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「俺はやりたくない」
「えー、なんでー?」
「いや、普通に考えて入ってすぐの奴に任すなよ」
「そんなことは関係ありません」
「そうだぞ!瑞稀!」
「じゃあ、お前らの中の誰か総長しろよ」
「んー、流石に僕は一年だから、、、」
「まぁ、真紘は仕方ない。希は?」
「私は情報系は強いのですが、まとめたりとか喧嘩になるとちょっと、、、、
なので、副総長でならフォローさせてもらいますよ?」
「はぁ、、、武虎は?」
「俺は、単純に向いてない!な?希」
「はっきり言うと、武虎が総長になった瞬間神龍は終わると思いますね」
「なんでだ」
「誰かに指示とかはまず無理ですね。何より武虎が1人で突っ走るタイプなので、、」
「おいおい、まともなやつ居ないじゃないか」
「だから、瑞稀なってよ~」
この流れは俺がやることになってないか?
てか、いくら弱肉強食と言っても入って間もないやつに普通やらせるか?
下の奴らもついてこないだろ、、、
あと、俺の頭には就職先の事もある
幹部ならまだ神城組以外に就職できる可能性はあるが総長になんてなってみろ、、
もう抜け出すことなんて無理に等しいだろう
「とにかく、俺は嫌だ。幹部でさえ嫌だったのに、、」
「はぁ、、埒があきませんね、、」
「なんで俺が悪いみたいになってる?」
本当に一生決まらないような気がする
「もう、大和に決めてもらいますか?」
「大和か、、、、、」
「俺はいいぞ!」
「僕も~!」
多数決により、大和に総長を決めてもらうことになった
なんか、悪い方に話がいっている気がするが、、、
「多分まだ屋上にいますね。今から行きましょうか」
「さんせ~い!」
「あぁ、、、、」
空き教室からそれほど離れていない屋上までとぼとぼと歩き憂鬱になっていく
嫌な予感が尽きない
真紘が思い切り扉を開けて注目を浴びる
「やまと~!!」
「うぉっ!
びっくりするから静かに開けてくれ、、」
「ごめんね~」
「ところでどうしたんだ?もう決まったのか?」
「えっと、話してても埒があかないので大和に決めてもらおうって話になりました」
「やっぱりそうなったか、、。ちなみに、お前らは誰が良かったんだ?」
「僕達はね、瑞稀が良かったんだけど、頷いてくれないのぉ~」
「だよな、、、、。
瑞稀、俺としてもお前に頼みたいんだが、、、」
「はっ!?なんで俺なんだよ!絶対嫌だからな!」
「俺は結構こいつらと付き合い長いから分かるけど、総長は無理だと思う。悠生とも同じ意見だ。な?」
「あぁ。俺とあそこまでやれる奴もいないし、頭の回転も早い。お前が1番適任だな。
それに、兄貴もお前なら認めてくれるだけの器はあるからな」
「別に認めてもらわなくてもいい!」
「何故そこまで嫌がる?」
「、、、俺は別に神城組に入りたいわけじゃない」
「あぁ、、就職か。
ちなみに聞きたいんだが、お前のアルバイト先の店長は誰だ?」
「、、、葵さんだけど、、、」
「葵?、、、、もしかして、、、、、。
ちょっとこの話は保留だ。俺は少し抜ける。」
「どうしたんだ?」
「ちょっと確認したいことができた。大和はどうする?」
「俺も行く。」
「分かった。じゃあ、お前ら明日またその話をしよう」
「、、、、あぁ。」
「わかりました」
「おっけ~」
「わかった!」
大和は急いだ様子で屋上から出て行く
「どうしたんだろうね~?」
俺はまたしても嫌な予感が強まり、落ち着かない
次から次へと、、、、
はぁ、、、、
「えー、なんでー?」
「いや、普通に考えて入ってすぐの奴に任すなよ」
「そんなことは関係ありません」
「そうだぞ!瑞稀!」
「じゃあ、お前らの中の誰か総長しろよ」
「んー、流石に僕は一年だから、、、」
「まぁ、真紘は仕方ない。希は?」
「私は情報系は強いのですが、まとめたりとか喧嘩になるとちょっと、、、、
なので、副総長でならフォローさせてもらいますよ?」
「はぁ、、、武虎は?」
「俺は、単純に向いてない!な?希」
「はっきり言うと、武虎が総長になった瞬間神龍は終わると思いますね」
「なんでだ」
「誰かに指示とかはまず無理ですね。何より武虎が1人で突っ走るタイプなので、、」
「おいおい、まともなやつ居ないじゃないか」
「だから、瑞稀なってよ~」
この流れは俺がやることになってないか?
てか、いくら弱肉強食と言っても入って間もないやつに普通やらせるか?
下の奴らもついてこないだろ、、、
あと、俺の頭には就職先の事もある
幹部ならまだ神城組以外に就職できる可能性はあるが総長になんてなってみろ、、
もう抜け出すことなんて無理に等しいだろう
「とにかく、俺は嫌だ。幹部でさえ嫌だったのに、、」
「はぁ、、埒があきませんね、、」
「なんで俺が悪いみたいになってる?」
本当に一生決まらないような気がする
「もう、大和に決めてもらいますか?」
「大和か、、、、、」
「俺はいいぞ!」
「僕も~!」
多数決により、大和に総長を決めてもらうことになった
なんか、悪い方に話がいっている気がするが、、、
「多分まだ屋上にいますね。今から行きましょうか」
「さんせ~い!」
「あぁ、、、、」
空き教室からそれほど離れていない屋上までとぼとぼと歩き憂鬱になっていく
嫌な予感が尽きない
真紘が思い切り扉を開けて注目を浴びる
「やまと~!!」
「うぉっ!
びっくりするから静かに開けてくれ、、」
「ごめんね~」
「ところでどうしたんだ?もう決まったのか?」
「えっと、話してても埒があかないので大和に決めてもらおうって話になりました」
「やっぱりそうなったか、、。ちなみに、お前らは誰が良かったんだ?」
「僕達はね、瑞稀が良かったんだけど、頷いてくれないのぉ~」
「だよな、、、、。
瑞稀、俺としてもお前に頼みたいんだが、、、」
「はっ!?なんで俺なんだよ!絶対嫌だからな!」
「俺は結構こいつらと付き合い長いから分かるけど、総長は無理だと思う。悠生とも同じ意見だ。な?」
「あぁ。俺とあそこまでやれる奴もいないし、頭の回転も早い。お前が1番適任だな。
それに、兄貴もお前なら認めてくれるだけの器はあるからな」
「別に認めてもらわなくてもいい!」
「何故そこまで嫌がる?」
「、、、俺は別に神城組に入りたいわけじゃない」
「あぁ、、就職か。
ちなみに聞きたいんだが、お前のアルバイト先の店長は誰だ?」
「、、、葵さんだけど、、、」
「葵?、、、、もしかして、、、、、。
ちょっとこの話は保留だ。俺は少し抜ける。」
「どうしたんだ?」
「ちょっと確認したいことができた。大和はどうする?」
「俺も行く。」
「分かった。じゃあ、お前ら明日またその話をしよう」
「、、、、あぁ。」
「わかりました」
「おっけ~」
「わかった!」
大和は急いだ様子で屋上から出て行く
「どうしたんだろうね~?」
俺はまたしても嫌な予感が強まり、落ち着かない
次から次へと、、、、
はぁ、、、、
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