CRPSとは？

5、そして職を失った

医師のドクターストップにより菜摘は職を失った。

心療内科の先生からの指示

先生「熱が上がった時は横になり、目をつぶり、頭で何も考えないこと！」

先生「散歩するのはいいけどショッピングセンターなどを歩くのは散歩じゃないからね逆に熱上がるよ」

菜摘は思ったそれは寝る以外することないしお出かけもダメなのかと。
 
心療内科の先生の指示に従い生活していたが昼寝する＝夜眠れない
 
夜眠れないのではまずいので精神科の先生から寝るのは1日1時間という約束となった

これでも菜摘の悪夢は終わらなかった。
職がないから福祉の手当てを受け過していた中で血圧が上がってきたのである。
上が120を超え130台が通常で酷いと140にまで上がってしまっていた。

主治医に話すとその原因は漢方だった
副作用があまりないとされている漢方での副作用であった。
菜摘の飲める薬の幅は減っていったのだった。 

漢方を止め血圧も落ち着き、手の震えも止まり、日常の熱も落ち着いてきた時

菜「先生仕事してもいいですか？」

先生「いや、今始めるとまた症状が初期まで戻るけど」
 
菜摘の仕事開始への1歩は踏み出せずまた家にいる日々が続いた。