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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
715 狙われるレオラ と アイリスの危険な囮作戦 9 無音の暗殺者
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レオラと刺客者の所に移動する前に、表情を強張らせるネモフィラに、カズは言葉を掛ける。
「ネモフィラも無理しなくていいよ。サイネリアと同様、初めての経験だ(俺もだけど)」
「アイリス様の騎士として、その様な事はできません」
騎士として立派な事を言うネモフィラだが、手足は小刻みに震えていた。
「騎士でもネモフィラは若い女性なんだ。たまには素直になってもいいんじゃないか(レオラも怒ったりはしないだろ)」
「カズ師匠……」
カズを師匠と仰ぐネモフィラは、カズの言葉を受け嬉しそうに笑みを浮かべる。
「今の言い方だとまるで、ネモフィラさんを口説いてるみたいですよ。それとわたしは、おばさんてことになるのかしら!」
「いやいや、そんなことはないって。サイネリアも十分若い若い」
「二度も同じことを言うのは、本当ではないと、新人の後輩が言っていましたよ」
自分をフォローするつもりだったが、藪蛇になってしまい、サイネリアの視線が痛い。
たがこの一連の流れで、サイネリアとネモフィラの気持ちが和らいだ。
「何をしてる。早く来い」
サイネリアの若干冷めた視線を背中に感じながら、レオラと共に刺客者の所に戻る。
見た目からでは、自白剤が効いているか分からない。
そこでレオラは、自白剤を飲ます前にカズに対して刺客者が言った意味を答えろと言う。
刺客者は歯を食いしばり、開こうとする口を無理矢理噤む。
その行動から、刺客者に自白剤が効いていると判断したレオラは、質問に答えろと強く言い続ける。
しかし刺客者は答えようとはしない。
効いてはいるが暴れる様子がない事から、この程度の自白剤では効果が薄いと考えるしかなかった。
「しかたない。使わないで済ませたかったが」
「何かあるのか?」
「あるにはある。だが……おい、これが最後だ。質問に答えるようであれば、より強力な自白剤は使わない。答えないようであれば…………分かるだろ」
暗殺を生業としている者なら、使われた自白剤よりも、強力な自白剤が何か分かるだろうと、数秒の無言の意味を刺客者に理解させる。
自白剤を投与してから、質問に一切答えなかった刺客者が、ここで嫌な笑いを浮かべ言葉を発する。
「知っているさ。使用者したものは発狂し、狂乱の果て壊れる。帝国の皇女がそんな物を使用するのか。やるならやれ。使えば貴様も、こちら側だ!」
かつて大戦時代に多くの情報を得るため、年齢も性別も種族も関係なく使われた猛毒。
毒に侵され狂乱したのが、機密事項を本部に知らせる情報部隊の者だったのが、この猛毒が頻繁に使われるようになった切っ掛けだった。
毒を侵され狂乱した者に様々な質問をすると、躊躇う事なく話してまった事で、自白剤として使われるようになった。
大戦後はその猛毒は全て破棄し、二度と使われる事がないようにと、各国て条約がなされたが、流石にそうはならなかった。
大戦から二百年以上経ち、比べ物にならないくらい平和にはなったが、それでも暗殺を生業とする者達がいなくなることはない。
精神操作系統の魔法やスキルの使用を、禁止にしてる国も少なくはない。
使えば罪になり、重ければ死罪にもなりかねない。
帝国も精神操作系統の魔道具を作るのを禁止している。
たが精神操作系統の耐性を得る魔道具を作るのは禁止しされてはない。
理由は精神操作系統の魔法やスキルを使ってくるモンスターがいるからだ。
なので完成した魔道具が、効果あるかを試す必要があるので、精神操作系統の魔法やスキルを使用するのを、一部の者は許可されている。
精神操作に耐性を与える魔道具等を所持するは、誰でも可能。
レオラは帝国の守護者の称号を持ち、SSランクの冒険者で、帝国の第六皇女という事で、精神操作系統に関する魔法やスキルを使用する事は許可されている。
しかし大戦で使われた猛毒の自白剤を使うのは、人道的ではない手法なので、相手が自分を狙って来た暗殺者だったとしても、使うのを躊躇する。
もしアイリスが狙われ、瀕死の重傷でも負っていれば、この場所に着いた早々使ったことだろう。
「これが最後だ。話せ」
「皇女レオラに死を! 皇族を根絶やしにしろ!」
操られてレオラを狙って来た者達が口にしていた言葉を刺客者が言ったことで、レオラは大戦時代に使われていた猛毒の自白剤を使う覚悟を決め、それを取りに行こうとする。
「ちょっと待った」
「なんだ」
レオラが話してる間に、カズは刺客者に対して《分析》を使用していた。
無数の文字と模様で埋め尽くされた外套を剥ぎ取った時点で、ステータスを調べておくべきたったのだが、多少動揺をしていたらしい。
刺客者を捕らえた事と、冒険者ギルド本部で拷問してでも吐かせると聞き、調べる事をすっかり忘れ、頭から抜け落ちいた。
分析の結果だが、詳しい情報を読み取る事ができなかった。
ならばと【万物ノ眼】でもう一度調べた。
カズ自身の最上位スキルだけあり、ステータスの情報を読み取れた。
名前はブーロキア、二つ名は『無音の暗殺者』レベルは86。
レベルの割りに力は低いが、魔力と敏捷が高く『無音の高速移動』と『最上位鑑定』のスキルを所持。
これで使用方法が不明とされていたアイテムを使えた理由が分かった。
この程度のレベル的なら、分析でも情報を読み取れる筈だが、それはできなかった。
まだ何か情報を遮断する魔道具類と、それを感知されないようにする何かを、隠し持っているのかと考えてしまう。
カズが得たステータスの情報を、刺客者の前で聞こえるようレオラに話した。
これで刺客者が、カズの前では猛毒の自白剤が意味をなさないと理解してくれれば、サイネリアとネモフィラにこれ以上拷問を見せずに済むと考えた。
もちろんカズ自身も、拷問に付き合わずに済むと。
「ブーロキア! お前が姿無き暗殺者。サイレントアサシンだったのか! これは聞き出す情報が大幅に増えた」
嫌ないを浮かべていた刺客者が、一瞬口角を下げたと思ったら、黄ばんで汚れた歯を見せるよう大きく口角を上げてニヤリと笑った。
「未だ専属冒険者が何事もなく存在して、更にはオレの名やスキルまで。くくくッ…がはははッ!」
「え!? 何?」
「笑ってる?」
急に刺客者の笑い声が聞こえてきて、サイネリアとネモフィラは不気味だと背筋が寒くなった。
「何がそんなにおかしいんだ?」
空間内に響く程の大声で笑ったかと思ったら「これは大きな成果だ」と言い放った。
「素性が明らかにされたのが、大きな成果だと? 気でも狂ったか?」
「……の因子」
刺客者の言葉に、レオラが考える素振りを見せ、はっ! と、何かを思い出した。
「貴様ぁ! 今、撲滅の因子と言ったか!! そんな物をどこで手に入れた!」
今まで以上に怒りを露わにしたレオラは、ブーロキアに詰め寄り、胸ぐらを掴み持ち上げ、質問に答えろと脅しを掛ける。
レオラが予想以上に慌てたのが心地よかったのか、ブーロキアは嬉しそうに、嫌な笑いを浮かべる。
答えようとしないブーロキアから視線をカズに移して「自分を調べろカズ! 今すぐにだ!」と、血相を変えたレオラが、慌てて自分の状態を確認するように言う。
何がどうしたのか分からないが、レオラの言う通りにして、カズは自分自身のステータスを表示した。
「魔力が消費してるが、状態異常には……ん!?」
「ネモフィラも無理しなくていいよ。サイネリアと同様、初めての経験だ(俺もだけど)」
「アイリス様の騎士として、その様な事はできません」
騎士として立派な事を言うネモフィラだが、手足は小刻みに震えていた。
「騎士でもネモフィラは若い女性なんだ。たまには素直になってもいいんじゃないか(レオラも怒ったりはしないだろ)」
「カズ師匠……」
カズを師匠と仰ぐネモフィラは、カズの言葉を受け嬉しそうに笑みを浮かべる。
「今の言い方だとまるで、ネモフィラさんを口説いてるみたいですよ。それとわたしは、おばさんてことになるのかしら!」
「いやいや、そんなことはないって。サイネリアも十分若い若い」
「二度も同じことを言うのは、本当ではないと、新人の後輩が言っていましたよ」
自分をフォローするつもりだったが、藪蛇になってしまい、サイネリアの視線が痛い。
たがこの一連の流れで、サイネリアとネモフィラの気持ちが和らいだ。
「何をしてる。早く来い」
サイネリアの若干冷めた視線を背中に感じながら、レオラと共に刺客者の所に戻る。
見た目からでは、自白剤が効いているか分からない。
そこでレオラは、自白剤を飲ます前にカズに対して刺客者が言った意味を答えろと言う。
刺客者は歯を食いしばり、開こうとする口を無理矢理噤む。
その行動から、刺客者に自白剤が効いていると判断したレオラは、質問に答えろと強く言い続ける。
しかし刺客者は答えようとはしない。
効いてはいるが暴れる様子がない事から、この程度の自白剤では効果が薄いと考えるしかなかった。
「しかたない。使わないで済ませたかったが」
「何かあるのか?」
「あるにはある。だが……おい、これが最後だ。質問に答えるようであれば、より強力な自白剤は使わない。答えないようであれば…………分かるだろ」
暗殺を生業としている者なら、使われた自白剤よりも、強力な自白剤が何か分かるだろうと、数秒の無言の意味を刺客者に理解させる。
自白剤を投与してから、質問に一切答えなかった刺客者が、ここで嫌な笑いを浮かべ言葉を発する。
「知っているさ。使用者したものは発狂し、狂乱の果て壊れる。帝国の皇女がそんな物を使用するのか。やるならやれ。使えば貴様も、こちら側だ!」
かつて大戦時代に多くの情報を得るため、年齢も性別も種族も関係なく使われた猛毒。
毒に侵され狂乱したのが、機密事項を本部に知らせる情報部隊の者だったのが、この猛毒が頻繁に使われるようになった切っ掛けだった。
毒を侵され狂乱した者に様々な質問をすると、躊躇う事なく話してまった事で、自白剤として使われるようになった。
大戦後はその猛毒は全て破棄し、二度と使われる事がないようにと、各国て条約がなされたが、流石にそうはならなかった。
大戦から二百年以上経ち、比べ物にならないくらい平和にはなったが、それでも暗殺を生業とする者達がいなくなることはない。
精神操作系統の魔法やスキルの使用を、禁止にしてる国も少なくはない。
使えば罪になり、重ければ死罪にもなりかねない。
帝国も精神操作系統の魔道具を作るのを禁止している。
たが精神操作系統の耐性を得る魔道具を作るのは禁止しされてはない。
理由は精神操作系統の魔法やスキルを使ってくるモンスターがいるからだ。
なので完成した魔道具が、効果あるかを試す必要があるので、精神操作系統の魔法やスキルを使用するのを、一部の者は許可されている。
精神操作に耐性を与える魔道具等を所持するは、誰でも可能。
レオラは帝国の守護者の称号を持ち、SSランクの冒険者で、帝国の第六皇女という事で、精神操作系統に関する魔法やスキルを使用する事は許可されている。
しかし大戦で使われた猛毒の自白剤を使うのは、人道的ではない手法なので、相手が自分を狙って来た暗殺者だったとしても、使うのを躊躇する。
もしアイリスが狙われ、瀕死の重傷でも負っていれば、この場所に着いた早々使ったことだろう。
「これが最後だ。話せ」
「皇女レオラに死を! 皇族を根絶やしにしろ!」
操られてレオラを狙って来た者達が口にしていた言葉を刺客者が言ったことで、レオラは大戦時代に使われていた猛毒の自白剤を使う覚悟を決め、それを取りに行こうとする。
「ちょっと待った」
「なんだ」
レオラが話してる間に、カズは刺客者に対して《分析》を使用していた。
無数の文字と模様で埋め尽くされた外套を剥ぎ取った時点で、ステータスを調べておくべきたったのだが、多少動揺をしていたらしい。
刺客者を捕らえた事と、冒険者ギルド本部で拷問してでも吐かせると聞き、調べる事をすっかり忘れ、頭から抜け落ちいた。
分析の結果だが、詳しい情報を読み取る事ができなかった。
ならばと【万物ノ眼】でもう一度調べた。
カズ自身の最上位スキルだけあり、ステータスの情報を読み取れた。
名前はブーロキア、二つ名は『無音の暗殺者』レベルは86。
レベルの割りに力は低いが、魔力と敏捷が高く『無音の高速移動』と『最上位鑑定』のスキルを所持。
これで使用方法が不明とされていたアイテムを使えた理由が分かった。
この程度のレベル的なら、分析でも情報を読み取れる筈だが、それはできなかった。
まだ何か情報を遮断する魔道具類と、それを感知されないようにする何かを、隠し持っているのかと考えてしまう。
カズが得たステータスの情報を、刺客者の前で聞こえるようレオラに話した。
これで刺客者が、カズの前では猛毒の自白剤が意味をなさないと理解してくれれば、サイネリアとネモフィラにこれ以上拷問を見せずに済むと考えた。
もちろんカズ自身も、拷問に付き合わずに済むと。
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「え!? 何?」
「笑ってる?」
急に刺客者の笑い声が聞こえてきて、サイネリアとネモフィラは不気味だと背筋が寒くなった。
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空間内に響く程の大声で笑ったかと思ったら「これは大きな成果だ」と言い放った。
「素性が明らかにされたのが、大きな成果だと? 気でも狂ったか?」
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