4 / 119
4。押し寄せる波
しおりを挟む
アカネの舌は、ボクの口の中を這い回り互いの唾液を混ぜ合わせた。彼女は、少し身を起こして舌を首筋、胸へと移していった。
「ねぇ、舐められるの気持ちいい?」
「うん」
ボクの乳首を舐めながら、上目遣いで見ている。
「う、うっ」
「あれぇ、もしかして感じてる?」
ボクは、初めての感覚に驚いて声も漏らしてしまう。アカネの興味は、目の前で起立しつつあるペニスに移りつつあった。
「大きくなってる、やっぱり起つんだ」
「だから、それはさっきも言ったでしょ」
アカネはボクの胸からは口を離さず、右手を体に沿わせてゆっくりと股間に伸ばした。半立ち状態のペニスを的確に探り当てて、手のひらで包み込むように握った。やわらかくやさしく上下に動く刺激に反応して、もう全開状態になりつつあるペニスに目を移してアカネは思わず言葉を漏らす。
「すごい。すごく大きいし、それ以上に堅いの。早く試したいわ」
「どうも。褒められたことないし、ちょっとハズいな」
「もったいないわね。こんなのでガンガン突かれてみたいわ」
ボクは、どう答えていいものか考えていた。もちろん正常位で腰を振りまくっている動画は見たことある。あれは、腕の力もいるし腹筋だって使うだろう。後背位だって、下半身の筋力が必要だ。だけれども、ボクにはたぶん無理だろう。出来ないわけではないだろうが、ガンガンとは行かない。
「あっ、ごめん。大丈夫! わたしが上に乗っかってガンガンするから」
「いえいえ、まあお手柔らかに」
と、応えては見たものの、ボクの力不足感は否めない。複雑な思いを察したのか、ただただ、マイペースなのか、いたずらっぽくアカネが言った。
「ねぇ、アレ、しゃぶっていい?」
「いいけど・・・」
「じゃあ、いただくね」
変に気を遣われるよりは、まだ救いはある。でも今のボクは、正にマグロ状態だ。ボクからのアプローチは、まだほとんどしていないではないか。そんな思いとは裏腹に、下半身に別の体温を感じて、ボクのペニスは生暖かく湿り気に満ちた感覚に包まれた。亀頭に粘膜の壁のようなものを感じる。頭を起こして見ると、アカネは、ノドを鳴らして根元まで口に収めていた。苦しそうに顔をしてペニスから口を抜くと、白濁したよだれが長く糸を引いた。その糸が切れないうちに再び顔を沈めて、ペニスの根元から先端の向かって下を這わせた。
「あぁ、いい感じよ。これ。なかなかこの大きさと堅さにはめぐり会えないのよぉ」
「これで、ガンガン突かれたら最高なんだよね」
「いっぺんに、多くを望んだら神様に叱られちゃうわ」
神様とかというワードが、一番似合わなそうな場面で言葉を発したアカネは、ボクのフル勃起したものを咥え込み、頭を激しく上下に揺らし始めた。
「ボク、童貞なんだから、そんなに激しくすると・・・」
そんな言葉も届きそうになく、ベッドは揺れ続けた。
「ねぇ、舐められるの気持ちいい?」
「うん」
ボクの乳首を舐めながら、上目遣いで見ている。
「う、うっ」
「あれぇ、もしかして感じてる?」
ボクは、初めての感覚に驚いて声も漏らしてしまう。アカネの興味は、目の前で起立しつつあるペニスに移りつつあった。
「大きくなってる、やっぱり起つんだ」
「だから、それはさっきも言ったでしょ」
アカネはボクの胸からは口を離さず、右手を体に沿わせてゆっくりと股間に伸ばした。半立ち状態のペニスを的確に探り当てて、手のひらで包み込むように握った。やわらかくやさしく上下に動く刺激に反応して、もう全開状態になりつつあるペニスに目を移してアカネは思わず言葉を漏らす。
「すごい。すごく大きいし、それ以上に堅いの。早く試したいわ」
「どうも。褒められたことないし、ちょっとハズいな」
「もったいないわね。こんなのでガンガン突かれてみたいわ」
ボクは、どう答えていいものか考えていた。もちろん正常位で腰を振りまくっている動画は見たことある。あれは、腕の力もいるし腹筋だって使うだろう。後背位だって、下半身の筋力が必要だ。だけれども、ボクにはたぶん無理だろう。出来ないわけではないだろうが、ガンガンとは行かない。
「あっ、ごめん。大丈夫! わたしが上に乗っかってガンガンするから」
「いえいえ、まあお手柔らかに」
と、応えては見たものの、ボクの力不足感は否めない。複雑な思いを察したのか、ただただ、マイペースなのか、いたずらっぽくアカネが言った。
「ねぇ、アレ、しゃぶっていい?」
「いいけど・・・」
「じゃあ、いただくね」
変に気を遣われるよりは、まだ救いはある。でも今のボクは、正にマグロ状態だ。ボクからのアプローチは、まだほとんどしていないではないか。そんな思いとは裏腹に、下半身に別の体温を感じて、ボクのペニスは生暖かく湿り気に満ちた感覚に包まれた。亀頭に粘膜の壁のようなものを感じる。頭を起こして見ると、アカネは、ノドを鳴らして根元まで口に収めていた。苦しそうに顔をしてペニスから口を抜くと、白濁したよだれが長く糸を引いた。その糸が切れないうちに再び顔を沈めて、ペニスの根元から先端の向かって下を這わせた。
「あぁ、いい感じよ。これ。なかなかこの大きさと堅さにはめぐり会えないのよぉ」
「これで、ガンガン突かれたら最高なんだよね」
「いっぺんに、多くを望んだら神様に叱られちゃうわ」
神様とかというワードが、一番似合わなそうな場面で言葉を発したアカネは、ボクのフル勃起したものを咥え込み、頭を激しく上下に揺らし始めた。
「ボク、童貞なんだから、そんなに激しくすると・・・」
そんな言葉も届きそうになく、ベッドは揺れ続けた。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。


久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる