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「…ぁ、ぐぁぁ……!うぁ……ぅん゛~~♡」
「へえ…この喉からこんな声が、ねぇ」
吸血鬼の喉元から顎の裏までをツゥー…と指でなぞり上げる。
「ぅ、ん…~♡♡ぁっ♡」
「はっ…感度良すぎだろ…上位存在様はエロさも段違いかよ…!」
そう言いながら、今度は首筋を撫で上げた。
すると吸血鬼はビクビクと身体を大きく震わせ、仰け反って感じ入った。
同時に内壁が収縮し、俺のモノを締め付ける。持っていかれそうになり、歯を食い縛る。必死に耐えるが、やはり長く持ちそうもない。
そこでふと思いつき、俺は吸血鬼の胸元の突起に触れた。
途端、吸血鬼の口から今までとは比べものにならないほど甘い声が上がる。
その反応を見て、俺はニヤリと笑った。
こいつはどうやら胸が弱いらしい。そのまま摘んで引っ張ったり捏ねたりを繰り返していると、吸血鬼の声はどんどん大きくなっていった。
まるで娼婦のように乱れているが、その姿はとても美しく、それでいて卑猥だった。
それにしても吸血鬼というのはみんなこうなのだろうか? 確かにこの男は美しい。言葉にならない程。だが、ここまで感じるような身体をしている者は滅多にいないだろう。
そもそも淫魔であるならばともかく、相手が吸血鬼にとって下等存在である人間であるにも関わらず、ここまで感じる奴はいないと思う。それこそ本当に壊れてしまう。
しかしこの吸血鬼の反応を見る限り、彼が特別敏感だということがよくわかる。
…外見、身体、声、感度。全てにおいて規格外に良好で極上の名器まで備えているのだ。これだけの逸材はなかなか見付かるものではない。
きっと淫魔ですら足元にも及ばない色気。俺にとっては他の存在など、彼と比べたら取るに足らない塵芥のようなものになったのだろう。
彼を見ているだけで、触れ合っているだけなのに、こんなにも狂わされる。
ああ、欲しい。欲しくてたまらない……! 俺は吸血鬼の首筋に思いきり噛み付いた。
「ぃあ゛っ!…なに、を…!」
下等存在に歯型をつけられるなど、上位存在としてのプライドが許さないのだろう。快楽に蕩けつつあった絶世の美貌が俺を睨みつけた。
陶器のような首筋に付いた歯型は、俺の嗜虐欲を満たすどころか、あまりに美しく淫らな光景に増長するばかりだった。俺は再び腰を動かす。吸血鬼はまた顔を歪めて悲鳴を上げたが、構わずに続ける。
「はぁーッ…ひっ…!!…っ!あぅ♡ッ♡この゛ッ♡かと、う…そんざい…っ!♡♡!がぁっ♡んん゛んんっ!!!♡♡♡ひ、あ゛ッ♡♡♡ひっ♡♡♡♡♡」
そして時折、吸血鬼の白い肌に赤い華を散らしていく。
美しい。美しい…もはや言葉にならず、俺はただ鳴き声のようにそう言葉を漏らすことしかできなかった。もっと。もっともっと深く繋がりたい。
そう思った瞬間、俺の中の何かが弾けた。
俺は吸血鬼の両膝を抱え上げ、上から押し付けるようにして激しくピストンを繰り返す。
「やぁ、らめ…ろ…♡♡っん…っ!ああぁっ♡あっ…♡ん、ん゛ぅう゛っ!♡こわ…れ、うぅ…っ♡ひ…っ!♡やら、あぁッ♡おくッや゛めてぇ!♡あ゛っ♡♡お゛っ、ん゛んっ!!ひっ♡♡♡ひッあ゛ああァッ♡♡♡♡あ゛ッ、んああ゛あぁッ!?♡な゛んれ♡♡」
最奥に何度も打ち付け、揺さぶる。
吸血鬼は涙を流しながら喘ぎ続けた。
もう限界だ。俺は本能的にそう感じとると、そのまま中にぶちまける。
吸血鬼の内壁は歓喜するように収縮し、射精を促すように締め付けた。
その動きに逆らわず、びゅくびゅくと精液を流し込む。
「はぁーッ…やぁ、らめぇ…っ…っ!ん…っ!もっとぉ…♡こ、の…!!!♡んぁ、に゛ぁっ!!♡♡あ゛ああァっ!!!♡♡やっ、な、んんん゛っ、なんかァ♡♡く、る゛…ッ♡♡♡くる、きちゃ…ッッ♡♡♡」
すると吸血鬼は目を見開いて身体を痙攣させた。
「……ッッ~~♡♡」
しばらく余韻に浸っていたかったが、これ以上は我慢できそうにない。
俺はまだ硬度を保ったままの己を引き抜くと、吸血鬼をうつ伏せにした。
そして彼の尻を割り開き、後孔に一気に挿入した。
吸血鬼は衝撃に背を仰け反らせ、ビクビクと身体を震わせた。
休む暇も与えず、抽挿を開始する。
吸血鬼はシーツに爪を立て、必死に耐えていた。そんな姿すら美しい。
吸血鬼の両腕を掴み、後ろに引きつけるようにして強く突き上げる。
前立腺を押し潰すようにすると、悩ましい喘ぎ声を上げる。俺は無我夢中で腰を動かしていた。
俺のモノは吸血鬼の弱点に丁度当たり、ゴリゴリとした感触が伝わってくる。
俺の性器は吸血鬼の肉壁に包み込まれ、搾り取られそうになる。
それはまるで女性器の中を犯すかのようではあるが、この名器を知ればもう他人では満足できないだろう。吸血鬼の媚肉に吸い付くような感覚が気持ちよくて、何度もそこを穿った。
先程出した俺のものが潤滑油代わりになっているのか、出し入れをする度にいやらしい水音が部屋に響く。
ぐぽっ♡ぐぽっ♡と聞くに堪えない淫猥な音を立てて責め立てる。俺の動きに合わせ、内壁が俺のものに纏わりついて離れようとしないのだ。
「や あ あ あぁッ!!♡んんッ♡は、ぁうッ♡はげし、ぃッ♡らめぇっ……!♡あっ、ん あ あ ア あぁぁっ!!♡♡」
吸血鬼は泣きじゃくりながら快感に打ち震えている。
俺のものはさらに肥大化し、質量を増す。限界まで膨張しきったそれを吸血鬼の奥へ押し込んだ瞬間、彼は大きく体を跳ねさせて絶頂を迎えた。
「へえ…この喉からこんな声が、ねぇ」
吸血鬼の喉元から顎の裏までをツゥー…と指でなぞり上げる。
「ぅ、ん…~♡♡ぁっ♡」
「はっ…感度良すぎだろ…上位存在様はエロさも段違いかよ…!」
そう言いながら、今度は首筋を撫で上げた。
すると吸血鬼はビクビクと身体を大きく震わせ、仰け反って感じ入った。
同時に内壁が収縮し、俺のモノを締め付ける。持っていかれそうになり、歯を食い縛る。必死に耐えるが、やはり長く持ちそうもない。
そこでふと思いつき、俺は吸血鬼の胸元の突起に触れた。
途端、吸血鬼の口から今までとは比べものにならないほど甘い声が上がる。
その反応を見て、俺はニヤリと笑った。
こいつはどうやら胸が弱いらしい。そのまま摘んで引っ張ったり捏ねたりを繰り返していると、吸血鬼の声はどんどん大きくなっていった。
まるで娼婦のように乱れているが、その姿はとても美しく、それでいて卑猥だった。
それにしても吸血鬼というのはみんなこうなのだろうか? 確かにこの男は美しい。言葉にならない程。だが、ここまで感じるような身体をしている者は滅多にいないだろう。
そもそも淫魔であるならばともかく、相手が吸血鬼にとって下等存在である人間であるにも関わらず、ここまで感じる奴はいないと思う。それこそ本当に壊れてしまう。
しかしこの吸血鬼の反応を見る限り、彼が特別敏感だということがよくわかる。
…外見、身体、声、感度。全てにおいて規格外に良好で極上の名器まで備えているのだ。これだけの逸材はなかなか見付かるものではない。
きっと淫魔ですら足元にも及ばない色気。俺にとっては他の存在など、彼と比べたら取るに足らない塵芥のようなものになったのだろう。
彼を見ているだけで、触れ合っているだけなのに、こんなにも狂わされる。
ああ、欲しい。欲しくてたまらない……! 俺は吸血鬼の首筋に思いきり噛み付いた。
「ぃあ゛っ!…なに、を…!」
下等存在に歯型をつけられるなど、上位存在としてのプライドが許さないのだろう。快楽に蕩けつつあった絶世の美貌が俺を睨みつけた。
陶器のような首筋に付いた歯型は、俺の嗜虐欲を満たすどころか、あまりに美しく淫らな光景に増長するばかりだった。俺は再び腰を動かす。吸血鬼はまた顔を歪めて悲鳴を上げたが、構わずに続ける。
「はぁーッ…ひっ…!!…っ!あぅ♡ッ♡この゛ッ♡かと、う…そんざい…っ!♡♡!がぁっ♡んん゛んんっ!!!♡♡♡ひ、あ゛ッ♡♡♡ひっ♡♡♡♡♡」
そして時折、吸血鬼の白い肌に赤い華を散らしていく。
美しい。美しい…もはや言葉にならず、俺はただ鳴き声のようにそう言葉を漏らすことしかできなかった。もっと。もっともっと深く繋がりたい。
そう思った瞬間、俺の中の何かが弾けた。
俺は吸血鬼の両膝を抱え上げ、上から押し付けるようにして激しくピストンを繰り返す。
「やぁ、らめ…ろ…♡♡っん…っ!ああぁっ♡あっ…♡ん、ん゛ぅう゛っ!♡こわ…れ、うぅ…っ♡ひ…っ!♡やら、あぁッ♡おくッや゛めてぇ!♡あ゛っ♡♡お゛っ、ん゛んっ!!ひっ♡♡♡ひッあ゛ああァッ♡♡♡♡あ゛ッ、んああ゛あぁッ!?♡な゛んれ♡♡」
最奥に何度も打ち付け、揺さぶる。
吸血鬼は涙を流しながら喘ぎ続けた。
もう限界だ。俺は本能的にそう感じとると、そのまま中にぶちまける。
吸血鬼の内壁は歓喜するように収縮し、射精を促すように締め付けた。
その動きに逆らわず、びゅくびゅくと精液を流し込む。
「はぁーッ…やぁ、らめぇ…っ…っ!ん…っ!もっとぉ…♡こ、の…!!!♡んぁ、に゛ぁっ!!♡♡あ゛ああァっ!!!♡♡やっ、な、んんん゛っ、なんかァ♡♡く、る゛…ッ♡♡♡くる、きちゃ…ッッ♡♡♡」
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「……ッッ~~♡♡」
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そして彼の尻を割り開き、後孔に一気に挿入した。
吸血鬼は衝撃に背を仰け反らせ、ビクビクと身体を震わせた。
休む暇も与えず、抽挿を開始する。
吸血鬼はシーツに爪を立て、必死に耐えていた。そんな姿すら美しい。
吸血鬼の両腕を掴み、後ろに引きつけるようにして強く突き上げる。
前立腺を押し潰すようにすると、悩ましい喘ぎ声を上げる。俺は無我夢中で腰を動かしていた。
俺のモノは吸血鬼の弱点に丁度当たり、ゴリゴリとした感触が伝わってくる。
俺の性器は吸血鬼の肉壁に包み込まれ、搾り取られそうになる。
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ぐぽっ♡ぐぽっ♡と聞くに堪えない淫猥な音を立てて責め立てる。俺の動きに合わせ、内壁が俺のものに纏わりついて離れようとしないのだ。
「や あ あ あぁッ!!♡んんッ♡は、ぁうッ♡はげし、ぃッ♡らめぇっ……!♡あっ、ん あ あ ア あぁぁっ!!♡♡」
吸血鬼は泣きじゃくりながら快感に打ち震えている。
俺のものはさらに肥大化し、質量を増す。限界まで膨張しきったそれを吸血鬼の奥へ押し込んだ瞬間、彼は大きく体を跳ねさせて絶頂を迎えた。
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