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63.侵食
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「えっ、出来ないよ。そんなこと」
ボクは、困惑して言った。
「わたしも、同じように汚して欲しいの。わたしが瑞樹にしてしまったように」
「ボクは、そんなこと思ってないよ」
萌の言葉を聞いて、ボクは咲恵のことが頭をよぎった。咲恵も、自分が汚れているような想いがあった。しかし、一番汚れているのはボクではないかと思っている。結局は、萌と今こうしていかがわしい行為をまたしているのだから。
「萌は、そのままでいいよ」
言い訳を上塗りするように、萌に言った。
「でも」
「いいんだ。さあ、浴槽に浸かってから上がろうか」
「イヤだもん。だって、瑞樹のおちんちんはまだこんなに元気なんだよ」
ボクのペニスを握りしめて、潤んだ瞳を輝かせて見つめてくる。
「じゃあ、どっちの穴がいいの?教えてよ。お尻の穴?おまんこの穴?」
「どっちもダメだよ」
「なんでよ。やられるわたしが、いいって言ってるんだからいいんだよ。そんなに、わたしとエッチしたくないの?」
萌は、少しイラついているようで、ボクのペニスをしごくスピードを上げる。
「だめだって」
「わたし、わかってるのよ。ほかに彼女がいるんでしょ?その女に悪いと思って、わたしとエッチしないって言ってるんでしょ?」
「いや・・・彼女じゃないんだけど」
ウソと言い訳を咄嗟に考えようとしたけれど、うまく言葉が浮かんでこない。
「瑞樹は、優しいから。一度、瑞樹のことを知ると女の子は好きになっちゃうし」
「そんなことないと思うよ。モテたことないし」
「あのね、それは瑞樹の内面を知らない人たちはそうだと思うけど。でも、ちゃんと瑞樹のことを理解すれば、優しさに惹かれちゃうと思う。わたしはそうだもん」
ボクのペニスを握ったまま胸を張られても、説得感に欠ける気がしてしまう。
「そんなに高く評価して貰ってうれしいよ」
「だから、瑞樹の心もコレも、誰にも渡したくないの。今、一番近くにいるのはわたしでしょ?どんなにかわいい女の子でも遠くにいたら、フェラだってエッチだって出来ないのよ。ほら、わたしなら、すぐに入れて気持ちよくさせてあげられるんだからね」
萌は、自分で割れ目を広げて、ボクのペニスを飲み込んだ。不意打ちを食らって、ボクのカラダに稲妻のような快感が走る。
「ねっ、いいでしょ。何回もやっていると、瑞樹好みのおまんこになっていくんだよ」
「そんな、科学的根拠もないことを」
「エッチなんて理論じゃないでしょ。好きな人のおちんちんを入れて貰うことが悦びに繋がるんだよ。瑞樹の彼女なんてどうでもいいの。こうしてわたしのおまんこに、瑞樹のおちんちんを入れて腰を振って、瑞樹を絶頂に導いてあげることが大事なのよ」
そう言って、ボクに跨がって体を揺らしている萌が言う。バスマットと膝の擦れる高音のノイズがバスルームに響く。
「さあ、どこにいるかわからない彼女より、目の前にいるわたしを見なさい。わたし以外の女のことなんて瑞樹の記憶から追い出してあげる」
見上げると、大きく揺れる乳房と艶めかしく振られる腰と波のように沸き立つ快感が、ボクの心まで侵食していくようだった。
ボクは、困惑して言った。
「わたしも、同じように汚して欲しいの。わたしが瑞樹にしてしまったように」
「ボクは、そんなこと思ってないよ」
萌の言葉を聞いて、ボクは咲恵のことが頭をよぎった。咲恵も、自分が汚れているような想いがあった。しかし、一番汚れているのはボクではないかと思っている。結局は、萌と今こうしていかがわしい行為をまたしているのだから。
「萌は、そのままでいいよ」
言い訳を上塗りするように、萌に言った。
「でも」
「いいんだ。さあ、浴槽に浸かってから上がろうか」
「イヤだもん。だって、瑞樹のおちんちんはまだこんなに元気なんだよ」
ボクのペニスを握りしめて、潤んだ瞳を輝かせて見つめてくる。
「じゃあ、どっちの穴がいいの?教えてよ。お尻の穴?おまんこの穴?」
「どっちもダメだよ」
「なんでよ。やられるわたしが、いいって言ってるんだからいいんだよ。そんなに、わたしとエッチしたくないの?」
萌は、少しイラついているようで、ボクのペニスをしごくスピードを上げる。
「だめだって」
「わたし、わかってるのよ。ほかに彼女がいるんでしょ?その女に悪いと思って、わたしとエッチしないって言ってるんでしょ?」
「いや・・・彼女じゃないんだけど」
ウソと言い訳を咄嗟に考えようとしたけれど、うまく言葉が浮かんでこない。
「瑞樹は、優しいから。一度、瑞樹のことを知ると女の子は好きになっちゃうし」
「そんなことないと思うよ。モテたことないし」
「あのね、それは瑞樹の内面を知らない人たちはそうだと思うけど。でも、ちゃんと瑞樹のことを理解すれば、優しさに惹かれちゃうと思う。わたしはそうだもん」
ボクのペニスを握ったまま胸を張られても、説得感に欠ける気がしてしまう。
「そんなに高く評価して貰ってうれしいよ」
「だから、瑞樹の心もコレも、誰にも渡したくないの。今、一番近くにいるのはわたしでしょ?どんなにかわいい女の子でも遠くにいたら、フェラだってエッチだって出来ないのよ。ほら、わたしなら、すぐに入れて気持ちよくさせてあげられるんだからね」
萌は、自分で割れ目を広げて、ボクのペニスを飲み込んだ。不意打ちを食らって、ボクのカラダに稲妻のような快感が走る。
「ねっ、いいでしょ。何回もやっていると、瑞樹好みのおまんこになっていくんだよ」
「そんな、科学的根拠もないことを」
「エッチなんて理論じゃないでしょ。好きな人のおちんちんを入れて貰うことが悦びに繋がるんだよ。瑞樹の彼女なんてどうでもいいの。こうしてわたしのおまんこに、瑞樹のおちんちんを入れて腰を振って、瑞樹を絶頂に導いてあげることが大事なのよ」
そう言って、ボクに跨がって体を揺らしている萌が言う。バスマットと膝の擦れる高音のノイズがバスルームに響く。
「さあ、どこにいるかわからない彼女より、目の前にいるわたしを見なさい。わたし以外の女のことなんて瑞樹の記憶から追い出してあげる」
見上げると、大きく揺れる乳房と艶めかしく振られる腰と波のように沸き立つ快感が、ボクの心まで侵食していくようだった。
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