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「んー、、、、っ!」
眠りから覚めて少し目を開けるとそこには瀧さんのドアップがあった
ちかっ!
昨日は眠すぎて、なんか口走った気がするけど全く思い出せない、、
俺やらかしてないといいな、、、
しかし瀧さんとの距離が近すぎて朝から心臓が止まるかと思った、、、
気配に敏感なのか、俺の少しの声に反応して瀧さんが目を開く
「よく眠れたか?」
そう言って頭をなでなで、なでなで、なでなで、、、、、、、、、
なでなでが長い、、。
「あ、あの、、、、」
「ん?」
ずきゅーん!!!
ん?だけでこんなにときめかすことができる人なんてこの人ぐらいだろう
俺も今度誰かに試してみようかな、、、
、、やめとこう。虚しくなりそうだ、、。
とにかく朝から甘すぎる
ちなみにこの間もずっと頭なでなでは続いている
「頭、、、」
「ダメだったか、、、?」
遠回しに伝えてみると、悲しそうな顔で手が頭から離れる
顔文字で言うと(・ω・`)こんな感じ、、
うっ、、、普段とのギャップが、、、!
あと罪悪感が半端ない、、、
「いや、いいんだけど、、、、」
もうそれ以上、拒否することはできなかった
チキンな俺、、、、
その後も諦めて嬉しそうな瀧さんに黙って頭を撫で続けられた
もちろんその間にも会話は存在する
初めの時とは大違いだ
瀧さんの家族の話や、幹部たちの話、俺の好きなものや嫌いなものの話などお互いに知らないことばかりで途切れることはない
瀧さんってこんなに喋れる人なんだ、、、
瀧さんの第一印象が恐怖でしかなかったので少し驚きだ
しかし瀧さん曰く、こんなに話すのは俺だけらしい
まぁ、確かに最初に会った感じだと喋るタイプでもなかったもんな
一緒に過ごすことができなかった期間を埋めるように2人で話し合った
その後も瀧さんに恐怖心を抱くことなく昼間は執務室、夜は寝室で瀧さんと過ごす時間がほとんどだった
この生活が1週間も続くと普通にタメ口で瀧さんと自然に話せるようになった(敬語を使うたびに視線が怖かった)
この間も瀧さんが俺に手を出すことは一切なくただただ一緒に過ごすだけだ
しかしこの頃になると俺も大人の男だ。
溜まるものは溜まる。
ずっと瀧さん、あるいは他の人が一緒にいるので抜くことができずムラムラムラムラムラムラ、、
ついこの前まで毎日エッチしてたのに急に無くなったのだ。
今日なんて違和感に目が覚めてそこを見たら勃ってた、、、、、、
瀧さんが横にいる手前、頭の中でお経を唱えてなんとか萎えさせた
だがそろそろ限界だ
どうしよう、、、、、
恥を忍んで葵さんに相談してみるか、、?
もうこれしかない、、、
こうして葵さんとの面会まで頑張って欲求を抑え込むのに苦労する俺であった、、、
「瑞稀、調子はどうだ?」
2日に一度の葵さん面会タイム。
「大分、よくなったよ。少しだけど歩けるようになったし」
「そうか、よかった。
なにか足りないものとかないか?」
言うか、、、、?言わないか、、、、?
いや、ここで言わなかったらまた2日禁欲だ、、
しかも30分しか面会できないのに、、
よし、言おう、。
「実は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、なんです、、、。」
俺の話を聞いて、葵さんは考え込む
「瑞稀はSEXとかに恐怖心はないのか?」
「ないわけじゃないけど、、、」
「だよな、、。1人にしてやりたい気持ちはあるんだが、警備の関係上と瀧の心情的に無理だろうな、、」
「そ、そんな~、、、」
希望が絶たれ絶望に半泣きになる
それから少し考えるように腕を組むと渋々ながら葵さんから声がかかる
「瑞稀、瀧に言うのが1番の解決法だな」
「うっ、、、、」
それは俺の頭にもあった案だ
「俺も反対だが、今の瀧なら瑞稀が望まない限り最後まで手は出さないだろう」
「で、でも、、」
「金を積んで外から呼ぶ手もあるが、お前にはちょっと無理だろうな、、」
た、たしかに、、、
最近気づいたのだが、女に勃たなくなってる、、
かと言って、男は恐怖心があるので近づけない
「俺が抜くってゆうのもありだが嫌だろ?」
葵さんは俺の父みたいなものだ
父親に抜いてもらうのは流石に、、、、
「どうせ今日は一緒にお風呂入るんだろ?
その時に言ってみるのもありだな」
そう、葵さんにはこの面会と引き換えの条件がバレた
最初は瀧さんに呆れてたけど瀧さんのこれまでにない過保護さを見るともう諦め出した
諦めないで、、、、
でも本当に俺が無理そうならなんとしてでも助けてくれるって言ってくれているのでそこは安心
「うぅ~、、、、わかった、、、」
こうして俺の夜の戦いが始まった、、、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私事ですが、Twitter始めました!
更新日など投稿しているのでぜひ見てみてください!
不規則になりますがこれからもよろしくお願いします!
眠りから覚めて少し目を開けるとそこには瀧さんのドアップがあった
ちかっ!
昨日は眠すぎて、なんか口走った気がするけど全く思い出せない、、
俺やらかしてないといいな、、、
しかし瀧さんとの距離が近すぎて朝から心臓が止まるかと思った、、、
気配に敏感なのか、俺の少しの声に反応して瀧さんが目を開く
「よく眠れたか?」
そう言って頭をなでなで、なでなで、なでなで、、、、、、、、、
なでなでが長い、、。
「あ、あの、、、、」
「ん?」
ずきゅーん!!!
ん?だけでこんなにときめかすことができる人なんてこの人ぐらいだろう
俺も今度誰かに試してみようかな、、、
、、やめとこう。虚しくなりそうだ、、。
とにかく朝から甘すぎる
ちなみにこの間もずっと頭なでなでは続いている
「頭、、、」
「ダメだったか、、、?」
遠回しに伝えてみると、悲しそうな顔で手が頭から離れる
顔文字で言うと(・ω・`)こんな感じ、、
うっ、、、普段とのギャップが、、、!
あと罪悪感が半端ない、、、
「いや、いいんだけど、、、、」
もうそれ以上、拒否することはできなかった
チキンな俺、、、、
その後も諦めて嬉しそうな瀧さんに黙って頭を撫で続けられた
もちろんその間にも会話は存在する
初めの時とは大違いだ
瀧さんの家族の話や、幹部たちの話、俺の好きなものや嫌いなものの話などお互いに知らないことばかりで途切れることはない
瀧さんってこんなに喋れる人なんだ、、、
瀧さんの第一印象が恐怖でしかなかったので少し驚きだ
しかし瀧さん曰く、こんなに話すのは俺だけらしい
まぁ、確かに最初に会った感じだと喋るタイプでもなかったもんな
一緒に過ごすことができなかった期間を埋めるように2人で話し合った
その後も瀧さんに恐怖心を抱くことなく昼間は執務室、夜は寝室で瀧さんと過ごす時間がほとんどだった
この生活が1週間も続くと普通にタメ口で瀧さんと自然に話せるようになった(敬語を使うたびに視線が怖かった)
この間も瀧さんが俺に手を出すことは一切なくただただ一緒に過ごすだけだ
しかしこの頃になると俺も大人の男だ。
溜まるものは溜まる。
ずっと瀧さん、あるいは他の人が一緒にいるので抜くことができずムラムラムラムラムラムラ、、
ついこの前まで毎日エッチしてたのに急に無くなったのだ。
今日なんて違和感に目が覚めてそこを見たら勃ってた、、、、、、
瀧さんが横にいる手前、頭の中でお経を唱えてなんとか萎えさせた
だがそろそろ限界だ
どうしよう、、、、、
恥を忍んで葵さんに相談してみるか、、?
もうこれしかない、、、
こうして葵さんとの面会まで頑張って欲求を抑え込むのに苦労する俺であった、、、
「瑞稀、調子はどうだ?」
2日に一度の葵さん面会タイム。
「大分、よくなったよ。少しだけど歩けるようになったし」
「そうか、よかった。
なにか足りないものとかないか?」
言うか、、、、?言わないか、、、、?
いや、ここで言わなかったらまた2日禁欲だ、、
しかも30分しか面会できないのに、、
よし、言おう、。
「実は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、なんです、、、。」
俺の話を聞いて、葵さんは考え込む
「瑞稀はSEXとかに恐怖心はないのか?」
「ないわけじゃないけど、、、」
「だよな、、。1人にしてやりたい気持ちはあるんだが、警備の関係上と瀧の心情的に無理だろうな、、」
「そ、そんな~、、、」
希望が絶たれ絶望に半泣きになる
それから少し考えるように腕を組むと渋々ながら葵さんから声がかかる
「瑞稀、瀧に言うのが1番の解決法だな」
「うっ、、、、」
それは俺の頭にもあった案だ
「俺も反対だが、今の瀧なら瑞稀が望まない限り最後まで手は出さないだろう」
「で、でも、、」
「金を積んで外から呼ぶ手もあるが、お前にはちょっと無理だろうな、、」
た、たしかに、、、
最近気づいたのだが、女に勃たなくなってる、、
かと言って、男は恐怖心があるので近づけない
「俺が抜くってゆうのもありだが嫌だろ?」
葵さんは俺の父みたいなものだ
父親に抜いてもらうのは流石に、、、、
「どうせ今日は一緒にお風呂入るんだろ?
その時に言ってみるのもありだな」
そう、葵さんにはこの面会と引き換えの条件がバレた
最初は瀧さんに呆れてたけど瀧さんのこれまでにない過保護さを見るともう諦め出した
諦めないで、、、、
でも本当に俺が無理そうならなんとしてでも助けてくれるって言ってくれているのでそこは安心
「うぅ~、、、、わかった、、、」
こうして俺の夜の戦いが始まった、、、
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