侍女と騎士の恋物語

主人を敬愛しすぎている、
恋を知らない侍女と騎士がいた。



「恋をしたことは、ありません」


王女付きの侍女、リーチェ。




「俺は恋というものが、よく分かりません」


王太子付きの護衛騎士、ゼレン。




そんな二人は、お互いの主人に恋の相手が出来たことを知る。

全力で応援しようと誓い、行動を起こす中、どうやら主人とその恋の相手が、惹かれ合っているようだという事に気付く。


侍女と騎士は、主人たちの恋に導かれるように出逢い、恋に落ちていく。


恋を知らない侍女と騎士が、
恋を知っていく物語。



※物語は、侍女と騎士の視点が交互に入れ替わり進行していきます。

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