subは望む

不安

次の日の朝、俺は身支度を整え、仕事に向かう
今日から仕事の後には琥珀兄から礼儀作法を教えてもらうことになっている
どうしよう、今からすごく緊張してる、、

「蓮様！おはようございます！
朝から憂鬱そうな顔してどうしたんですか？」
「いや、なんでもないよ。蘭は今日も元気だな」　「僕、悩まないように気をつけてるんです。不安なことがあっても龍騎に相談したり一人で溜め込まないようにしてます！」
「なんでも相談できるのっていいな」
「一度、溜め込んだことがあってその時は、龍騎にお仕置きされちゃいました、、
もう２度と経験したくないですね、、、苦笑」
「やっぱり、信頼関係が大事なんだな、、」
「どうしたんですか？急に深刻になっちゃって」
「い、いや。そのうちわかるから待っててくれ」
「わかりました！悩みとかあったらいつでも相談のりますね！」
「ありがとな。ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

その日の訓練はいろんな事が混乱していてありうまく動くことができなかった

そして、とうとう仕事が終わり、礼儀作法の時間になってしまった
紅様達とは食堂で待ち合わせしている

「あっ、もうこんな時間だ。早く行かなくては」

俺は急いで紅様達が待つ食堂へ向かった