感想ありがとうございます。


カリトンの苦難の人生は、それだけで小説が一本書けるほどだと思います。まあ書きませんけど(笑)。
本当の母親はロクに母親としての振る舞いをしませんでしたからね。離宮の侍女たちが代わって育てたようなものです。


この物語もぼちぼち大詰めですので、最後まで楽しんで頂ければなと思います♪

いつも感想ありがとうございます。


カリトンは自分が何もできない情けないやつだと自覚していて、好きな子(オフィーリア)に対しても助けの手を伸ばしてやれなかったんですね。自分の助けなんかなくても輝かしい未来があって勝手に幸せになると思ってたのに、いきなり婚約破棄され自害しちゃって、その後で出るわ出るわ彼女が誰からも大切にされず、孤立無援で追い詰められていった証拠の数々が。
だからブチギレましたね。自分の身を滅ぼしてでも、彼女の無念を晴らさなくてはならないと覚悟を決めたわけです。失うものなどない、なりふり構わない、いわゆる「無敵の人」になったわけです。

そしてそこまでしてやり遂げて、やり遂げたからこその罪は自分独りで抱え込んでるわけです。オフィーリアからしてみれば、大好きだった人が自分の無念を晴らすためにそこまでしてくれたのに、その結果として独りで不幸を背負い込もうなんて到底許容できないわけです。
だからこその「一緒に背負わせて」なんですね。
そして彼女は彼に関して、もうひとつ秘めた覚悟に気付いています。そこはまた次回で！(爆)

いつも感想ありがとうございます


＞アナスタシアしてイケメンヒーロー枠

いえ、彼女は「スパダリヒロイン」枠ですが、何か？
(余計に重い)


＞カリトン王のヘタレ具合

彼としては自分がオフィーリアのためにやったことで、それはあくまでも「自分の自己満足」だと解っているだけです。その結果として得た罪を自分が被るのはともかく、「アナスタシアには背負わせたくない」というだけのことでした。
そしてそれもまた、彼女の気持ちを考えない「独り善がりの自己満足」だった、というだけのことですね(爆)。

感想ありがとうございます。


＞どんだけ頑張ったと

そうなんですよね。アナスタシアは前世からずっと一直線……いやまあイケメンヒーローにだいぶクラクラしてましたけど(笑)。

ヘタレ王のお悩みに関しては次回と次々回で。だいたい書けてるんですけども長くなったので、多分二分割されます(^_^;
ちなみにヘタレ王の何が酷いかって、そもそも宰相に無理言ってイケメンヒーロー(フィラムモーン)を参戦させたのがカリトン本人なんですよねえ(爆)。なのでカリトン的には現状で、フィラムモーンに貰ってって欲しいスタイルで(汗)。アナスタシアがオフィーリアだって確認取れてもなおその態度なんで、コイツ本当にヘタレ王なんです(爆)。

感想ありがとうございます。


さて、カリトンの秘密は一体何でしょう？
まあネタバレを言うわけないんですけども(笑)。

この件に関してはヒント出しただけで多分バレるんで、申し訳ないですがノーヒントで(爆)。次回を読めば多分(何となく)分かります(^_^;

アナスタシアは、そうですね。「自分の手でカリトンを幸せにする」って意識が強いでしょうねえ。そこらへんは次回ではなく、もうちょっと先の話に関連しますかねー。

なろう版に引き続き、こちらにも感想をありがとうございます。


アナスタシアがカッコいいのは仕様です(笑)。あとカリトンがヘタレ過ぎるほどヘタレなのにもちゃんと理由があったりするんですよ……それも聞けば万人が「あーそれは無理って言うよなあ」ってほどの理由が。

ここまでの話でそれを類推できる伏線もきちんと書いているんですが、なろう版の皆様も含めて誰ひとりお気づきでないようで、作者としてはしてやったりと、今とても悪い顔になっています(爆)。

あとはまあ、アナスタシアがその「障害」をいかに粉砕して突き進むか、ってとこですね！(笑)

いつも感想ありがとうございます。


ヘタレ王にはヘタレ王で、色々と事情や思惑があるんですよ……(・ꙍ・｀)

まあ詳しくは次回以降で！(意味深)

いつも感想ありがとうございます。


凸凹カップル……微笑ましいんでしょうかね……(爆)。宰相あたりはだいぶ振り回されてるっぽいですけど(￣∀￣;

いやなんの気なしに庭園散歩させる流れになって、「あっ今(作中)って夏真っ盛りやん！」って気付きまして(笑)。
(地球で言うところの８月くらいです)
暑季の休校期間(夏休み)を７〜８月に設定してるので(^_^;

フィラムモーンもアリだなと思ってるのは、学習院を含めて王宮外にもついて行くエリッサくらいのものですね。王宮侍女たちは基本的に外には帯同しないですし、ディーアは前世からの縁を大事にする派なので(笑)。

感想ありがとうございます。


そう、いろんな意味で凸凹で、似てるとこひとつもないのに色々そっくりで、どっちもヘタレで(笑)。逆にお似合いだろ、ってカップルなんですよねぇこのふたり……(￣∀￣;

いつも感想ありがとうございます。


出てきたと思ったら破滅した公爵ではなく、久々にチラ出しただけのヒュアキントスお兄ちゃんの方が目につきましたか……(笑)。

でもまあ本国の王太子(順当なら次期連邦王太子)と、構成国の王位も継がさせてもらえなかったダメな子(現おっさん)とじゃあ、どっちがつよつよかって比べるまでもないわけで……(￣∀￣;

いつも感想ありがとうございます。


そうですねえ、カリトンは弱い人なので、支えがなかったらとっくにポッキリ逝っちゃってた可能性が強いと思ったので(爆)。せっかくオフィーリアが転生しても、肝心のカリトンが居なくなってたら意味がない、っていう(￣∀￣;

ふたりを取り巻く環境は色々不穏があったりゴチャゴチャしてますが、なんかアナスタシアなら全部吹っ飛ばしそうというか(笑)、むしろカリトンが押されてイモ引いてるというか……(爆笑)。

いつも感想ありがとうございます。
とても面白いと言っていただけてホッとしています(^_^;


アナスタシア、色々バレちゃってる事に自分では気付いてないですねえ……(笑)。まあ彼女にしてみれば「オフィーリアなら知っている知識」と「アナスタシアが知らないはずの知識」の選り分けって難しいと思いますし……(実際に区別できてないからポロポロ漏れてる)。
カリトンに確信持たれたのもそれですしね(笑)。


ところで、感想の自重は不要ですよ？何でもガンガン書いてくれてOKです♪っていうかいちいち反応あった方が作者としても張り合いが出るので(笑)。
あと、もう今は彼女、「公女さま」ではなくて「王女さま」になってますね(笑)。

いつも感想ありがとうございます。


まあそうですね、普通ならちょっと無いかなと感じます。私も自分に置き換えた場合、ちょっと無理だなって思いますね(笑)。

再度のコメントありがとうございます。

気を悪くしたりだとかは全然ないので大丈夫ですよ。読んで頂けて、その上で感じたことをお書きになったわけですから、読者さまの貴重なご意見としてきちんと向き合って、真摯に返答させて頂いた形ですね。
ですのでどうかお気になさらないで下さい。むしろ感想返信で不快にさせたのだとしたら(こちらの可能性のほうが多分大きいかと)、それに関してはお詫びを申し上げるしかありません。


なんにせよ、まだ話は続くので、この先も楽しんで読んで頂ければなと思います。どうか最後までお付き合い下さいますようお願い申し上げます。

感想ありがとうございます。


ヘスペレイアが純潔を捧げたのが嫌……と言われましてもね。王宮の侍女なんて全員が貴族家の令嬢で、結婚相手を探すのも目的のひとつなんですから、経験ないのが当たり前なんですがね？(・ꙍ・｀)
むしろそうした貴族家の令嬢だったのに、王にもなれないはずだった不遇の王子に捧げちゃったヘスペレイアが思い切っちゃったっていうか、そこまでするのはもはや愛とか恋とかではなく母性なんだ、っていう表現のつもりだったんですが。

腰に抱きついたのは、それこそ甘えの表現ですよ。普通にハグしてたら恋愛っぽいじゃないですか。
閨のために呼んだと思われてるのはその通りですけど、13年ぶりと書いています。普通はそれだけ期間が空いてれば素直にそう感じるものでしょうか。

まあ、アナスタシアが知ったらどうするか……と心配するのは分かります。ただ彼女は自分が早まって自死を選んでしまった負い目がありますからね。もう死んでしまったオフィーリアをそれでも待てとは、普通は言えないんじゃないでしょうかね。
カリトンにしたってそうです。死んでしまったオフィーリアを想い続けたくとも、自分の弱さや周囲の状況その他もろもろが許さなかった……ってのもあります。カリトンは何よりもオフィーリアの敵討ちのために、日々を耐え抜く力が、支えが欲しかった。そんな中で死んでしまったオフィーリアに操を立て続けるのもなかなか難しかったのではないかと、そういう解釈でこの話を書いています。

長くなりましたが最後に、ヘスペレイアを娶った貴族ですが、彼は全部知った上でのことですよ。カリトンとの関係が５年ほど続いていましたから、彼女を娶るのは即位も済んでるカリトンの派閥に与するということなりますね。

いつも感想ありがとうございます。


そういうご意見が出るだろうと思ってました。なのでこの回はどう書くべきか迷いましたね。まあ結局元々の設定通りに書いたわけですけども。
(離宮の侍女頭はじめ使用人たちがカリトンに絆されている描写が、公女編27話にあります)

カリトンは、子供の頃から自分の依って立つべきものが何ひとつ無かったのです。腫れ物扱いでまともに教育も受けさせてもらえず、むしろ居なくていい存在として扱われて自分自身でも自分が生まれてきた意味、生きている意味を見出だせなかったんですね。
つまり、オフィーリアとの心の繋がりだけが彼の生きる希望だったんです。そのオフィーリアが死んだことで、その直後のカリトンはそれまで以上に絶望して、いつ死を選んでもおかしくない状態にまで陥りました。
そんな今にも折れそうな彼を、そこまでにすっかり不遇の王子に絆されて庇護欲をそそられてたヘスペレイアは黙って見ていられなくて、何とか支えてあげたいと思っちゃったんですね。それだけでなく彼の命令でアーギス王家と渡りをつけたことで共犯関係にもなったわけで、その辺りから秘密の関係→深い仲になったと、そういった感じになります。

時系列的には、カリトンとヘスペレイアがそういう関係になったのはオフィーリアの死後ということになるので、一応は言い訳が立つような状況ではあります(オフィーリアに気持ちを向けつつ他の女を抱いたわけではない)。カリトンからすればオフィーリアはもう二度と帰ってこないわけで、そこらへんもヘスペレイアから向けられた情に縋ってしまった理由のひとつになりますね。

感想ありがとうございます。


そうてすね、ようやくカリトンくんが確信するに至りました(笑)。あとは、どこで彼女にアタックするかですが……、実を言うと彼、オフィーリア時代の彼女の気持ちも確認しないままなんですよねえ……(爆)。

感想ありがとうございます。


そのあたり、王女編第10話で全部説明してありますよ。
カリトンとアナスタシアの婚約は仮婚約とでもいうべきもので、
①アナスタシアが16歳になるまで公表しない
②アナスタシアにより相応しい相手が見つかれば白紙撤回する
③白紙撤回の場合、カリトンが王位を退いてより相応しい王家直系に王位を譲る
という条件が付随しています。

「より相応しい相手」としてカリトンが考えているのが王家直系(祖父がヘーラクレイオス王家からの入婿)であるフィラムモーンで、「より相応しい王家直系」というのもフィラムモーンを指しています。
そしてアナスタシアの実家であるアカエイア王国のアーギス王家がそれを受諾していることも、同じく10話ではっきり書いています。まあアーギス家はその相手がフィラムモーンだということまでは承知していませんが(特に通知の義務もないしアナスタシアが明確に嫌がればまた別の人物を探すだけ)。

選択の主体はあくまでもアナスタシアにあって、アーギス家の方では彼女の選択を尊重するつもりで静観しています。そしてアーギス家の家族はアナスタシアがオフィーリアの生まれ変わりではないかと疑っているので、アナスタシアにカリトン以外を選ぶつもりがないだろうこともほぼ確定事項として考えています。
つまり現状では、カリトン王が自分みたいなおっさんにうら若き娘さんが嫁ぐのを不憫がって、何とかそれを回避しようとしているだけの状態です(笑)。アナスタシアがそれをどう打ち砕いて前世越しの恋を実らせるのか、あるいはカリトンとフィラムモーンの思惑と行動がアナスタシアを翻意させうるのか、そういったあたりが王女編のこの先の見どころといった感じになりますね！

いつも感想ありがとうございます。


そうですね、本音を言えない中で周囲の嫉妬と勘違いとに晒されて、さらにスパダリイケメンに言い寄られてますからね。フラストレーション溜まるでしょうねえ……(￣∀￣;

いつも感想ありがとうございます。
人物紹介、皆様に好評なようで良かったです。


実はこの先の展開を少し迷ってまして。怒涛の展開にするのかじっくり進めるのか。大まかなプロットはできてるんだけど、ここまでのようにスラスラと筆が進まなくてちょっと苦しんでます(T∀T)

いつも感想ありがとうございます♪


まああの公爵家と伯爵家は「分かりやすい悪役」として出したので……(笑)。侯爵家とか「ちゃんとした役」の子たちもいますから……(￣∀￣;


実はこの話書き上げたのって15日の夕方で、次の話が書けておりません(爆)。長くなったので途中で切って前編にしたわけですが、残りを上げるにはまだ文字数不足で(汗)。
頑張って書きますけど、もしかしたら次かその次あたり更新をトバすかもです(>_<)