緑の体だからゴブリン?花が咲いてるからドライアド?いいえ、超ミドリムシです!異世界で光合成して家族が増殖しました!

 
 中学三年生の水野緑はいつもの花の水やりをしながら同級生と話してるいる途中突然に死んでしまう。

 死んでしまった緑は異世界の女神に導かれ世界をわたり、ただ1匹の種族になる。

 それは【超ミドリムシ】

 緑は【超ミドリムシ】になり光合成をしながら生活していく。光合成をすると緑はミドリムシなのに花を咲かせ実をつける。

「なんだこの実は!? 腕が生えた!?」

 実は欠損した体も回復し、花から採れる蜜は虫の魔物を人に変える。

「魔物が人になるのは龍種くらいなのだが……」

 その元虫の魔物の仲間は緑から蜜を貰うごとに子供を生み出していく。

 そんな仲間と緑は冒険者になるが冒険者ギルドのマスターに能力の説明をすると新たな冒険者のランクを作ると言われる。ランクはI(irregular)ランクだが緑の起こすことが噂になるとイカレタ冒険者と呼ばれるようになってしまう。

「何だ…… あの冒険者は!? イカレテル!」

「皆酷いです! 僕はイカレテません!」

 緑がダンジョンに入ればダンジョンコアを見つけ、家族と歩けば大騒ぎになるがどんどん大家族になっていく。

「レアアイテムだ運がいいな!」

「ラッキー!」


「何だあの魔物の数は!? だめだ…… 今日で俺たちの村は壊滅する……」

「違います! 家族で散歩してたんです! 落ち着いてください! スタンピードじゃありません!」

 緑は幸せを今日も感じながら家族を増やすために光合成し続ける。

 そんな幸せいっぱいの緑はこの幸せをお裾分けするために様々な国に向かう。そんなある日、世界に1匹しかいないはずの自分【超ミドリムシ】とであう。

 もう1人の【超ミドリムシ】と突然に戦闘となるが紆余曲折の後に和解する。すると、そこに女神が現れる。

「すいません緑さん達、【水野 緑】さんの存在が大きすぎてこの世界に入る時に【水野 緑】さんがわかれてしいました」

 そこから、緑の旅の理由にわかれた【水野 緑】を探すことが加わる。

 初めてあった、魔を冠するもう一人の【水野 緑】……魔緑

 小さな子供達で干支を冠する【水野 緑】    ……干支緑

 姿は美人だが中身が腐った女性の【水野 緑】  ……腐緑

 様々な【水野 緑】と出会いながら緑は世界を幸せにしていく。


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