37 / 76
他国会議④
しおりを挟む
3時間にも及ぶ会議も終わり、綾斗も連れ4人で部屋を出ようとした
その時、会議に参加していたルリア王国の王族が意味深な発言をした
「失礼。私、ルリア王国長子、文月雷と申します。今日という日をとても楽しみにしていました。」
「そうか、それは良かった。
して、何が楽しみなんですか?」
「勿論、私の愛し子に会えるからです!何年も待たせてしまったのでいじけて会えないのです」
「そうなんですか。しかし、相手の意思を聞き取ることも大切ですよ?」
「それは、勿論です!しかし拒むはずがありませんけどね!」
「そうですか。では、私たちはこれで。」
淡々とした返しの紅様に対してあっちの王族は興奮してたなぁ~
しかし、誰が相手なんだろう、、、
「綾斗、抑えろ」
「あぁ。もうすぐ限界だったわ。さんきゅ」
「あぁ。蓮、あいつが琥珀を狙っている王族だ。」
「え、じゃあ、あの愛し子というのは、、」
「琥珀のことだ。」
「早くあいつを牢にぶち込みたい、、」
「まぁ、待て。証拠がない」
「くそっ!腹立たしい!」
「まぁ、そのうち尻尾を出すだろう。その時にとっておけ」
「あぁ。」
部屋を出ると、部下が走ってこちらにくる
「蓮様!至急お願いします!
琥珀様が何者かに襲われ、蘭と匠さんで拘束しております」
「なに!?琥珀は無事なのか?」
「はい!指一本触れられてはいません!」
「蓮、紅!俺は先に行く!」
「あぁ。琥珀を安心させてやれ」
「蓮たちも犯罪者達の捕獲よろしく頼む」
「任せろ!すぐに部下に指示を出す」
綾斗は琥珀のことが心配なのか無事を知らせても落ち着かない様子で、私室まで走って行った
「蓮、俺は後から行くから、先に行き色々処理しておいてくれ」
「はい、では、失礼します!」
「あぁ。」
部下に現状を聞きながら俺は呆れるしかなかった
「結局、琥珀兄が大好きすぎて攫おうとしたと、、、
しかもルリア王国国王側近がその犯人の中にいたと、、」
「はい、本人たちはたまたま部屋を間違えたとおっしゃっています。
どうしましょう?」
「はぁ、、、紅様の指示を聞いてからになるが、王族を処罰するわけにもいかないだろうな。
とりあえず、貴族用の牢屋に入れておこう。」
「そうですね、、、
しかし、琥珀様が無事で良かったですよね」
「あぁ。もし何かされてたらと思うと、、ブルッ」
俺は、想像するだけで真冬のように寒気がした
「蓮様!こちらです!」
蘭が綾斗の私室から手を振っている
「どうなった?」
「現行犯達は捕縛しています!今は匠さんが見張っています」
「そうか、ご苦労様。よくなったな?」ナデナデ
「そ、そんな!僕なんて匠さんの援護ばかりで全く役に立ちませんでした、、、」
「そんなことはない。援護はとても重要なことだ。」
「ぽ、僕これからも訓練頑張って、蓮様に追いつけるようになります!」
「あぁ。楽しみにしてるなニコッ
よし、匠さんのところに行くぞ?」
「はい!」
蘭は、今回初めてながらこれだけ動けていてびっくりだ
今後の成長が楽しみだなぁ
ご褒美として龍騎に蘭の頑張りを伝えておこうかな?
その時、会議に参加していたルリア王国の王族が意味深な発言をした
「失礼。私、ルリア王国長子、文月雷と申します。今日という日をとても楽しみにしていました。」
「そうか、それは良かった。
して、何が楽しみなんですか?」
「勿論、私の愛し子に会えるからです!何年も待たせてしまったのでいじけて会えないのです」
「そうなんですか。しかし、相手の意思を聞き取ることも大切ですよ?」
「それは、勿論です!しかし拒むはずがありませんけどね!」
「そうですか。では、私たちはこれで。」
淡々とした返しの紅様に対してあっちの王族は興奮してたなぁ~
しかし、誰が相手なんだろう、、、
「綾斗、抑えろ」
「あぁ。もうすぐ限界だったわ。さんきゅ」
「あぁ。蓮、あいつが琥珀を狙っている王族だ。」
「え、じゃあ、あの愛し子というのは、、」
「琥珀のことだ。」
「早くあいつを牢にぶち込みたい、、」
「まぁ、待て。証拠がない」
「くそっ!腹立たしい!」
「まぁ、そのうち尻尾を出すだろう。その時にとっておけ」
「あぁ。」
部屋を出ると、部下が走ってこちらにくる
「蓮様!至急お願いします!
琥珀様が何者かに襲われ、蘭と匠さんで拘束しております」
「なに!?琥珀は無事なのか?」
「はい!指一本触れられてはいません!」
「蓮、紅!俺は先に行く!」
「あぁ。琥珀を安心させてやれ」
「蓮たちも犯罪者達の捕獲よろしく頼む」
「任せろ!すぐに部下に指示を出す」
綾斗は琥珀のことが心配なのか無事を知らせても落ち着かない様子で、私室まで走って行った
「蓮、俺は後から行くから、先に行き色々処理しておいてくれ」
「はい、では、失礼します!」
「あぁ。」
部下に現状を聞きながら俺は呆れるしかなかった
「結局、琥珀兄が大好きすぎて攫おうとしたと、、、
しかもルリア王国国王側近がその犯人の中にいたと、、」
「はい、本人たちはたまたま部屋を間違えたとおっしゃっています。
どうしましょう?」
「はぁ、、、紅様の指示を聞いてからになるが、王族を処罰するわけにもいかないだろうな。
とりあえず、貴族用の牢屋に入れておこう。」
「そうですね、、、
しかし、琥珀様が無事で良かったですよね」
「あぁ。もし何かされてたらと思うと、、ブルッ」
俺は、想像するだけで真冬のように寒気がした
「蓮様!こちらです!」
蘭が綾斗の私室から手を振っている
「どうなった?」
「現行犯達は捕縛しています!今は匠さんが見張っています」
「そうか、ご苦労様。よくなったな?」ナデナデ
「そ、そんな!僕なんて匠さんの援護ばかりで全く役に立ちませんでした、、、」
「そんなことはない。援護はとても重要なことだ。」
「ぽ、僕これからも訓練頑張って、蓮様に追いつけるようになります!」
「あぁ。楽しみにしてるなニコッ
よし、匠さんのところに行くぞ?」
「はい!」
蘭は、今回初めてながらこれだけ動けていてびっくりだ
今後の成長が楽しみだなぁ
ご褒美として龍騎に蘭の頑張りを伝えておこうかな?
22
お気に入りに追加
1,055
あなたにおすすめの小説




身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる