冷酷組長の狂愛

さてぃー

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「おはよう!瑞稀!」
「あぁ。」

俺はきちんと早起きして学校に行く
これでも真面目に通ってる方だ

「み~ずき!今日は来れるの?」
「あぁ。バイトもないしな。それに聞きたいこともある」
「?聞きたいこと?何?」
「それは、倉庫で聞く。」
「ふぅ~ん、、、わかった!じゃあ、今日もお昼は屋上集合ね!」
「あぁ。」

真紘と別れて、授業を受ける


午前中の授業も終わり、琥太郎と屋上へ行きみんなで集まりプリンをもらう
もう、これが習慣化してしまった
午後からも授業を受け、放課後倉庫へ行く
もちろん、悠生に乗せてもらい安全運転で行った


「ついたぞ」
「あぁ。いつも悪いな」
「いい。あいつらの後ろに乗せる方が安心できないからな」
「あれは死ぬ、、、、」

悠生と倉庫に入るとほとんど全員がもう集まっていた
入った瞬間に視線を集め声がかかる

「「お疲れ様です!」」
「あぁ。」

「俺たちはまた上にいるから何かあったら言え」
「はい!」

悠生と俺は2階へ行き指定の席へ座る
ちなみに、俺と悠生は隣だ

「あ!みずき!おかえり!」
「あぁ。」
「ねーねー、朝言ってた聞きたいことって何??僕気になって仕方なかったよ!」
「あぁ。それか。
お前らは俺のバイト知らないよな?」
「うん。え!行っても良いの?」
「ちがう。絶対来るな。
実は昨日、バイト先に神龍に入ったことがバレてだな、、、、」
「、、、何か言われたか?」

静かに聞いていた大和が会話に入ってきた

「いや、、、言われたと言うより、確認というか、、、」
「確認?まず、まだほとんど情報が出回ってないのに何故バイト先の人は知ってるんだ?」
「あぁ、それは関係者らしい。
本人も神龍だったって言ってた」
「あちゃ~、、、それはバレるね。OB達の情報網は凄いからね」
「で、神城組のことも少し聞けたんだが、、、」
「ん?どんなことを聞いたんだ?」
「神龍の幹部になったらほとんど強制的に就職先になるって、、、、」
「あぁ。一応本人の希望は聞くけどかなり高待遇だから断る奴もいないんだよ」

今度は実家に詳しそうな悠生が加わる

「まぁ、それは自分で就職探すこともできるから、いざとなれば断れば良いんだけど、、
問題は次で、、、、」
「問題?何かあったか?」
「神城組の恋愛事情だ、、、、」
「「「あぁ、、」」」

みんな納得したような顔になった

「確かに、神龍自体はまだバイのやつが多いけど、組に入っちまうと、みんなゲイになるんだよ、、、」
「、、、お前らは?」
「俺はバイ」←大和
「俺はゲイだな」←悠生
「俺はバイだ!」←武虎
「私はゲイです」←希
「僕はゲイだよ~」←真紘

「おいおい、、、、ほとんどじゃないか、、、」
「ちなみに、希と真紘に関しては恋人もいるしな?」
「え!?」

驚いていると、真紘が悲しそうな顔で、

「みずき、、、ゲイの僕は嫌い、、、?」
「いや、偏見があるわけじゃない。別に好きになっならそれでいいと思う」
「ほんと!?」

嬉しそうにはしゃぐ真紘を見て俺もほっこりする
真紘の頭をなでなでして和んでいると、悠生が会話に付け足しする
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