ANOTHER WORLD STORIES

モンスターや魔物が蔓延る世界で生まれ育った勇者セシルは、人々の希望を一身に背負い、世界を恐怖に陥れる魔王に、止めを刺す所であった。
時を同じくして、普通の高校生である安里翔は、長年好きだった幼馴染みの女の子に告白をしていた。

別々の世界に生きる二人は突然、思いを成就する寸前で、謎の光に包まれ、時空を超えて入れ替わってしまったのだ。

殺伐とした世界で育ち、恋愛経験も無く、奥手のセシルは女性とちゃんと向き合う事が出来るだろうか?
平和な世界で育ち、戦闘経験も無く、武器さえ持った経験の無い安里翔は、明日の命をも知れぬ世界で、生き残る事が出来るだろうか?

二人は無事に元の世界に戻り、手に入れ掛けていたハッピーエンドを迎える事が出来るだろうか!

≪24話まで加筆修正≫
24h.ポイント 0pt
0
小説 191,951 位 / 191,951件 ファンタジー 44,584 位 / 44,584件

あなたにおすすめの小説

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

蓮の呼び声

こま
ファンタジー
 霊感のある添花(てんか)は、助けを求める霊の声を聞き未練を晴らし、成仏を助けている。旅はあてどなく続き、霊を忌み嫌う故郷を離れて暮らしていた。  女ひとり旅でも危ないと思ったことはない。幼少から通った道場で鍛えた腕には自信がある。突如として現れた「悪霊みたいなやつ」、霖(りん)に付き纏われてもそれは変わらない。  幼馴染との再会や数々の霊との関わりを経て、添花の旅はやがて故郷に向かう。自分に霊魂が見える意味を求める道は、どんな区切りを迎えるのだろう。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

あなたの愛はいりません

oro
恋愛
「私がそなたを愛することは無いだろう。」 初夜当日。 陛下にそう告げられた王妃、セリーヌには他に想い人がいた。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

夢の架け橋に君が隠れる

オラフ
恋愛
主人公である結城が片思い中の日暖と祭りに行くことができた。しかし日暖は祭りの次の日に引っ越してしまう。祭りに行ける嬉しさといなくなってしまう悲しさの狭間の中、津波が日本中を襲う。しかしそれは夢の中。この町と好きな女を守るため、夢の中を葛藤するが。高校生の切なく甘い恋愛と夢の中の葛藤を楽しんでください。

俺だけ皆の能力が見えているのか!?特別な魔法の眼を持つ俺は、その力で魔法もスキルも効率よく覚えていき、周りよりもどんどん強くなる!!

クマクマG
ファンタジー
勝手に才能無しの烙印を押されたシェイド・シュヴァイスであったが、落ち込むのも束の間、彼はあることに気が付いた。『俺が見えているのって、人の能力なのか?』  自分の特別な能力に気が付いたシェイドは、どうやれば魔法を覚えやすいのか、どんな練習をすればスキルを覚えやすいのか、彼だけには魔法とスキルの経験値が見えていた。そのため、彼は効率よく魔法もスキルも覚えていき、どんどん周りよりも強くなっていく。  最初は才能無しということで見下されていたシェイドは、そういう奴らを実力で黙らせていく。魔法が大好きなシェイドは魔法を極めんとするも、様々な困難が彼に立ちはだかる。時には挫け、時には悲しみに暮れながらも周囲の助けもあり、魔法を極める道を進んで行く。これはそんなシェイド・シュヴァイスの物語である。

四季を彩るアルビノへ

夜月 真
恋愛
「なあ、アルビノって知ってる?」 「あー、身体が真っ白なんだっけ?」 「そうそう、最近この辺にアルビノがいるらしいぜ」 「何のアルビノ?」 「それが、わからないんだよ。噂で広まっただけだからそこまでは確認できてないんだ。……もし人間だったら、お前どうする?」  大学の広い講義室で、後ろの席に座る名前も知らない男子ふたりの会話が耳に着く。他人の話を盗み聞きするのは趣味じゃないが、授業を聞くよりかはまだ面白味があった。  バイトは辞めた。辞めさせてもらいます、と突然に僕が言うものだから、店長は酷く驚いていた。辞めた理由は酷く単純で、ただ他人の日用品や食料に音を鳴らしてお金を貰うだけの作業に窮屈さを感じていた。そしてもう一つ、このバイトをしていると目が渇き、痛むのだ。仕事中は忙しいと目薬を注すことができず、耐えるしかない。  週末には眼科に向かい、ドライアイ用の目薬を購入する。この費用だって、意外と嵩んでくる。しばらくの間は、親からの仕送りに頼るしかない。運の良いことに僕は大学デビューに失敗し、友達もいないから人付き合いなどによる出費はなかった。 暇つぶしに始めてみた読書も長くは続かなかった。昔はよく読んでいたのに、いつからか本も苦手になっていた。数日前に本屋で購入した数冊の小説や辞典、自己啓発本は今となってはどこに仕舞ったのかも忘れてしまった。  このまま何の楽しいことも起きず、それなりの成績で、何となく就活をして、卒業式にも出るか悩んだまま大学生活を終えるのだろう。終わりというのは、いつも唐突だとわかっているにも関わらず。 ※小説家になろう、魔法のiらんど、エブリスタ、カクヨムにて重複投稿