18 / 42
18合目
しおりを挟む
「頼む作らせてくれッ!!」
ちょ、いきなり五体投地かよ!?
俺たちは冒険者ギルドを出ると、その足でクワンガ爺さんの鍛冶場へとやって来た。そこにはいくつもの炉があって、周囲には似たような顔をした、いかにもドワーフといった立派なヒゲを蓄えた職人たちがところ狭しと駆け回り、鉄を打ち、汗を流していた。室内は熱気がこもり真夏のように暑い。
その中でも一番立派なヒゲを蓄え、大きな兜をかぶった爺さんこそが、シエルハちゃんの言うクワンガさんであった。彼女が紹介してくれたおかげで挨拶は何とかなったが、身長は低いががっしりとした体と鋭い眼光に正直ビビる。だが、いざ作って欲しいものを伝え始めると、すぐにクワンガさんの目が大きく見開かれた。
そして、現在の五体投地になったというわけである。・・・いや、やっぱりおかしくありませんかね?
「あの、クワンガさん、今回の件はむしろ俺たちが頼む立場ですから、頭を上げてもらえませんか? っていうか、この道一筋、凄腕の鍛冶師って聞いてたから、どれだけ気難しい人だろうと心配してたのに予想外すぎますよ。ちょっと腰が低すぎでは? ほら、周りにお弟子さん(?)もいらっしゃることですし」
俺がそう言うとさすがにクワンガさんも周囲の視線に気付いたのか顔を上げる。
「む、そうか。いやあ、だが久しぶりに痺れる注文じゃったから、ついつい身を投げ出してしまったわい。それで、どうじゃろう、コウイチロウ殿」
「ええ、元からクワンガさんにお願いするつもりでしたから。シエルハちゃんからもクワンガさんが凄腕の鍛冶師だと聞いていますからね」
「そうかそうか! 是非、任してくれ。それからわしのことは今後クワンガと呼んでくれ!!」
「え? いやあ、さすがに年上を呼び捨てにするのは・・・」
「何を言うか! わしらはすでに共に新しい道具を創ろうとするパートナーではないか! さん付けなどよそよそしいわい! クワンガと呼んでくれ!」
えええ、何だかこっちの世界に来てから、やたらとパートナーって言葉を聞くんですけど。前世ではパートナーどころか友達すら一人もいなかったんですが・・・。
「え、ええ、もちろん。クワンガさ・・・クワンガが構わないなら、そう呼ばせてもらいますよ。なら俺の方もコウイチロウと呼び捨てにしてください。さ、それじゃあ作って欲しいアイテムについて、もう少し説明を続けても良いですか?」
「うむ、コウイチロウ殿、ドンと来い!」
呼び捨てになってないし!! はあ、もういいか。
「は、はあ。ではまずハーネスですが、こういう感じです」
俺は粗末な紙にそのギアの形を描いていく。ハーネスとは腰にベルトのように巻く部分と、太ももに巻き付ける輪っかが繋がっているクライミングギアだ。これに登山用ロープやカラビナなんかをつないで高所での安全を確保する。
「ふむ、なるほどな。柔軟性と耐久性を併せ持った方がいいだろう。岩場から滑落した際にはしっかりと衝撃を受け止められないといけないだろうからな」
「その通りです。登っている最中にビレイしていたとして、ハーネスが切れれば、それこそ命綱から切り離されてしまいますからね」
「そいつはゾッとしない話だな、了解した。これにはワイバーンのヒゲを編み込んで作る事としよう。では次に行ってくれ」
「分かりました」
俺は頷いて次の話に進もうとする。だが、なぜか周囲のドワーフたちが驚いた表情をしているように感じた。気のせいだろうか?
「どうしたコウイチロウ殿、焦らすのはよせ!」
「いえ、別に男を焦らすような趣味は・・・。じゃあ次はこれです。機構はそれほど難しいものじゃありませんが」
そう言ってサラサラと次のギアを描く。それはカラビナ、と言われるギアである。
「ハーネスとつないだり、後で伝えますがハーケンとつないだりする、とても重要なギアです。破損は滑落の原因になるでしょう。また、あまり重すぎては登攀の邪魔になります。軽量さと頑丈さという背反する性能を追求して欲しいです」
「ふっ、難しい注文をする男だな。だが、燃えてきたぜ、これも了解だ。ザイルを直接結んでは擦(こす)れてしまい、直ぐにハーネスや他の固定先が傷んじまうだろうからなあ」
さすが超一流の鍛冶師だ。前世の世界における最先端のギアの性能や特徴を、俺の抽象的な話を聞くだけで一瞬で深く理解しているのだから。
俺が前世のことは伏せてそう言って褒めると、クワンガは首を振って否定する。
「いや、コウイチロウ殿の説明が良いんだ。知識と経験に裏打ちされた内容だから、とてもわかりやすい。他の奴じゃあこうはいかんだろうさ」
そうか、俺の登山なんて下手の横好きに過ぎないんだが、何にしても褒められるのは嬉しいもんだ。
そのことをコソっとモルテに呟くと、彼女は大きくため息をついてジト目で俺の方を見る。ううむ、なぜだろう・・・。
「まあいいか。では次ですね。さっきも出てきたハーケンです。これは壁に打ち付けて使うものでヘッドのところにはロープやカラビナを通す穴が必要です。登攀の途中でビレイしたり、クライミングの1スパンごとにアンカーとして使用したりします」
「うーむ、こいつも重要そうだな。こいつは数がそれなりに必要になるだろうから、十分用意するにようにしよう」
本当に話が早くて助かるなあ。
「さて、それでは最後にアイスバイルです。氷壁登攀をするための専用の道具といったところでしょうか。片方は壁を突き刺すための杭になっていて、もう片方はハーケンを壁に打ち付けたりするためにハンマーの形状になっています」
「ほう、合理的だな。ストックとはまた違うんだな。用途から考えるに余り長すぎては使いづらいか。それにシャフトを少しピック側に曲げた方が壁に張り付き易いように思う。少しその辺りを工夫してみたいと思うがどうだ?」
「ぜひお願いします! 実はリクエストしようかと思っていたくらいです」
「そうか、そうか。がっはっはっは!」
機嫌よさげに笑うクワンガに釣られて俺も笑い出す。
すると、なぜか周りのドワーフたちがまたしてもザワザワとしだした。
「おい、あの鬼のクワンガが笑っておるぞ」
「ああ、明日雪でも降るんじゃないか?」
「それにさっきだってワイバーンのヒゲをあっさりと使うことを決めおったぞ。ありゃ貴重品じゃからっちゅうて、貴族どもから再三要請があっても使わんかった秘蔵品じゃなかったかの?」
「ふうむ、あの若造、大したやつじゃ・・・」
何やら過大な評価をもらっているようだが、使い慣れていた前世のクライミングギアを紹介だけで、運が良かっただけですって。
俺が苦笑いしながらモルテにそう言うと、彼女は呆れたように、
「そんな高校生がそうそうはおらぬと思うがなあ。実際大したもんじゃと思うが・・・」
などとツッコまれた。うん、どうやらモルテも俺を過大評価するくせがあるみたいだな。
俺は頭をかきながらシエルハちゃんの方を困ったように見つめる。だが、彼女は彼女でなぜか赤面した顔で俺とクワンガの方を見ていた。なんだどうした? 体調でも悪いのか?
「コウイチローさんって誑かし上手なんですね・・・。しかも、男女の見境ない悪食タイプ・・・。はぁ・・・わたし何だかドキドキしてきました」
ドキドキすんな。いきなりダメな方向に走りだそうとするんじゃない!
「ま、まさかわしがこれほどアプローチしても薄い反応しか示さんのはそういうことなのか!?」
お前はお前で何を言い出すんだ。
「うむ! 今日は久しぶりに気分がいい! おいお前たち、今日はコウイチロウ殿を囲んで酒盛りだ! 倉からありったけの酒を持ってこい!」
って、いつの間にかクワンガが盛り上がってしまっている! おかしいな、さっきまで画期的なクライアントギアの開発会議をしていたはずなのに。お酒の要素なんて一つもなかったはずなのに。
俺がそんな風に驚いている間にも酒樽がドン! ドン! と運び込まれて来る。とんでもない量だな、まさかこの量を全部飲むなんてことは・・・。
「よおし、今日はトコトン飲むぞ! 新しいギアの開発に乾杯! 振る舞い酒だ! てめーら残すんじゃねえぞ!!」
ハイサー!! と周りのドワーフたちから快哉が叫ばれた。
Oh・・・。
まあ、でもそうだよな、ドワーフだもんなあ。三度の飯より酒が好きですよねー。
と、そんな風に他人事のように眺めている余裕が俺にあるはずもない。クワンガは確かに言ったのだ、”コウイチロウ殿”を囲んでの酒盛りだと。そう、なぜかいつの間にか俺が主賓になっているのである。
なんでだよ・・・そもそも前世で何か催しの中心になんてなったことがないからどう振舞って良いか分からんぞ?
俺が戸惑っているとシエルハちゃんがコソっと俺に耳打ちをしてきた。
ちょ、いきなり五体投地かよ!?
俺たちは冒険者ギルドを出ると、その足でクワンガ爺さんの鍛冶場へとやって来た。そこにはいくつもの炉があって、周囲には似たような顔をした、いかにもドワーフといった立派なヒゲを蓄えた職人たちがところ狭しと駆け回り、鉄を打ち、汗を流していた。室内は熱気がこもり真夏のように暑い。
その中でも一番立派なヒゲを蓄え、大きな兜をかぶった爺さんこそが、シエルハちゃんの言うクワンガさんであった。彼女が紹介してくれたおかげで挨拶は何とかなったが、身長は低いががっしりとした体と鋭い眼光に正直ビビる。だが、いざ作って欲しいものを伝え始めると、すぐにクワンガさんの目が大きく見開かれた。
そして、現在の五体投地になったというわけである。・・・いや、やっぱりおかしくありませんかね?
「あの、クワンガさん、今回の件はむしろ俺たちが頼む立場ですから、頭を上げてもらえませんか? っていうか、この道一筋、凄腕の鍛冶師って聞いてたから、どれだけ気難しい人だろうと心配してたのに予想外すぎますよ。ちょっと腰が低すぎでは? ほら、周りにお弟子さん(?)もいらっしゃることですし」
俺がそう言うとさすがにクワンガさんも周囲の視線に気付いたのか顔を上げる。
「む、そうか。いやあ、だが久しぶりに痺れる注文じゃったから、ついつい身を投げ出してしまったわい。それで、どうじゃろう、コウイチロウ殿」
「ええ、元からクワンガさんにお願いするつもりでしたから。シエルハちゃんからもクワンガさんが凄腕の鍛冶師だと聞いていますからね」
「そうかそうか! 是非、任してくれ。それからわしのことは今後クワンガと呼んでくれ!!」
「え? いやあ、さすがに年上を呼び捨てにするのは・・・」
「何を言うか! わしらはすでに共に新しい道具を創ろうとするパートナーではないか! さん付けなどよそよそしいわい! クワンガと呼んでくれ!」
えええ、何だかこっちの世界に来てから、やたらとパートナーって言葉を聞くんですけど。前世ではパートナーどころか友達すら一人もいなかったんですが・・・。
「え、ええ、もちろん。クワンガさ・・・クワンガが構わないなら、そう呼ばせてもらいますよ。なら俺の方もコウイチロウと呼び捨てにしてください。さ、それじゃあ作って欲しいアイテムについて、もう少し説明を続けても良いですか?」
「うむ、コウイチロウ殿、ドンと来い!」
呼び捨てになってないし!! はあ、もういいか。
「は、はあ。ではまずハーネスですが、こういう感じです」
俺は粗末な紙にそのギアの形を描いていく。ハーネスとは腰にベルトのように巻く部分と、太ももに巻き付ける輪っかが繋がっているクライミングギアだ。これに登山用ロープやカラビナなんかをつないで高所での安全を確保する。
「ふむ、なるほどな。柔軟性と耐久性を併せ持った方がいいだろう。岩場から滑落した際にはしっかりと衝撃を受け止められないといけないだろうからな」
「その通りです。登っている最中にビレイしていたとして、ハーネスが切れれば、それこそ命綱から切り離されてしまいますからね」
「そいつはゾッとしない話だな、了解した。これにはワイバーンのヒゲを編み込んで作る事としよう。では次に行ってくれ」
「分かりました」
俺は頷いて次の話に進もうとする。だが、なぜか周囲のドワーフたちが驚いた表情をしているように感じた。気のせいだろうか?
「どうしたコウイチロウ殿、焦らすのはよせ!」
「いえ、別に男を焦らすような趣味は・・・。じゃあ次はこれです。機構はそれほど難しいものじゃありませんが」
そう言ってサラサラと次のギアを描く。それはカラビナ、と言われるギアである。
「ハーネスとつないだり、後で伝えますがハーケンとつないだりする、とても重要なギアです。破損は滑落の原因になるでしょう。また、あまり重すぎては登攀の邪魔になります。軽量さと頑丈さという背反する性能を追求して欲しいです」
「ふっ、難しい注文をする男だな。だが、燃えてきたぜ、これも了解だ。ザイルを直接結んでは擦(こす)れてしまい、直ぐにハーネスや他の固定先が傷んじまうだろうからなあ」
さすが超一流の鍛冶師だ。前世の世界における最先端のギアの性能や特徴を、俺の抽象的な話を聞くだけで一瞬で深く理解しているのだから。
俺が前世のことは伏せてそう言って褒めると、クワンガは首を振って否定する。
「いや、コウイチロウ殿の説明が良いんだ。知識と経験に裏打ちされた内容だから、とてもわかりやすい。他の奴じゃあこうはいかんだろうさ」
そうか、俺の登山なんて下手の横好きに過ぎないんだが、何にしても褒められるのは嬉しいもんだ。
そのことをコソっとモルテに呟くと、彼女は大きくため息をついてジト目で俺の方を見る。ううむ、なぜだろう・・・。
「まあいいか。では次ですね。さっきも出てきたハーケンです。これは壁に打ち付けて使うものでヘッドのところにはロープやカラビナを通す穴が必要です。登攀の途中でビレイしたり、クライミングの1スパンごとにアンカーとして使用したりします」
「うーむ、こいつも重要そうだな。こいつは数がそれなりに必要になるだろうから、十分用意するにようにしよう」
本当に話が早くて助かるなあ。
「さて、それでは最後にアイスバイルです。氷壁登攀をするための専用の道具といったところでしょうか。片方は壁を突き刺すための杭になっていて、もう片方はハーケンを壁に打ち付けたりするためにハンマーの形状になっています」
「ほう、合理的だな。ストックとはまた違うんだな。用途から考えるに余り長すぎては使いづらいか。それにシャフトを少しピック側に曲げた方が壁に張り付き易いように思う。少しその辺りを工夫してみたいと思うがどうだ?」
「ぜひお願いします! 実はリクエストしようかと思っていたくらいです」
「そうか、そうか。がっはっはっは!」
機嫌よさげに笑うクワンガに釣られて俺も笑い出す。
すると、なぜか周りのドワーフたちがまたしてもザワザワとしだした。
「おい、あの鬼のクワンガが笑っておるぞ」
「ああ、明日雪でも降るんじゃないか?」
「それにさっきだってワイバーンのヒゲをあっさりと使うことを決めおったぞ。ありゃ貴重品じゃからっちゅうて、貴族どもから再三要請があっても使わんかった秘蔵品じゃなかったかの?」
「ふうむ、あの若造、大したやつじゃ・・・」
何やら過大な評価をもらっているようだが、使い慣れていた前世のクライミングギアを紹介だけで、運が良かっただけですって。
俺が苦笑いしながらモルテにそう言うと、彼女は呆れたように、
「そんな高校生がそうそうはおらぬと思うがなあ。実際大したもんじゃと思うが・・・」
などとツッコまれた。うん、どうやらモルテも俺を過大評価するくせがあるみたいだな。
俺は頭をかきながらシエルハちゃんの方を困ったように見つめる。だが、彼女は彼女でなぜか赤面した顔で俺とクワンガの方を見ていた。なんだどうした? 体調でも悪いのか?
「コウイチローさんって誑かし上手なんですね・・・。しかも、男女の見境ない悪食タイプ・・・。はぁ・・・わたし何だかドキドキしてきました」
ドキドキすんな。いきなりダメな方向に走りだそうとするんじゃない!
「ま、まさかわしがこれほどアプローチしても薄い反応しか示さんのはそういうことなのか!?」
お前はお前で何を言い出すんだ。
「うむ! 今日は久しぶりに気分がいい! おいお前たち、今日はコウイチロウ殿を囲んで酒盛りだ! 倉からありったけの酒を持ってこい!」
って、いつの間にかクワンガが盛り上がってしまっている! おかしいな、さっきまで画期的なクライアントギアの開発会議をしていたはずなのに。お酒の要素なんて一つもなかったはずなのに。
俺がそんな風に驚いている間にも酒樽がドン! ドン! と運び込まれて来る。とんでもない量だな、まさかこの量を全部飲むなんてことは・・・。
「よおし、今日はトコトン飲むぞ! 新しいギアの開発に乾杯! 振る舞い酒だ! てめーら残すんじゃねえぞ!!」
ハイサー!! と周りのドワーフたちから快哉が叫ばれた。
Oh・・・。
まあ、でもそうだよな、ドワーフだもんなあ。三度の飯より酒が好きですよねー。
と、そんな風に他人事のように眺めている余裕が俺にあるはずもない。クワンガは確かに言ったのだ、”コウイチロウ殿”を囲んでの酒盛りだと。そう、なぜかいつの間にか俺が主賓になっているのである。
なんでだよ・・・そもそも前世で何か催しの中心になんてなったことがないからどう振舞って良いか分からんぞ?
俺が戸惑っているとシエルハちゃんがコソっと俺に耳打ちをしてきた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる