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54話 安里翔
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「俺は勇者なんかじゃ無い。イワン!どうしてアンタはこんな俺なんかを庇ったんだよ・・・
何時も逃げてばかりだと馬鹿にしてたのに、何で今日に限って逃げなかったんだよ!
逃げても怒らないから・・・逃げてくれれば良かったのに・・・生きていてくれさえすれば、それだけで良かったのに・・・」
イワンとの思い出が洪水の様に溢れ出した。
初めは年上ってだけで真面に戦わずに、偉そうに威張り散らしてるだけの奴と仲間になれるなんて思わなかった。
それが何時からだろう、共に旅をして絆が深まり、掛け替えの無い仲間に変わって行ったんだ。
何時もおちゃらけていたのもきっと、生きるか死ぬかの過酷な状況下において、気持ちが張り詰めていた俺とアリシアを和ませる為だったんだろう。
今になってそんな当たり前の事に気付くなんて、俺は何て馬鹿なんだ。
仲間を守ると心に決めていたのに、俺自身の未熟さのせいで仲間を失ってしまった。
何も出来ない無力な自分に、情けなさと腹立たしさを感じる。
俺は結局大切なものを何一つとして守る事が出来ないんだ。
ロマリオンが這いつくばりながら俺の胸倉を掴み語気を強めて言った。
「安里翔!悲しんでいる暇は無いぞ!君は彼から未来を託されたんだ!ここで動かなくては彼が浮かばれないぞ!」
必死に訴え掛けるロマリオンの目から光るものが見えた。
そうだ。イワンの死を無駄にしない為にも俺は立ち上がらなければいけない。
俺はイワンが遺した道具袋の中から薬草を見つけ、それを使った。
薬草のお陰で、さっきまで動かなくなっていた足も今なら動く。
俺はロマリオンと視線を交わし、影に立ち向かう意志を伝えた。
「そうだ、安里翔。それでいい。」
道具袋を閉じようとしたその時。
袋の中で黒く光る鉱石の欠片の様な物が目に留まった。
欠片の一つを取り出してみると、それは影と呼応しているかの様に激しく発光した。
影のバリアを通過した物体はこれなのかもしれない。
俺は思い切り影に向かって投げてみた。
すると石はバリアを通り抜け、影に吸収されるかの様にその体の一部と化した。
この石を使えば攻撃が通るかもしれない。
「ロマリオン!この石、奴のバリアを掻い潜る事が出来るみたいだ!」
俺はロマリオンに石を見せ、興奮気味に言った。
ロマリオンは石を俺から受け取り、つぶさに観察した。
「魔導石に似ているが、魔導石は火・水・風・土の四種類だけの筈。これは私も初めて見る代物だ。
しかし、これに魔導石と同じ効果があるのならば、剣に属性変化をさせる事が可能かもしれぬ。」
「属性変化?何だか分からないけど試してみる価値はありそうだな!早速やってみてくれ!」
ロマリオンは石を掌に乗せ、何やら魔法を唱え始めた。
すると、石は粉々に砕け、その破片が俺の剣の刃に纏わり付き、たちまち鋼の刃が漆黒のベールを纏った。
「どうやら、上手く行った様だ。」
「サンキュー、ロマリオン!俺は魔王にはならずに影を倒して見せる!見ててくれ!」
俺は影に向かって突っ込んだ。
次の瞬間、影が漆黒の炎を放つよりも先に、俺の刃が影の胴体を真っ二つに切り裂いた。
上半身と下半身に分断された体はまだ微かに動いている。
このまま影を生かすのは危険だ。
止めを刺そうと剣を振り上げた時、剣から漆黒のベールが消え元の姿へと戻った。
俺は構わずに剣を振り下ろしたが、影に攻撃を通す事は叶わなかった。
"我が人間如きに敗れるなどあってはならぬ!
最早お前達はどう足掻こうが、我が城全体に張り巡らせた結界から抜け出す事は出来ぬ。"
影は残った僅かな力で、城の核を破壊した。
核を壊され、城が激しく揺れ動き崩壊が始まった。
アリシアはその揺れで意識を取り戻し、必死に瓦礫から抜け出そうとした。
このままでは折角影を倒す事が出来たのに、崩落に巻き込まれて生き埋めになってしまう。
俺はアリシアの上に覆い被さった瓦礫を払い除け、その下敷きになっていたアリシアを助け出した。
そして、そのままアリシアを背中に乗せ、重症の魔王に肩を貸しながら、部屋を出るべく扉を開いた。
しかし、見えない壁の様な物に阻まれ、扉の先から一歩も進む事が出来ない。
これが影の言っていた結界なのだろうか。
「翔・・・私達の事は良いから、あなただけでもあの上のゲートを使って脱出して!」
アリシアは息も絶え絶えに苦しそうに言った。
その時、ロマリオンがゲートを指差して焦りの表情を浮かべていた。
「ゲートが収縮を始めたぞ!急がなければ手遅れになる!迷わずに君は行け!安里翔!」
「嫌だ!俺一人だけ逃げる何て出来ない!これ以上大切な仲間を失いたく無いんだ!何と言われようと俺は最後までここで全員が助かる道を探す!」
俺は必死に何度も何度も剣を振って結界を斬り付けた。
しかし、結界に傷一つ付ける事すら出来なかった。
その間にゲートは閉じ、跡形も無く消え去ってしまったが、俺にはゲートへの未練は無かった。
"ふはははは!残念だったな人間共!予定外ではあったが、これで我の目的は果たされた"
影の力が弱まった為か、僅かばかり魔法が使える様になったロマリオンが、バリアを張って崩落から俺達を守ってくれた。
しかし、ロマリオンの魔力は既に限界を迎えている。
ここまでか・・・。
諦め掛けたその時。
結界の外から俺の名を呼ぶ声が聞こえた様な気がした。
そうか、死の淵に立たされて、ありもしない声が聞こえたのか。
「安里翔!」
今度はっきりと聞こえた。これは幻聴では無い。
「安里翔!早く私の手を取って!」
結界の先にうっすらと人影が見えた。
その人影は結界の外から手を伸ばし、俺はその声の主に言われるがまま、伸びて来た手を取った。
「良かった。何とかギリギリ間に合った。」
俺達を結界の外に引き寄せ、その人物は着ていた黒いローブのフードを脱ぎ、影に冷ややかな笑みを送った。
「残念だったわね。」
その顔を見て影は怒り狂い、半狂乱になっていた。
しかし、美しい金髪のその女性は、影に対して全く恐れる様子は無かった。
"お前は一体何をしているのだ!それより何故お前如きがこの場に居るのだ!"
ローブの女性は影の言葉を無視して俺に話し掛けた。
「安里翔!奴が作ってた結界は解除したわ!早くここから出ましょう!」
ロマリオンは朦朧とする意識の中、そのローブの女性の姿を見ると驚きの余り声を失っていた。
「お前は・・・いや、そんな筈は・・・」
「あらやだぁ、こんな瀕死のロマリオンなんて初めて。瀕死の状態になっても凄んじゃったりしてカワイイ。」
ローブの女性は混乱しているロマリオンにお構いなく、こんな状況下にも関わらず、妖艶な笑みを浮かべながら言った。
ロマリオンを子供扱いするこの女性は何者なんだ。
"おのれ!このまま逃がしてたまるか!"
影は狂った様な声で叫んだが、漆黒の炎を出すまでの力は残っていなかった。
"お前には我に刃を向けた報いとして、死以上の苦しみを与えてやる!
我は滅びようとも、この呪いはお前が死ぬまで永遠に続く!"
「うっ・・・」
背後からアリシアの呻き声が聞こえた。
影の徒ならぬ気配を感じたアリシアは、ふらふらな足取りで、影と俺の間に入り、身を挺いて影の攻撃から俺を守ってくれたのだ。
"最後の最後まで何と運の良い奴だ・・・"
影は捨て身の攻撃を放った後に跡形も無く消滅した。
影が消滅した事より、俺を庇って攻撃を受けたアリシアの身が心配で全身に緊張が走った。
しかし、そんな俺の心配を余所に、アリシアは何事も無かったかの様にケロッとていた。
「すまないアリシア!俺が油断していたばかりに!どこか痛い所は無いか?」
「うん、平気。一瞬胸が苦しくなっただけで今は全然何とも無いから大丈夫。」
「安里翔!男の子が女の子に守られてるようじゃダメよ。この子はあなたがしっかり守ってあげなきゃ。」
「ああ・・・。」
「瓦礫に潰されちゃう前に、早くここから脱出しましょう!」
俺は後ろを振り向き、イワンが最期に立っていた場所に向けて深々と頭を下げた。
誰が何と言おうと真の勇者はイワンだ。
無事にここから脱出出来たら、派手好きなアンタの為に、大きくて立派なお墓を立てるから。
だから今はここに独り残して行く事を赦してくれ・・・
何時も逃げてばかりだと馬鹿にしてたのに、何で今日に限って逃げなかったんだよ!
逃げても怒らないから・・・逃げてくれれば良かったのに・・・生きていてくれさえすれば、それだけで良かったのに・・・」
イワンとの思い出が洪水の様に溢れ出した。
初めは年上ってだけで真面に戦わずに、偉そうに威張り散らしてるだけの奴と仲間になれるなんて思わなかった。
それが何時からだろう、共に旅をして絆が深まり、掛け替えの無い仲間に変わって行ったんだ。
何時もおちゃらけていたのもきっと、生きるか死ぬかの過酷な状況下において、気持ちが張り詰めていた俺とアリシアを和ませる為だったんだろう。
今になってそんな当たり前の事に気付くなんて、俺は何て馬鹿なんだ。
仲間を守ると心に決めていたのに、俺自身の未熟さのせいで仲間を失ってしまった。
何も出来ない無力な自分に、情けなさと腹立たしさを感じる。
俺は結局大切なものを何一つとして守る事が出来ないんだ。
ロマリオンが這いつくばりながら俺の胸倉を掴み語気を強めて言った。
「安里翔!悲しんでいる暇は無いぞ!君は彼から未来を託されたんだ!ここで動かなくては彼が浮かばれないぞ!」
必死に訴え掛けるロマリオンの目から光るものが見えた。
そうだ。イワンの死を無駄にしない為にも俺は立ち上がらなければいけない。
俺はイワンが遺した道具袋の中から薬草を見つけ、それを使った。
薬草のお陰で、さっきまで動かなくなっていた足も今なら動く。
俺はロマリオンと視線を交わし、影に立ち向かう意志を伝えた。
「そうだ、安里翔。それでいい。」
道具袋を閉じようとしたその時。
袋の中で黒く光る鉱石の欠片の様な物が目に留まった。
欠片の一つを取り出してみると、それは影と呼応しているかの様に激しく発光した。
影のバリアを通過した物体はこれなのかもしれない。
俺は思い切り影に向かって投げてみた。
すると石はバリアを通り抜け、影に吸収されるかの様にその体の一部と化した。
この石を使えば攻撃が通るかもしれない。
「ロマリオン!この石、奴のバリアを掻い潜る事が出来るみたいだ!」
俺はロマリオンに石を見せ、興奮気味に言った。
ロマリオンは石を俺から受け取り、つぶさに観察した。
「魔導石に似ているが、魔導石は火・水・風・土の四種類だけの筈。これは私も初めて見る代物だ。
しかし、これに魔導石と同じ効果があるのならば、剣に属性変化をさせる事が可能かもしれぬ。」
「属性変化?何だか分からないけど試してみる価値はありそうだな!早速やってみてくれ!」
ロマリオンは石を掌に乗せ、何やら魔法を唱え始めた。
すると、石は粉々に砕け、その破片が俺の剣の刃に纏わり付き、たちまち鋼の刃が漆黒のベールを纏った。
「どうやら、上手く行った様だ。」
「サンキュー、ロマリオン!俺は魔王にはならずに影を倒して見せる!見ててくれ!」
俺は影に向かって突っ込んだ。
次の瞬間、影が漆黒の炎を放つよりも先に、俺の刃が影の胴体を真っ二つに切り裂いた。
上半身と下半身に分断された体はまだ微かに動いている。
このまま影を生かすのは危険だ。
止めを刺そうと剣を振り上げた時、剣から漆黒のベールが消え元の姿へと戻った。
俺は構わずに剣を振り下ろしたが、影に攻撃を通す事は叶わなかった。
"我が人間如きに敗れるなどあってはならぬ!
最早お前達はどう足掻こうが、我が城全体に張り巡らせた結界から抜け出す事は出来ぬ。"
影は残った僅かな力で、城の核を破壊した。
核を壊され、城が激しく揺れ動き崩壊が始まった。
アリシアはその揺れで意識を取り戻し、必死に瓦礫から抜け出そうとした。
このままでは折角影を倒す事が出来たのに、崩落に巻き込まれて生き埋めになってしまう。
俺はアリシアの上に覆い被さった瓦礫を払い除け、その下敷きになっていたアリシアを助け出した。
そして、そのままアリシアを背中に乗せ、重症の魔王に肩を貸しながら、部屋を出るべく扉を開いた。
しかし、見えない壁の様な物に阻まれ、扉の先から一歩も進む事が出来ない。
これが影の言っていた結界なのだろうか。
「翔・・・私達の事は良いから、あなただけでもあの上のゲートを使って脱出して!」
アリシアは息も絶え絶えに苦しそうに言った。
その時、ロマリオンがゲートを指差して焦りの表情を浮かべていた。
「ゲートが収縮を始めたぞ!急がなければ手遅れになる!迷わずに君は行け!安里翔!」
「嫌だ!俺一人だけ逃げる何て出来ない!これ以上大切な仲間を失いたく無いんだ!何と言われようと俺は最後までここで全員が助かる道を探す!」
俺は必死に何度も何度も剣を振って結界を斬り付けた。
しかし、結界に傷一つ付ける事すら出来なかった。
その間にゲートは閉じ、跡形も無く消え去ってしまったが、俺にはゲートへの未練は無かった。
"ふはははは!残念だったな人間共!予定外ではあったが、これで我の目的は果たされた"
影の力が弱まった為か、僅かばかり魔法が使える様になったロマリオンが、バリアを張って崩落から俺達を守ってくれた。
しかし、ロマリオンの魔力は既に限界を迎えている。
ここまでか・・・。
諦め掛けたその時。
結界の外から俺の名を呼ぶ声が聞こえた様な気がした。
そうか、死の淵に立たされて、ありもしない声が聞こえたのか。
「安里翔!」
今度はっきりと聞こえた。これは幻聴では無い。
「安里翔!早く私の手を取って!」
結界の先にうっすらと人影が見えた。
その人影は結界の外から手を伸ばし、俺はその声の主に言われるがまま、伸びて来た手を取った。
「良かった。何とかギリギリ間に合った。」
俺達を結界の外に引き寄せ、その人物は着ていた黒いローブのフードを脱ぎ、影に冷ややかな笑みを送った。
「残念だったわね。」
その顔を見て影は怒り狂い、半狂乱になっていた。
しかし、美しい金髪のその女性は、影に対して全く恐れる様子は無かった。
"お前は一体何をしているのだ!それより何故お前如きがこの場に居るのだ!"
ローブの女性は影の言葉を無視して俺に話し掛けた。
「安里翔!奴が作ってた結界は解除したわ!早くここから出ましょう!」
ロマリオンは朦朧とする意識の中、そのローブの女性の姿を見ると驚きの余り声を失っていた。
「お前は・・・いや、そんな筈は・・・」
「あらやだぁ、こんな瀕死のロマリオンなんて初めて。瀕死の状態になっても凄んじゃったりしてカワイイ。」
ローブの女性は混乱しているロマリオンにお構いなく、こんな状況下にも関わらず、妖艶な笑みを浮かべながら言った。
ロマリオンを子供扱いするこの女性は何者なんだ。
"おのれ!このまま逃がしてたまるか!"
影は狂った様な声で叫んだが、漆黒の炎を出すまでの力は残っていなかった。
"お前には我に刃を向けた報いとして、死以上の苦しみを与えてやる!
我は滅びようとも、この呪いはお前が死ぬまで永遠に続く!"
「うっ・・・」
背後からアリシアの呻き声が聞こえた。
影の徒ならぬ気配を感じたアリシアは、ふらふらな足取りで、影と俺の間に入り、身を挺いて影の攻撃から俺を守ってくれたのだ。
"最後の最後まで何と運の良い奴だ・・・"
影は捨て身の攻撃を放った後に跡形も無く消滅した。
影が消滅した事より、俺を庇って攻撃を受けたアリシアの身が心配で全身に緊張が走った。
しかし、そんな俺の心配を余所に、アリシアは何事も無かったかの様にケロッとていた。
「すまないアリシア!俺が油断していたばかりに!どこか痛い所は無いか?」
「うん、平気。一瞬胸が苦しくなっただけで今は全然何とも無いから大丈夫。」
「安里翔!男の子が女の子に守られてるようじゃダメよ。この子はあなたがしっかり守ってあげなきゃ。」
「ああ・・・。」
「瓦礫に潰されちゃう前に、早くここから脱出しましょう!」
俺は後ろを振り向き、イワンが最期に立っていた場所に向けて深々と頭を下げた。
誰が何と言おうと真の勇者はイワンだ。
無事にここから脱出出来たら、派手好きなアンタの為に、大きくて立派なお墓を立てるから。
だから今はここに独り残して行く事を赦してくれ・・・
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