296 / 338
第五章【蛇王討伐】
5-48.封印の洞窟(2)
しおりを挟む最近、脚本家の方々が集まる場に顔を出すようになりました。
三文ロートルなので敬遠されがちですが。
デビューしてからの00年代前半までは、まだ脚本教室に通っていたり、仲間内で勉強会もやっていたのです。
でも、00年代の半ばを境に、一切の縁がなくなって。
書けない時期、仕事がない時期があり、そういう時に周りの人たちの活動ぶりを知ると焦ってしまったんです。
才能の差といいますか。
負けてたまるかとライバル視していたのですが、やがて他人と比較してもしょうがない。
向き合うのは書いている自分自身の脚本だと。
そんな感じでずっとやってきました。
だから会うのは監督とプロデューサーくらい。
横のつながりが全然ありませんでした。
だけど20年代に入り、パンデミックやら何やらがあったり、ネットでの募集が盛んになると、そういうのも視野に入れていくうちに、脚本家のグループみたいなのにも参加するようになりました。
一番は情報も含めて、仕事につながるようなものがほしかったこと。
あとは刺激ですね。
相変わらず、周囲の脚本家の皆さんの才能に打ちのめされますが、それもエネルギーにしないと。
それに脚本家にしか分からない悩みの捌け口という場があるのはいいことだと思います。
読み合いや批評までする余裕はないのですが、まだまだ終わるわけにはいかないとしがみついていきます。
三文ロートルなので敬遠されがちですが。
デビューしてからの00年代前半までは、まだ脚本教室に通っていたり、仲間内で勉強会もやっていたのです。
でも、00年代の半ばを境に、一切の縁がなくなって。
書けない時期、仕事がない時期があり、そういう時に周りの人たちの活動ぶりを知ると焦ってしまったんです。
才能の差といいますか。
負けてたまるかとライバル視していたのですが、やがて他人と比較してもしょうがない。
向き合うのは書いている自分自身の脚本だと。
そんな感じでずっとやってきました。
だから会うのは監督とプロデューサーくらい。
横のつながりが全然ありませんでした。
だけど20年代に入り、パンデミックやら何やらがあったり、ネットでの募集が盛んになると、そういうのも視野に入れていくうちに、脚本家のグループみたいなのにも参加するようになりました。
一番は情報も含めて、仕事につながるようなものがほしかったこと。
あとは刺激ですね。
相変わらず、周囲の脚本家の皆さんの才能に打ちのめされますが、それもエネルギーにしないと。
それに脚本家にしか分からない悩みの捌け口という場があるのはいいことだと思います。
読み合いや批評までする余裕はないのですが、まだまだ終わるわけにはいかないとしがみついていきます。
2
お気に入りに追加
183
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
冤罪で追放した男の末路
菜花
ファンタジー
ディアークは参っていた。仲間の一人がディアークを嫌ってるのか、回復魔法を絶対にかけないのだ。命にかかわる嫌がらせをする女はいらんと追放したが、その後冤罪だったと判明し……。カクヨムでも同じ話を投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
素直になる魔法薬を飲まされて
青葉めいこ
ファンタジー
公爵令嬢であるわたくしと婚約者である王太子とのお茶会で、それは起こった。
王太子手ずから淹れたハーブティーを飲んだら本音しか言えなくなったのだ。
「わたくしよりも容姿や能力が劣るあなたが大嫌いですわ」
「王太子妃や王妃程度では、このわたくしに相応しくありませんわ」
わたくしといちゃつきたくて素直になる魔法薬を飲ませた王太子は、わたくしの素直な気持ちにショックを受ける。
婚約解消後、わたくしは、わたくしに相応しい所に行った。
小説家になろうにも投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
仰っている意味が分かりません
水姫
ファンタジー
お兄様が何故か王位を継ぐ気満々なのですけれど、何を仰っているのでしょうか?
常識知らずの迷惑な兄と次代の王のやり取りです。
※過去に投稿したものを手直し後再度投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】領地に行くと言って出掛けた夫が帰って来ません。〜愛人と失踪した様です〜
山葵
恋愛
政略結婚で結婚した夫は、式を挙げた3日後に「領地に視察に行ってくる」と言って出掛けて行った。
いつ帰るのかも告げずに出掛ける夫を私は見送った。
まさかそれが夫の姿を見る最後になるとは夢にも思わずに…。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ここは貴方の国ではありませんよ
水姫
ファンタジー
傲慢な王子は自分の置かれている状況も理解出来ませんでした。
厄介ごとが多いですね。
裏を司る一族は見極めてから調整に働くようです。…まぁ、手遅れでしたけど。
※過去に投稿したモノを手直し後再度投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる