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続いて真紘が
「大和と悠生は学年トップだし、武虎はまぁ、10位以内だし希もトップ、さらに僕も変動はあるものの10位以内には必ず入っているよ?」
「意外だな?」
「先代の人達が頭良いってゆうのもあるけど、僕たちは昔から教育受けてたからね」
「そうなのか、、」
まぁ、大和と悠生と希は頭良さそうに見えるけど、武虎と真紘まで頭がいいとは、、、
「瑞稀は頭いいの?」
「普通だ。」
「えー、意外。頭良さそうに見えるのに、、」
俺は目立ちたくないという理由で全てのテストにおいて平均点をとっている
だから、順位表が張り出されても目立たないし真ん中に名前があるのだ
「そうか?
まぁ、目立たないに越したことはない」
若干、真紘の顔が不満そうになったが、それ以上追求してくることはなかった
俺と琥太郎は授業に出るため教室に戻る
廊下を歩くたびに頭を下げられたり声をかけられる
俺は何て返せばいいのかわからず無言で通り過ぎる
琥太郎も俺に無言でついてくる
教室についてからも琥太郎以外とは話すこともなく時間が過ぎていく
「琥太郎って先代の人たちに会ったことある?」
暇だったので琥太郎に気になっていたことを聞いてみた
「いえ、正式に会ったことはありませんよ?
ただ、悠生さんのお兄さんは有名なので街に行くとたまに見かけますね。
あと、他の先代方も神城組の関係者なのでよく見かけます。」
「どんな人?」
「う~ん、、、、、
一言で言うと怖いですかね、、、
先代の人たちはオーラも凄いので近付き難いですね。そして、仕事中というのもあったんでしょうけど俺は無表情以外見たことはありませんね」
「悠生と似てる?」
「悠生さんとはイケメンの方向が違いますね。
神城組組長は渋い感じのイケメンですね」
「ふぅ~ん、、、」
「でも、幹部になると報告行かなくちゃいけませんね。」
「それなんだよね、、、
めんどくさいな、、、」
「流石にサボるわけにはいきませんもんね」
俺の性格を大体把握してきた琥太郎が苦笑いしながら言う
「もう、総長だけ行けばよくないか?」
「昔からの伝統なのでそこは何とも、、、」
「だよな、、、」
これ以上、琥太郎を困らすわけにはいかないので話を変える
「琥太郎はさ、好きな人とかいないの?」
俺のセリフを聞いた琥太郎が飲んでいたジュースを吹き出しそうになった
「ブホッ、、、、ケホッケホッ
いきなり何を言い出すんですか!」
「いや、、そんなに、慌てるとわ思ってなかったから、、」
琥太郎は顔を赤くしてモジモジしだした
「え、何?いるの?」
「いや、、、、、、あの、、、、、、」
はっきりしない琥太郎をさらに追い詰める
「その人と付き合ってるの?」
「いやいや!そんな恐れ多い!、、、、あっ、、」
思わず、口が滑りバラしてしまった琥太郎はさらに顔を赤くした
「で、誰なの?」
「うぅ、、、、、、絶対に誰にも言わないでくださいね、、、、」
ようやく観念した琥太郎がボソボソと話し出した
「俺の好きな方は神城組の関係者なんです、、」
「大和と悠生は学年トップだし、武虎はまぁ、10位以内だし希もトップ、さらに僕も変動はあるものの10位以内には必ず入っているよ?」
「意外だな?」
「先代の人達が頭良いってゆうのもあるけど、僕たちは昔から教育受けてたからね」
「そうなのか、、」
まぁ、大和と悠生と希は頭良さそうに見えるけど、武虎と真紘まで頭がいいとは、、、
「瑞稀は頭いいの?」
「普通だ。」
「えー、意外。頭良さそうに見えるのに、、」
俺は目立ちたくないという理由で全てのテストにおいて平均点をとっている
だから、順位表が張り出されても目立たないし真ん中に名前があるのだ
「そうか?
まぁ、目立たないに越したことはない」
若干、真紘の顔が不満そうになったが、それ以上追求してくることはなかった
俺と琥太郎は授業に出るため教室に戻る
廊下を歩くたびに頭を下げられたり声をかけられる
俺は何て返せばいいのかわからず無言で通り過ぎる
琥太郎も俺に無言でついてくる
教室についてからも琥太郎以外とは話すこともなく時間が過ぎていく
「琥太郎って先代の人たちに会ったことある?」
暇だったので琥太郎に気になっていたことを聞いてみた
「いえ、正式に会ったことはありませんよ?
ただ、悠生さんのお兄さんは有名なので街に行くとたまに見かけますね。
あと、他の先代方も神城組の関係者なのでよく見かけます。」
「どんな人?」
「う~ん、、、、、
一言で言うと怖いですかね、、、
先代の人たちはオーラも凄いので近付き難いですね。そして、仕事中というのもあったんでしょうけど俺は無表情以外見たことはありませんね」
「悠生と似てる?」
「悠生さんとはイケメンの方向が違いますね。
神城組組長は渋い感じのイケメンですね」
「ふぅ~ん、、、」
「でも、幹部になると報告行かなくちゃいけませんね。」
「それなんだよね、、、
めんどくさいな、、、」
「流石にサボるわけにはいきませんもんね」
俺の性格を大体把握してきた琥太郎が苦笑いしながら言う
「もう、総長だけ行けばよくないか?」
「昔からの伝統なのでそこは何とも、、、」
「だよな、、、」
これ以上、琥太郎を困らすわけにはいかないので話を変える
「琥太郎はさ、好きな人とかいないの?」
俺のセリフを聞いた琥太郎が飲んでいたジュースを吹き出しそうになった
「ブホッ、、、、ケホッケホッ
いきなり何を言い出すんですか!」
「いや、、そんなに、慌てるとわ思ってなかったから、、」
琥太郎は顔を赤くしてモジモジしだした
「え、何?いるの?」
「いや、、、、、、あの、、、、、、」
はっきりしない琥太郎をさらに追い詰める
「その人と付き合ってるの?」
「いやいや!そんな恐れ多い!、、、、あっ、、」
思わず、口が滑りバラしてしまった琥太郎はさらに顔を赤くした
「で、誰なの?」
「うぅ、、、、、、絶対に誰にも言わないでくださいね、、、、」
ようやく観念した琥太郎がボソボソと話し出した
「俺の好きな方は神城組の関係者なんです、、」
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