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112. テントに 逃げ込む
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サラマンダー が 一匹か 三匹で迷ったけど、無難にライと同じサラマンダー が 一匹の登録できる魔法袋をだして登録しておく。
そこにいま部屋にあるベッド 二つを入れて、一人用のテントをだし、中に逃げ込む。
これで登録していない モノ は、入ってこれない。
ドラゴンがひとふみしても大丈夫なくらい頑丈だから、安心だね!
四隅にバリアは、やりすぎになるのでしていない。
だから部屋に入ってこられたら、テントが丸見えで すぐにもらった モノ だとわかるだろう。
これでいい……
こうやって、少しずつ バラしていこう。
安心 安全だな。
今日はもう呼ばれても、でていかない。
中から外の音が、聞こえない仕様にしておく。
さあ、お風呂だよ!
昨日入ってないから、ゆっくりつかろう。
それからアラクネの寝間着に着替えて、ベッドへ ダイブ!
スリスリ サラサラ はぁー いい感じ!
「明日は少し早めに起きてリビングにいけば、まあ 大丈夫でしょう? では、おやすみ チェリー」
「はい、よい夢を……」
朝、チェリー がホントに早めの、四時頃に起こしてきた……
なぜ?
なんでもまずガントが部屋にきて、声をいくらかけても返事がないので、ドアを開けたそうだ。
テントを見ておどろいたガントが 二人を呼んで、わたしのテントに呼びかけていたみたい……
はやくリビングにいったほうが良さそうだと、告げてくる。
うそ? やだなぁ~ いきにくいなぁ~
チェリー に急かされ、念のためテントは 一度片付けて、リビングにいく。
なぜか、もう 三人とも起きていた……
ソードがわたしを見つけて、すぐに話しかけてくる。
「パール! 昨日は、配慮がたりませんでした。 気を悪くしたなら、ホントにすみません」
「パール! すまん! 許してくれ! つい、夢中になって聞いてしまった……」
「パール。 みんな、悪気はないんだ…… すまない」
「いいえ。 わたしも、話の途中だったのに……すみません」
「よかった! 許してくれるのか?」
「はい。別に、はじめから怒っていませんし…… ちょっと、おどろいてしまって……」
「そうか! ライ! よかったな! 怒ってないみたいだぞ」
「なっ、なんで、おれだけに言うんだ! ソードだって、心配していただろーっ!」
「そうですよ! ガント。あなたのその、デリカシー のなさは、どうにかしないとっ! でも…… ホントにパール。でてきてくれて、ありがとう」
「そんな…… ご迷惑をおかけしました……なんだか、すみません」
「パール、腹が減ってないか? みんなで昨日の残りのスープを食べようなっ!」
「はい、はい。 ガントはお腹が空いたのですね、すぐに用意しますから……」
昨日の内に用意していたのか、新しいテーブルセットがでてきて、パンとリンゴそして昨日のスープがすぐに並べられた。
みんな、昨日ちゃんと寝たのかな? ちょっと気になって聞いてみたいけど、やめておく。
それから少し早いけど、出発することになった。
今回はガントから御者で、二人は部屋で少し休むそうだ……
やっぱり、寝てないのか……
そんな気がしたよ……
わたしも部屋のテントで、もう少し休むことにする。
お昼にはリビングに集合だと、ガントがクギを刺す。
返事はしっかりしておいた……
部屋に戻って、またテントをだし中に入る。
んーっ、どうしよう?
「チェリー。十一時頃、教えてくれる。 もう少し、寝ようかな?」
「はい。いまから寝ると夜、気持ちよく寝れなくなります。 テントの中で、備品の整理をしましょう」
「えーっ! なんの? 家族用のテントは、ここには 出せないよ? 昨日この 一人用を見せたところだからね」
「ホントはそれがしたいのですが今回は、砂金 分けと 金の塊 分けです。 交換してもらうときに困らない程度に、分けておきましょう」
そうだよ!
それ、大事!
テントの中で、細いバンブと水筒ぐらいの太さのバンブを出して、水抜きをする。
適当に切り分けて、砂金を ひと握りの分と、その 三倍の 三握りの分。
二種類作っておく。
金の塊は、選んでおいたキノコの女王のタマゴサイズを、もう少し増やす。
そのあとチェリー と相談して、わたしのこぶしより少し大きいぐらいの 金の塊も選んで、二種類それを全部さっき登録したサラマンダー が 一匹の魔法袋に入れておいた。
大切な伸びる棒と採取用スティックは、念のためスペシャルな指輪に入れて、そこからそれとなくサラマンダー が 一匹の魔法袋からだしたように見せかけることにする。
テントも同じだ。
これでいい。
そんなことをしていたら、あっという間にお昼になってしまう。
リビングには、もうみんなが集まっていた。
時間はまだ、約束より早いはずだけど……
お昼はまた、シルバーウルフのステーキだった。
あれっ?
なんだか、昨日のステーキよりおいしい!
ソードがハーブやオイルで漬け込んでいたようで、今夜の夕食分まではたっぷりあるそうなので、もう 一度楽しめるみたいだ。
ガントはステーキを 二枚 ペロッと食べて、昼食後はすぐ部屋へ休みにいく。
ソードは御者をしにいった。
ライと 二人になる。
ライが、少し話さないかといってきた。
なにをいわれるのか、ちょっと緊張するけど昨日の今日だし、しょうがないか……
ある程度の準備は昨日で、できたはずだし……
えーいっ! もうーーっ いいーっ
さあーっ ドンと こいっ!
そこにいま部屋にあるベッド 二つを入れて、一人用のテントをだし、中に逃げ込む。
これで登録していない モノ は、入ってこれない。
ドラゴンがひとふみしても大丈夫なくらい頑丈だから、安心だね!
四隅にバリアは、やりすぎになるのでしていない。
だから部屋に入ってこられたら、テントが丸見えで すぐにもらった モノ だとわかるだろう。
これでいい……
こうやって、少しずつ バラしていこう。
安心 安全だな。
今日はもう呼ばれても、でていかない。
中から外の音が、聞こえない仕様にしておく。
さあ、お風呂だよ!
昨日入ってないから、ゆっくりつかろう。
それからアラクネの寝間着に着替えて、ベッドへ ダイブ!
スリスリ サラサラ はぁー いい感じ!
「明日は少し早めに起きてリビングにいけば、まあ 大丈夫でしょう? では、おやすみ チェリー」
「はい、よい夢を……」
朝、チェリー がホントに早めの、四時頃に起こしてきた……
なぜ?
なんでもまずガントが部屋にきて、声をいくらかけても返事がないので、ドアを開けたそうだ。
テントを見ておどろいたガントが 二人を呼んで、わたしのテントに呼びかけていたみたい……
はやくリビングにいったほうが良さそうだと、告げてくる。
うそ? やだなぁ~ いきにくいなぁ~
チェリー に急かされ、念のためテントは 一度片付けて、リビングにいく。
なぜか、もう 三人とも起きていた……
ソードがわたしを見つけて、すぐに話しかけてくる。
「パール! 昨日は、配慮がたりませんでした。 気を悪くしたなら、ホントにすみません」
「パール! すまん! 許してくれ! つい、夢中になって聞いてしまった……」
「パール。 みんな、悪気はないんだ…… すまない」
「いいえ。 わたしも、話の途中だったのに……すみません」
「よかった! 許してくれるのか?」
「はい。別に、はじめから怒っていませんし…… ちょっと、おどろいてしまって……」
「そうか! ライ! よかったな! 怒ってないみたいだぞ」
「なっ、なんで、おれだけに言うんだ! ソードだって、心配していただろーっ!」
「そうですよ! ガント。あなたのその、デリカシー のなさは、どうにかしないとっ! でも…… ホントにパール。でてきてくれて、ありがとう」
「そんな…… ご迷惑をおかけしました……なんだか、すみません」
「パール、腹が減ってないか? みんなで昨日の残りのスープを食べようなっ!」
「はい、はい。 ガントはお腹が空いたのですね、すぐに用意しますから……」
昨日の内に用意していたのか、新しいテーブルセットがでてきて、パンとリンゴそして昨日のスープがすぐに並べられた。
みんな、昨日ちゃんと寝たのかな? ちょっと気になって聞いてみたいけど、やめておく。
それから少し早いけど、出発することになった。
今回はガントから御者で、二人は部屋で少し休むそうだ……
やっぱり、寝てないのか……
そんな気がしたよ……
わたしも部屋のテントで、もう少し休むことにする。
お昼にはリビングに集合だと、ガントがクギを刺す。
返事はしっかりしておいた……
部屋に戻って、またテントをだし中に入る。
んーっ、どうしよう?
「チェリー。十一時頃、教えてくれる。 もう少し、寝ようかな?」
「はい。いまから寝ると夜、気持ちよく寝れなくなります。 テントの中で、備品の整理をしましょう」
「えーっ! なんの? 家族用のテントは、ここには 出せないよ? 昨日この 一人用を見せたところだからね」
「ホントはそれがしたいのですが今回は、砂金 分けと 金の塊 分けです。 交換してもらうときに困らない程度に、分けておきましょう」
そうだよ!
それ、大事!
テントの中で、細いバンブと水筒ぐらいの太さのバンブを出して、水抜きをする。
適当に切り分けて、砂金を ひと握りの分と、その 三倍の 三握りの分。
二種類作っておく。
金の塊は、選んでおいたキノコの女王のタマゴサイズを、もう少し増やす。
そのあとチェリー と相談して、わたしのこぶしより少し大きいぐらいの 金の塊も選んで、二種類それを全部さっき登録したサラマンダー が 一匹の魔法袋に入れておいた。
大切な伸びる棒と採取用スティックは、念のためスペシャルな指輪に入れて、そこからそれとなくサラマンダー が 一匹の魔法袋からだしたように見せかけることにする。
テントも同じだ。
これでいい。
そんなことをしていたら、あっという間にお昼になってしまう。
リビングには、もうみんなが集まっていた。
時間はまだ、約束より早いはずだけど……
お昼はまた、シルバーウルフのステーキだった。
あれっ?
なんだか、昨日のステーキよりおいしい!
ソードがハーブやオイルで漬け込んでいたようで、今夜の夕食分まではたっぷりあるそうなので、もう 一度楽しめるみたいだ。
ガントはステーキを 二枚 ペロッと食べて、昼食後はすぐ部屋へ休みにいく。
ソードは御者をしにいった。
ライと 二人になる。
ライが、少し話さないかといってきた。
なにをいわれるのか、ちょっと緊張するけど昨日の今日だし、しょうがないか……
ある程度の準備は昨日で、できたはずだし……
えーいっ! もうーーっ いいーっ
さあーっ ドンと こいっ!
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