subは望む

さてぃー

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他国会議③

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「入れ」
「失礼します、紫月蓮、一色斗真、護衛のため参りました」
「蓮はわかっていたが、斗真もつくのか。2人とも楽にしてくれ。
斗真は久しぶりだな」
「そうですね、あの頃はあなた様もすっごく小さかったですもんね。あんなことやこんなことまで私に知らないことはありませんでしたよニヤッ」
「あ~あ~、それはもう忘れろ!
話は変わるが、斗真、蓮を俺のパートナーとすることに決めた。まだ、内密のことだから誰にも話すなよ」
「、、、ん?、、んんん?
ちょっと待ってください、なんて言いました?」
「おい、歳とって耳まで悪くなったか?
蓮を俺のsubにすると言ったんだ。」
「、、、、、。
まず聞きたいことが2つほど。」
「なんだ」
「蓮、お前はsubなのか?」
「すみません、黙っていて、、、」
「そ、そうか、良くここまで頑張ってきたな」
「もう一つの質問は?」
「いつパートナーになった?」
「それは、最近だな。式典の時にお互い惹かれるものがあったからな」
「、、、そうか。」
「これから公表まで蓮に覚えさせなければならない事が沢山ある。だから、訓練に参加できないこともあるがフォロー頼む」
「そ、それはいいんだが、、、
そうか、、蓮が、、、」

なんか、凄く斗真さんに可哀想なものを見る目で見られている気がする、、

「まぁ、なんだ、良かったな?紅にもパートナーができて!」
「ありがとな。これからも世話になる」
「任せとけ。とりあえず、今日の会議を乗り越えようか」
「「あぁ。(はい!)」」
「お前たち、準備はできてるか?」
「大丈夫です、いつでもお守りします」
「心強いな」

3人で移動を開始し、護衛の2人は常に周囲の観察を怠らない

「もう着くぞ」

そう言いながらある扉の前で紅様の足が止まった

「ここだ。何人か注意したい相手はいるが、見たらわかる。目が腐ってるからな」
「わかりました、注意しておきます」
「頼む」

ギィィ

部屋の中には各国の代表10人ぐらいと護衛たちが2人ずつついていた。

う~ん、この中で強そうなのは2、3人だな。
他は名前だけの護衛も同然だな
紅様は中央の席に座ったので俺たちはその背後で待機する

こうしてみるとすぐに仲の悪い国がわかるな、、
国の代表なんだから表面ぐらい取り繕えばいいのに、、、
内心こんなことを考えていると会議が始まった

内容は要約するとお前の国は儲けすぎじゃないか?俺たちにも寄越せ。みたいなものから、留学を提案するものまで幅広くあった。
紅様は流石で、軽く正論で論破していた
もちろんちゃんとした相手にはきちんと返していたが。

紅様!かっこいいです!

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