美波……悪い……」
「悪くないよ。京也君の言いたい事は分かった。この街を脅かす犯人を許せないんだよね? デートならまた次の機会があるよ。とりあえずあの怪しげな野球帽の男を追ってみるんでしょ? 行こう」
「ありがとう美波。この借りは返す」
「十倍でね!」
「百倍だよ!」
そして、俺と美波はデートの予定をキャンセルして怪しげな野球帽の男を追跡する事にした。おかしな点が無く、何も無いならデートの予定に戻るがな。てか、そうあって欲しいのが本音だ。蹴栄公園の公園見取り図を見る俺達は、この公園内においてのわかりやすい死角を洗い出した。
「まず、この公園の死角になる場所はトイレの裏と、トンネルになってる狭く短い通路。そして売店の裏だ。どこも子供が行きやすい場所で、大人はあまり通らない。ちょっと様子を見た方がいい」
「そうだね。わかりやすい場所でいうとその三ヶ所。今までの事件も夜じゃなくて日中に起きているわ。子供が出歩く時間帯にね」
「という事は、あの野球帽の男が犯人という可能性は少し高まったか。とりあえず二人で死角になる場所を回ってみよう。あの野球帽の男が公園内をウロウロしてるなら、どこかの死角近くに現れるはず」
案の定、野球帽の男は売店の裏で遊んでいる子供達をストレッチをしながら横目で眺めていた。
その子供達は売店の裏で遊ぶのが飽きたのか、一斉に表側に出てきた。
すると野球帽の男も素早く動き出し、子供達に接近する。俺も動き出そうとするが、目の前が歪んで見えた。
「……すまん美波。立ちくらみだ……」
「ただの監視だから任せておいて」
「あくまで通行人の感じでな。無理するなよ」
美波は野球帽の男と子供達がすれ違う場所を少し離れた所から監視する。
「やっぱりあの野球帽の男は子供が正面から来ると歩行スピード落としてるね。走り方も運動をしてるというより、周囲の誰かを探してる感じで不気味だよ」
「やっぱそうか。嫌な予感は当たったな。出来る限り奴の動きを見張る必要がある。確定ではないが、奴がほぼ黒と見ていいだろう」
「じゃあ、一年ほど前から起きてる小学生通り魔殺人犯って……」
「あぁ、ヤツは一年ほど前から起きてる小学生通り魔事件の犯人かも知れない……」
その為、元気な姿で美波と会える日も限られている。
今日は、蹴栄公園で待ち合わせてデートをする事になった。予定としては美波の見たい映画を見て、美波の好きな店で洋服を買って、最後に俺の好きなラーメン屋で終わる予定だ。最後は好きな事をして好きなモノを食べようと、俺のエゴを通させてもらった。
洋服を買う時に、美波へのプレゼントとして髪留めを買ってやろうと考えていた。基本的に美波は学校では髪留めをしてるから、ほぼ週五日は髪留めは一日使う。だから一つぐらい増えても問題無いだろう。
「それに、学園でそれを見たら何か優越感出るし……」
そんな事を呟き、俺は十分ほど早く着いた蹴栄公園のベンチで座っていた。
日曜日の蹴栄公園は家族連れや、ランナーなどがおり、ブランコや滑り台で子供が遊んでいる。
(平和だなぁ……)
穏やかな公園の風景を眺めながら俺はそう思う。
風は冷たいは人は暖かく、もうすぐ花も芽吹くだろう。
そう、春になれば花はまた芽吹く。
(俺はまた芽吹くのかな?)
そんな事を思いながら、冬の公園のベンチで美波を待つ。
「もうすぐ待ち合わせ時間だな。だいたい三分前ぐらいに美波は到着するから、もう来てもいい頃だな」
数分が経ち午後一時を回っているが、まだ美波は現れない。
スマホを見るが特に連絡も無い。
ベンチから立ち上がって、少し周囲を見回す。
(子供連れの親子や、ランナー……あの公園内をほとんど歩いてるランナーは汗もかいてないのに汗を拭いてやがるな。後はチョロチョロしてる小学生で高校生ぐらいの女は見当たらないな……)
まさか、最近起こった通り魔事件とかじゃないよな? あの通り魔殺人事件は被害者が小学生だ。未遂なども全て小学生だから美波のような高校生を狙わないだろ……いや、今回もそうとは限らない……。
この蹴栄公園で孤独を感じる俺は焦り出す。不安や焦燥感が胸を苦しめ出し、呼吸が荒くなる。暗い、暗い池の沼に引きずり込まれるような錯覚を覚えた――。
「ゴメン! 遅れた! ゴメン!」
と、俺の心に光が射した。背後には美波が現れ、手を合わせごめんなさいポーズをしている。白いコートに黒のニットに黒のスカート。そして足元はブーツを履いていて、バッグは薄いピンクのバッグを持っていた。
「……美波。無事で良かった」
「出かける時につけようとしたネックレスが、いつもの机の中に無くて出るのが遅れた! 走れば間に合うと思ったけど、間に合わなかった……」
「はは。ネックレスなんて気にしなくても良かったのに。とにかく無事について良かったよ。走って来たなら少し休憩しよう」
少し息が切れている美波をベンチに座らせた。
そして、いつも通り俺がプレゼントしたリングネックレスをする美波は話し出す。
「いや……プレゼントをいつもの場所にしまっておかないで無くした! と思ったから連絡出来なくてね。灯台下暗しで机の一番奥にあったから良かったけど」
「確かにそれじゃわからなくなるわ。近くにあるもの程、見えないのはある事だから。特に高校二年で俺はそれに気付いた」
「お! 京也君の良い話が聞けたね。これからは寝る時にもネックレスして寝るね」
「プレゼントが無くなるより、美波がいなくなるほうが寂しいよ」
すると、いきなりメチャクチャ密着する美波は顔を赤らめつつ俺の脇をつついて来る。
「何だ何だ。この程度の待ち時間でも寂しいのかね君は? かわいい奴め、かわいい奴め!」
「当たり前だろ……」
顔を美波の顔に近付けてキスをした。
公園内の時間が止まるような瞬間を感じた。
そして、少し雑談をしてからデートコースを確認してベンチから立とうとすると、また野球帽のウインドブレーカーを着たランナーらしき男がほとんど走ってないのに汗を拭いている素ぶりをしている。
「待て、美波。あの野球帽の男の様子がおかしくないか?」
「え? 何が?」
「さっきも見かけたが、坂の登りは歩いていて下りは走っていた。来る時にも見かけている。何をしてるんだ奴は?」
「それって普通じゃない? 登りは辛いから歩いて、下りは走れるのは普通だよ。別におかしくないでしょ?」
「それだけなら普通だ。ウインドブレーカーを着て運動してる割には汗もかいていない。そして、無駄にキョロキョロしてる面がある。ランナーは基本的に前を見てればいいしキョロキョロはしない」
「確かにそうだね。サッカーの試合中ならキョロキョロしなきゃだけど、ランナーは前か多少左右見るぐらいでキョロキョロしてたら誰かとぶつかる可能性もあるね」
「少しサッカーに詳しくなったな美波。それに汗をかいていないのにタオルで拭くフリをして、しっかり子供の顔を見ていた。サッカーの試合中に鍛えた俺の目は誤魔化せないぞ」
「それで、あの男が通り魔という確証はあるの?」
「いや、通り魔という確証ほどは無いがなにか引っかかる。最近も年明けあたりに小学生通り魔未遂が起きてる。犯人は前回で殺人未遂なら今はストレスが溜まってる可能性もあるな。事件を起こすなら今が危険だ」
「……そっか」
やはり俺は気になってしまった事には白黒付けたい。少し溜息をつく美波は半分諦めたような顔をする。
今の俺としては、あの怪しげな野球帽の上下ウインドブレーカーのオッサンが通り魔事件の犯人の可能性を感じたので警戒する事にしたい。何もないならデートを楽しめばいいが、何かあってからじゃ遅いからだ。
「美波……悪い……」
「悪くないよ。京也君の言いたい事は分かった。この街を脅かす犯人を許せないんだよね? デートならまた次の機会があるよ。とりあえずあの怪しげな野球帽の男を追ってみるんでしょ? 行こう」
「ありがとう美波。この借りは返す」
「十倍でね!」
「百倍だよ!」
そして、俺と美波はデートの予定をキャンセルして怪しげな野球帽の男を追跡する事にした。おかしな点が無く、何も無いならデートの予定に戻るがな。てか、そうあって欲しいのが本音だ。蹴栄公園の公園見取り図を見る俺達は、この公園内においてのわかりやすい死角を洗い出した。
「まず、この公園の死角になる場所はトイレの裏と、トンネルになってる狭く短い通路。そして売店の裏だ。どこも子供が行きやすい場所で、大人はあまり通らない。ちょっと様子を見た方がいい」
「そうだね。わかりやすい場所でいうとその三ヶ所。今までの事件も夜じゃなくて日中に起きているわ。子供が出歩く時間帯にね」
「という事は、あの野球帽の男が犯人という可能性は少し高まったか。とりあえず二人で死角になる場所を回ってみよう。あの野球帽の男が公園内をウロウロしてるなら、どこかの死角近くに現れるはず」
案の定、野球帽の男は売店の裏で遊んでいる子供達をストレッチをしながら横目で眺めていた。
その子供達は売店の裏で遊ぶのが飽きたのか、一斉に表側に出てきた。
すると野球帽の男も素早く動き出し、子供達に接近する。俺も動き出そうとするが、目の前が歪んで見えた。
「……すまん美波。立ちくらみだ……」
「ただの監視だから任せておいて」
「あくまで通行人の感じでな。無理するなよ」
美波は野球帽の男と子供達がすれ違う場所を少し離れた所から監視する。
「やっぱりあの野球帽の男は子供が正面から来ると歩行スピード落としてるね。走り方も運動をしてるというより、周囲の誰かを探してる感じで不気味だよ」
「やっぱそうか。嫌な予感は当たったな。出来る限り奴の動きを見張る必要がある。確定ではないが、奴がほぼ黒と見ていいだろう」
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