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73話 ミドリムシの世直し
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魔緑と琉璃、凛、珊瑚は冒険者は宿からでる。
その様子を見るために緑達もついていく。魔緑達を先頭に冒険者、緑達が村を出て平原に着く。
「さぁ、やろうか・・・・」
「やろうかじゃねぇよ、お前たちは4人で戦うのか? 後ろからついてきている奴らも一緒でもいいんだぜ!?」
「後ろに居ている奴らも加わると、ただの弱い者いじめになっちまうよ」
「なんだと!」
そう言って冒険者はこめかみに青筋を立てる。
「おい、おまえら準備しろ! 世間知らずのガキを後悔させてやる!」
そういって冒険者達は戦闘の準備をする。
「ここに来て戦闘の準備をするのか・・・・ 馬鹿だな・・・・ 緑悪いが半径50mほどを氷でかこってくれるか!?」
「わかったよー」
そう言って緑が魔緑達、冒険者、緑達を中に収めるように半径50mほどを氷でかこう。
「な、なんだ? なにが起こったんだ!?」
突然自分達の周りが氷の壁で囲まれた事に冒険者が驚きの声を上げる。
「別にこの氷の壁はお前達に害をなさない。ただ、あいつが氷を解かないとここから外には逃げれないと思った方がいいな」
「あ? なんで俺達が逃げなきゃなんねぇんだ?」
「わからないならいいぜ・・・・ さぁ、始まりの合図はお前達に選ばせてやる、自由に始めな」
「はん、お前ら準備できたか!?」
「「おお!」」
緑と話していた冒険者が他の者達に確認を取ると準備ができた返事が返ってくる。
「じゃぁはじめるぜ!」
そう言って冒険者が魔緑達に向かって走り始める。そんな冒険者達をよそに魔緑達は話し合いを始める。
「なぁ、どうする?」
「腹が立ってここまで来たが、こんな奴ら4人で向かうのもどうかと思うのう」
「うちも、確かにイラついたけどこんな実力差もわからない雑魚の言った事だしもうどうでもええわ。ただこいつらはボコボコにしといてや」
「すっごく、腹がたちましたけど、私も皆さんにお任せします」
「なら、俺1人でやってもいいか?」
そう魔緑が尋ねると3人は頷く。
「なにいまさら相談してんだ!?」
その言葉の直後、冒険者達は魔緑に切りかかる。
ギン!
冒険者達が自分達の武器を魔緑に向かって振り下ろすと、自分達の武器よりはるかに硬い物を殴りつけた感覚がそれぞれの武器より手に伝わる。
「ぐう!?」「いってぇ!」「ぐあ!」
その感触が予想外の者だったため冒険者達は呻き声を上げる。
「なんだ!? この岩に切りかかったようば衝撃は!?」
冒険者達は予想外が居の事に慌てふためくがただ魔緑が髪で冒険者達の武器を軽く払っただけであった。
「何が起こったかもわからないのか・・・・」
そう言って魔緑は髪を編み込み巨大なハエ叩きを作り出し冒険者達を叩きつける。
「「ぐあ!」」
冒険者達は地面に叩きつけられる。すかさず魔緑が各冒険者達の前に炎の矢を生み出す。
「お前が何をやったかわかんねぇがこれくらい!」
そう言って冒険者が立ち上がろうとするが全く動けなかった。そんな冒険者達に魔緑が言う。
「お前達は目が見えないのか? 自分達は動けず、動けなくしている相手が魔法を使っていて目の前に炎の矢を作っている。死ぬかもしれない状況でよくそんな事をいってられるな。」
「ああ!? こんなちんけな炎の矢で死ぬわけないだろう! 大体こんな数の魔法を維持し続ける事なんかできやしねぇ!」
「ほう・・・・」
魔緑が思ったより冒険者達は冷静であった。普通の魔法使いならこれだけの人数に魔法を放ち、尚且つそれを留め続けているならばすぐに魔力が枯渇してしまう。自分達より弱いと思っている者達ならなおさら維持する時間は短いと考えた。
しかし、魔緑の実力は冒険者達と比べるとはるかに高くそれを知ってか知らずか冒険者達はあせり始めるのであった。
「これだけの魔法を同時に使ってあと何秒維持できる? どうせこの動けないのも魔法だろ!? お前の運命は残りは魔力が持つ時間だけだぜ!」
「言いたいことはそれだけか?」
魔緑はそうだけ言うとそれぞれの矢に魔力を送りはじめた。魔法の炎の矢は初めはオレンジ色をしていたが徐々に青色の炎に変わっていく。炎の色が青色になっていくにつれて冒険者達の装備が解け始める。
「俺の装備が!? でめぇ」「どんだけ魔力をこめてやがる!?」「 こんな消えかけの炎で!?」
冒険者達は強気なセリフを魔緑にむかって言うがあからさまに焦っている。そんな冒険者達に魔緑が追い打ちをかける。
「どこまで耐えれるか見ものだな、魔力も力も徐々に上げていくぞ」
そう言って魔緑は冒険者達を押さえつけている髪に力を加えていき、同時に炎の矢にも魔力をさらに加えて得ていく。
「ぐああああ」「ぎゃああああ」「あちいぃぃぃ」
魔緑が力と魔力をさらに加えていくと冒険者達のくちから悲鳴が上がり始める。
さらにその後、冒険者たちの体が地面に沈み始める。そのころには悲鳴も声にならなくなっていった。
さらに時間が進み、冒険者たちはそれぞれ気絶していくのであった。
「つめてぇ!」
「よう、おきたか?」
冒険者達は気絶していたところに水を掛けられ目を覚ます。
「緑、全員が起きたようだ水魔法をとめてくれ」
緑は魔緑に言われ冒険者達にかけていた水魔法をとめる。
「なぁ、実力差がわかったか? 雑魚ども」
そんな魔緑の言葉に返した冒険者達の言葉は
「ぼ、冒険者なら拳で勝負しやがれ!」
と苦し紛れに叫ぶのであった。
「いいだろう。殴り合いで勝負を決めてやる。おら! さっさと立ち上がれ」
冒険者の苦し紛れの声を聞いた魔緑がそう言いと冒険者達が次々と立ち上がり魔緑に殴りかかっていく。
だが実力の違う冒険者達の攻撃が魔緑に当たるはずもなく魔緑は次々と冒険者にカウンターで殴り飛ばしていく。
魔緑が最後の冒険者を殴り終わり、倒した冒険者の方に向き直り再び話始める。
「これで実力差がわかったか? これで頭のお前達でも理解できただろう?」
「何が実力だ! たまたまいいのが入っただけだろう!」
ここまで言い訳を続けられる冒険者達に魔緑は驚くがめんどくさくなり、琉璃、凛、珊瑚に声をかける。
「琉璃、凛、珊瑚お前たちの本当の姿をみせてやれ」
「いいのうか? まーちゃん」
代表して琉璃が聞き返すがもう魔緑は何も言う事がないのかめんどくさくなったのかは分からないがただ頷きその姿をみた3人も頷き返すのであった。その後3人が本来の姿を見せる。
「「あああああああ」」
その姿を見た冒険者達は思わず声を漏らし、絶望の淵に突き落とされる。ある者は涙を流しながら呻き声をあげ、またある者は失禁をし始める。気絶できた者は幸せだったのかもしれない。
3人が見せた本来の姿、フェンリル、グリフォン、ヒュドラであった。3匹の姿はこの世界でも数が少ないく強力な魔物や話でしか聞かない魔物であった。
狼の魔物の最上位のフェンリルその速さは目で追う事も出来ず、合えば認識すらできずただ死が襲う、その姿を見て生き残った者はフェンリルの気まぐれに感謝をする。
グリフォン、人間が到達できない高さの空から急降下し重力に縛られる者を嘲笑い攫っていく上半身が鷲で下半身がライオンの魔物。
幾つもの頭と驚異的な再生能力を持ちさらに、神をも殺すと言わしめるほどの強力な毒を吐く巨大な蛇の魔物ヒュドラ。
1匹でも見たら国で対処を求められる魔物が3匹姿を現す。冒険者達は先ほどもまで口に出していた言い訳や強がりが止めただただ命乞いをするのであった。
やっと実力差がわかった冒険者達は魔緑達に命乞いを始めた。そんな中、緑が作った氷の壁の外から様子をみていた街の者達が歓喜を上げる。
「さすがIランク冒険者だ! あいつらを懲らしめてくれた」
「あいつらが村にきてずっと困っていたんだ!」「いいさまだ!」
そんな村人の声を聞いた冒険者達が驚きの声を上げる。
「あんたらIランク冒険者の【軍団】なのか!?」
「なんだ知っているのか?」
「ああ、今冒険者達の中の話題でダントツだ。1つのチームでスタンピードを壊滅させその被害地をあっという間に復興し、その行先は神出鬼没でだれもしらない。一説では噂話が1人歩きしたんじゃないかと言われるほどの業績を残している冒険者だ。あんた達がそうなのか?」
そんな総計の眼差しを向ける冒険者達に魔緑はニヤリと笑い答える。
「ああ、確かに俺達は最近【軍団】に入った下っ端だ」
「あんた達で下っ端なのか!?」
「ああ、そうだお前達が話しているのはあっちにいるあ・の・人・達・だ・」
そういって魔緑は緑と蟲人達を指さす。冒険者は緑達を取り囲みスタンピードや復興時の話を聞く。
緑達が冒険者達から話を聞くと冒険者達は村に依頼で来たが依頼の魔物がおらずしばらく村に留まっていたが一向に姿を見せず苛立ちから暴れていたとわかった。緑達は村人たちに謝罪し暴れ多分村に貢献する様に言い聞かせる。
「今まで暴れた分、村の人達に貢献すること、それで許します!」
「わかりました! 緑さん!」
そう返事をする冒険者達は村の人々に謝ってまわる。
「本当は良い人たちだったんだろうな・・・・」
「・・・・そんなわけねぇだろう!」
緑の呟きに魔緑が呟き返す。
その夜緑は宿でダンジョン産の酒を冒険者達と村人たちに振舞うのであった。
その様子を見るために緑達もついていく。魔緑達を先頭に冒険者、緑達が村を出て平原に着く。
「さぁ、やろうか・・・・」
「やろうかじゃねぇよ、お前たちは4人で戦うのか? 後ろからついてきている奴らも一緒でもいいんだぜ!?」
「後ろに居ている奴らも加わると、ただの弱い者いじめになっちまうよ」
「なんだと!」
そう言って冒険者はこめかみに青筋を立てる。
「おい、おまえら準備しろ! 世間知らずのガキを後悔させてやる!」
そういって冒険者達は戦闘の準備をする。
「ここに来て戦闘の準備をするのか・・・・ 馬鹿だな・・・・ 緑悪いが半径50mほどを氷でかこってくれるか!?」
「わかったよー」
そう言って緑が魔緑達、冒険者、緑達を中に収めるように半径50mほどを氷でかこう。
「な、なんだ? なにが起こったんだ!?」
突然自分達の周りが氷の壁で囲まれた事に冒険者が驚きの声を上げる。
「別にこの氷の壁はお前達に害をなさない。ただ、あいつが氷を解かないとここから外には逃げれないと思った方がいいな」
「あ? なんで俺達が逃げなきゃなんねぇんだ?」
「わからないならいいぜ・・・・ さぁ、始まりの合図はお前達に選ばせてやる、自由に始めな」
「はん、お前ら準備できたか!?」
「「おお!」」
緑と話していた冒険者が他の者達に確認を取ると準備ができた返事が返ってくる。
「じゃぁはじめるぜ!」
そう言って冒険者が魔緑達に向かって走り始める。そんな冒険者達をよそに魔緑達は話し合いを始める。
「なぁ、どうする?」
「腹が立ってここまで来たが、こんな奴ら4人で向かうのもどうかと思うのう」
「うちも、確かにイラついたけどこんな実力差もわからない雑魚の言った事だしもうどうでもええわ。ただこいつらはボコボコにしといてや」
「すっごく、腹がたちましたけど、私も皆さんにお任せします」
「なら、俺1人でやってもいいか?」
そう魔緑が尋ねると3人は頷く。
「なにいまさら相談してんだ!?」
その言葉の直後、冒険者達は魔緑に切りかかる。
ギン!
冒険者達が自分達の武器を魔緑に向かって振り下ろすと、自分達の武器よりはるかに硬い物を殴りつけた感覚がそれぞれの武器より手に伝わる。
「ぐう!?」「いってぇ!」「ぐあ!」
その感触が予想外の者だったため冒険者達は呻き声を上げる。
「なんだ!? この岩に切りかかったようば衝撃は!?」
冒険者達は予想外が居の事に慌てふためくがただ魔緑が髪で冒険者達の武器を軽く払っただけであった。
「何が起こったかもわからないのか・・・・」
そう言って魔緑は髪を編み込み巨大なハエ叩きを作り出し冒険者達を叩きつける。
「「ぐあ!」」
冒険者達は地面に叩きつけられる。すかさず魔緑が各冒険者達の前に炎の矢を生み出す。
「お前が何をやったかわかんねぇがこれくらい!」
そう言って冒険者が立ち上がろうとするが全く動けなかった。そんな冒険者達に魔緑が言う。
「お前達は目が見えないのか? 自分達は動けず、動けなくしている相手が魔法を使っていて目の前に炎の矢を作っている。死ぬかもしれない状況でよくそんな事をいってられるな。」
「ああ!? こんなちんけな炎の矢で死ぬわけないだろう! 大体こんな数の魔法を維持し続ける事なんかできやしねぇ!」
「ほう・・・・」
魔緑が思ったより冒険者達は冷静であった。普通の魔法使いならこれだけの人数に魔法を放ち、尚且つそれを留め続けているならばすぐに魔力が枯渇してしまう。自分達より弱いと思っている者達ならなおさら維持する時間は短いと考えた。
しかし、魔緑の実力は冒険者達と比べるとはるかに高くそれを知ってか知らずか冒険者達はあせり始めるのであった。
「これだけの魔法を同時に使ってあと何秒維持できる? どうせこの動けないのも魔法だろ!? お前の運命は残りは魔力が持つ時間だけだぜ!」
「言いたいことはそれだけか?」
魔緑はそうだけ言うとそれぞれの矢に魔力を送りはじめた。魔法の炎の矢は初めはオレンジ色をしていたが徐々に青色の炎に変わっていく。炎の色が青色になっていくにつれて冒険者達の装備が解け始める。
「俺の装備が!? でめぇ」「どんだけ魔力をこめてやがる!?」「 こんな消えかけの炎で!?」
冒険者達は強気なセリフを魔緑にむかって言うがあからさまに焦っている。そんな冒険者達に魔緑が追い打ちをかける。
「どこまで耐えれるか見ものだな、魔力も力も徐々に上げていくぞ」
そう言って魔緑は冒険者達を押さえつけている髪に力を加えていき、同時に炎の矢にも魔力をさらに加えて得ていく。
「ぐああああ」「ぎゃああああ」「あちいぃぃぃ」
魔緑が力と魔力をさらに加えていくと冒険者達のくちから悲鳴が上がり始める。
さらにその後、冒険者たちの体が地面に沈み始める。そのころには悲鳴も声にならなくなっていった。
さらに時間が進み、冒険者たちはそれぞれ気絶していくのであった。
「つめてぇ!」
「よう、おきたか?」
冒険者達は気絶していたところに水を掛けられ目を覚ます。
「緑、全員が起きたようだ水魔法をとめてくれ」
緑は魔緑に言われ冒険者達にかけていた水魔法をとめる。
「なぁ、実力差がわかったか? 雑魚ども」
そんな魔緑の言葉に返した冒険者達の言葉は
「ぼ、冒険者なら拳で勝負しやがれ!」
と苦し紛れに叫ぶのであった。
「いいだろう。殴り合いで勝負を決めてやる。おら! さっさと立ち上がれ」
冒険者の苦し紛れの声を聞いた魔緑がそう言いと冒険者達が次々と立ち上がり魔緑に殴りかかっていく。
だが実力の違う冒険者達の攻撃が魔緑に当たるはずもなく魔緑は次々と冒険者にカウンターで殴り飛ばしていく。
魔緑が最後の冒険者を殴り終わり、倒した冒険者の方に向き直り再び話始める。
「これで実力差がわかったか? これで頭のお前達でも理解できただろう?」
「何が実力だ! たまたまいいのが入っただけだろう!」
ここまで言い訳を続けられる冒険者達に魔緑は驚くがめんどくさくなり、琉璃、凛、珊瑚に声をかける。
「琉璃、凛、珊瑚お前たちの本当の姿をみせてやれ」
「いいのうか? まーちゃん」
代表して琉璃が聞き返すがもう魔緑は何も言う事がないのかめんどくさくなったのかは分からないがただ頷きその姿をみた3人も頷き返すのであった。その後3人が本来の姿を見せる。
「「あああああああ」」
その姿を見た冒険者達は思わず声を漏らし、絶望の淵に突き落とされる。ある者は涙を流しながら呻き声をあげ、またある者は失禁をし始める。気絶できた者は幸せだったのかもしれない。
3人が見せた本来の姿、フェンリル、グリフォン、ヒュドラであった。3匹の姿はこの世界でも数が少ないく強力な魔物や話でしか聞かない魔物であった。
狼の魔物の最上位のフェンリルその速さは目で追う事も出来ず、合えば認識すらできずただ死が襲う、その姿を見て生き残った者はフェンリルの気まぐれに感謝をする。
グリフォン、人間が到達できない高さの空から急降下し重力に縛られる者を嘲笑い攫っていく上半身が鷲で下半身がライオンの魔物。
幾つもの頭と驚異的な再生能力を持ちさらに、神をも殺すと言わしめるほどの強力な毒を吐く巨大な蛇の魔物ヒュドラ。
1匹でも見たら国で対処を求められる魔物が3匹姿を現す。冒険者達は先ほどもまで口に出していた言い訳や強がりが止めただただ命乞いをするのであった。
やっと実力差がわかった冒険者達は魔緑達に命乞いを始めた。そんな中、緑が作った氷の壁の外から様子をみていた街の者達が歓喜を上げる。
「さすがIランク冒険者だ! あいつらを懲らしめてくれた」
「あいつらが村にきてずっと困っていたんだ!」「いいさまだ!」
そんな村人の声を聞いた冒険者達が驚きの声を上げる。
「あんたらIランク冒険者の【軍団】なのか!?」
「なんだ知っているのか?」
「ああ、今冒険者達の中の話題でダントツだ。1つのチームでスタンピードを壊滅させその被害地をあっという間に復興し、その行先は神出鬼没でだれもしらない。一説では噂話が1人歩きしたんじゃないかと言われるほどの業績を残している冒険者だ。あんた達がそうなのか?」
そんな総計の眼差しを向ける冒険者達に魔緑はニヤリと笑い答える。
「ああ、確かに俺達は最近【軍団】に入った下っ端だ」
「あんた達で下っ端なのか!?」
「ああ、そうだお前達が話しているのはあっちにいるあ・の・人・達・だ・」
そういって魔緑は緑と蟲人達を指さす。冒険者は緑達を取り囲みスタンピードや復興時の話を聞く。
緑達が冒険者達から話を聞くと冒険者達は村に依頼で来たが依頼の魔物がおらずしばらく村に留まっていたが一向に姿を見せず苛立ちから暴れていたとわかった。緑達は村人たちに謝罪し暴れ多分村に貢献する様に言い聞かせる。
「今まで暴れた分、村の人達に貢献すること、それで許します!」
「わかりました! 緑さん!」
そう返事をする冒険者達は村の人々に謝ってまわる。
「本当は良い人たちだったんだろうな・・・・」
「・・・・そんなわけねぇだろう!」
緑の呟きに魔緑が呟き返す。
その夜緑は宿でダンジョン産の酒を冒険者達と村人たちに振舞うのであった。
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