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幼少期編
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私、ウォールシア•ミリムはこのテルダント王国に生まれた公爵家の長女である
父は将軍で母は魔法省の長官といういわゆるエリートとゆうやつだ
そんな私は先月10歳を迎え初めて自分の婚約者と会うことになった
それも、なんと相手はこの国の王子。
なんでも父は国王とは悪友で子供ができたら結婚させたいと約束をしたそうだ
(なんて、迷惑なことを、、、)
というわけで、今日は家族である父と母、それから弟と共に城へ挨拶に来た
この婚約に賛成なのは父だけで母と弟は先程から不貞腐れている
「ミリア?無理しなくてもいいのよ?なんだったら今から家に帰りましょ?」
「そうだよ?姉上、勝手に約束した父様が悪いんだから」
グサッ
後ろで父様が落ち込んでいた
「大丈夫ですよ?ニコッ
それに今日は会うだけなので気は楽です。
父様もそんなに気にしないでくださいね」
「ミ、ミリアァァァァア、なんで優しい子なんだ!!」
「貴方、そもそもの原因はあなたなんですから反省してください!」
「は、はい、、、」
子供2人はそんな大人を苦笑いで見つめる
「ところで父様、いつまで歩くんですか?」
「あぁ、王族が襲われないように城の中は入り組んでるんだ。あ、お前たち挨拶はちゃんと覚えたか?」
「私が全部教え込みましたわ、誰かさんと違って」
グサッ
またしても父は落ち込み始めた
「さぁ、子供たち、もうすぐ着きますわ
準備はいいかしら?」
「「はい、母上」」
「では、扉を開けるぞ?」
いつのまにか復活していた父が扉を開ける
父は将軍で母は魔法省の長官といういわゆるエリートとゆうやつだ
そんな私は先月10歳を迎え初めて自分の婚約者と会うことになった
それも、なんと相手はこの国の王子。
なんでも父は国王とは悪友で子供ができたら結婚させたいと約束をしたそうだ
(なんて、迷惑なことを、、、)
というわけで、今日は家族である父と母、それから弟と共に城へ挨拶に来た
この婚約に賛成なのは父だけで母と弟は先程から不貞腐れている
「ミリア?無理しなくてもいいのよ?なんだったら今から家に帰りましょ?」
「そうだよ?姉上、勝手に約束した父様が悪いんだから」
グサッ
後ろで父様が落ち込んでいた
「大丈夫ですよ?ニコッ
それに今日は会うだけなので気は楽です。
父様もそんなに気にしないでくださいね」
「ミ、ミリアァァァァア、なんで優しい子なんだ!!」
「貴方、そもそもの原因はあなたなんですから反省してください!」
「は、はい、、、」
子供2人はそんな大人を苦笑いで見つめる
「ところで父様、いつまで歩くんですか?」
「あぁ、王族が襲われないように城の中は入り組んでるんだ。あ、お前たち挨拶はちゃんと覚えたか?」
「私が全部教え込みましたわ、誰かさんと違って」
グサッ
またしても父は落ち込み始めた
「さぁ、子供たち、もうすぐ着きますわ
準備はいいかしら?」
「「はい、母上」」
「では、扉を開けるぞ?」
いつのまにか復活していた父が扉を開ける
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