26 / 119
26.見知らぬ自分
しおりを挟む
ボクは、今までこんな風に女性に接したことはない。
『なぜ、こんな態度が取れるんだ。そんなことをしたら、人間のクズではないか』
俯瞰で見ているもう一人のボクが、声なき声で叫ぶ。
『ちがう!ボクはただ、咲恵と感じた心の一体感と、体を重ねた甘美な快楽が、欲しいだけなんだ』
そうだ、あの取り戻したいけれど、もう取り戻せようのない時間が再び欲しいだけなのだ。しかし、それが叶わぬ夢だとわかってしまって、八つ当たりをしているのだと思った。
「こんなに、湿り気を含んでるのに」
ボクはそう言って、そこだけ色が変わりかけているベージュ色のショーツを横にずらせて、秘部を露わにする。淫靡さを助長させているような、赤黒い花弁が押し出される。大きめの花弁の片方を指でつまんで引っ張ると、ねっとりと粘液で怪しく光っている膣の入り口が見える。
「やめてください」
「イヤです。これをするために来てるんだから」
ボクは中指で割れ目をなぞり、位置を確認して指を膣口にゆっくりと差し込んだ。ジュルジュルと音が聞こえるかのように、指が入ってゆく。股を閉じるかと思ったが、美貴は反対に力が抜けたかのように股の角度が広がってゆく。
「はぁ」
美貴は、声にもならない大きな吐息を吐いた。
「まだ、余裕がありそうだから、もう一本指を入れてもいい?」
ボクは、指を出し入れしながら聞いた。美貴は小さく首を横に振ったけれども、ボクは人差し指も加えて膣に潜り込ませた。抵抗感も少なく、二本の指は根元まで迎え入れられた。
「すごいね。二本も入っちゃったよ」
差し込んだ指を、回転させると膣の肉ヒダが指に感じられる。
「スカート、愛液で汚れちゃいそうだよ。ついでに脱いでよ、上のブラウスもしわになっちゃうからさ」
指を抜いてやると、美貴はよろよろと起き上がり股の部分のショーツを直して、ブラウスのボタンに手をかける。上からひとつずつボタンが外されていくと、フルカップのベージュ色のブラジャーが見えてくる。全部ボタンを外して、美貴は顔を横に向けブラウスを脱ぎ捨てた。
「そこからは、ボクが逃がせてあげるから」
といい、ソファーに美貴を座らせて、ボクは背中のブラジャーのホックを外す。ボリュームのある乳房がブラジャーを押しのけて溢れだす。乳首は大きく張り出して乳輪もそれに見合って赤黒く大きかった。乳房も、それなりに大きさもあり重力にも負けて少し垂れている。ボクは、脂肪を蓄えているお腹の下にめり込んでいたショーツに手をかける。
「ちょっと、お尻を浮かせてよ」
「はぁ」
ためらいがちに美貴は腰を浮かせて、ショーツを足から外した。真っ裸にした美貴の胸に手を伸ばしたボクは、親指と人差し指の腹で乳首をつまんで転がした。
「うっ」
美貴は、小さくは反応するが、期待するような反応は返ってこない。そんなところが、妙にボクをいらつかせていた。
「ねぇ、気持ちよくないの」
「そんなことないんですけど・・・」
「じゃあ、ボクのも触ってよ」
といい、美貴の手をボクの股間に導いた。ジーンズの上からさするようにしかしてくれないので、ボクは
「ファスナー降ろして、引っ張り出してやってよ」
と、少し強引に言ってみた。
「は、はい」
相変わらず、薄い反応をして美貴はボクのジーンズのファスナーを降ろして冷たい手をボクサーパンツに入れてボクにものを引き出した。
「やることわかってるよね」
と言うと
「はい」
と応えてボクにペニスをしごき始めた。
「舐めて」
と言うと、一瞬の躊躇があって美貴は前屈みになり、ボクのペニスを口に含んだ。
『なぜ、こんな態度が取れるんだ。そんなことをしたら、人間のクズではないか』
俯瞰で見ているもう一人のボクが、声なき声で叫ぶ。
『ちがう!ボクはただ、咲恵と感じた心の一体感と、体を重ねた甘美な快楽が、欲しいだけなんだ』
そうだ、あの取り戻したいけれど、もう取り戻せようのない時間が再び欲しいだけなのだ。しかし、それが叶わぬ夢だとわかってしまって、八つ当たりをしているのだと思った。
「こんなに、湿り気を含んでるのに」
ボクはそう言って、そこだけ色が変わりかけているベージュ色のショーツを横にずらせて、秘部を露わにする。淫靡さを助長させているような、赤黒い花弁が押し出される。大きめの花弁の片方を指でつまんで引っ張ると、ねっとりと粘液で怪しく光っている膣の入り口が見える。
「やめてください」
「イヤです。これをするために来てるんだから」
ボクは中指で割れ目をなぞり、位置を確認して指を膣口にゆっくりと差し込んだ。ジュルジュルと音が聞こえるかのように、指が入ってゆく。股を閉じるかと思ったが、美貴は反対に力が抜けたかのように股の角度が広がってゆく。
「はぁ」
美貴は、声にもならない大きな吐息を吐いた。
「まだ、余裕がありそうだから、もう一本指を入れてもいい?」
ボクは、指を出し入れしながら聞いた。美貴は小さく首を横に振ったけれども、ボクは人差し指も加えて膣に潜り込ませた。抵抗感も少なく、二本の指は根元まで迎え入れられた。
「すごいね。二本も入っちゃったよ」
差し込んだ指を、回転させると膣の肉ヒダが指に感じられる。
「スカート、愛液で汚れちゃいそうだよ。ついでに脱いでよ、上のブラウスもしわになっちゃうからさ」
指を抜いてやると、美貴はよろよろと起き上がり股の部分のショーツを直して、ブラウスのボタンに手をかける。上からひとつずつボタンが外されていくと、フルカップのベージュ色のブラジャーが見えてくる。全部ボタンを外して、美貴は顔を横に向けブラウスを脱ぎ捨てた。
「そこからは、ボクが逃がせてあげるから」
といい、ソファーに美貴を座らせて、ボクは背中のブラジャーのホックを外す。ボリュームのある乳房がブラジャーを押しのけて溢れだす。乳首は大きく張り出して乳輪もそれに見合って赤黒く大きかった。乳房も、それなりに大きさもあり重力にも負けて少し垂れている。ボクは、脂肪を蓄えているお腹の下にめり込んでいたショーツに手をかける。
「ちょっと、お尻を浮かせてよ」
「はぁ」
ためらいがちに美貴は腰を浮かせて、ショーツを足から外した。真っ裸にした美貴の胸に手を伸ばしたボクは、親指と人差し指の腹で乳首をつまんで転がした。
「うっ」
美貴は、小さくは反応するが、期待するような反応は返ってこない。そんなところが、妙にボクをいらつかせていた。
「ねぇ、気持ちよくないの」
「そんなことないんですけど・・・」
「じゃあ、ボクのも触ってよ」
といい、美貴の手をボクの股間に導いた。ジーンズの上からさするようにしかしてくれないので、ボクは
「ファスナー降ろして、引っ張り出してやってよ」
と、少し強引に言ってみた。
「は、はい」
相変わらず、薄い反応をして美貴はボクのジーンズのファスナーを降ろして冷たい手をボクサーパンツに入れてボクにものを引き出した。
「やることわかってるよね」
と言うと
「はい」
と応えてボクにペニスをしごき始めた。
「舐めて」
と言うと、一瞬の躊躇があって美貴は前屈みになり、ボクのペニスを口に含んだ。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。



久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる