冷酷組長の狂愛

さてぃー

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「、、、ん、、、?、、」

目が覚めるとそこは瀧さんのベッドの上だった

あれ?俺、隅の方で座ってたはずなんだけど、、、
周りをキョロキョロ見渡しても誰もいない


疲れもあり熟睡していたせいで運ばれたことにも気づかなかった



運んだのってもしかして、、、、、


いやいや、邪魔だったから移動させただけだ
そう自分に納得させ取り敢えずソファーに座る


今日は何をしようか、、
裸で誰とも会うことはできないし、パソコンもないから仕事もできない


本当なら体が鈍っているため誰かと組み手をしてもらいたいのだが、服がないため諦めるしかない
それに男の人が怖くて近づけない


はぁ、、、、

ため息をつきながら瀧さんのことを考える


最初は恐怖しかなかったが、最近はそれが薄れているような気がする
もちろん、瀧さんのことは怖いしなるべくなら関わりたくない
俺が付き人になったのも、どうせ、瀧さんの興味が一時的にこちらに向いているだけだ
だから、それまではなんとか耐えなくちゃいけない
しかし、ふとした時に、俺を気遣う様子があったり俺を見て悲しそうにするのを見て憎みきれない俺がいる


いずれ、飽きられてポイッとされることがわかっているから無心で相手をすればいいだけなんだけどな




そこまで考えて、運ばれてきた豪華すぎる朝食を食べる
昨日のこともあり食べないという選択肢はないが正直食欲はない


それでも無理矢理口に入れなんとか全てを完食する


それからは何もすることもなくソファーに座りボーっと過ごす


気づくと、外は薄暗くなっていてもうすぐ瀧さんが来る時間になっていた



今日も瀧さんの帰りは足音で分かった

トントントントン


っ!来るっ!

素早くソファーから降りて、部屋の隅に移動する

無意味だと分かってはいるが、存在を消すようにして静かに待つ


バタンっと扉が開き、誰かが入ってきた


足音が俺の方に向かってくる
そして、俺の目の前にやって来た

「瑞稀、こっちへ来い」

「っ、、、」


瀧さんの言うことを聞かず顔をうずめ体を小さくしているとチッと舌打ちが聞こえ無理矢理立たされる


瀧さんの舌打ちに体もビクッと反応してしまう
やっぱり瀧さんが怖いっ


「っ、、ゃっ、、」


俺はベッドへ投げ出され、抵抗しようとする体を押さえつけられる


「ゃめっ、、、いゃっ、、」


「…」


「やめっ、、、んぁっ、、、、ゃっ、、、」



なんでっ、、やめてっ、、、!
そんな願いも虚しく今日も俺は瀧さんに犯された






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



目覚めると瀧さんはやっぱりいなくて孤独感を感じる


身体中には赤い痕が付いていて痛々しくみえる



その日からも夜は瀧さんに無理矢理犯されて日中は動けないという日々を過ごした

気づけば、既に瀧さんに反抗する気力は失われ抵抗もしなくなった

ただただ、時間が過ぎるのを待ち耐える


しかし、この頃から体調にも変化がでてきた
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