175 / 221
175. ブレンダの敵討ち
しおりを挟む
もう魔剣では氷が出せない。
ブレンダとロゼット イチリンは、魔法を使わず戦っていた。
戦いが接近戦に変わったことで、両方の血の量が増えていて、見ていてこわい……
魔獣の血は緑色……
ブレンダの血は赤色。
混ざりあっていて、もう見ていられない……
「そろそろ決着をつけようか、イチリンよ! さあ、ドンとかかってこい!」
えーっ?! ブレンダが魔剣を捨てて、両手を広げイチリンを煽っている……
「マーク! ブレンダが、魔剣を捨てたよ~」
「ああ。 氷の魔法が切れてあの剣は、だいぶキレも悪くなっていたからな。 まだ腰に 一本短いけど剣を持っている、アレに変えるつもりなんだろう」
ホントだ! 腰に短いけど、一本ある!
イチリンがブレンダに飛びついたー!
いやーーっ!
瞬間にブレンダは後ろ向きになり、逃げようとしたのか……?
それをイチリンは、逃さない!
後ろから覆いかぶさるように、二本の足で立ってブレンダの右肩を噛んだーー!!
「うわーっ マーク! ヤダーーっ!!」
「パールっ!」
マークがわたしの肩を抱いて戦いを見えないようにしてくれた。
「クッゥ 重いな…… 右肩ぐらいくれてやる!
フッ イチリン。 やっと近くにきたなっ!
おまえは、大きな口を開ける割にはアゴの力が弱いのかっ! わたしの肩も砕けない…… ハッハ その牙はお飾りなのかぁーっ!!」
ブレンダの声が聞こえる!
生きていると思ったら、もう戦いの続きを見ていた……
マークに肩を抱かれたままだと、なぜか少し安心してブレンダの言葉を聞くことができる。
ブレンダは、後ろからイチリンに右肩を噛まれながら、そばにあるイチリンの顔を、噛まれた方の手で覆い、グッと 押さえたかと思ったら、左手に持っていた短剣で、素早くイチリンの脇腹を深く刺して、なにか唱えだした……
「イチリン! おまえは 息子ブラントと同じ目にあって死ね! ブラントの怨み! おまえが死んでも、わたしは許さないっ!!」
ヒィ~っ。
イチリンが短剣を避けるためブレンダから、からだをひねって離れた。
いままで噛まれていたブレンダの肩からすごい血が吹き出して、ブレンダも両膝をついている……
イチリンが咆哮を上げ、口から火を吐いているのか?
火が口から漏れているのか?
苦しそうにからだを地面に擦り付けるようにして転げ回り、そして急に燃え出した……
「クゥッ…… 思いしれ! 我が子の怨み! 苦しんで、死ねっ!!」
今まで両膝をついて、イチリンが燃えていくのをじっと見ていたブレンダも、イチリンが燃え尽きると崩れるように地面に倒れた。
もういいよね!
慌ててボードで、ブレンダのところに降りていく。
マークがすぐブレンダのところまで行き上級ポーションをかけていた。
「マーク…… ありがとう…… もう、いいんだよ…… これで、思い残すことはない…… 向こうであの人、ルイスに笑って、自慢できるよ……フッフ また会える…… ブラントも、いるからね…… 向こうでまた、三人で暮らせるよ……グゥボォ……」
「ブレンダ…… それは、まだ早い! おまえはまだ生きるんだ!」
イヤな話が聞こえてくる……
ボードを急いでしまって、先にここへ 四隅にバリアを張り、空のテントを出しておく。
よし! これで安全 確保!
わたしが動けなくなっても、マークがなんとかしてくれる。
さあ、もういいでしょう?
「マーク! もういいよねっ! ヒールかけて、いいよね!」
「ああ、頼む!」
やっとお許しがでた…… 長かった……
ブレンダ、あなたはもう少し長生きしてね!
ブレンダの前までいき、先に地面に ペタッと 座って魔法をかける。
両手をブレンダのからだの上に突き出して……
「ブレンダのからだが、正常に機能してブレンダの心の傷が少しでも癒されますように…… なおれっ! ヒーール!!」
願いを込めて、ヒールをかける。
僅かでもブレンダの心が安らぎますように……
ブレンダのからだ全体を、まぶしくはない 優しい 明るい光が キラキラ 輝いて光を放ち ブレンダを包み込む。
しばらくすると キランッと 光り輝いて スッと 消えていく。
わたしのからだの中から、ごっそり何かを持っていかれて、その場で後ろ向きに転がらないように手をつこうとしたら、マークが後ろから支えてくれる。
フゥ つかれた…… からだはだるいけど……
アレっ? ちょと前より……
だいぶ マシ?
「パール、大丈夫か? まずはあのテントの中に入るぞ」
マークがブレンダより先に、わたしをそのままテントの中まで抱いて運んでくれた。
サッと 家族用のテントを出す。
マークが慌てて椅子を持ってきてくれる。
そこに座って少し休む。
そのすぐあと、ブレンダも抱かれてやってきた。
急いで昨日のブレンダのベッドを横に出す。
マークがそこに寝かせていた。
これで、安心……
しばらく椅子で休んでいたら、からだも楽になる。
戻りが早い……
もしかして、魔力をためておけるリングのおかげかな?
からだに補充されたのかも?
「パール 大丈夫か? しんどくないか?」
「えっと 大丈夫。 もしかしたら向こうでもらった、魔力をためておけるリングのおかげかも? 前よりだいぶ楽なんだ!」
「そうか! よかったな!」
「うん、ブレンダはまだ寝ているね。 いままで気を張っていたから疲れているんだよ、きっと…… そうだ! マーク、イチリンを収納しておかないと!」
「そうだな…… ブレンダが起きたら 一番に聞くだろう」
歩いてすぐだから、自分で行けると言ってもマークがダメだと、抱いてイチリンの場所まで連れていってくれる。
「真っ黒だね……」
すぐに収納して、テントのスミに転がした。
ブレンダが起きたら、一番に探すだろう。
「フゥー きっとあの短剣も火の魔剣だったんだろう。 ブレンダは初めからああやってイチリンを殺して、自分も 一緒に死ぬ気だったんだろうな…… やけに 二年も大切にとっておいたポーションを、すぐに飲むと思ったんだよ…… ハーァ 気持ちはわかるが、そばにいる者にしたら、たまらない戦い方だったな……」
「そうか…… だからあんな簡単にポーションを 二本も飲んだのか…… ヒールをかけれる者がいなければ、ブレンダは助からなかった…… ブレンダ。 お母さんってすごいんだね…… マーク。 もうすぐシーナも、お母さんだよ…… 大切にね!」
「ああ、そうだな。 ホント 母は 強いよ……」
ブレンダは安心したのか、まだよく眠っている。
マークは今日も外の椅子で寝るそうだ。
ブレンダがいろんな意味でまだ心配なんだろう。
すぐに動けることのできる椅子が、いいらしい。
だからそっと、マークが休むだろうところの椅子を、向こうの椅子に変えておく。
怒られるかな?
でもこれで、マークもゆっくり休めるよね!
ハア、今日は つかれたよ。
ブレンダを チラッと 見る。
安心しきった、穏やかな顔をして眠っていた……
なんだか 安心……
ブレンダとロゼット イチリンは、魔法を使わず戦っていた。
戦いが接近戦に変わったことで、両方の血の量が増えていて、見ていてこわい……
魔獣の血は緑色……
ブレンダの血は赤色。
混ざりあっていて、もう見ていられない……
「そろそろ決着をつけようか、イチリンよ! さあ、ドンとかかってこい!」
えーっ?! ブレンダが魔剣を捨てて、両手を広げイチリンを煽っている……
「マーク! ブレンダが、魔剣を捨てたよ~」
「ああ。 氷の魔法が切れてあの剣は、だいぶキレも悪くなっていたからな。 まだ腰に 一本短いけど剣を持っている、アレに変えるつもりなんだろう」
ホントだ! 腰に短いけど、一本ある!
イチリンがブレンダに飛びついたー!
いやーーっ!
瞬間にブレンダは後ろ向きになり、逃げようとしたのか……?
それをイチリンは、逃さない!
後ろから覆いかぶさるように、二本の足で立ってブレンダの右肩を噛んだーー!!
「うわーっ マーク! ヤダーーっ!!」
「パールっ!」
マークがわたしの肩を抱いて戦いを見えないようにしてくれた。
「クッゥ 重いな…… 右肩ぐらいくれてやる!
フッ イチリン。 やっと近くにきたなっ!
おまえは、大きな口を開ける割にはアゴの力が弱いのかっ! わたしの肩も砕けない…… ハッハ その牙はお飾りなのかぁーっ!!」
ブレンダの声が聞こえる!
生きていると思ったら、もう戦いの続きを見ていた……
マークに肩を抱かれたままだと、なぜか少し安心してブレンダの言葉を聞くことができる。
ブレンダは、後ろからイチリンに右肩を噛まれながら、そばにあるイチリンの顔を、噛まれた方の手で覆い、グッと 押さえたかと思ったら、左手に持っていた短剣で、素早くイチリンの脇腹を深く刺して、なにか唱えだした……
「イチリン! おまえは 息子ブラントと同じ目にあって死ね! ブラントの怨み! おまえが死んでも、わたしは許さないっ!!」
ヒィ~っ。
イチリンが短剣を避けるためブレンダから、からだをひねって離れた。
いままで噛まれていたブレンダの肩からすごい血が吹き出して、ブレンダも両膝をついている……
イチリンが咆哮を上げ、口から火を吐いているのか?
火が口から漏れているのか?
苦しそうにからだを地面に擦り付けるようにして転げ回り、そして急に燃え出した……
「クゥッ…… 思いしれ! 我が子の怨み! 苦しんで、死ねっ!!」
今まで両膝をついて、イチリンが燃えていくのをじっと見ていたブレンダも、イチリンが燃え尽きると崩れるように地面に倒れた。
もういいよね!
慌ててボードで、ブレンダのところに降りていく。
マークがすぐブレンダのところまで行き上級ポーションをかけていた。
「マーク…… ありがとう…… もう、いいんだよ…… これで、思い残すことはない…… 向こうであの人、ルイスに笑って、自慢できるよ……フッフ また会える…… ブラントも、いるからね…… 向こうでまた、三人で暮らせるよ……グゥボォ……」
「ブレンダ…… それは、まだ早い! おまえはまだ生きるんだ!」
イヤな話が聞こえてくる……
ボードを急いでしまって、先にここへ 四隅にバリアを張り、空のテントを出しておく。
よし! これで安全 確保!
わたしが動けなくなっても、マークがなんとかしてくれる。
さあ、もういいでしょう?
「マーク! もういいよねっ! ヒールかけて、いいよね!」
「ああ、頼む!」
やっとお許しがでた…… 長かった……
ブレンダ、あなたはもう少し長生きしてね!
ブレンダの前までいき、先に地面に ペタッと 座って魔法をかける。
両手をブレンダのからだの上に突き出して……
「ブレンダのからだが、正常に機能してブレンダの心の傷が少しでも癒されますように…… なおれっ! ヒーール!!」
願いを込めて、ヒールをかける。
僅かでもブレンダの心が安らぎますように……
ブレンダのからだ全体を、まぶしくはない 優しい 明るい光が キラキラ 輝いて光を放ち ブレンダを包み込む。
しばらくすると キランッと 光り輝いて スッと 消えていく。
わたしのからだの中から、ごっそり何かを持っていかれて、その場で後ろ向きに転がらないように手をつこうとしたら、マークが後ろから支えてくれる。
フゥ つかれた…… からだはだるいけど……
アレっ? ちょと前より……
だいぶ マシ?
「パール、大丈夫か? まずはあのテントの中に入るぞ」
マークがブレンダより先に、わたしをそのままテントの中まで抱いて運んでくれた。
サッと 家族用のテントを出す。
マークが慌てて椅子を持ってきてくれる。
そこに座って少し休む。
そのすぐあと、ブレンダも抱かれてやってきた。
急いで昨日のブレンダのベッドを横に出す。
マークがそこに寝かせていた。
これで、安心……
しばらく椅子で休んでいたら、からだも楽になる。
戻りが早い……
もしかして、魔力をためておけるリングのおかげかな?
からだに補充されたのかも?
「パール 大丈夫か? しんどくないか?」
「えっと 大丈夫。 もしかしたら向こうでもらった、魔力をためておけるリングのおかげかも? 前よりだいぶ楽なんだ!」
「そうか! よかったな!」
「うん、ブレンダはまだ寝ているね。 いままで気を張っていたから疲れているんだよ、きっと…… そうだ! マーク、イチリンを収納しておかないと!」
「そうだな…… ブレンダが起きたら 一番に聞くだろう」
歩いてすぐだから、自分で行けると言ってもマークがダメだと、抱いてイチリンの場所まで連れていってくれる。
「真っ黒だね……」
すぐに収納して、テントのスミに転がした。
ブレンダが起きたら、一番に探すだろう。
「フゥー きっとあの短剣も火の魔剣だったんだろう。 ブレンダは初めからああやってイチリンを殺して、自分も 一緒に死ぬ気だったんだろうな…… やけに 二年も大切にとっておいたポーションを、すぐに飲むと思ったんだよ…… ハーァ 気持ちはわかるが、そばにいる者にしたら、たまらない戦い方だったな……」
「そうか…… だからあんな簡単にポーションを 二本も飲んだのか…… ヒールをかけれる者がいなければ、ブレンダは助からなかった…… ブレンダ。 お母さんってすごいんだね…… マーク。 もうすぐシーナも、お母さんだよ…… 大切にね!」
「ああ、そうだな。 ホント 母は 強いよ……」
ブレンダは安心したのか、まだよく眠っている。
マークは今日も外の椅子で寝るそうだ。
ブレンダがいろんな意味でまだ心配なんだろう。
すぐに動けることのできる椅子が、いいらしい。
だからそっと、マークが休むだろうところの椅子を、向こうの椅子に変えておく。
怒られるかな?
でもこれで、マークもゆっくり休めるよね!
ハア、今日は つかれたよ。
ブレンダを チラッと 見る。
安心しきった、穏やかな顔をして眠っていた……
なんだか 安心……
21
お気に入りに追加
617
あなたにおすすめの小説
私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます!
神桜
ファンタジー
小学生の子を事故から救った華倉愛里。本当は死ぬ予定じゃなかった華倉愛里を神が転生させて、愛し子にし家族や精霊、神に愛されて楽しく過ごす話!
『私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます!』の番外編を『私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます!番外編』においています!良かったら見てください!
投稿は1日おきか、毎日更新です。不規則です!宜しくお願いします!
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる