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五章 テクサイス帝国番外編 3.5 魔族領一人旅
746 移り変わる地形
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地上から目視では分からないくらいの高度で飛び続け、広大な森とテーブルマウンテンが聳え立つ場所を離れると、すぐに海が現れた。
上空から見ると月の裏側からの転移先は、未開拓の大きな島だった。
本来なら未開拓の島の高い山の上に放り出されたら、生還は不可能だと不運に思うところだろうが、魔力制御が完全でない状況のカズにとっては幸運だった。
これで先に友好的そうな魔族を見付け、接触が出来ればと考えた。
広大な森とテーブルマウンテンのある島を離れてから約二時間、海の上では高度を落として飛び、小さな島を見付けたが無人。
他には岩礁帯に流木や難破船の一部と思われる木片が引っ掛かっており、その近くには水属性のモンスターが数種群れていた。
ここまでで有人島を発見できなかったので、雲よりも高い位置まで高度上げ、更に速度も上げる。
高度と速度を上げてから二時間、広大なもりとテーブルマウンテンの島を離れてから四時間が経過したところで、大陸かどうかは分からないが陸地が見えた。
海岸は切り立った岩礁に波が打ち付け、海から陸地に登るのは困難するだろう。
陸地は岩石地帯が続いており、上空から目視出来る範囲に建造物はない。
一先ず海岸から少し離れた平らな岩の上に降り、一休みして遅めの昼食を取る。
ここからは先は周囲を警戒しながら、地上を進む事にする。
隠蔽や隠密を使っているとはいえ、魔族が聞いた通りエルフ並に魔力や魔法に長けた種族なら、見破れる方法があるかも知れない。
少々移動し辛いが、空を飛んで行くより、地上を進む方を選んだ。
月から転移してきた場所だったので、空間の歪みが原因とかで念話が繋がらなかったかも知れないと考え、もう一度念話を試してみる事にした。
先ずはアレナリアに向けて念話を繋ごうとしたがダメだった。
続いてビワ、レラ、フジと順に念話を繋げようとしたが、やはり誰にも繋がらない。
ならばオリーブ王国に居るフロストドラゴンの白真にならと試みたが、こちらも繋がらなかった。
念話を付与した魔道具が使えなくなったのか、世界を分かつ結界の影響で繋がらないのか、はたまた距離の問題なのかは、現状では調べようがない。
早く世界を分かつ結界を越えて帝国に戻りたいが、それには魔力制御と魔力操作の精度を上げ、魔力のダダ漏れを防ぎ、人里での情報収集しなければならない。
足元に気を付けながら、海沿いを進み岩石地帯を移動する。
周辺にモンスターの反応は無く、獣の反応がちらほらとあだけで、こちらを見付けても逃げたり襲って来たりする動きはない。
警戒していないのは、この岩石地帯にどの種族も来てないということだろう。
だからカズを見ても、殺気を感じなければ、逃げる事も隠れる事もしない。
ただ魔力操作をすると、敏感な獣は岩の隙間に隠れてしまう。
岩石地帯を海沿いに三時間移動すると、川幅30メートル程の河口が現れた。
当然橋なんてものは架かってはなく、水量もあるので入って渡る事は難しいので、ここは〈飛翔魔法〉を使い渡る。
飛び上がった際に、岩石地帯から荒野へと変わっているのが見えた。
川沿いを上がり内陸に入るか、このまま海沿いを進むか考え、海沿いを行けば漁師町でもあるかも知れないと、このまま進む事を選んだ。
河口を渡り岩石地帯を抜けて荒野に入り、二時間移動したところで日が暮れだしてきた。
初日の移動で誰とも出会えなかったが、魔力制御がまだ完全ではないので、あと数日は出会えなくてもいいかも知れない。
適当な場所にテントを張り夕食を取って〈アラーム〉を使用してから就寝する。
昨夜とは違い海の近くなので、波の音が常に聞こえてくるのが、少しだけ心地好い。
◇◆◇◆◇
朝日がテントを照らした事で目を覚ます。
軽い朝食を済ませると、テントを片付けて海沿いを移動する。
流石に歩いては時間が掛かり過ぎてしまうので〈身体強化〉を使い走って移動する。
岩石地帯と違い、見通しのいい荒野に獣の姿はなく、モンスターの反応も無い。
海からの風は少し強いが、移動の阻害にはならない。
短い休憩を取りながら荒野を二時間半移動すると、次は鬱蒼とした森が見えて来た。
このまま海沿いを行こうにも、木々が海にまで出張っていて通れそうになかった。
そこで進路を森沿いに変えて、森を抜けられる場所を探して内陸へと移動する。
森にはモンスター反応があり、刺激しないように森を抜けられそうな場所を探して移動していると、急に二本の蔓が伸びて絡みつこうとしてきた。
どうやら一体のトレントに、目視で見付かったらしい。
無視して行こうかと考えたが、トレントはカズを逃がす気はないらしい。
ガサガサバキバキと木々を圧し折り、森から姿を現したトレントはボロボロの枯れ木だった。
長い間獲物を捉える事ができず、必死なのだろう。
だからと食われてやる気は毛頭ない。
森から出てきてくれたのならちょうど良いと、トレントに向けて〈ファイヤーボール〉を放つ。
トレントは蔓を重ねて防御するも、放たれた火の玉はそれを突き破り、本体に直撃して勢い良く燃え上がり崩れ落ちる。
魔力操作がまだ甘く、ファイヤーボールに込めた魔力が少々多かったかも知れない。
トレントが出て来た所から森を抜けられるかと確認したが、蔓や蔦が絡み合っていてどうも無理らしい。
もう少し森沿いを内陸に向かい移動して、森を抜けられる場所がなければ、飛び越えて森を抜ける事を考える。
マップを広げて獣とモンスター以外の反応がない事を確認するが、あったとしてもちゃんと表示されるか少し不安がある。
現在マップが問題なく機能しているかまだ確認中。
モンスターは海を渡って来た時に表示されるのを、獣は岩石地帯で表示されるのを確認出来たが、魔族やエルフやドワーフといった、ひと型の種族が表示されるか、一度マップと目視の両方で確かめたい。
マップに表示されてないからと、飛翔魔法を使って飛んでいたら、多くの者に見られ騒ぎになったなんて事になったら面倒だ。
魔族も飛翔魔法と同じ様なの魔法かスキルで飛べるのなら、特におかしいとは思われないだろうが、現状では情報不足。
襲って来たトレントを倒してから森沿いを更に内陸に向けて移動したが、森を抜けられる場所は結局見付からず川にぶつかり、徒歩移動が不可能になった。
川幅と流れて行く方向から見て、渡って来た川だと考えられる。
川沿いに進む方向を変えても、行き着く場所は同じだったらしい。
トレントの生息する森の近くに、わざわざ住居を構える変わり者はいないだろうと判断して、森と川は〈飛翔魔法〉で飛び越える。
岩石地帯から荒野になり、森を越えると今度は湿地帯だった。
川は途中で森の中へと方向を変え、木々で覆われて、上からでは川を確認できなくなった。
空中から先を見るも道は確認できず、足場は見るからに悪そう。
そんな場所に建造物は当然のように無く、ひとや獣の反応はないがモンスターの反応はある。
モンスターが生息して地面が泥濘んでいる場所では、テントを張ることはできない。
モンスターが生息する湿地帯に、トレントが生息する森を抜けたら荒野になり、川を越えると岩石地帯になり、その先は波が荒い海。
こんな環境なら誰も住まないだろうと、湿地帯はこのまま飛んで越える事にした。
上空から見ると月の裏側からの転移先は、未開拓の大きな島だった。
本来なら未開拓の島の高い山の上に放り出されたら、生還は不可能だと不運に思うところだろうが、魔力制御が完全でない状況のカズにとっては幸運だった。
これで先に友好的そうな魔族を見付け、接触が出来ればと考えた。
広大な森とテーブルマウンテンのある島を離れてから約二時間、海の上では高度を落として飛び、小さな島を見付けたが無人。
他には岩礁帯に流木や難破船の一部と思われる木片が引っ掛かっており、その近くには水属性のモンスターが数種群れていた。
ここまでで有人島を発見できなかったので、雲よりも高い位置まで高度上げ、更に速度も上げる。
高度と速度を上げてから二時間、広大なもりとテーブルマウンテンの島を離れてから四時間が経過したところで、大陸かどうかは分からないが陸地が見えた。
海岸は切り立った岩礁に波が打ち付け、海から陸地に登るのは困難するだろう。
陸地は岩石地帯が続いており、上空から目視出来る範囲に建造物はない。
一先ず海岸から少し離れた平らな岩の上に降り、一休みして遅めの昼食を取る。
ここからは先は周囲を警戒しながら、地上を進む事にする。
隠蔽や隠密を使っているとはいえ、魔族が聞いた通りエルフ並に魔力や魔法に長けた種族なら、見破れる方法があるかも知れない。
少々移動し辛いが、空を飛んで行くより、地上を進む方を選んだ。
月から転移してきた場所だったので、空間の歪みが原因とかで念話が繋がらなかったかも知れないと考え、もう一度念話を試してみる事にした。
先ずはアレナリアに向けて念話を繋ごうとしたがダメだった。
続いてビワ、レラ、フジと順に念話を繋げようとしたが、やはり誰にも繋がらない。
ならばオリーブ王国に居るフロストドラゴンの白真にならと試みたが、こちらも繋がらなかった。
念話を付与した魔道具が使えなくなったのか、世界を分かつ結界の影響で繋がらないのか、はたまた距離の問題なのかは、現状では調べようがない。
早く世界を分かつ結界を越えて帝国に戻りたいが、それには魔力制御と魔力操作の精度を上げ、魔力のダダ漏れを防ぎ、人里での情報収集しなければならない。
足元に気を付けながら、海沿いを進み岩石地帯を移動する。
周辺にモンスターの反応は無く、獣の反応がちらほらとあだけで、こちらを見付けても逃げたり襲って来たりする動きはない。
警戒していないのは、この岩石地帯にどの種族も来てないということだろう。
だからカズを見ても、殺気を感じなければ、逃げる事も隠れる事もしない。
ただ魔力操作をすると、敏感な獣は岩の隙間に隠れてしまう。
岩石地帯を海沿いに三時間移動すると、川幅30メートル程の河口が現れた。
当然橋なんてものは架かってはなく、水量もあるので入って渡る事は難しいので、ここは〈飛翔魔法〉を使い渡る。
飛び上がった際に、岩石地帯から荒野へと変わっているのが見えた。
川沿いを上がり内陸に入るか、このまま海沿いを進むか考え、海沿いを行けば漁師町でもあるかも知れないと、このまま進む事を選んだ。
河口を渡り岩石地帯を抜けて荒野に入り、二時間移動したところで日が暮れだしてきた。
初日の移動で誰とも出会えなかったが、魔力制御がまだ完全ではないので、あと数日は出会えなくてもいいかも知れない。
適当な場所にテントを張り夕食を取って〈アラーム〉を使用してから就寝する。
昨夜とは違い海の近くなので、波の音が常に聞こえてくるのが、少しだけ心地好い。
◇◆◇◆◇
朝日がテントを照らした事で目を覚ます。
軽い朝食を済ませると、テントを片付けて海沿いを移動する。
流石に歩いては時間が掛かり過ぎてしまうので〈身体強化〉を使い走って移動する。
岩石地帯と違い、見通しのいい荒野に獣の姿はなく、モンスターの反応も無い。
海からの風は少し強いが、移動の阻害にはならない。
短い休憩を取りながら荒野を二時間半移動すると、次は鬱蒼とした森が見えて来た。
このまま海沿いを行こうにも、木々が海にまで出張っていて通れそうになかった。
そこで進路を森沿いに変えて、森を抜けられる場所を探して内陸へと移動する。
森にはモンスター反応があり、刺激しないように森を抜けられそうな場所を探して移動していると、急に二本の蔓が伸びて絡みつこうとしてきた。
どうやら一体のトレントに、目視で見付かったらしい。
無視して行こうかと考えたが、トレントはカズを逃がす気はないらしい。
ガサガサバキバキと木々を圧し折り、森から姿を現したトレントはボロボロの枯れ木だった。
長い間獲物を捉える事ができず、必死なのだろう。
だからと食われてやる気は毛頭ない。
森から出てきてくれたのならちょうど良いと、トレントに向けて〈ファイヤーボール〉を放つ。
トレントは蔓を重ねて防御するも、放たれた火の玉はそれを突き破り、本体に直撃して勢い良く燃え上がり崩れ落ちる。
魔力操作がまだ甘く、ファイヤーボールに込めた魔力が少々多かったかも知れない。
トレントが出て来た所から森を抜けられるかと確認したが、蔓や蔦が絡み合っていてどうも無理らしい。
もう少し森沿いを内陸に向かい移動して、森を抜けられる場所がなければ、飛び越えて森を抜ける事を考える。
マップを広げて獣とモンスター以外の反応がない事を確認するが、あったとしてもちゃんと表示されるか少し不安がある。
現在マップが問題なく機能しているかまだ確認中。
モンスターは海を渡って来た時に表示されるのを、獣は岩石地帯で表示されるのを確認出来たが、魔族やエルフやドワーフといった、ひと型の種族が表示されるか、一度マップと目視の両方で確かめたい。
マップに表示されてないからと、飛翔魔法を使って飛んでいたら、多くの者に見られ騒ぎになったなんて事になったら面倒だ。
魔族も飛翔魔法と同じ様なの魔法かスキルで飛べるのなら、特におかしいとは思われないだろうが、現状では情報不足。
襲って来たトレントを倒してから森沿いを更に内陸に向けて移動したが、森を抜けられる場所は結局見付からず川にぶつかり、徒歩移動が不可能になった。
川幅と流れて行く方向から見て、渡って来た川だと考えられる。
川沿いに進む方向を変えても、行き着く場所は同じだったらしい。
トレントの生息する森の近くに、わざわざ住居を構える変わり者はいないだろうと判断して、森と川は〈飛翔魔法〉で飛び越える。
岩石地帯から荒野になり、森を越えると今度は湿地帯だった。
川は途中で森の中へと方向を変え、木々で覆われて、上からでは川を確認できなくなった。
空中から先を見るも道は確認できず、足場は見るからに悪そう。
そんな場所に建造物は当然のように無く、ひとや獣の反応はないがモンスターの反応はある。
モンスターが生息して地面が泥濘んでいる場所では、テントを張ることはできない。
モンスターが生息する湿地帯に、トレントが生息する森を抜けたら荒野になり、川を越えると岩石地帯になり、その先は波が荒い海。
こんな環境なら誰も住まないだろうと、湿地帯はこのまま飛んで越える事にした。
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