不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

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75.朝食

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 カーテンの隙間から差す朝の光で、ボクは目を覚ます。昨夜は、お互いのカラダをまさぐりあいをしてる間に眠りについてしまったようだった。となりの咲恵は、ボクの胸の中で小さな寝息を立てている。昨夜の名残で、ボクの手は咲恵のブラジャーの中に、咲恵の手はボクのペニスを握っていた。

 ボクは、ブラジャーの中にある指で咲恵の乳首に触れてみる。柔らかな突起を指でつまんで、刺激を与える。

「う~ん」

 咲恵が目を覚ましそうになるので、そっとブラジャーから手を抜いて寝たふりをする。

「瑞樹さん」

 小さな声でボクを呼ぶ。それでも寝たふりを続けていると咲恵は独り言をつぶやいた。

「まだ、寝てるんですね。あっ、わたしったら、まだ握ったままだなんて恥ずかしい」

 咲恵は、ボクのペニスを握っていることに気がついたようだ。

「瑞樹さん、寝てますよね」

 もう一回、ボクに囁くように声を掛け、寝ていることを確かめる。

「いいですよね」

 自分に言い聞かせるように言って、ボクのペニスを握っている手に少し力を入れる。やわらかいペニスを味わっているかのように、指の一本一本を別々に少しずつ力を変えて握っている。その微妙な力加減が余計に心地よくて、ボクのペニスは別人格のように反応してしまう。

「わっ、大きくなった。すごい。別の生き物みたいだわ」

 咲恵は、その光景が見たかったのか、ボクの胸から頭を少し浮かした。もう一方の手で、ボクのパンツのゴムをじわじわ引っ張って、ペニスを視界に捉えるつもりなのであろう。ペニスの周りの空気が変わり、ボクのモノが露わにされたのだとわかる。咲恵は、段々と大胆になり少しずつ動きが大きくなってゆく。動きに連れて、快感も大きくなっていった。朝の爽やかな雰囲気と似つかわしくない行為が興奮度合いを高めてゆく。

 これ以上はと言うところで、目覚めた様にして声を掛ける。

「咲恵さん、なにしてるのですか?」

 咲恵は、急に声を掛けられて驚いたようにボクの顔を見上げた。

「わっ、起きてたんですか」

「今、目が覚めました。おはようございます」

「おっ、おはようございます」

 手に持っているモノをどうしようかと悩んでいる風なのはわかるのだが、離そうともせずに固まっていた。

「あの、これは・・・」

「ボクも、おっぱいくらい触ってもいいのかな」

「ダメです。さあ、起きて朝ご飯を食べましょう。わたし、支度してきますね」

 ボクのペニスをパンツにしまって、咲恵はブラジャーの肩紐をあげながらベッドから起き上がった。

「最後まで、して貰えば良かったかな」

 ボクも、独り言を言って起き上がり車椅子に腰を下ろした。

「瑞樹さーん、もうすぐ出来ますよ」

 リビングから、元気の良い咲恵の声が聞こえた。

「はーい」

 リビングに行くと、テーブルに目玉焼きのお皿を並べている咲恵の姿があった。ボクの目に飛び込んできたのは、ブラジャーとパンツという下着姿にエプロンをした咲恵の姿だった。

「なにを・・・」

「うふふ、いいでしょ」
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