29 / 131
29.未知への興味
しおりを挟む
美貴に密着して、ボクは腕を伸ばし下腹部の茂みに手を突っ込み指で秘部を探ってゆく。
「少し、足を開いてくれる。洗いにくいからさ」
「そこは、自分で洗いますから」
「ボクが、洗いたいって言ったでしょ」
「でも・・・」
「今さら、なにを言ってるんだよ。さっきは、あんなに感じてたくせに」
「・・・」
美貴は、声にもならない吐息を吐いて太ももの力を抜き足を少し開いた。ボクの指は自由度を増して割れ目に沿って泡の付いた指でなぞってゆく。手のひらで秘部全体を洗っていると、中指がもう一つの穴の入り口で引っかかる。ボクにとっては初めてのところだ。咲恵との行為の時にも興味はあったけれど、初体験の場でまさかアナルを攻めることはしなかった。美貴はもう十分に大人の女性だ。アナルセックスの経験もあるかもしれないし、美貴なら大丈夫だろうと思ってしまう。これはお金目的の関係なのだ。心を通わせて、大事にしている彼女ではない。そんな都合のいい言い訳を、自分に言い聞かせてアナルの周りを指でなぞってゆく。ボディーソープの泡でヌルヌルしている中指を徐々に中心の穴に近づけた。指に感触を頼りに、真ん中の窪みに指の先端を合わせて中へ差し込んだ。
「えっ、そこは」
美貴は、驚いたように声を上げる。
「ここは、使ったことないの」
「いえ、そのぉ。元の主人が無理矢理入れてたことがあって」
「じゃあ、大丈夫なんだよね」
別に美貴に、イヤなヤツだと思われようと構わない。どうせ今回限りの関係なのだ。そんな考えが今のボクを支配している。イヤな自分のオンパレードだと思いながら、好奇心と征服欲に取り憑かれていて、自分という人間をコントロール出来なくなっている。
アナルの入り口で止まっていた中指を第一関節のところまで差し込む。ボディーソープで濡れているせいか、もうすでに開拓されていたためだろうか、思っていたより抵抗もなくヌルヌルと入って行った。
「はっはっ。ダメですぅ」
「気持ちいいんでしょ?」
「そ、そんなこと・・・。あぁー」
美貴は、体を反らせて膝を抱えるように股を開いた。
「もう少し入れても大丈夫だよね」
ボクは、腕に力を入れて中指の第二関節のところまで差し込んだ。
「だめっ」
荒くなっている呼吸の中で、短く声を上げた。ボクは差し込んだ指を引き抜きにかかる。ゆっくりと指を抜く。しかし、すぐさま先ほど入れた深度まで指を入れる。膣よりは締まりがキツかったが、何回か抜き差しを繰り返していると、穴の筋肉も緩んできて容易に指を動かしやすくなってきていた。
「ねぇ、見えるでしょ」
ボクの胸に寄りかかっていた美貴の背中を少し起こしてやって、自分のアナルに出し入れされているところを見せてやる。アナルの入り口が、指に動きにつれて凹凸を繰り返していた。
「いやっ、もうなんか出ちゃいそう」
犯されている自分のアナルを見て、余計に興奮の度合いが上がったのかボクの指にひくつく感じが伝わってくる。
「あ、あぁ」
美貴は小刻みに体を震わすと、閉じていた花弁の隙間から聖水が溢れ出した。
「はっはぁ」
目標が定まらない聖水は、あちこちに飛び散ってボクの腕も美貴の太ももも濡らしていた。
「また逝っちゃったんだね。本当にいやらしいカラダしてるね」
放心状態の美貴のアナルから指を抜きながらボクは言った。
「そんなこと・・・」
まだ、小さく震えているカラダを起こしながら美貴はシャワーを手に取って、勢いよくボクの手にかけて言った。
「ダメだっていったのに」
「少し、足を開いてくれる。洗いにくいからさ」
「そこは、自分で洗いますから」
「ボクが、洗いたいって言ったでしょ」
「でも・・・」
「今さら、なにを言ってるんだよ。さっきは、あんなに感じてたくせに」
「・・・」
美貴は、声にもならない吐息を吐いて太ももの力を抜き足を少し開いた。ボクの指は自由度を増して割れ目に沿って泡の付いた指でなぞってゆく。手のひらで秘部全体を洗っていると、中指がもう一つの穴の入り口で引っかかる。ボクにとっては初めてのところだ。咲恵との行為の時にも興味はあったけれど、初体験の場でまさかアナルを攻めることはしなかった。美貴はもう十分に大人の女性だ。アナルセックスの経験もあるかもしれないし、美貴なら大丈夫だろうと思ってしまう。これはお金目的の関係なのだ。心を通わせて、大事にしている彼女ではない。そんな都合のいい言い訳を、自分に言い聞かせてアナルの周りを指でなぞってゆく。ボディーソープの泡でヌルヌルしている中指を徐々に中心の穴に近づけた。指に感触を頼りに、真ん中の窪みに指の先端を合わせて中へ差し込んだ。
「えっ、そこは」
美貴は、驚いたように声を上げる。
「ここは、使ったことないの」
「いえ、そのぉ。元の主人が無理矢理入れてたことがあって」
「じゃあ、大丈夫なんだよね」
別に美貴に、イヤなヤツだと思われようと構わない。どうせ今回限りの関係なのだ。そんな考えが今のボクを支配している。イヤな自分のオンパレードだと思いながら、好奇心と征服欲に取り憑かれていて、自分という人間をコントロール出来なくなっている。
アナルの入り口で止まっていた中指を第一関節のところまで差し込む。ボディーソープで濡れているせいか、もうすでに開拓されていたためだろうか、思っていたより抵抗もなくヌルヌルと入って行った。
「はっはっ。ダメですぅ」
「気持ちいいんでしょ?」
「そ、そんなこと・・・。あぁー」
美貴は、体を反らせて膝を抱えるように股を開いた。
「もう少し入れても大丈夫だよね」
ボクは、腕に力を入れて中指の第二関節のところまで差し込んだ。
「だめっ」
荒くなっている呼吸の中で、短く声を上げた。ボクは差し込んだ指を引き抜きにかかる。ゆっくりと指を抜く。しかし、すぐさま先ほど入れた深度まで指を入れる。膣よりは締まりがキツかったが、何回か抜き差しを繰り返していると、穴の筋肉も緩んできて容易に指を動かしやすくなってきていた。
「ねぇ、見えるでしょ」
ボクの胸に寄りかかっていた美貴の背中を少し起こしてやって、自分のアナルに出し入れされているところを見せてやる。アナルの入り口が、指に動きにつれて凹凸を繰り返していた。
「いやっ、もうなんか出ちゃいそう」
犯されている自分のアナルを見て、余計に興奮の度合いが上がったのかボクの指にひくつく感じが伝わってくる。
「あ、あぁ」
美貴は小刻みに体を震わすと、閉じていた花弁の隙間から聖水が溢れ出した。
「はっはぁ」
目標が定まらない聖水は、あちこちに飛び散ってボクの腕も美貴の太ももも濡らしていた。
「また逝っちゃったんだね。本当にいやらしいカラダしてるね」
放心状態の美貴のアナルから指を抜きながらボクは言った。
「そんなこと・・・」
まだ、小さく震えているカラダを起こしながら美貴はシャワーを手に取って、勢いよくボクの手にかけて言った。
「ダメだっていったのに」
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる