22 / 69
22
しおりを挟む
、、、、ん?
さっきから同じところを歩いているような、、、
トイレに行くときはすぐついたのに、全く広間に着く気配がない
しばらく、歩いてみるも人にも会わない、、、
あんなに黒服いたのにどうしでこんなに会わないんだ、
ま、迷った、、、orz
昔から勉強やスポーツは割とできる方だった
だが、方向感覚は皆無に等しく、迷子センターにお世話になっていた
はぁ、、、、
もうちょっと歩いてみるか、、、
それにしてもすごい綺麗な庭だな
俺は外に出て、近くで眺める
綺麗な花がたくさん植えられていて丁寧に世話されているのがわかる
しばらく眺めていると後ろから誰かが声をかけてきた
「誰だ」
ビクッ
急に声がかかりびっくりしてしまった
脳内が痺れそうな低い声に俺は恐る恐る振り返る
そこには黒いスーツを着た、無表情で冷たそうな超絶イケメンが立っていた
「あの、、、俺、氷室っていいます。少し迷子になってしまって、、、」
「迷子?」
「はい、、広間に行きたいんですけど、ここがどこだかも分からなくて、、、」
「、、、、ついて来い」
「え、連れてってくれるんですか?ありがとうございます」
イケメンさんは無言で歩き始めた
後ろから見ても威圧感が凄い、、、、
あまり関わりたくはない相手だ、、、
しばらく歩くと、見覚えのある扉の前についた
すごい、ついた、、、、
俺は何処に行ってたんだろう、、、、
イケメンさんにお礼を言い、俺は中に入る
「あ、瑞稀!遅かったから迎えに行こうとしてたぞ」
悠生が近づき声をかけてくる
「ごめん、迷ってた」
「だと思った。大丈夫だったのか?」
「この人に道教えてもらった」
「ん?、、、、、おい、瑞稀お前何処までいったんだよ、、、、、、」
はぁ、、、とため息を吐きながら問いかけてくる
「俺にも分からないけど、花がたくさん咲いてる場所があった」
「ボソッおいおい、不可侵領域じゃねぇか、、、よく無事だったな、、、、、、」
「なにか言ったか?」
「いや、なんでもない。全員揃ったし始まるぞ。」
「あぁ。」
悠生と離している間もイケメンさんの視線が俺に向いている気がする、、、
き、気のせいだと思いたい
視線に気づかないフリをして俺は指定の位置に座る
すると、葵さんがいることに気がついた
葵さんは俺と目が合うとニコッと笑ってくれたので俺は少し落ち着けた
しかし、葵さんが笑った瞬間周りの人たちはざわめいた
“おい、葵さんが笑ってるぞ”
“明日は槍が降るのか!?”
“珍しく機嫌がいいなぁ~”
俺は何故ざわめいたのかもわからず、キョトンとしてしまう
いかんいかん、、
顔を引き締めないと、、、
その顔の変化を見ていたのか、葵さんの肩が震える
あ、見られた、、、、、orz
恥ずかしくて葵さんの顔が見れない
すると、葵さんが進行役なのか仕切り始めた
さっきから同じところを歩いているような、、、
トイレに行くときはすぐついたのに、全く広間に着く気配がない
しばらく、歩いてみるも人にも会わない、、、
あんなに黒服いたのにどうしでこんなに会わないんだ、
ま、迷った、、、orz
昔から勉強やスポーツは割とできる方だった
だが、方向感覚は皆無に等しく、迷子センターにお世話になっていた
はぁ、、、、
もうちょっと歩いてみるか、、、
それにしてもすごい綺麗な庭だな
俺は外に出て、近くで眺める
綺麗な花がたくさん植えられていて丁寧に世話されているのがわかる
しばらく眺めていると後ろから誰かが声をかけてきた
「誰だ」
ビクッ
急に声がかかりびっくりしてしまった
脳内が痺れそうな低い声に俺は恐る恐る振り返る
そこには黒いスーツを着た、無表情で冷たそうな超絶イケメンが立っていた
「あの、、、俺、氷室っていいます。少し迷子になってしまって、、、」
「迷子?」
「はい、、広間に行きたいんですけど、ここがどこだかも分からなくて、、、」
「、、、、ついて来い」
「え、連れてってくれるんですか?ありがとうございます」
イケメンさんは無言で歩き始めた
後ろから見ても威圧感が凄い、、、、
あまり関わりたくはない相手だ、、、
しばらく歩くと、見覚えのある扉の前についた
すごい、ついた、、、、
俺は何処に行ってたんだろう、、、、
イケメンさんにお礼を言い、俺は中に入る
「あ、瑞稀!遅かったから迎えに行こうとしてたぞ」
悠生が近づき声をかけてくる
「ごめん、迷ってた」
「だと思った。大丈夫だったのか?」
「この人に道教えてもらった」
「ん?、、、、、おい、瑞稀お前何処までいったんだよ、、、、、、」
はぁ、、、とため息を吐きながら問いかけてくる
「俺にも分からないけど、花がたくさん咲いてる場所があった」
「ボソッおいおい、不可侵領域じゃねぇか、、、よく無事だったな、、、、、、」
「なにか言ったか?」
「いや、なんでもない。全員揃ったし始まるぞ。」
「あぁ。」
悠生と離している間もイケメンさんの視線が俺に向いている気がする、、、
き、気のせいだと思いたい
視線に気づかないフリをして俺は指定の位置に座る
すると、葵さんがいることに気がついた
葵さんは俺と目が合うとニコッと笑ってくれたので俺は少し落ち着けた
しかし、葵さんが笑った瞬間周りの人たちはざわめいた
“おい、葵さんが笑ってるぞ”
“明日は槍が降るのか!?”
“珍しく機嫌がいいなぁ~”
俺は何故ざわめいたのかもわからず、キョトンとしてしまう
いかんいかん、、
顔を引き締めないと、、、
その顔の変化を見ていたのか、葵さんの肩が震える
あ、見られた、、、、、orz
恥ずかしくて葵さんの顔が見れない
すると、葵さんが進行役なのか仕切り始めた
27
お気に入りに追加
1,708
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。




塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。


身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる