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12歳と薔薇色の…

夫婦の契り3

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「やり方は分かるかしら」
「あ、え、あ――」

 そう問いかけると、狼狽えた天使の視線が自分のブツとマリアンヌの秘部を交互に見やるように動いた。それを肯定と確認したマリアンヌは、混乱している今のうちだと天使の両肩を掴み、そのままぽすん、とベッドに押し倒した。

「あ……」

 急な態勢に抵抗する間もなく追いやられた天使が唖然と、しかし涙目で己に跨るように覆いかぶさったマリアンヌを見上げる。……ごくり、と知らず知らずの無意識にマリアンヌは生唾を呑んだ。
 うるうると下から小動物のように見上げられると、なんだかとってもイケないことをしているような気分にさせられる。ゾクゾクするけれど、同時に「同意したわよね……?」という罪の意識に駆られる背徳感があるのだ。

「ふっ、ぅん、んぁ……は、」

 謎の背徳感に暫し固まってしまったが、すぐに気を取り直したマリアンヌは夫婦の契りを交わすため、今世初めてながらゆっくりと腰を落とした。
 ミチミチと、さっきまで濡れていて準備万端だったのに話し込んで少し乾いてしまったせいなのか、裂けるように割り入ってくるような痛みがあった。

 処女なので仕方のないことだけれど、マリアンヌが痛いからとここでやめてもいずれ裂かれる痛み。最初だけだと、我慢するように天使の脇に両手を置いて覆いかぶさるように耐えた。
 ――そうして裂かれる痛みに身を任せながら腰を落としていると、なぜか途中で急に痛みが治まった。

「ふぁ?」

 まだすべて受け入れきれていない。なのになぜ……。そう疑問に思うのと、その感覚は殆ど同時であった。

「へぁっ!?」

 気付けば、一時中断していた態勢のマリアンヌが一気に下から奥まで突き上げられていた。一瞬視界が真っ白に染まった。何も考えられなかった。
 唯一分かったのは、大きいナニかが自分の膣内ナカでどくん、と脈打ったことだけだった――。
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