美しすぎる吸血鬼の王を調教して俺のものにする話

マダナイ

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俺が何も言わずにじっと見返すと、吸血鬼は艶かしく呻きながら、大きく体を退け反らせた。

「っんぅうぅッ!!♡」

吸血鬼はびくっ、びくっと断続的に震えた後、脱力したようにシーツに倒れ込んだ。
俺は吸血鬼の身体の上に覆い被さった。

「あっ……!?だめぇ……!いま……びんかんになって、る、からぁ……!♡」

吸血鬼は制止の声をあげたが、もう遅い。
散々犯された身体は、少しの愛撫でも感じ入ってしまうようで、吸血鬼は身体をくねらせている。
俺はそんな吸血鬼の様子を見てほくそ笑んだ。

「ふーん?敏感だから?」
「ひゃああん!らめ……ら♡♡……そこ、いじっちゃ……らめ……っ♡♡」

乳首を摘んでぐりゅっと捻ると、吸血鬼はいやいやと頭を振ったが、その表情は快楽に染まっていた。

「こんなにぷっくり勃起させておいて駄目とか言われてもなぁ……。本当はもっとして欲しいんじゃないのか?」

くり、くりと何度も転がしたり押し潰したりすると、吸血鬼はビクビクと身体を震わせて悦んでいる。

「ちが……ちがう…ぅ~~♡♡」
「嘘つきにはお仕置きだなぁ…」

俺はニヤニヤしながら、何処からともなく触手を取り出した。うねうねと元気よく、禍々しく蠢いている。俺はそれを吸血鬼の胸元へと近づけていった。
吸血鬼は、何をされるのかわかったらしく、恐怖で顔を青ざめた。
しかし、逃げることもせず、ただ俺の動きを見ているだけだ。
触手の先端が吸血鬼の胸に吸い付くと、途端に吸血鬼は声を上げた。

「ああぁぁっ!♡ち、ちくびぃ……吸われ……!ひんっ!♡」

ち゛ゅうぅ……♡っと音を立てて強く吸引すると、吸血鬼は背中を仰け反らせて喘いだ。

「おいおい、まだ始まったばかりだぜ?これからお前はこれよりもずっと気持ちいいことをされ続けるんだよ……楽しみだなぁ?」

俺が意地の悪い笑顔を向けると、吸血鬼は絶望的な表情をした。
それからというもの、吸血鬼は延々と絶頂し続けていた。絡みつく触手のせいで快楽を逃すこともままならず、乳首を責め続けられている。

「あっ、あっ、あ"っ♡♡イク、イってる"、またイッぐぅ……!!!♡♡」

吸血鬼は背筋をピンと伸ばして痙攣しながら、連続する絶頂に耐えていた。

「乳首虐められてばっかりじゃなくて、こっちも可愛がってくれよ……」

俺は吸血鬼の手を掴んで自分の股間に導いた。既にそこは痛々しいほどに張り詰めており、吸血鬼の滑らかな手の平に擦れる度に射精してしまいそうなほどの快感を感じる。
吸血鬼は戸惑っていたが、やがて俺の意図を理解したようで恐る恐るといった様子で手を動かし始めた。

俺は吸血鬼の白い手に包み込まれる感覚に酔いしれた。
その行為を続けているうちに、吸血鬼は何かを確かめるような素振りを見せた後、ぎゅっと握ってきた。
その瞬間、俺は目の前に火花が散るような衝撃を感じた。吸血鬼の手は俺のものより小さく、指先は細く繊細だったが、男である俺のものをしっかりと握りしめ、上下させている。

俺は思わず息を呑んだ。

吸血鬼は俺の表情の変化に気付いたらしい。
俺の顔を見ると、妖艶で妖しい笑みを浮かべた。しかし、快楽で蕩けており、威厳や気品よりも蒸せ返る色気に気が触れてしまいそうだ。俺は堪らずに吸血鬼の唇を貪った。
突然のことに驚いたのか、吸血鬼は目を大きく見開いた。
その拍子に手の力が緩んだ隙を狙って一気に挿入し、俺は激しく抽挿を始めた。

「んぶっ!んっ、んっ、んっ♡んぅっ!んんっ!!♡」

激しいピストン運動に合わせて、吸血鬼の身体も大きく揺れる。吸血鬼は苦しそうにしているが、口付けのおかげで痛みはないようだ。
むしろ、触手による身体改造やら媚薬の効果もあり、吸血鬼の方からも舌を差し入れてきた。

俺はそれに応えるように絡め取り、互いの唾液を交換するように深いキスを交わす。
俺は腰を打ち付ける速度を上げていき、最後に大きく突き上げた。

「あっ…♡はぁーッ…ん…っ!やぁ、らめぇ…っもうやだ……っ!!!♡やら゛あぁッ♡♡♡も、おく、ん゛っ、せつな、からぁ……ッ♡んん゛んんっ!!!♡♡♡ひ、あ゛ッ♡♡♡まッ…ま゛ッて゛え゛ッ♡♡♡キち゛ゃう゛う゛ッ♡♡♡♡」
「っ……俺も出そ……!」
「らめ……らめ、ろッ゛♡♡ぁ~!~…ぅあああああ゛っ~~…!!!♡♡♡♡♡♡♡♡」
「……っ!!」

どぴゅ、どぷ、と吸血鬼の中に精液を吐き出すと、吸血鬼は身体を弓なりにしならせた。
吸血鬼はそのまま意識を失ってしまったようで、力なくベッドに倒れ込んだ。
俺は吸血鬼の中から自分のものを引き抜くき、触手から解放してやると、吸血鬼を抱き寄せた。
吸血鬼は未だに余韻が残っているのか、時折身体がビクンと震えている。

俺はそんな吸血鬼の姿を見ながら、先程の淫靡で甘美な光景を思い出して、再び興奮してしまった。
この吸血鬼となら、永遠に愛し合えるだろうと思った。
吸血鬼は俺の腕の中で目を覚ましたらしく、ぼんやりとした表情でこちらを見つめていた。
そして、自分がどういう状況なのか思い出したのか、慌てて逃げようとしたが、俺が抱きしめているため逃げ出すことができない。
俺がニヤニヤしながらその様子を見ていると、吸血鬼は顔を真っ赤にして睨んできた。
しかし、その瞳には恐怖の色が混じっている。
吸血鬼は必死に逃れようともがいているが、快楽漬けにされたせいか上手く動けないようだった。

「こわいか?」

俺が尋ねると、吸血鬼は黙ってしまった。
俺は吸血鬼の頭を撫でながら、「大丈夫」と言い聞かせるように言った。すると、吸血鬼はおずおずと顔を上げた。

不安げな表情が可愛くて、俺は思わず頬にキスをした。吸血鬼が驚いて固まっている間に、俺は吸血鬼に覆い被さり、耳元に口を寄せる。

「俺はお前のことが好きだ。だから怖がる必要はないんだよ。俺に任せてくれればいい……。俺を信じて……」

俺の言葉を聞いた吸血鬼は、一瞬泣きそうな顔をした後、小さくこくりと首を縦に振った。
俺は吸血鬼に優しく微笑みかけ、ゆっくりと唇を重ねた。
それから、俺達は何度も体を交えた。
吸血鬼は俺を受け入れてくれた。
最初は戸惑っていた吸血鬼も次第に自分から求めてくるようになった。今では俺のものを美味そうにしゃぶるし、後ろだけでイけるようにもなった。
俺は吸血鬼の調教に成功したのだ。
吸血鬼は俺のものだ。
誰にも渡さない……!
 



***

俺が吸血鬼を監禁してから1ヶ月が経った。
吸血鬼もだいぶ俺に慣れてきたようで、最近は自ら抱いて欲しいと言ってくることもある。

俺は吸血鬼を膝の上に乗せ、背後から抱き締めるような形で胸を揉み、首筋に吸い付いた。吸血鬼は甘い声を上げて身を捩らせているが、抵抗する素振りは見せない。
吸血鬼はすっかり従順になったが、普段の生活では上位存在の超越者としての優美さや気品はそのままに、ただでさえクラクラするような色気に磨きがかかってしまった。

「…こりゃ死人が出るな」

俺は吸血鬼の首につけたチョーカーを指先で弄びながら独りごちた。
吸血鬼は不思議そうに俺の指の動きを追っていたが、やがて何かを思いついたのか、俺の指を掴み自分の口に持っていった。そのまま指先に舌を這わせ、ちゅっ、と音を立てて浮かべた妖しい笑みの美しさに、背筋にゾクッとしたものを感じた。

吸血鬼は楽しげに笑っている。
これは挑発しているつもりなんだろうか? 未だ、あまりの美しさに俺の方が参ってしまいそうになる。この美しい生き物が手に入るなら何でもいいと思っていたが、いざ手に入れると、もっと欲しいと思ってしまう。

俺は吸血鬼をベッドに押し倒した。
吸血鬼は抵抗しなかった。
むしろ期待に満ちた目で俺を見上げている。
その目には情欲の色が滲んでいた。
俺は吸血鬼に深く口付けた。
舌を差し入れると、吸血鬼の方からも絡めてきた。互いの唾液を交換し合うような濃厚なキスを交わした後、今度は服を脱がせていった。
露わになった白い肌には、無数の所有印が付いている…
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