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74話 ミドリムシの冒険者登録(魔緑編)
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「うめぇ~!」「酒も飯も美味すぎる!」「これを自分達で作ってるなんて!」
昼間緑達と戦った冒険者達にそんなに酒が欲しいならと緑が酒を振舞う。ゴードンがそんな奴らに酒を振舞う必要ないと言ったが緑が身内以外の感想も聞きたいと言ったためにしぶしぶ了承するのであった。
「ああこんな美味しいもの久しぶりだ!」「ああ、俺も久しぶりに肉を食った」
今緑達は宿屋の食堂ではなく村の広場に居た。
「魔緑さん本当にありがとうございます」「緑の兄ちゃんあらがとうー」
素行の悪い冒険者達を魔緑達が懲らしめたことは一瞬で村にひろがった」
「最近は外に狩りにいけなかったので・・・・」「厄介な魔物がでたからな」
「それはどんな魔物だったんですか?」
緑が村人たちが話していた事を村長に聞くと村長はすぐに返事をする。
「なんでも、狼、鷲、蛇の魔物だったようです。目撃情報が出たために近くの街に使いを出しギルドに連絡をしたら調査の冒険者を派遣するとの事で、彼らがきたのです」
「それは、皆一緒に見かけられたんでしょうか?」
「いえ、それぞれバラバラにエルフの国の方へ行ったのを見かけたらしいです。彼らも1か月ほど滞在している間にあのようになってしまって・・・・初めからあのような態度をしていたんではなかったんですが・・・・」
その話を聞き魔緑達が食事中の動きを止め振り返り緑に視線を送る。その視線を受けた緑は一度だけ頷き何も何もなかったように食事に戻るのであった。
食事と宴会が終わり部屋に戻ってきた緑達はすぐさま扉を開けるとダンジョンに入る食堂に向かうのであった。
「さっきの話、あれはお前達3人の話だよな? 琉璃、凛、珊瑚」
「たぶんそうだろうの」「そうやな~」「すっごく私達ぽいですね~」
魔緑の問いかけに3人が答えると困った顔をして魔緑が緑の方を向き口を開く。
「お前の力で何とかできないか? 国の上層部やサークル王国の王都のギルドマスターと面識があるんだろう?」
「う~ん、確証はないけど何とかなるのかな?」「ああ、大丈夫だろう」
緑の言葉の後に間髪入れずゴードンが答える。
「いけますかね?」
「お前の今までの実績を忘れたのか? しかもお嬢さん方は何も悪さをしていないのだろう?」
「う~ん、襲ってきたものを返り討ちにしたことはあるがこちらから手をだしてはおらぬな」
「そうやな~ うちはすぐに飛んでにげとったわ~」
「私も襲ってきたときだけは痺れるブレスを吐いたことはありましたが・・・・ 基本めんどくさいのでさけてましたね」
「それであればお嬢さん達は討伐対象にはなっていないだろう。明日昼間にでも王都に行ってギルドマスターに言えば良いだろう」
「わかりました。ありがとうございます、ゴードさん」
「ただ事実を言っただけだ気にするな、明日で全て解決するだろう」
「そうだね、じゃあ明日も朝から動かないとだめなので寝ますか」
そう言って緑達は明日に向けて早めに寝るのであった。
翌朝、緑達はサークル王国の王都の扉を開く。
「あら、緑さんおはようございます」
「「緑さん! おはようございます!」」
緑達が扉をでて孤児院の外に出ようとしたところ食堂で皆が朝食をとっている所に出くわした。
「みんなおはよう、シスターこれを渡しておきます。あと食材も」
緑は子供達にあいさつをしシスターに寄付金と食材を渡す。
「いつもありがとうございます」
そう言ってシスターは緑達に向かって深々と頭を下げる。
「あと、彼らも僕の新しい家族です」
そう言って魔緑達を紹介する。
「これから宜しくお願いします」
魔緑達の話を聞いたシスターは4人に向かって挨拶をするのであった。
その後、孤児院を後にした緑達は王都の東のギルドマスターのジークを尋ね今までの経緯を説明するのであった。
「なるほど、それで緑達は他の水野緑を探すのだな。俺の方でもそれらしい情報を聞いたら連絡する様にする。しかし、ピエール、ゴードンお前達は上手くやったな」
「もともと、辞めようかと思ってましたので」「俺も辞めるつもりだったんでな」
「そして、今は緑のダンジョンではたらいていると。俺もやめようかな・・・・」
「ジークさんだめですよ! 一気にギルドマスターが変わったら皆こまりますよ!」
「冗談だ。さて魔緑だったかお前達は緑のチームに入ると言う事でいいのだな?」
「ああ、そうしてくれ」
「そちらのお嬢さん達もだな」
「よろしく頼むのう」「頼みます~」「はいお願いします」
「わかった、新しい冒険者の登録は受付でしておいてくれ、くれぐれも暴れるなよ」
ジークにそう言われ頷く魔緑達が頷く。
「じゃあ、登録しちゃおうか!」
緑達は全員でギルドのホールに向かう。
「なんだと!? もう一度言ってみろ!」
「ああ! 何度でも言ってやる! 東のギルドの奴らはビビッてIランクに尻尾を振りやがったんだ!」
緑達がホールに向かう途中、ホールから騒ぎ声が聞こえてくる。
ホールに着くとそこは静まりかえり先ほど騒いでいた冒険者と東のギルドを行動の起点にしている冒険者達が一触即発の雰囲気であった。
そんな中1人その雰囲気を無視して尋ねるものがいた。
「皆さんどうしたんですか?」
「お、おい今はやめと・・・け・・・・?」
ホールの雰囲気に委縮してしまった駆け出しと思われる冒険者はこんな雰囲気の中でとぼけたことを言うような奴は頭のねじが外れているかそもそも足りないんじゃないかと思う。
そんな冒険者が緑に声をかけるがその言葉も途中で止まる。
彼らが先輩の高ランク冒険者から聞いたIランク冒険者の容姿にその雰囲気を無視して尋ねた者の姿がかさなったからであった。
「あ、【軍団】のリーダー!」
以前緑の模擬線を見た冒険者が声を上げる、
「何!? 【軍団】のリーダーだと?」
騒いでいた男が緑に向かって歩いてくる。だがその歩みを邪魔する者がいた。
「うちのリーダーに何かようか?」
緑とその男の間に割って入ったのは魔緑であった。
東の冒険者達は魔緑をみてぎょっとし叫ぶ。
「ミドリムシが増えた!?」
そんな周りの反応を気にせず冒険者は話始める。
「何かようか?ってお前そこのリーダーとそっくりだな兄弟か何かか?」
そう言われた魔緑がきょとんとするがしばらくすると大笑いを始める。
「あははははははは! 兄弟か!? 確かに兄弟だな!」
その言葉に東のギルドの冒険者は焦る。もしや常識のねじが外れた奴が増えるのかと。
2人は同一人物に近い存在だが全てを皆に話す事が出来ない。魔緑は丁度いいと思い話始める。
「ああ、俺は出来の悪い弟でね。最近チームに入れてもらったんだ。それで今から冒険者登録をしようと思ってホールに来たんだ」
「あ? 今から冒険者登録? そんな奴が俺の前に立ったのか?」
冒険者がこめかみに青筋を立てる。そんな様子をみて魔緑がさらに挑発する。
「まぁ、俺は下っ端だからリーダーに近づく雑魚の相手もしなければならないからな」
「そうか・・・・ お前は死にたいらしいな・・・・ だがギルドの中じゃ殺しはできねぇ。ああそうだ模擬線ならいいか、お前らちょっと面をかせ。そんな大口叩いたんだ模擬線の申し込みくらいうけるだろう?」
「ああ、いいぜ下っ端の実力を見せてやるよ。お前が下っ端より弱くなければいいがな。そんで模擬線はどこでやるんだ?」
「案内しよう」
そう申し出たのはジークであった。
「あんた、確か東のギルドマスター」
「ああ、そうだ東のギルドマスターのジークという。戦ってから考えるんだな・・・・ 東のギルドの冒険者が尻尾を振ったか・・・・ まぁ、そいつと戦えばわかるだろう・・・・ 本人曰く下っ端らしいがな」
先ほど緑達に暴れるなと言ったが冒険者のあまりに酷い物言いにジークも怒り狂っていた。
しかし、ギルドマスターの立場もありどうしようか考えていたところに魔緑の言葉、まさに渡りに船であった。
ジークは悪い笑みを浮かべながら緑達と問題の冒険者その他にギルドのホールに居た冒険者で模擬線を見たいもの達を案内するのであった。
昼間緑達と戦った冒険者達にそんなに酒が欲しいならと緑が酒を振舞う。ゴードンがそんな奴らに酒を振舞う必要ないと言ったが緑が身内以外の感想も聞きたいと言ったためにしぶしぶ了承するのであった。
「ああこんな美味しいもの久しぶりだ!」「ああ、俺も久しぶりに肉を食った」
今緑達は宿屋の食堂ではなく村の広場に居た。
「魔緑さん本当にありがとうございます」「緑の兄ちゃんあらがとうー」
素行の悪い冒険者達を魔緑達が懲らしめたことは一瞬で村にひろがった」
「最近は外に狩りにいけなかったので・・・・」「厄介な魔物がでたからな」
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「それは、皆一緒に見かけられたんでしょうか?」
「いえ、それぞれバラバラにエルフの国の方へ行ったのを見かけたらしいです。彼らも1か月ほど滞在している間にあのようになってしまって・・・・初めからあのような態度をしていたんではなかったんですが・・・・」
その話を聞き魔緑達が食事中の動きを止め振り返り緑に視線を送る。その視線を受けた緑は一度だけ頷き何も何もなかったように食事に戻るのであった。
食事と宴会が終わり部屋に戻ってきた緑達はすぐさま扉を開けるとダンジョンに入る食堂に向かうのであった。
「さっきの話、あれはお前達3人の話だよな? 琉璃、凛、珊瑚」
「たぶんそうだろうの」「そうやな~」「すっごく私達ぽいですね~」
魔緑の問いかけに3人が答えると困った顔をして魔緑が緑の方を向き口を開く。
「お前の力で何とかできないか? 国の上層部やサークル王国の王都のギルドマスターと面識があるんだろう?」
「う~ん、確証はないけど何とかなるのかな?」「ああ、大丈夫だろう」
緑の言葉の後に間髪入れずゴードンが答える。
「いけますかね?」
「お前の今までの実績を忘れたのか? しかもお嬢さん方は何も悪さをしていないのだろう?」
「う~ん、襲ってきたものを返り討ちにしたことはあるがこちらから手をだしてはおらぬな」
「そうやな~ うちはすぐに飛んでにげとったわ~」
「私も襲ってきたときだけは痺れるブレスを吐いたことはありましたが・・・・ 基本めんどくさいのでさけてましたね」
「それであればお嬢さん達は討伐対象にはなっていないだろう。明日昼間にでも王都に行ってギルドマスターに言えば良いだろう」
「わかりました。ありがとうございます、ゴードさん」
「ただ事実を言っただけだ気にするな、明日で全て解決するだろう」
「そうだね、じゃあ明日も朝から動かないとだめなので寝ますか」
そう言って緑達は明日に向けて早めに寝るのであった。
翌朝、緑達はサークル王国の王都の扉を開く。
「あら、緑さんおはようございます」
「「緑さん! おはようございます!」」
緑達が扉をでて孤児院の外に出ようとしたところ食堂で皆が朝食をとっている所に出くわした。
「みんなおはよう、シスターこれを渡しておきます。あと食材も」
緑は子供達にあいさつをしシスターに寄付金と食材を渡す。
「いつもありがとうございます」
そう言ってシスターは緑達に向かって深々と頭を下げる。
「あと、彼らも僕の新しい家族です」
そう言って魔緑達を紹介する。
「これから宜しくお願いします」
魔緑達の話を聞いたシスターは4人に向かって挨拶をするのであった。
その後、孤児院を後にした緑達は王都の東のギルドマスターのジークを尋ね今までの経緯を説明するのであった。
「なるほど、それで緑達は他の水野緑を探すのだな。俺の方でもそれらしい情報を聞いたら連絡する様にする。しかし、ピエール、ゴードンお前達は上手くやったな」
「もともと、辞めようかと思ってましたので」「俺も辞めるつもりだったんでな」
「そして、今は緑のダンジョンではたらいていると。俺もやめようかな・・・・」
「ジークさんだめですよ! 一気にギルドマスターが変わったら皆こまりますよ!」
「冗談だ。さて魔緑だったかお前達は緑のチームに入ると言う事でいいのだな?」
「ああ、そうしてくれ」
「そちらのお嬢さん達もだな」
「よろしく頼むのう」「頼みます~」「はいお願いします」
「わかった、新しい冒険者の登録は受付でしておいてくれ、くれぐれも暴れるなよ」
ジークにそう言われ頷く魔緑達が頷く。
「じゃあ、登録しちゃおうか!」
緑達は全員でギルドのホールに向かう。
「なんだと!? もう一度言ってみろ!」
「ああ! 何度でも言ってやる! 東のギルドの奴らはビビッてIランクに尻尾を振りやがったんだ!」
緑達がホールに向かう途中、ホールから騒ぎ声が聞こえてくる。
ホールに着くとそこは静まりかえり先ほど騒いでいた冒険者と東のギルドを行動の起点にしている冒険者達が一触即発の雰囲気であった。
そんな中1人その雰囲気を無視して尋ねるものがいた。
「皆さんどうしたんですか?」
「お、おい今はやめと・・・け・・・・?」
ホールの雰囲気に委縮してしまった駆け出しと思われる冒険者はこんな雰囲気の中でとぼけたことを言うような奴は頭のねじが外れているかそもそも足りないんじゃないかと思う。
そんな冒険者が緑に声をかけるがその言葉も途中で止まる。
彼らが先輩の高ランク冒険者から聞いたIランク冒険者の容姿にその雰囲気を無視して尋ねた者の姿がかさなったからであった。
「あ、【軍団】のリーダー!」
以前緑の模擬線を見た冒険者が声を上げる、
「何!? 【軍団】のリーダーだと?」
騒いでいた男が緑に向かって歩いてくる。だがその歩みを邪魔する者がいた。
「うちのリーダーに何かようか?」
緑とその男の間に割って入ったのは魔緑であった。
東の冒険者達は魔緑をみてぎょっとし叫ぶ。
「ミドリムシが増えた!?」
そんな周りの反応を気にせず冒険者は話始める。
「何かようか?ってお前そこのリーダーとそっくりだな兄弟か何かか?」
そう言われた魔緑がきょとんとするがしばらくすると大笑いを始める。
「あははははははは! 兄弟か!? 確かに兄弟だな!」
その言葉に東のギルドの冒険者は焦る。もしや常識のねじが外れた奴が増えるのかと。
2人は同一人物に近い存在だが全てを皆に話す事が出来ない。魔緑は丁度いいと思い話始める。
「ああ、俺は出来の悪い弟でね。最近チームに入れてもらったんだ。それで今から冒険者登録をしようと思ってホールに来たんだ」
「あ? 今から冒険者登録? そんな奴が俺の前に立ったのか?」
冒険者がこめかみに青筋を立てる。そんな様子をみて魔緑がさらに挑発する。
「まぁ、俺は下っ端だからリーダーに近づく雑魚の相手もしなければならないからな」
「そうか・・・・ お前は死にたいらしいな・・・・ だがギルドの中じゃ殺しはできねぇ。ああそうだ模擬線ならいいか、お前らちょっと面をかせ。そんな大口叩いたんだ模擬線の申し込みくらいうけるだろう?」
「ああ、いいぜ下っ端の実力を見せてやるよ。お前が下っ端より弱くなければいいがな。そんで模擬線はどこでやるんだ?」
「案内しよう」
そう申し出たのはジークであった。
「あんた、確か東のギルドマスター」
「ああ、そうだ東のギルドマスターのジークという。戦ってから考えるんだな・・・・ 東のギルドの冒険者が尻尾を振ったか・・・・ まぁ、そいつと戦えばわかるだろう・・・・ 本人曰く下っ端らしいがな」
先ほど緑達に暴れるなと言ったが冒険者のあまりに酷い物言いにジークも怒り狂っていた。
しかし、ギルドマスターの立場もありどうしようか考えていたところに魔緑の言葉、まさに渡りに船であった。
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第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)
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