冷酷組長の狂愛

さてぃー

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ぐったりしていると、悠生が濡れた髪の毛を拭きながら部屋に入ってきた

「瑞稀、お前強いな。本当に楽しかったぞ」
「それは良かったね」

なんで悠生はあんなに動いたあとなのにピンピンしているのだろうか
てか、ここは風呂もあるのか?
俺の家よりも快適じゃないか、、

「瑞稀、お前の実力もわかったし、正式に神龍の幹部になってもらいたい」
「はぁ、、、わかったよ、、、」
「そうか!よかった!これで俺たちも次の代に安心して任せられるな?」
「あぁ、俺たち三年はあと2ヶ月で引退だもんな?」

本当に引退するんだ、、、
てことは、俺と武虎、希、真紘の4人が幹部か?
1人少ないけどいいのか?

「おい、お前たちが抜けた後、1人少なくなるぞ?」
「あぁ。それは仕方がないな。強くないと幹部にはなれないからもし強い奴がでてきたら幹部にしてくれ」
「下のやつから選べばいいじゃないか。琥太郎とか」
「あいつも強いんだけど、もうちょっと足りないんだよなぁ、、
それに、お前には言ってなかったけど、幹部になるには悠生の兄貴の許可がいるんだ。
瑞稀の場合は俺が誘う前に許可を取ってあるから大丈夫だ」

兄貴?ってことは初代のことか?
会ったことないぞ、、
名前すら聞いたばかりなのに

「俺、悠生の兄貴しらないぞ?」
「おそらく、兄貴の部下がこっそり調査してるはずだ。」

こわ、、、、
知らない間に見られてたのか?
俺、変な行動してないよな?

「だから、兄貴も直接瑞稀の顔は見たことないはずだ」
「そうなのか、、、」

俺たちが神城組組長の話をしていると真紘が疑問を口にする

「でも、僕、幹部になってから顔見せに行ったよ?瑞稀はしないの?」
「あぁ。ちょうど、兄貴も忙しい時期だし、瑞稀もバイトがあるから対面できてないんだ。
多分、俺たちが引退する時に一緒に行く形になると思う。」
「そうなんだぁ~
でも、僕、瀧さん、、あっ、悠生のお兄ちゃんね。瀧さんに会うのいつも緊張するんだよね、、」
「そうか?まぁ、兄貴はオーラがすごいからな、、俺なんて、喧嘩で勝てたことねぇもん」
「え、そんなにすごいのか?」
「あぁ。いつも軽く倒される」

おいおい、悠生でさえ、化け物なのにそれ以上がいるのか、、、

「悠生と大和は神城組に就職するんだよね?」
「あぁ。俺は若頭に、大和は俺の補佐になる」
「じゃあ、僕たちも将来2人の部下になるんだねぇ~」

「もしうちに就職したらな?
お前たちも今のうちに誰がどの役職つくのか考えておいてくれ」
「「わかった」」

幹部を選ぶのも大変だな、、、
それにしても俺も悠生の兄貴に会わなくちゃいけないのか、、、憂鬱だ、、、

「みんな、今日はこれで解散ね~
瑞稀は明日来れるか?」
「明日はバイトあるから無理だ。」
「そうか。じゃあ、また来れる時は連絡してくれ。迎えに行くから」
「分かった。」

そこで俺たちは解散し、アパートに帰る

帰ってからは風呂に入りすぐに寝た
今日は色々あったな、、、
まぁ、毎日プリン食べれると思えば我慢できるか、、、、

睡魔に襲われ眠ってしまう

明日は平和に過ごせるといいな、、、

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