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「やりましたねコウイチローさん! ドワーフが人間族を酒盛りに誘うなんて、相当気に入られたってことですよ。これは上手くすればクライミングギアは相当なものが出来上がります」
「だけど俺、こういう時どうしたらいいか分からんぞ。あまりこういった歓迎を受けたことがないというか・・・」
「そうなんですか? いえ、うーん、コウイチローさんなら大丈夫かと思いますが・・・。でもドワーフとの付き合いは簡単ですよ? コツ、聞きたいですか?」
「是非頼むよ」
「チッチッチッチ。お願いだ、シエルハ、って言ってみてくれませんか?」
「? お願いだ、シエルハちゃん」
「ブブー。ちゃんはいりませーん! さ、もう一回です」
「いいけど、コレに一体何の意味があるんだ?」
「んもー、ニブチンさんですねー。モルテさんの苦労も分かります。つまりですねー、えっと、小動物になってる時は私たちキツネ族って子供にだって殺されちゃうくらい弱いんですよねえ。そういう理由で死んじゃった同族もたくさんいるんですよ。だからあの時、実は私すごく怖かったんですよね。本当に殺されるかと思って。えーっと、だからですねえ、つまりですねー、私が子供に追い回されている時に助けてくれたコウイチローさんは、白馬の王子様みたいなものでしてですね・・・」
「???」
「ですよねー、伝わりませんよねー。はい、もういいですから、シエルハ、とだけ呼び捨てにしてくれるだけで良いですので宜しくお願いします」
「頼むよ、シエルハ」
「う・・・、こ、これは、結構馬鹿にできませんね。はぁ、この山岳ネット協会長ともあろうこの私が、こんなに若い人間族の男の子に・・・。今までだって色々と良い話があったのに。なのに全然興味出なかったのに・・・」
「どうしたんだよ、さっきから? それよりも早くドワーフとの付き合い方を教えてくれ」
「ああ、はいはい、そうでしたそうでした。簡単ですよ、ともかく注がれた酒を断らないことです。つまり、ともかく飲み続けてれば良いんです」
「おいおい、それって大変なことじゃないのか? ドワーフってめちゃくちゃ飲むんだろう? すぐ酔いつぶされちまうんじゃないか?」
「まあ普通そうですね。いえ、それで良いんですよ。気持ちよくなって客人が寝てしまうというのはドワーフ的にはもてなしを気に入ってもらえたということなんで」
「そうなのか。けど俺、まだまともに飲んだことないんだけどなあ。ま、何事も経験かなあ」
そんな会話をしている間にも俺の目の前に底の深い大ジョッキが置かれ、樽から取り出された琥珀色の液体が炭酸を弾けさせながらトクトクと注がれる。ビールみたいな色と匂いである。いわゆるイエールってやつか。
「よおっし、行き渡ったな! では乾杯だ!!」
ドワーフたちがジョッキを天高く掲げて打ち合わせると、一気にグイグイ飲み干し行く。俺もそれにならってジョッキを傾けた。
お、コレ結構うまいな!
「おお、人間にしちゃあなかなかイケる口じゃねえか。さあ、早速おかわりだ」
「あ、どうも」
俺は見知らぬドワーフのおっちゃんから注がれた酒を、シエルハちゃんの助言に従ってグイッ! とたちまち飲み干す。
すると右隣に座ってチビチビとお酒に口をつけていたモルテが心配そうに言った。
「お、おい、コーイチロー。そんなペースで大丈夫なのか? 少しはセーブした方が良いのではないか?」
「うーん、それは分かってるんだけど。なんだかこのお酒、前世でビールを少し飲んだ時に比べてどうも・・・」
「お、もう干しやがったのか。人間族のくせにやるじゃあねえか! ようし次は俺の盃を受けやがれ!」
「あ、どうもどうも」
また別のドワーフが俺の空いたグラスを見つけると、トクトクと酒を注いでゆく。
俺はまたしてもそのお酒をグイとたちまち飲み干してしまう。
「あわわわわ。コウイチロウさん、本当に大丈夫なんですか?」
そう言って左隣に座って、やはりチビチビとグラスに口をつけていたシエルハちゃんが不安そうな表情をして言った。
「え? でもシエルハちゃんが飲み続けろって助言してくれたんだろう?」
「え、違いますよ! そんなすぐさまグラスを干してくださいといった訳じゃありません。そんな飲み方したらすぐに酔い潰れちゃうじゃないですか! これ、結構強いお酒ですからね。それにしてもコウイチローさん、さっきからグイグイ行ってますけど、本当に大丈夫なんですか?」
うーん、そうだったのか。でも、多分だけどこのお酒・・・。
「おお、コウイチロウ殿。グラスが空いたまんまじゃねーか。飲んでるのか?」
そう言ってクワンガがやって来た。すると他のドワーフの一人が口を開く。
「ちげーよクワンガ。コイツはもう3杯目を飲み干したところさ! まったく人間にしとくのが惜しいぐらいだ!」
がっはっはっは、と笑ってそのドワーフは自分に注がれたイエールをうまそうに飲む。
「何だと? こいつは驚いたな。俺たちドワーフ族をどれだけ喜ばせれば済むんだ? 見たこともないクライミングギアの話を持ってきたことに加えて、こっちも行ける口だとはな! ようし、なら次は俺が注がしてもらおうか。どうだ、まだ行けるか?」
「あ、多分大丈夫だと思いますよ?」
するとクワンガさんは更に機嫌を良くしたようで、俺のグラスになみなみと琥珀色の液体を注ぐ。
「無理しなくていいんだぜ? 自分のペースで飲みな!!」
「いえいえ、せっかく注いでもらったんですから。それにまだまだ行けますよ?」
俺はそう言うとグイグイとグラスを空けてゆく。
「プハー、いやあ旨いですね!」
「わっはっはっは。すげえなコウイチロー殿は! ますます気に入ったぜ!」
クワンガはそう言って自分の持っていたグラスのお酒をグイグイと飲み干した。
「のう、コーイチローよ、本当に平気なのか? 無理はいかんのじゃぞ?」
「いや、本当に大丈夫だと思うんだよ」
だってこのお酒・・・。
俺はまたしても別のドワーフから注がれたお酒を飲み干してからモルテに言った。
「アルコール度数が前世のに比べて、全然大した事がないんだ」
そうなんだよな。前世では数回、ビールや日本酒を飲んだことがあるが、その時はアルコールの強さにビックリしたことを覚えている。だが、この世界のお酒にはそれをまったく感じないのだ。味もかなり薄いし、アルコール特有の嫌な匂いもしないのだ。
はっきり言ってコレくらいのお酒なら何杯でも飲めるんじゃないだろうか? まあ、そのうちトイレが近くなってしまうから限界はあるのだろうが、酔っ払ってしまう、という点についてはまったく問題はないように思う。
「ようし、飲み比べをしようぜ、コウイチロウ殿!!」
と、クワンガが勝負を挑んで来たので、俺はそれを受ける。
「負けませんよ!」
そんな風にしてその夜は更けていったのであった。
「だけど俺、こういう時どうしたらいいか分からんぞ。あまりこういった歓迎を受けたことがないというか・・・」
「そうなんですか? いえ、うーん、コウイチローさんなら大丈夫かと思いますが・・・。でもドワーフとの付き合いは簡単ですよ? コツ、聞きたいですか?」
「是非頼むよ」
「チッチッチッチ。お願いだ、シエルハ、って言ってみてくれませんか?」
「? お願いだ、シエルハちゃん」
「ブブー。ちゃんはいりませーん! さ、もう一回です」
「いいけど、コレに一体何の意味があるんだ?」
「んもー、ニブチンさんですねー。モルテさんの苦労も分かります。つまりですねー、えっと、小動物になってる時は私たちキツネ族って子供にだって殺されちゃうくらい弱いんですよねえ。そういう理由で死んじゃった同族もたくさんいるんですよ。だからあの時、実は私すごく怖かったんですよね。本当に殺されるかと思って。えーっと、だからですねえ、つまりですねー、私が子供に追い回されている時に助けてくれたコウイチローさんは、白馬の王子様みたいなものでしてですね・・・」
「???」
「ですよねー、伝わりませんよねー。はい、もういいですから、シエルハ、とだけ呼び捨てにしてくれるだけで良いですので宜しくお願いします」
「頼むよ、シエルハ」
「う・・・、こ、これは、結構馬鹿にできませんね。はぁ、この山岳ネット協会長ともあろうこの私が、こんなに若い人間族の男の子に・・・。今までだって色々と良い話があったのに。なのに全然興味出なかったのに・・・」
「どうしたんだよ、さっきから? それよりも早くドワーフとの付き合い方を教えてくれ」
「ああ、はいはい、そうでしたそうでした。簡単ですよ、ともかく注がれた酒を断らないことです。つまり、ともかく飲み続けてれば良いんです」
「おいおい、それって大変なことじゃないのか? ドワーフってめちゃくちゃ飲むんだろう? すぐ酔いつぶされちまうんじゃないか?」
「まあ普通そうですね。いえ、それで良いんですよ。気持ちよくなって客人が寝てしまうというのはドワーフ的にはもてなしを気に入ってもらえたということなんで」
「そうなのか。けど俺、まだまともに飲んだことないんだけどなあ。ま、何事も経験かなあ」
そんな会話をしている間にも俺の目の前に底の深い大ジョッキが置かれ、樽から取り出された琥珀色の液体が炭酸を弾けさせながらトクトクと注がれる。ビールみたいな色と匂いである。いわゆるイエールってやつか。
「よおっし、行き渡ったな! では乾杯だ!!」
ドワーフたちがジョッキを天高く掲げて打ち合わせると、一気にグイグイ飲み干し行く。俺もそれにならってジョッキを傾けた。
お、コレ結構うまいな!
「おお、人間にしちゃあなかなかイケる口じゃねえか。さあ、早速おかわりだ」
「あ、どうも」
俺は見知らぬドワーフのおっちゃんから注がれた酒を、シエルハちゃんの助言に従ってグイッ! とたちまち飲み干す。
すると右隣に座ってチビチビとお酒に口をつけていたモルテが心配そうに言った。
「お、おい、コーイチロー。そんなペースで大丈夫なのか? 少しはセーブした方が良いのではないか?」
「うーん、それは分かってるんだけど。なんだかこのお酒、前世でビールを少し飲んだ時に比べてどうも・・・」
「お、もう干しやがったのか。人間族のくせにやるじゃあねえか! ようし次は俺の盃を受けやがれ!」
「あ、どうもどうも」
また別のドワーフが俺の空いたグラスを見つけると、トクトクと酒を注いでゆく。
俺はまたしてもそのお酒をグイとたちまち飲み干してしまう。
「あわわわわ。コウイチロウさん、本当に大丈夫なんですか?」
そう言って左隣に座って、やはりチビチビとグラスに口をつけていたシエルハちゃんが不安そうな表情をして言った。
「え? でもシエルハちゃんが飲み続けろって助言してくれたんだろう?」
「え、違いますよ! そんなすぐさまグラスを干してくださいといった訳じゃありません。そんな飲み方したらすぐに酔い潰れちゃうじゃないですか! これ、結構強いお酒ですからね。それにしてもコウイチローさん、さっきからグイグイ行ってますけど、本当に大丈夫なんですか?」
うーん、そうだったのか。でも、多分だけどこのお酒・・・。
「おお、コウイチロウ殿。グラスが空いたまんまじゃねーか。飲んでるのか?」
そう言ってクワンガがやって来た。すると他のドワーフの一人が口を開く。
「ちげーよクワンガ。コイツはもう3杯目を飲み干したところさ! まったく人間にしとくのが惜しいぐらいだ!」
がっはっはっは、と笑ってそのドワーフは自分に注がれたイエールをうまそうに飲む。
「何だと? こいつは驚いたな。俺たちドワーフ族をどれだけ喜ばせれば済むんだ? 見たこともないクライミングギアの話を持ってきたことに加えて、こっちも行ける口だとはな! ようし、なら次は俺が注がしてもらおうか。どうだ、まだ行けるか?」
「あ、多分大丈夫だと思いますよ?」
するとクワンガさんは更に機嫌を良くしたようで、俺のグラスになみなみと琥珀色の液体を注ぐ。
「無理しなくていいんだぜ? 自分のペースで飲みな!!」
「いえいえ、せっかく注いでもらったんですから。それにまだまだ行けますよ?」
俺はそう言うとグイグイとグラスを空けてゆく。
「プハー、いやあ旨いですね!」
「わっはっはっは。すげえなコウイチロー殿は! ますます気に入ったぜ!」
クワンガはそう言って自分の持っていたグラスのお酒をグイグイと飲み干した。
「のう、コーイチローよ、本当に平気なのか? 無理はいかんのじゃぞ?」
「いや、本当に大丈夫だと思うんだよ」
だってこのお酒・・・。
俺はまたしても別のドワーフから注がれたお酒を飲み干してからモルテに言った。
「アルコール度数が前世のに比べて、全然大した事がないんだ」
そうなんだよな。前世では数回、ビールや日本酒を飲んだことがあるが、その時はアルコールの強さにビックリしたことを覚えている。だが、この世界のお酒にはそれをまったく感じないのだ。味もかなり薄いし、アルコール特有の嫌な匂いもしないのだ。
はっきり言ってコレくらいのお酒なら何杯でも飲めるんじゃないだろうか? まあ、そのうちトイレが近くなってしまうから限界はあるのだろうが、酔っ払ってしまう、という点についてはまったく問題はないように思う。
「ようし、飲み比べをしようぜ、コウイチロウ殿!!」
と、クワンガが勝負を挑んで来たので、俺はそれを受ける。
「負けませんよ!」
そんな風にしてその夜は更けていったのであった。
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