上 下
28 / 79

28.武術大会③

しおりを挟む

 クライドは笑顔でアイラに駆け寄ってくると、デレクに目を止めた。

 そしてアイラの手を掴んでいることに気付くと、翡翠色の瞳が鋭く細められる。


「………君は?」


 その声の低さと、視線の先にあるものでクライドの気持ちを察したデレクが、慌てて手を放した。


「は、初めまして!デレク・アルバーンです!」

「お兄さま、デレクは同じ第一騎士団の同期です。とても強いですよ」

「……そうか。俺はアイラの兄で、クライドという。よろしくな」


 クライドとデレクが握手を交わす様子を見届けてから、アイラは首を傾げた。


「ところでお兄さまは、何故ここに…もしや、大会に出るのですか?」


 久しぶりに、兄の魔術を見ることができるのかとわくわくしているアイラに、クライドは首を横に振った。


「いや、俺はアイラたちと同じで、警備で来たんだ。魔術の防護壁で試合会場を区切ったり、観客を守ったりね。今日はもしかしたら会えるかなと思っていたんだ」

「……お兄さま。私とデレクは、警備担当ではありませんよ」

「ん?」

「武術大会の参加者です」

「……ん!?」


 クライドは冗談だよな?とでも言いたげな視線を送ってきた。アイラはとりあえず笑顔を浮かべる。


「ではお兄さま、受付の時間ですので」

「……アイラ」

「お仕事頑張ってくださいね!」

「~アイラ、無茶はするなよ…!」


 笑顔で手を振りながら受付へと歩き出すアイラの背中に、クライドの声が届く。
 慌てて追いかけて来たデレクは、まじまじとアイラを見ている。


「……アイラお前、驚くほど誤魔化すのがヘタだな」

「言わないで…」


 はぁ、と溜め息を吐いたアイラは、ちらりと後ろを振り返る。心配そうに眉を寄せるクライドが、じっと見つめ返してきた。

 もともと心配性なクライドだったが、前回のウェルバー侯爵家の夜会騒動から、より拍車がかかってしまったようだ。
 手紙が送られてくる頻度も増え、毎回些細なケガでも報告しろ、と書かれていた。


「お兄さんに、大会に出ること言ってなかったのか?」

「……絶対に心配されるし、観戦に来ると思ったから…でも、結局会ってしまったわね」


 騎士である以上、ケガは避けられない。アイラ自身も、それは覚悟の上だ。
 けれど、クライドが心配する理由も分かる。兄の中の妹は、まだ魔術師になる夢を追い掛けていた、か弱い少女のままなのだ。


「はい、参加者の方はこちらに名前を記入してくださいね!そのあと控室へ!」


 アイラは受付で名前を書きながら、ふと思った。
 おそらくクライドは、アイラが大会に参加すると知ってしまった以上、試合を観戦するだろう。
 それならば、アイラはケガを負わずに勝てばいいのだ。


 ―――私は騎士なのだと、心配しなくても大丈夫だと、お兄さまに証明するチャンスだわ!


 そう閃いた瞬間、アイラの顔がパアッと輝く。
 目の前の受付の男性が、思わず見惚れて言葉を失っていた。それに気付かず、うきうきと受付から離れようとしたところで、アイラは誰かにぶつかった。


「……す、すみません」

「……………」


 ぶつかったのは男性で、大会の参加者のようだった。
 帽子を目深に被り、口元を布で覆っていた。顔がほとんど見えない。
 男性はアイラを一瞥したあと、声も出さずに視線を逸らし、受付にあったペンを取る。

 謝罪を無視されたアイラに、デレクが肩を叩いて離れるように促した。
 人混みを掻き分け、少し離れた所で立ち止まる。


「……あの男、態度悪かったな。何だあの格好?お尋ね者か?」

「分からないけど…私がぶつかったのが悪いから。もし機会があればまた謝ってみるわ」

「機会って?」

「あの人、剣術の部に名前を書いていたみたいだから」


 アイラの名前のすぐ下に記入しているのが、少し見えていたのだ。
 名前までは読み取れなかったが、何となく気になってしまう。アイラはそれが不思議だった。


「強かったら、そのうち対戦するのかぁ~。俺とアイラが戦う可能性もあるし、楽しみだな」

「うん。そのときはお互い手加減なしね?」

「当たり前だろ!」


 大会は、トーナメント方式だ。最初は一つの試合で何組もが同時に対戦するらしい。
 勝つごとに一試合の組数が減るので、だんだんと注目が集まるようになっている。

 剣術、武術、魔術それぞれの部が順に試合を行う予定で、剣術の部はもう間もなく始まる。
 受付で番号札を渡されており、これから向かう控室で対戦相手が分かるそうだ。


 アイラとデレクが控室に入ると、騎士団の見知った顔が何人かいて、二人に挨拶をしてくれる。団員は、団服を着ているので分かりやすい。

 それ以外は一般の参加者だが、アイラには誰も彼も強そうに思えた。皆目がギラついている。
 優勝者に与えられる賞金を狙って、大会に参加する人も多いはずだ。

 そして分かっていたことだが、女性は今のところアイラ一人のようだった。


「……デレク」

「ん?」

「ちょっと、その…後ろに隠れさせて…」


 小さい声でそう言って俯くアイラを見て、デレクは察してくれたようだ。自身の背中に庇うように、アイラを移動させてくれる。

 久しぶりに、大勢の視線がアイラに突き刺さっていた。
 声に出す者はいないが、その目にいろいろな感情が宿っていることが分かる。
 そして、それが良い感情ではないことも。


 緊張感に包まれた部屋の空気を、突然響いた明るい声がかき消した。


「……アイラさん!?」


 名前を呼ばれ、アイラは「えっ」と小さく声を漏らした。さん付けでアイラを呼ぶ相手に、覚えが無かったのだ。

 デレクの背中越しにそっと声の主を覗くと、アイラは目を見開く。
 そこにいた少年に、見覚えは無かった。だが、似た人物なら知っている。
 紫の髪に、桃色の瞳。その少年は、カレンにそっくりだった。


「もしかして、カレンの…?」

「そう!そうです!分かりますか?」


 にこにこと笑いながら近付いてくる少年は、カレンに似てとても美しい顔立ちをしている。
 デレクも驚いたように少年を見ていた。


「……すげえ、カレン先輩にそっくり…」

「あは、よく言われます。俺はエドマンド・ウォード、カレンの弟です。アイラさんのことは、姉からよく聞いています」


 エドマンドは爽やかな笑顔を浮かべたまま、デレクの後ろにいたアイラの両手をそっと握った。


「会いたかったです、アイラさん」

「え……?」

「俺のことはぜひ、エドって呼んでください!」


 その距離感の近さに、アイラは目を見開いて固まった。綺麗に整った顔が、目の前で微笑んでいる。
 デレクも同じように固まっていた。


 そのときだった。
 控室の扉が、バタン!と勢い良く音を立てて閉められる。
 全ての参加者の視線が、扉から入ってきた人物に向けられた。


 ―――あの人…。さっき受付でぶつかってしまった人だわ。


 先ほどと変わらず、目深に被った帽子と口元を覆う布で、顔がほとんど隠れてしまっている。
 隙間から覗く茶色の瞳は、少し怒気を含んでいるように見えた。

 静まり返った室内で、エドマンドが最初に口を開く。


「……あの人、もしかして…」

「……エドくん、知ってる人?」


 妙にあの男性が気になっていたアイラがそう訊くと、エドマンドが顔を輝かせた。


「アイラさんが、俺のことエドって呼んでくれた…!今日はもう俺、無敵になれる気がします!」

「あ、あの。私の言葉にそんな効果は…」

「……アイラ、諦めた方がよさそうだ。カレン先輩の弟にこんなこと言いたくないけど…ヤバいやつだぞ絶対」


 困惑するアイラの耳元で、デレクがぼそりと囁く。
 少し……いやかなり、エドマンドのアイラを見る輝く瞳には、熱が籠もりすぎていた。

 カレンは一体どんな話をしたのだろうかと、アイラは不思議に思う。


「アイラさん、俺、頑張りますので見ていてくださいね!」

「う、うん。ええと、私も大会には出るけれど…」

「分かっています!アイラさんにも勝って、いいところ見せるつもりなので!」

「ちょっと待った。アイラに勝っていいとこ見せるのは俺だ」

「え?……ていうか、誰ですか?」

「どんだけ俺に興味ないんだよ!」


 そのあとすぐ「デレク・アルバーン!覚えておけっ!」とちゃんと名乗るのがデレクらしい。
 これがリアムなら、「ああ、別に気にしないで」と言ってどこかへ去って行くだろう。そもそも、リアムならエドマンドと張り合ったりはしないだろうが。


 アイラが会場の警備の皆や、クライドはどうしているだろうかと考えていると、一人の男性が控室に入ってきた。
 大会の関係者の証である、赤い腕章を着けている。

 その色を見て、アイラはエルヴィスを思い出した。最近、赤を見ると思い出すことが増えて困っていた。


「えー…、そろそろ剣術の部が始まりますので、説明をしますね」


 眼鏡をくいっと持ち上げながら、男性が手元の書類を見ながら説明を始めた。


 まず、受付からランダムに渡された番号で対戦相手が決まる。
 一番対二番、三番対四番…と順に分けられるらしい。アイラは十番なので、対戦相手は九番になるのだが、今はまだそれが誰だか分からない。


 試合のルールは、まず剣術のみで戦うこと。魔術や魔術具の使用は禁止されている。
 これは事前に通知されており、アイラも知った上で参加を決めた。つまり、得意の補助魔術は使えないということだ。


 剣は試合用に特別に造られたもので、本物そっくりだが、斬れ味が鈍くなっているらしい。それでも、斬られればケガはする。

 勝つためではなく、故意に相手を傷つける行為は失格になる。各部門に数人ずつ、試合を監視する人が配置される。

 相手が動けなくなるか、負けを宣言するかで勝敗が決まる。


 そのあとは両者ともにケガをすれば手当てを受け、勝者は次の対戦相手と試合になる。敗者はその後の試合を観戦するか、会場を出てもいいらしい。

 全ての部の試合が終われば、表彰式が始まり、優勝者には賞金と記念品が贈られる。


「……説明は以上です。何か、質問は?」


 特に声が上がらなかったため、大会関係者の男性は扉を開けた。


「では、皆さん闘技場へ移動しますので、ついてきてくださいね」





 ぞろぞろと移動した先に、広い闘技場が見えてきた。
 観客席にぐるりと囲まれていて、足元は乾いた地面のようだ。城の訓練場と変わらない。


 観客席は試合が見やすいよう段になっており、既に大勢の人で賑わっていることが分かる。
 一定の距離を空け、見慣れた団服を着た騎士が配置されていた。

 魔術学校の制服のローブも見える。おそらく、魔術師もどこかにいるだろう。
 魔術学校では、最終学年になると魔術師の仕事に一緒についていくことが多い。クライドがこの大会に来ていることも、その一環のはずだ。


「ではまず、番号一~二十の方が試合を行います。順に並んでください。それから、魔力封じの腕輪を付けてくださいね」


 観客席とは別に、参加者用の席も設けられており、呼ばれなかった人たちはそれぞれ着席する。


 アイラは列に並んだ。前の九番に並んだのは、体付きの良い男性だった。対戦相手はこの人だ。

 ちらりと視線を動かすと、身振りで応援してくれているデレクとエドマンドの姿が目に入った。二人はこの組には入っていない。

 アイラは軽く手を振り、配られた腕輪をはめた。もし魔力を込めれば、たちまち色が変わるのですぐに違反が分かるという。


 補助魔術が使えないアイラは、普段の半分も力を発揮できないだろう。
 それでも参加しようと決めたのは、自力でも勝負できるようになりたかったからだ。

 もし、魔術を使えない状況に陥ったときに、体が動かなければ意味はない。
 魔術に頼らない自分が、どの程度の強さなのかアイラは知っておきたかった。


 ―――お兄さまが見ているだろうし、頑張らないと。


 アイラは深呼吸を繰り返し、前に続いて足を進めた。


 闘技場に足を踏み入れると、ワッと歓声が上がる。アイラは不思議な気分になりながら、促されるまま配置に着いた。
 向かい合うように立っているのは、九番の男性だ。舐めるような視線に、アイラは思わず顔をしかめた。


「それでは只今より、剣術の部の第一試合を始めます。では、構え―――…始め!」


 開始の合図で、アイラは躊躇うこと無く踏み込んだ。
 が、振り下ろした剣の切っ先は相手に受け止められてしまう。
 やはり、補助魔術がないと速さと威力が格段に落ちる。


 剣を弾くと、相手の剣が横から迫って来た。それを受け流してから、アイラも剣を振るう。

 二度、三度と、金属がぶつかり合う音が響く。剣を合わせて分かったが、相手はなかなか強い。
 アイラが一旦距離を取ると、相手の男性がニヤリと笑った。


「……勿体無いなぁ、女騎士さん。かなりの上玉なのになぁ。どうだ、オレが優勝したら、オレの女になるか?」

「………」


 アイラは眉を寄せた。バカにされたと、そう感じたのだ。


「……優勝は、できませんよ」

「ああん?」

「この試合は、私が勝ちますので」


 カチャリと剣を構え、アイラは再び地面を蹴った。
 真正面から来ると思った男性が、慌てたように剣を横に構え、受け止める体勢をとる。
 アイラはぐっと足に体重を乗せ、右に向かって跳躍した。


「………!」


 男性の視線がアイラを追うが、それより速く背中を狙って剣を振る。
 その衝撃で男性はバランスを崩し、その隙に手元の剣を下から弾き飛ばした。

 男性の目は、何も持たない自身の両手を呆然と見ていた。


「う…そ、だろ……?」

「まだ、優勝を目指しますか?」


 にこりとアイラが微笑めば、男性は悔しそうに視線を逸らした。


「……降参だ」


 その言葉に、ふう、とアイラがひと息吐くと、大きな歓声が上がった。
 驚いて見上げれば、近くの観客が拍手をしたり声援を送ったりしてくれている。

 そこには、周囲と同じように拍手をしているクライドの姿があった。
 アイラの視線に気付くと、優しい笑顔を向けてくれる。


 アイラは大好きなその兄の笑顔に、同じくらいの笑顔を返した。

しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!

桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。 「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。 異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。 初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜

恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。 右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。 そんな乙女ゲームのようなお話。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです

青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。 しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。 婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。 さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。 失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。 目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。 二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。 一方、義妹は仕事でミスばかり。 闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。 挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。 ※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます! ※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。

30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。

ひさまま
ファンタジー
 前世で搾取されまくりだった私。  魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。  とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。  これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。  取り敢えず、明日は退職届けを出そう。  目指せ、快適異世界生活。  ぽちぽち更新します。  作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。  脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜

ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
 学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。  運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。  憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。  異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。

処理中です...