冷酷組長の狂愛

さてぃー

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次の日ーーーーーーーーーー

俺はいつもよりも早めに目が覚めてしまった
悠生が迎えに来るまで結構時間がある
もう一回寝たいな、、、、
でも今寝たらもう起きれないような気がする、、、
はぁ、、、、

何をするわけでもなく、俺はソファーの上でゴロゴロする
朝食も食べ終え、着替えをする
一応、組の集まりなので黒スーツを着用する
奇跡的に持っててよかった、、、


着替え終わり準備できた頃に、携帯が鳴る

「もしもし」
「瑞稀?着いたから降りてこい」
「わかった」

悠生から迎えの連絡を受け、下に降りる


そこにはいかにもな黒い車が停まっており、乗るのを躊躇いそうになる
でもいつまでも乗らないわけにはいかないので車に向かう


近づくと自動で扉が開く


「おはよ!瑞稀!」
「あぁ、おはよ」

朝とは思えないぐらいのテンションの真紘が声をかけてくる
他の幹部達も乗っていて俺が最後のようだ

俺は運転手の人にお願いしますと声をかけてから乗り込む

「瑞稀、本家は怖い顔のやついっぱい居るけど気にするなよ?」
「あぁ。」

30分くらい皆んなで話していると、運転手から

「若、本家につきました」
「あぁ。ありがとな」

車から降りると、そこには都会とは思えないぐらいの広さの庭と建物が建っていた

うわぁお、、、、、
どれだけ広いんだよ、、、

他のみんなは来たことあるからか、躊躇いもなく進んでいく
ボーっと見ていると、声がかかる

「おい、瑞稀置いてくぞ?」
「今行く。」

しばらく庭を歩くと玄関前に黒服たちが大勢整列している

「「「お疲れ様です!若!!」」」
「あぁ。もう集まってるか?」

悠生が1人の黒服に声をかけると答えが返ってくる

「はい。若達が最後です」
「わかった。」

「お前ら、着いてきてくれ。
広間に案内する」
「「あぁ。(わかった)」」

庭も広かったけど、今、悠生に連れられて歩いている家の中も相当の広さだ

すれ違う黒服達は俺たちにお辞儀したり挨拶したり今までされたことのない対応だ

しばらくするとある扉の前で悠生が立ち止まる

「ここだ。開けるぞ」
「あぁ。」

コンコン

「悠生です。神龍幹部一同参りました」

すると中から緩い感じの声が聞こえた

「入って~」
「失礼します」

悠生を先頭に俺たちは中に入る
そこは畳の広間で広さがえげつない
中にはこれまですれ違った黒服達にはない圧を放っている人たち10人ぐらいいた

「待ってたぞ~」
「遅くなりました。兄貴と葵さんは?」
「あぁ~、あの人たちなら自室にいると思うぞ?」
「では直前にくるんですかね?」
「多分な。仕事も忙しいだろうしな。」

悠生はガタイの良いイケメンに声をかける
体育会系のその人は気さくに話し相手になっている

「まぁ、もうすぐ始まるからお前らも座ってろ」
「「「はい」」」

しかし、俺は座る前にずっと我慢していたことを悠生に聞く

「悠生、、、、ちょっとトイレかりてもいいか?」
「あぁ。案内する。」

悠生はすぐに俺にトイレを案内してくれた
1人じゃ絶対いけなかったからほんとに感謝だ

「後は大丈夫だから先戻っててくれ」

待たせるのも悪いと思ったためそう話す

「わかった。分からなかったら誰にでも聞いてくれ」
「あぁ。ありがとな?」

俺は限界が近かったこともありすぐに駆け込む

はぁ、、、間に合った、、、、
よし、戻るか、、、

トイレし終わり、先ほどの広間に向かう
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