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「、、、、俺ってなんのためにここにいるのかなって、、、、別に瀧さんほどの人なら俺じゃ無くてもいろんな人が寄ってくるのに、、、
それに葵さんに会えないのも寂しい、、、、」
「お前は瀧坊とどうなりたいんだ?」
「、、、瀧さんと?」
「あぁ。瀧坊のことをどう思ってるんだ?」
「俺は、、、、、」
質問されて、頭の中で考える
最初は瀧さんが怖くて怖くて仕方なかった
嫌と言ってもやめてもらえず、遂には葵さんとも離された
連れ戻されてからは瀧さん以外の男の人も怖くてびくびくしてしまうようになった
でもこっちに戻ってきて最初に犯された時、目が覚めたら瀧さんはいなくて、俺は何だか悲しかった
その時にあぁ、俺って本当に瀧さんにとってやるだけの存在なんだなって自覚して、、、
なんで、俺悲しくなってるんだろう、、、、
考えれば考えるほど、目から涙が溢れてくる
「お前は今、何を思った?」
「っ、、、なんでだろう、、、、俺の役割なんてわかってるけどっ、、、、、、悲しいっ、、」
「そうか、、、
瑞稀、瀧坊が怖いか?」
「、、、、犯されてる時だけ、、、」
怖いかと聞かれればそりゃ、ヤられるんだから怖いに決まってる
でも、俺が何より嫌なのは起きた時に1人なことだ
昔から1人には慣れているつもりだ、、
だけど、弱っている時に一人でいると嫌なことばかり考えてしまう
嘘でもいいから横にいてほしかった、、、
って、そんなこと言えるわけないか、、、
瀧さんは毎日俺とやる以外は乱暴にすることもないし、むしろ体調を気にする様子もあった
俺には瀧さんの考えていることがわからない、、
「やっぱり親子は似るな、、」
医者の男が苦笑いしながら俺に告げてくる
「、、え?親子、、?」
「そうだ。この組に詳しいと言っただろう?
俺もお前と同じだったからな」
「、っ!!」
「まぁ、俺の場合は最後まで反抗してたけどな?
瀧坊の親父、理人って言うんだが、俺の親友だったんだよ。それがいきなり連れてこられたと思ったら付き人にするっていわれてな?」
「、、、どうしたんですか?」
「拒否権なんかなかったからな。
されるがままだったよ。だけど、俺も腹が立って色々やり返してやった」
つ、強い、、、、
俺は瀧さんにやり返せる自信がない
「で、でも、、、俺なんか、、、、」
「お前もさ、難しく考えないで1回自由にやってみろよ。意外とあいつらの考えてることなんて単純だぞ?我儘だって言ってみればいい。ちなみに、俺は医学部の学費を出させたぞ?」
まじか、、、、
でも、我儘なんて、思いつかないし、、、、
それに、葵さんのことも、、、
「俺、、、今会えない人がいるんですけど、、、」
「会えない?なんでだ?」
「わ、わからないんです、、、」
「ちなみに名前は?」
「五十嵐葵さんです」
「あぁ、、、、ボソッ嫉妬丸出しじゃねぇか」
なんだか、遠い目をして呟いている。
俺には何を言ったかは聞き取れなかったけどどうやら知っているようだ
「知ってるんですか?」
「あぁ。葵坊のことは気にしなくていい。だが、理人と同じ性格なら瀧坊に葵坊の話は避けた方がいい。経験上、不機嫌になる」
「え、、、何でわかるんですか?」
びっくりした。
なんで、この人はその場面にいたわけでも無いのに分かるんだろう
「はぁ、、、遅かったか、、、、
とにかく今後はそれ以外の話なら大丈夫だと思うから話してみろ。葵坊のことは俺が様子見といてやる
(確実に嫉妬じゃないか、、、)」
「あ、ありがとうございます、、、
おれ、、、瀧さんとどう接していいんでしょう、、」
それに葵さんに会えないのも寂しい、、、、」
「お前は瀧坊とどうなりたいんだ?」
「、、、瀧さんと?」
「あぁ。瀧坊のことをどう思ってるんだ?」
「俺は、、、、、」
質問されて、頭の中で考える
最初は瀧さんが怖くて怖くて仕方なかった
嫌と言ってもやめてもらえず、遂には葵さんとも離された
連れ戻されてからは瀧さん以外の男の人も怖くてびくびくしてしまうようになった
でもこっちに戻ってきて最初に犯された時、目が覚めたら瀧さんはいなくて、俺は何だか悲しかった
その時にあぁ、俺って本当に瀧さんにとってやるだけの存在なんだなって自覚して、、、
なんで、俺悲しくなってるんだろう、、、、
考えれば考えるほど、目から涙が溢れてくる
「お前は今、何を思った?」
「っ、、、なんでだろう、、、、俺の役割なんてわかってるけどっ、、、、、、悲しいっ、、」
「そうか、、、
瑞稀、瀧坊が怖いか?」
「、、、、犯されてる時だけ、、、」
怖いかと聞かれればそりゃ、ヤられるんだから怖いに決まってる
でも、俺が何より嫌なのは起きた時に1人なことだ
昔から1人には慣れているつもりだ、、
だけど、弱っている時に一人でいると嫌なことばかり考えてしまう
嘘でもいいから横にいてほしかった、、、
って、そんなこと言えるわけないか、、、
瀧さんは毎日俺とやる以外は乱暴にすることもないし、むしろ体調を気にする様子もあった
俺には瀧さんの考えていることがわからない、、
「やっぱり親子は似るな、、」
医者の男が苦笑いしながら俺に告げてくる
「、、え?親子、、?」
「そうだ。この組に詳しいと言っただろう?
俺もお前と同じだったからな」
「、っ!!」
「まぁ、俺の場合は最後まで反抗してたけどな?
瀧坊の親父、理人って言うんだが、俺の親友だったんだよ。それがいきなり連れてこられたと思ったら付き人にするっていわれてな?」
「、、、どうしたんですか?」
「拒否権なんかなかったからな。
されるがままだったよ。だけど、俺も腹が立って色々やり返してやった」
つ、強い、、、、
俺は瀧さんにやり返せる自信がない
「で、でも、、、俺なんか、、、、」
「お前もさ、難しく考えないで1回自由にやってみろよ。意外とあいつらの考えてることなんて単純だぞ?我儘だって言ってみればいい。ちなみに、俺は医学部の学費を出させたぞ?」
まじか、、、、
でも、我儘なんて、思いつかないし、、、、
それに、葵さんのことも、、、
「俺、、、今会えない人がいるんですけど、、、」
「会えない?なんでだ?」
「わ、わからないんです、、、」
「ちなみに名前は?」
「五十嵐葵さんです」
「あぁ、、、、ボソッ嫉妬丸出しじゃねぇか」
なんだか、遠い目をして呟いている。
俺には何を言ったかは聞き取れなかったけどどうやら知っているようだ
「知ってるんですか?」
「あぁ。葵坊のことは気にしなくていい。だが、理人と同じ性格なら瀧坊に葵坊の話は避けた方がいい。経験上、不機嫌になる」
「え、、、何でわかるんですか?」
びっくりした。
なんで、この人はその場面にいたわけでも無いのに分かるんだろう
「はぁ、、、遅かったか、、、、
とにかく今後はそれ以外の話なら大丈夫だと思うから話してみろ。葵坊のことは俺が様子見といてやる
(確実に嫉妬じゃないか、、、)」
「あ、ありがとうございます、、、
おれ、、、瀧さんとどう接していいんでしょう、、」
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